「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

2022年ウェルカムセミナーを開催しました。

2022年5月4日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座

ウェルカムセミナー集合写真

2022年4月17日今年もウェルカムセミナーが開催されました。今年も新型コロナウイルスの影響で完全オンライン開催となりました。
年に一度の機会であり、普段一緒に働いていない方々と直接お会いできないのは大変残念ではありましたが、今年はとても喜ばしいことになんと8人も新しく入局してくださいました。ありがとうございます。
そんな新入局者を知るための毎年恒例「新入局者クイズ」は今年も大変盛り上がりました。皆さん個性豊かな方ばかりで、これから一緒に働く機会がとても楽しみに感じました。私個人としてはお酒が好きな方が多くコロナ禍が開けるのが楽しみでもありました(日本酒支部作成待ってます)。
開催にご協力頂いた皆様ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

C1 村田俊介

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つくば家庭医・病院総合医プログラム オンライン説明会2022

2022年4月8日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

みなさまこんにちは!
今年度も、つくば家庭医・病院総合医プログラム(筑波大学総合診療科)のオンライン説明会を行います。

 

【説明会予定】いずれも14:00-16:00

第一回:5月28日(土) 
第二回:7月3日(日) 
第三回:8月11日(木・祝) 

 

毎回、終了後に質問タイムを設けます。

 

 

【参加お申し込み】 こちらからどうぞ。
   (申し込みされたメールアドレスへ、開催前にzoomアドレスをお送りいたします。)

 

【概要】

・前野哲博教授によるプログラム紹介
・専攻医やプログラム修了生による体験談のプレゼンテーション
 (専攻医と修了生が、都度替わる予定ですので、毎回楽しめます)

 

終了後には少人数で個別に話すこともでき、質問や相談をしていただくことも可能です。

説明会はzoomで行い、出入り自由です。聞くだけの参加も歓迎しています。

 

【おすすめの方】
・進路を検討中の初期研修医や学生
・当プログラムに興味のある方すべて

 

 
 
皆様のご参加を
心よりお待ちしております!
 

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神栖コミュニティケア実習を体験してきました!

2022年4月17日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

画像をクリックすると記事にジャンプ!

 

筑波大学医学群医学類における実習では、地域診断実習、異業種に帯同して行う参与観察実習などを通し、
健康の社会的決定要因や、コミュニティケアの本質を学ぶことができるよう、つくば総診の指導医がプログラムしています。
 
本実習には、神栖市の地元の方々をはじめ、地元の企業など、多くの方が協同してくださっています。
つまり、私たちは、神栖市市民と協同して、医学生を育てているのです。
 
本実習内容(医学生M5-6向け、コミュニティケア)を知った總山萌さん、野村奈々子さん、近間仁美さんが、大変興味をもってくださったので、実習体験ツアーを特別企画しました。
 
体験実習を通して感じたことや学びを記事にしてくださいましたので、皆様にもお知らせします。
 

看たまノートの記事へジャンプします。

 
 
野村奈々子さんは、webメディア『看たまノート』をご自身で立ち上げ、企画・インタビュー・執筆などもご自身でも行っておられます。
 
ぜひお読みください。
 

 

【実習体験ツアー参加メンバー】
・總山萌さん:筑波大学医学群看護学類4年
・野村奈々子さん:岐阜大学医学部看護学科4年
・近間仁美さん:大阪大学医学部保健学科4年(オンライン参加)
(いずれも実習当時の所属)

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2021年度卒業セミナーを開催しました

2022年2月13日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

(今年3名の卒業生です。右から小野先生、宮本先生、海老澤先生)

 

2022年2月12日、13日に2021年度卒業セミナーが行われました。

1日目は前野先生より昨今の専門医制度+働き方改革の情報のアップデートがあり、次に卒業生によるPF発表、最後に外部講師として武田裕子先生から筑波大学医学部卒業後のキャリアについてお話がありました。前野先生はいつも臨床現場が追い付いていないような新情報や新制度を共有して下さるので、大変勉強になっております。
また、武田先生の講演では、武田先生の世界をまたにかけた怒涛の勤務経験を伺い、信念を貫く強さに敬服し、これからの自身の医師人生に待ち受ける未知との出会いにワクワクしました。

