筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

宮﨑 賢治先生が第二著者となった論文が公開されました

2026年1月11日テーマ:学術活動(学会発表・論文・書籍), 筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院

筑波メディカルセンター病院 総合診療科 宮﨑 賢治先生が第二著者となった論文が公開されました。

トゴトウイルス感染に関連した劇症型ウイルス性心筋炎による致死的病態の解明

Osawa S, Miyazaki K, Mine S, Hirata Y, Terada N, Ozawa M, Kikuchi K, Uchida A, Hirose K, Imakawa Y, Komuro K, Nagata N, Abe S, Uchida Y, Yanaoka T, Ozono S, Yoshikawa T, Lim CK, Fukushi S, Matsuu A, Miyamoto S, Kataoka M, Katano H, Maeda K, Ebihara H, Suzuki T. Fulminant Viral Myocarditis Associated with Thogotovirus. N Engl J Med. 2025 Sep 4;393(9):924-926. doi: 10.1056/NEJMc2503343. PMID: 40902171.

 

国立健康危機管理研究機構のホームページに日本語での論文紹介が載っていますので、是非ご覧ください。

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第29回日本病院総合診療医学会学術総会で発表してきました

2024年9月21日テーマ:学術活動(学会発表・論文・書籍), 筑波メディカルセンター病院, 北茨城

2024年9月7日、8日東京都の有明セントラルタワーで行われた第29回日本病院総合診療医学会学術集会に参加してきました。

日本病院総合診療医学会は総合診療専門医のサブスペシャリティである病院総合診療専門医を養成する学会であり、新・家庭医療専門医を養成するプライマリ・ケア学会と並ぶ学会です。自分自身、将来的にはホスピタリストとしてのキャリアを考えており以前より興味がありましたが、今回が初めての現地参加でした。
演題発表は筑波メディカルセンター病院で経験した「強い腹部膨満を初発症状とし,急性肝炎様の画像所見を呈したTAFRO症候群の一例」を発表してきました。

当初自分自身の知識経験不足で診断を想起することができませんでしたが、画像所見を契機にTAFRO症候群を想起することができ診断に至った症例でした(実際は指導医が想起していましたが笑)。今まではコロナ禍のためオンライン発表が多かったので、久しぶりの現地発表で緊張しましたが、無事に終えることができました。準備は大変でしたが、学会発表をすることで、症例を振り返ることができ一層勉強になった感覚がありました。指導してくださった先生方に感謝を申し上げます。
自分自身の発表は9月8日であり、同日のみの参加となりましたが、とても刺激を受け、やはり現地に行くことはとても大事だなと思いました。今回学んだことを明日からの診療でも活かしていきたいと思います。

 

北茨城市民病院附属家庭医療センター 村田俊介

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2022年度卒業セミナー 1日目

2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

総合診療科専攻医1年鈴木綾香です。

はやいもので、卒業セミナーの季節となりました。
今年度は、2月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって開催されました。
3年ぶりの現地開催が実現し、オンライン配信のハイブリッドでしたが、多くの先生方がお忙しい中にも関わらず、現地に集まりました。

 

今年度は、佐藤瑠美先生、鈴木李理先生、幸田千佳先生の3名の専攻医が卒業しました。

1日目は、前野先生の講演から始まり、卒業生のポートフォリオ発表会を経て、木澤義之先生の講演がありました。
木澤義之先生は、日本緩和医療学会理事長でもあり、筑波大学卒業生、そして前野先生の同級生でもあるのです。

 

前野先生からは、今後のつくば総診の発展や展望を含めた話があり、総合診療医を目指すものとして兜の緒を締める気持ちとなりました。

 

ポートフォリオ発表では、先輩方がどのように臨床で苦労され、解決されたのかを聞くことができ、大変勉強になりました。

 

木澤先生のご講演では、他では聞けないであろう、日本の緩和医療の歴史や将来、緩和医療と総合診療医の親和性、先生が取り組んでいる研究など、とても興味深い内容でした。

さて、今回ご卒業された先生方、本当におめでとうございます。

お忙しい中講演してくださいました木澤先生、前野先生、そして、当日来場された先生方に改めてお礼申し上げます。
先生方の今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

2日目の卒業セミナーの様子は専攻医1年の都田先生の投稿をご覧ください。

専攻医1年 鈴木綾香

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2022年度 卒業セミナー(2日目)

2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

筑波大学総合診療科で研修をさせていただいております、S1の都田佑樹です。

オンサイトでの開催は3年ぶりとのことでしたが、私にとって本年が初参加でした。
何かとバタバタとした中で卒業セミナーの委員をさせていただきましたが、普段お会いできない先生方にお会いできて、とてもうれしかったです。

 

2日目は、卒業生それぞれの今までの研修の振り返りプレゼンから始まりました。
皆さんのバックボーンから知ることができ、研修の苦労などがありありと浮かんでいて大変興味深いプレゼンテーションでした。

 

 豪華な中華弁当を挟んで午後のCSA(Clinical Skills Assessment)、KFs(Key features test)の時間が始まります。
CSAはレジデントを対象に様々な臨床シーンを切り取って患者さんにどう伝えるか、どうアセスメントをするかの医療面接です。非常に緊張しますが、指導医の先生からのフィードバックもとても参考になり、建設的なものなので実りのある時間でした。

 

KFsはマークシート形式のテストですが、点数が公表されるわけでもなく、自身の臨床知識をアップデートする目的のものです。解答解説は参考文献も載っており、とても身になるテストでした。
CSAもKFsもどちらも自分の今までの医療面接の在り方、臨床能力を見直すきっかけになりました。来年はもっとうまくできるように本年一年努力したいと思います。

さて、新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)のため、ようやく再開できたオンサイト卒業セミナーでした。
来年もオンサイトで開催できることを楽しみにしています。

本年ご卒業される先生方、ご卒業誠におめでとうございました。
これからのますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

専攻医1年 都田佑樹

 

関連ページ:卒業セミナー(1日目)はこちら

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つくば家庭医・病院総合医プログラム オンライン説明会2022

2022年4月8日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

みなさまこんにちは!
今年度も、つくば家庭医・病院総合医プログラム(筑波大学総合診療科)のオンライン説明会を行います。

 

【説明会予定】いずれも14:00-16:00

第一回:5月28日(土) 
第二回:7月3日(