2日目は卒業生による修了プレゼンテーションの後、CSA(Clinical Skill Assessment)とKey Featureが行われました。CSAは診療シミュレーションを用いた評価方法で、Key Featureは多選択・自由記載式で医学知識を評価する方法です。
毎年緊張しますが、模擬患者さんをはじめ多くの方が関わって下さり貴重な意見を頂ける機会ですので、(終わってしまえば)今年も経験することができて良かったと感じます。

今回は私自身が卒業生だったため、PFや修了プレゼンテーションについての感想は省きますが、4年間を通してどのようなことを感じ成長できたかをつくば総診の皆様にお伝えでき、後輩の励みにそして先輩方の指導意欲に繋がれば幸いです。

私含め、卒業生の皆様お疲れ様でした!まだ提出物や専門医試験が控えていますが共に頑張りましょう!そして卒業セミナーの準備をしてくださった先生方、CSA等ご協力頂いた先生方、誠にありがとうございました!!

 

(後期研修医4年目 小野有理)

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【人生会議】かみす終活フェス 2022年3月に開催されます。

2022年2月8日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア

神栖市(鹿嶋市含む)の市民の皆様とともに『人生会議』について考えるイベントが開催されます。

終活フェス2021年度A4チラシ

【PDF版】終活フェス2022(A4サイズ)

本イベントは、今回で4年目を迎えます。
今年も、清真学園高等学校・中学校演劇部の協力を得て開催される演劇では、
本人を交え話し合えることの大切さ、どのように逝きたいかを皆で考えてゆくことは、
いまをよりよく生きることでもあることを教えてくれます。

そして、基調講演に、筑波メディカルセンター病院 総合診療科・緩和医療科医師 廣瀬由美先生をお迎えして、
皆様とともに、このテーマを考える一日にしたいと考えています。

皆様、どうぞお誘い合わせの上、ご参加ください。

 

 

【終活フェス2022】

日時 2022年3月6日(日)13時~15時30分

会場 矢田部公民館 文化ホール
   ※コロナ感染拡大状況により完全オンラインに切り替える場合があります。
 (当日の様子のオンライン配信も予定しています)

詳細は、上記ポスターをご参照ください。

 

 

昨年までの内容はこちらをご覧ください。

 

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『餅による小腸閉塞』の論文が公開されました

2021年12月25日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大森医院

ひたち太田家庭医療診療所の木村です。

2021年12月25日公開の「日本プライマリ・ケア連合学会誌」にて
拙著『餅による食餌性小腸閉塞9例の検討』が掲載されました。
人生初の論文掲載となります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/44/4/44_141/_article/-char/ja

2016年に餅による食餌性小腸閉塞の症例を経験した際に、木下賢輔先生から学会発表を勧められたのがそもそものきっかけでした。
その後、五十野博基先生に加わっていただき、ケースシリーズ研究として学会発表、論文化へと進めてきました。

最初に躓いたのは研究デザインの検討でした。初めての研究かつ先行文献もろくに読み込まない状態からのスタートでしたので、どんなデータを集めたものやらさっぱり、といった状況でした。当時、勤務していた水戸協同病院に定期的にT-CReDo(筑波大学つくば臨床医学研究開発機構)の先生方が定期的にいらして研究相談会を開催されていました。五十野先生のおすすめもあり、相談に伺ったところ、まとまりのない私の話と中途半端なデータを丁寧に見てくださいました。その後もたびたび相談にのっていただきました。マンツーマンで大変参考になりました。

1年かけて電子カルテの中を右往左往しつづけ、集めたデータをギリギリ2018年のJPCA学術大会に発表することができました。
そして、このまま論文化、という話をしていたところでまた躓きました。
五十野先生からは発表したものを文章に起こせば論文が書ける、と教えていただいたのですが、いざ文章を書こうとすると話がうまく繋がりません。加えて、書けば書くほど先行文献と同じ考察になっているような気がして、進まなくなってしまいました。
2018年後半から2019年前半のこの時期、仕事もあまりうまく行かずといったことも重なり、ほぼ進展なしの状態になってしまいました。

もうこのまま書けないかも、と心折れかけていたところに五十野先生から「論文まだ?」と連絡があり、やはり書かないといかんな、と思い直しました。書いても書いてもうまくまとまらず、何度も先行文献を読み直し、書いたものを頭から書き直したりしていたので、進め始めてからさらに1年かかってしまいました。
幸い、投稿と査読はスムーズに進み、今回、学会誌に掲載していただきました。

スランプの間、何も思い浮かばないという時期もありましたが、先行文献を何度も整理し直して、自分のデータと見比べて、なんとか結論を導き出すことができました。頭の中で考えいるうちはうまくいきそうなアイデアでも、書き出してみると矛盾が見つかるということも何度もありました。
振り返ってみると、研究デザインの検討の際にもっと先行文献を読み込んでおけばよかったと思ってしまいますが、それは今だから考えつくことであって、やはり行きつ戻りつしながら進めていかねばならなかったのだろうと思います。

書いていて最も驚いたことは、データを集めてから4年も経っているのに、ちゃんとアクセプトされたことです。時間がかかっても妥協せず完成させれば、論文として認めてもらえるというのが、最も大きな学びになりました。
スランプの途中で諦めなくて本当に良かったです。

最後に
いつも端的で最適なアドバイスを下さり、完成まで付き合ってくださった五十野博基先生、初期研修医時代にこの研究のきっかけを下さった木下賢輔先生、この研究のデザインの検討に多大なアドバイスを下さったT-CReDoの橋本幸一先生にこの場を借りて感謝申し上げます。大変ありがとうござました。

木村紀志(医療法人大森医院 ひたち太田家庭医療診療所)

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((( YouTubeライブ配信 ))) 交流会を兼ねたリアル産業医勉強会 第4弾

2021年12月3日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 神栖, 未来医療GP, 医学教育

例年大盛況を頂いております本シリーズ、今年も開催されます。

 
 
 
 
産業医をサブスペシャリティーコースの1つとして設定している
つくば総診では、専門医を有する産業医とコラボし、様々な企画を盛んに開催しております。
 
本シリーズは、 産業医に興味がある 全国の臨床医などの医師と産業医とが
産業保健の本場で一堂に会し、交流会(人脈づくり) を兼ねた勉強会を開催する会として誕生しました。
WITHコロナ時代となった今、 オンラインの強みを生かした挑戦を続けています。

今年は趣向を変え、皆さんからのお便りをもとに
ラジオ番組のような形式でトークショーを繰り広げる予定です。

 

 

【イベント日時】2021年12月11日(土)午後6時~
((((( YouTubeライブ配信 )))))

 

<講師>    田中 完 先生 ほか
<司会・進行> 阪本 直人
                (所属等は、【運営メンバー】参照)

【対象】
・全国の産業医
・全国の医師(臨床医をはじめ全分野)

 

【詳細・お申し込み】(イベントページにジャンプします
※参加には事前登録が必要です。

★本イベントには、単位認定はありません。あらかじめご了承ください。

 
 
【運営メンバー】

運営スタッフには、多様な業種を経験した産業衛生専門医・ 指導医、女性の産業医、産業医経験のある総合診療医など、
多様な産業医が揃っております。

田中 完(1)、林 卓哉(2)、日下 慶子(2)、
福田 幸寛(2, 3, 4)、阪本 直人(2, 3, 4)、川島 恵美(5)
(敬称略、カッコ内は所属番号)

1:神栖産業医トレーニングセンター・指導医
2:日本製鉄(株)東日本製鉄所鹿島地区 鹿島安全健康室 産業医
3:つくば家庭医・病院総合医プログラム(筑波大学 総合医コース)指導医
4:JPCA 家庭医療専門医
5:滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門/産業医

それでは、 産業医に興味のある 全国の皆様のご参加を心より楽し みにしております。(シェア希望)

 
つくば総診 指導医 阪本直人 より
以上
——————————–
 
【産業医を勉強したい方へ】

つくば総診では、総合診療医のトレーニングを積みながら、日本有数の鹿島臨海工業地帯で勤務する
産業衛生学会の指導医が在籍する産業保健現場での研修も可能です。
現在、日医認定産業医資格取得支援プログラムが稼働中です。

下記も併せてご覧ください。
つくば家庭医・病院総合医プログラムでは、産業医の研修も受けられます。

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つくば総診のエコー塾(医学生向け)開催

2021年7月26日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

先日、医学生の有志7名が集まり、エコー勉強会が開催されました。

つくば総診の前野教授による分かりやすい解説には、

学生はもとより、レジデント・指導医も感心しました。

ジュニア・シニアレジデントやスタッフのサポートを受けながら熱心に実践する医学生ら (感染対策済み)

さて、次回は今週(金)に開催されます。

 

記載:阪本直人(指導医)

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大学総合診療科での研修を修了して

2021年7月25日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 医学教育

専攻医1年目の石塚です.
この度、専攻医最初のローテーションである大学病院 総合診療科での研修を修了しました.

撮影時のみマスクを外し、呼吸も止めています。(予防接種も完了)

私自身は、この春に北海道からの転居や結婚など環境の変化の大きい時期でしたが,たくさんの方々に支えられ,何事もなく充実した3か月間の研修を送ることができました.

大学附属病院での外来研修では,診断がつかないため紹介されるケースがほとんどで,ときに稀な疾患に出会うこともありました.
しかし,よくある疾患の稀な病歴,検査所見というのがやはり多い印象を受けました.

複雑な症例にじっくりと向き合うことで,診断学のみならず,家庭医療的な視点も意識した質の高い診療を学び,実践する貴重な機会となりました.

リアルタイムでの指導医とのディスカッションや,1日の最後のケースレヴューを通して様々な指導医の先生方からフィードバックを頂くことで,日々発見と学びを蓄積することができました.

ほかにも,週半日の腹部超音波研修や皮膚科研修など基本的なスキルを身に付けるための時間もあり,今後に向けての基礎を身に付けることができました.

また,学生や研修医を指導する機会も多く,教育という面でも技術を学びながら身に付けられる環境は大学ならではの経験でした.

セッティングで働き方が変わる総合診療の,「大学病院」という一つの形を経験し,その需要と役割について知ることができました.

ここでの学びをこれからの研修に活かしていきたいと思います.

 

 

 

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「総合診療医による家業継承プロセスに関する質的研究」論文掲載の報告

2021年7月4日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学

筑波大学大学院卒で、現在はみぞのくちファミリークリニック院長の髙木博先生の論文:「総合診療医による家業継承プロセスに関する質的研究」が、日本プライマリ・ケア連合学会誌(和文誌)に掲載されました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/44/2/44_59/_article/-char/ja

髙木先生より、以下のようにコメントをいただいております。
「元はといえば、父親のクリニックを継承しようかなと思っていて諸先輩に聞いているうちに、立場は違えどみなさん悩みや葛藤を抱いていたことを感じ、さらに、自分と同様にこれから継承を考えている若手も悩んでいることを知りました。
そこからリサーチクエッションに落とし込んで、全国へインタビューに回り、データを揃え、解析したのでした。論文化までの道のりが長くなってしまったのですが、こうして世に出せる日が来たのは本当に達成感があります。
この論文を悩める学生、研修医、レジデントに送りたいと思いますのでご興味ある方はご一読ください。」

家業継承と関係する方にもしない方にも、とても興味深い内容になっていると思います。ぜひご覧ください!

(文責 小曽根早知子)

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実習生から感想をいただきました

2021年7月1日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 笠間, 大和クリニック, 医学教育

毎年10月~5月は、筑波大学5年次~6年次の必修の実習として、大学総合診療科と県内の診療所・小病院や病院総合診療科で4週間の実習を行っています。先日今期の実習が無事終了しました。コロナ禍でも熱心にご指導くださった、地域の医療機関のスタッフの皆様に改めて御礼申し上げます。

さて、その終わりに一部期間が重なって、地元つくばご出身の北里大学医学部から実習生を受け入れました。
感想コメントをいただきましたので紹介します。
大変積極的に実習に組む姿勢が大変印象に残っており、ご自身にとってもいい学びの機会になったご様子に、大変嬉しく思います。
今後も他大学からの実習希望者を受け入れていきますので、ご興味のある方は是非ご連絡ください。

以下、いただいた感想文です。

3週間の実習をさせていただいて

 5月31日から6月18日までの3週間、北里大学から選択実習の一環で筑波大学総合診療科、大和クリニック、笠間市立病院の3つの施設にて実習をさせていただきました。
 実習内容を決めるにあたって,「在宅医療に興味がある」「総合診療科とはどのような科なのか知りたい」「小児にも興味がある」といった私個人の希望に柔軟に対応しくださり,見たかったところ,知りたかったところを十分に学ぶことができました。さらに今まで自分になかった視点を、訪問看護やケアマネージャーさんに同行することで新たに学ぶことができ,とても大きな収穫となりました。また実習を終えて,思っていた以上に自分が患者さんではなく病気を見ていたんだ,と気づくことができたのも有意義な実習があったからこそだと思います。
 今回,普段通っている大学から少し離れて実習をさせてもらうということが,私にとって大きな挑戦でもあったのですが,自分の興味のある分野であり,また新しい環境で程よい緊張感もあり,さらに丁寧に指導してくださる先生方に恵まれ,挑戦して良かったと心から思える経験を積むことができました。
 COVID-19 の影響で様々な活動が制限される中で,不自由なく実習をさせていただき,学生実習の締めくくりとして充実した,貴重な経験をすることができてとても有り難く感じています。ご協力,ご指導くださった各施設の皆様にこの場をお借りして心から感謝申し上げます。

北里大学 医学部6年 学生

文責  筑波大学附属病院総合診療科スタッフ 堀内明由美

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筑波総合診療科説明会開催のご案内

2021年6月10日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 医学教育

来る6月27日の第一回をはじめ、全3回にわたって筑波大学総合診療科の説明会をオンラインで行います。

前野哲博先生によるプログラムの説明と、レジデントやプログラム修了生たち目線から個性豊かなプレゼンを行います。(レジデントと修了生は毎回変更の予定です)

終了後には少人数で個別に話すこともでき、質問や相談をしていただくことも可能です。

 

第一回のプレゼンターは村田先生(プログラム2年目)、広川先生(昨年度プログラム修了)、久野先生(プログラム修了・第2子出産後)の予定です。

 

説明会はzoomで行い、出入り自由です。聞くだけの参加も歓迎しています。

進路を検討中の初期研修医や学生のみなさんのみならず、指導医としてなど、我々のプログラムに興味のある皆様の参加をお待ちしています。

参加申し込みはこちらまでお願いします。開催前にzoomアドレスをお送りいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2_Cs0zAFjdSlbLxkR1F4vX613NWBNBDesggRaGmwd6VIBYA/viewform

【説明会予定】
第一回:6月27日(日) 14:00-16:00
第二回:7月31日(土) 14:00-16:00
第三回:8月29日(日) 14:00-16:00

また日程が合わない方は個別の面談も受け付けておりますので、こちらよりご連絡ください。

https://soshin.pcmed-tsukuba.jp/wp/archives/7014

 

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石丸直人先生の「臨床研究経験からの学び -市中病院で臨床研究を続けるには-」が日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載されました

2021年5月24日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

日本プライマリ・ケア連合学会誌43巻4号の特別企画「プライマリ・ケアで研究するとは?」 に筑波総合診療グループOBの石丸直人先生の「臨床研究経験からの学び -市中病院で臨床研究を続けるには-」が掲載されました。掲載から少しお時間が経ってしまいましたが紹介させていただきます。

石丸先生は2011年度まで筑波総合診療グループに在籍され、現在は明石医療センター総合内科部長として勤務されていますが、明石医療センターでも臨床、教育と多忙な中で、継続的に臨床研究にも精力的に取り組まれています。

臨床、教育に多忙なプライマリ・ケア医が現場で研究を継続することには多くの困難が伴うと思いますが、市中病院で臨床研究を行う意義、それを支えるリソースや仲間を作ることの大切さなど、石丸先生の貴重な経験が紹介されています。現場での臨床研究を実践されてきた石丸先生からのメッセージだからこそ、とても説得力があると思います。

J-STAGEで公開されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/43/4/43_151/_article/-char/ja
ぜひご一読ください!

石丸先生が筑波総合診療グループに在籍されていた時期は、グループ内で臨床研究勉強会を立ち上げた時期で、当時の石丸先生のリサーチクエスチョンからこの勉強会発第一号の臨床研究が開始されました(その後、「Ishimaru, et al. Prevalence of sleep apnea syndrome in Japanese patients with persistent fatigue. General Medicine 13(2):103-9, 2012」としてご発表)。2009年に筑波大学大学院地域医療教育分野が設立されましたが、当時の臨床研究勉強会の活動が大学院での研究教育カリキュラムの構築につながる形で発展してきたことを思いますと、石丸先生が取り組まれた上述の研究は、私達のグループの研究活動としても記念碑的な研究だと思っています。

その後も現場での研究を継続され、学位も取得され、現在は研究を指導されるお立場になられているかと思いますが、常に発信し続けていらっしゃる石丸先生のお姿は、アカデミックジェネラリストを目指す若手の先生方の素晴らしいロールモデルになっているのではないかと思います。ますますのご活躍をお祈りしています。

(地域医療教育学分野 前野貴美)

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【インタビュー動画公開】つくば家庭医・病院総合医プログラム

2021年5月17日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育

 
職場の雰囲気やレジデント・デイの感想など
専攻医、クリニカルフェローの声が紹介されています。

 

2021年5月時点での内容です。

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【参加者募集】『アルコール』第6回つくば総合診療塾オンライン

2021年5月10日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

第6回は6/15(火)20:00-22:00、テーマ『アルコール』。 参加者募集中!

総合診療に関する定期的なオンライン学習会「つくば総合診療塾オンライン」、
第6回はアルコールについて取り上げます。

内容:アルコール

講師:吉本 尚先生(筑波大学医学医療系 地域総合診療医学/総合診療科)

日時:2021年6月15日(火)20:00-22:00
(時間は早めに終わる可能性あり)

方法:オンライン(詳細は開催日2-3日前に参加者にメールいたします)

費用:無料

対象:全国の医学生・医療系学生、その他

申し込み:以下のリンクから参加登録してください。

グループ分け等を適切に行うため、6月11日(金)までの申し込みを推奨いたします。

https://jp.surveymonkey.com/r/GP6PS33

 

【レクチャーの概要をご紹介】

知っているようで知らないお酒の話

~自分自身の飲み方から患者さんの指導まで~

 

身近なお酒の対処、皆さんはどれくらいご存知ですか?

どういった飲み方が推奨されるのか、
飲みすぎによる害、
危険なサインと対処法など、

参加者自身が日常的に使える知識から、医療者として使える具体的な声掛け・考え方など、
盛りだくさんの最新情報を短時間で整理してお伝えします。

当日チャットに書いていただいた質問には時間の許す範囲でコメントしていきますので、お楽しみに。

 

———————————

〇次回以降の予定(内容、時間、講師は状況に応じて変更可能性あり)

 

2021年

 

・7月13日(火)19:00-20:30 EBM 片岡義裕先生

・8月27日(金)19:00-21:00 多職種連携 前野貴美先生

・9月15日(水)18:00-20:00 臨床推論3 前野哲博先生

・10月8日(金)18:00-20:00 行動変容 横谷省治先生

・11月16日(火)19:00-21:00 家族志向のケア 吉本尚先生

・12月16日(木)17:00-19:00 臨床推論4 前野哲博先生

 

2022年

・1月日時未定 緩和ケア 東端孝博先生

・2月日時未定 ポリファーマシー 舛本祥一先生

・3月18日(金)19:00-21:00 臨床推論5 前野哲博先生

・4月日時未定 臨床倫理 講師未定

・5月日時未定 在宅医療 講師未定

・6月日時未定 糖尿病 鈴木將玄先生

・7月日時未定 メンタルヘルス 講師未定

・8月11日(木)15:00-17:00 福田幸寛先生

 

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ウェルカムセミナー2021開催しました!

2021年5月4日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 医学教育

(集合写真です)

(50人近い方にお集まりいただきました!)

2021年4月18日(日)にウェルカムセミナーが行われました。
ウェルカムセミナーは毎年4月に行われており、新年度よりつくば総診グループに仲間入りして下さった先生方を御紹介しつつ、つくば総診のことを知ってもらおう!という企画です。各施設で勤務しているメンバーが一堂に会する貴重な機会でもあります。

新型コロナ感染症の流行が落ち着かず昨年に引き続きオンライン開催となりましたが、お子さんのいる先生方や遠方の先生方も参加しやすかったのではないでしょうか。コメント欄も大いに盛り上がりましたし、ふと見るとお子さん達が画面上にサプライズ登場していたりと、オンライン開催ならではの良さも感じられました。

セミナー・懇親会をあわせて約半日でしたが、新専攻医の石塚大暉先生、川瀬由華先生、巴悠記先生、指導医として仲間入りして下さった斯波知也先生の人柄を垣間見ることができました。餡子好き→あんこう好きなんて茨城ならではの間違いもありましたね^^
久々にお顔を拝見する先生方も多く、皆様に直接お会いして話す日がますます待ち遠しく感じました。

お話下さった前野先生、指導医FDの準備をしてくださった片岡先生、ウェルカムセミナー委員の先生方、この場を借りて感謝申し上げます。

(チーフレジデント2年 小野 有理)

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【参加者募集】臨床推論の基本的な考え方(めまい編) つくば総合診療塾オンライン

2021年4月30日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 医学教育

参加者募集!

第5回は、5/17(月)18:00-20:00

 臨床推論の基本的な考え方(その2:めまい編)

総合診療に関する定期的なオンライン学習会「つくば総合診療塾オンライン」、

第5回は臨床推論について取り上げます。

症状を訴える患者さんに対して、効果的に病歴を集め、過不足なく鑑別診断を挙げて、診断を絞り込んで次のアクションにつなげていく。この一連の臨床推論のプロセスについて、今回はめまいをテーマに、具体的なアプローチのしかたを学びます。

内容:臨床推論の基本的な考え方(その2:めまい編)

講師:前野 哲博先生(筑波大学医学医療系 地域医療教育学/総合診療科)

日時:2021年5月17日(月)18:00-20:00(時間は早めに終わる可能性あり)
方法:オンライン(詳細は開催日2-3日前に参加者にメールいたします)
費用:無料
対象:全国の医学生・医療系学生、その他

申し込み:以下のリンクから参加登録してください。
グループ分け等を適切に行うため、5月13日(木)までの申し込みを推奨いたします。
https://jp.surveymonkey.com/r/PFX5FY3

 

 


〇次回以降の予定(内容、時間、講師は状況に応じて変更可能性あり)

2021年
・6月15日(火)20:00-22:00 アルコール 吉本尚先生
・7月13日(火)19:00-20:30 EBM 片岡義裕先生
・8月27日(金)19:00-21:00 多職種連携 前野貴美先生
・9月15日(水)18:00-20:00 臨床推論3 前野哲博先生
・10月8日(金)18:00-20:00 行動変容 横谷省治先生
・11月16日(火)19:00-21:00 家族志向のケア 吉本尚先生
・12月16日(木)17:00-19:00 臨床推論4 前野哲博先生

2022年
・1月日時未定 緩和ケア 東端孝博先生
・2月日時未定 ポリファーマシー 舛本祥一先生
・3月18日(金)19:00-21:00 臨床推論5 前野哲博先生
・4月日時未定 臨床倫理 講師未定
・5月日時未定 在宅医療 講師未定
・6月日時未定 糖尿病 鈴木將玄先生
・7月日時未定 メンタルヘルス 講師未定
・8月11日(木)15:00-17:00 福田幸寛先生

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専攻医1年のレジデントデイが開催されました

2021年4月26日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 未来医療GP, 医学教育

(専攻医1年目の先生方と担任の指導医陣)

 

普段は他施設で研修している同期が2か月に一度集まり,担任の先生のもとで
日々の振り返りを行う会,レジデントデイが4月23日に開催されました.
例年は皆が大学に集合し,お菓子片手に胸の内を語るそうですが,昨今の状況により,今回はオンラインでの開催となりました.

始まったばかりのそれぞれの研修内容や思い出に残った経験などについて互いに共有したり,
立ちはだかる大きな壁 ポートフォリオ について担任の先生方よりアドバイスを頂いたりと,
研修の悩みや不安の解決につながる貴重な内容ばかりでした.

勤務地は目と鼻の先なのになかなか会えない同期一同,
お菓子を囲める日が一日でも早く来ることを祈りながら,研修の目標を再確認するよい時間となりました.

専攻医1年目 石塚大暉

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済生会フェア・終活フェス2020を開催して

2021年4月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, セントラル総合クリニック, 未来医療GP, 地域包括ケア

2021年2月28日、茨城県神栖市において完全オンライン開催(全国ライブ配信)で
「終活フェス2020~人生の最終段階における医療・ケアについて考える」を無事開催できましたので、ご報告いたします。

 

 

本イベントは、アドバンス・ケア・プランニング、いわゆる「人生会議」の啓発を目的とした取り組みです。

神栖市民向け公開講座というかたちで、2018年度から開催してきました。
(開催時の記事はこちら:2018年度2019年度

 

2020年に入り、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが起きたことで、今年は開催を断念しようと思っていたのです。そんな中、済生会本部からの応援や地元の方々の開催を切望する声を頂戴しました。そしてさらに、演劇で昨年協働した清真学園の皆様が、このような状況にも関わらず公演を申し出てくれたのです!

 

なお、初の全国ライブ配信でしたので、プロの撮影チームの協力で実施しました。

 

コンテンツは地元の中・高校生らによる演劇を中心に2019年度の内容をブラッシュアップ。そして、コロナ禍におけるソーシャルディスタンスの確保、飛沫・接触感染予防対策をクリアするために試行錯誤を重ねました。
具体的には中・高校生が演劇をする際の感染対策の指導(マウスシールド、ディスタンスの確保)をしたり、もしバナゲームをカメラ中継として視聴者にも体験してもらうような工夫をしたり、会場は国のガイドラインに従って座席を半分にしたり、ところどころにアルコールを置いたり、検温してからの入場にしたり・・・。

 

上記以外にもあらゆる感染対策を施して、鹿行地区の感染状況もかなり落ち着いてきたため2020年12月に本番を・・と考えていましたが、開催数日前に鹿行地区でクラスター感染が発生したため急遽中止となってしまいました。

その後、再度運営について協議し、完全オンライン開催(無観客)の決断をしました。清真学園の演劇は相談のうえ事前収録に切り替え、体制を立て直して2021年2月28日の開催に至りました。

 

運営チームによる流れるような進行もあり、当日はスムーズに配信できました。

もしバナゲームのコーナーでは、高橋先生、佐藤先生、海老原先生らがしっかりと企画を練り、まるで一緒にゲームをしているかのように錯覚するような素晴らしいコンテンツでした。

 

 

地元弁護士 安重先生から遺産や相続の話、落語家の吉本住職から心構えなど楽しくためになる談話をいただきました。

 

皆さんにお会いできなかったのは残念でしたが、オンラインの強みを生かし、リアルタイムで視聴者からの質問にお答えするなど、対話を心掛けました。

 

さて、当初は開催が危ぶまれた市民公開講座でしたが、様々な人の助けを借りて無事開催できました。

事後アンケートでは視聴者からも高評価をいただき、

「初めてYouTubeを使って番組を見た。これからも大切な価値観は何かを常に考えて生きていきたい。」

「また会場で演劇をみられる日が来ることを楽しみにしています」

などのお声を頂きました。

私自身もこのパンデミックの中、本当に開催できるか非常に不安でした。しかし、コロナ禍だからこそ
人生会議の重要性を考えてもらいたいと自分を奮い立たせ、感染対策を考えながら何とか開催できたことは、私にとってかけがえのない経験となりました。そして、これまでの神栖市でできた人と人とのつながりに感謝し、その重要さが身に沁みました。

 

最後に、多忙な中にも関わらず祝辞をくださいました石田 進市長、神栖済生会病院の中村 慶春院長・看護部長をはじめ、地域連携室の皆様、そして協力してくれた高橋弘樹先生、海老原稔先生、佐藤瑠美先生、阪本直人先生に深い感謝の意を表したいと思います。神栖市の地域医療が今後ますます充実していくことを願っております。

 

細井 崇弘
筑波大学総合診療科/牛久地域医療教育ステーション 指導医

 

 

関連記事:

第3回終活フェス(人生会議)、無事開催』2021年3月1日

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北茨城市にて交通課題に関するヘルスプロモーション活動を始めます

2021年4月20日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 未来医療GP, 地域包括ケア

*写真注
中央:まちづくり協働課 金澤利幸 課長
右側:高齢福祉課 渡邊章 課長

こんにちは。
筑波大学医学医療系の川田です。

現在、北茨城市をフィールドに「地域づくり」の文脈で地域住民や行政など様々なステークホルダーと共に、ヘルスプロモーション活動を展開しております。今年度より新たに健康の社会的決定要因の一つである「交通」課題に関する取り組みをスタートさせることになりました。

近年、地域で住まう人々を取り巻く様々なつながり(社会的ネットワーク)が健康や寿命に寄与することが指摘され、高齢者の介護予防や健康づくりにおいては、サロンなどの集いの場を整備することが進められてきました。しかしながら、北茨城市のような地方都市では例えば「サロンまでいく手段がない」といった交通課題が存在し、このような課題が健康格差となる可能性があります。これまで、私を含め地域の健康をサポートする医療福祉職は、誰しも一度はこの課題にぶち当たり、何とかしたい!と思いながらも、一方で自分たちではどうすることもできない課題として取り扱ってきたのではないでしょうか。

この度、嬉しいことに北茨城市高齢福祉課、まちづくり協働課(市民生活に関わるインフラを担う部署)との課題認識が合致し、実際は縁遠いと思われていた交通課題への取り組みを部署横断的なコラボによって一歩前に進めるチャンスを頂きました。

今年度はまず地域住民の生の声として、市内交通に関する現状・課題、交通手段確保の工夫、提案をインタビューにて集めていきたいと思っております。

また各地におけるユニークな取り組みなど情報がありましたらぜひ教えて下さい!
どうぞよろしくお願いします。

地域総合診療医学講座 川田 尚吾

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「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして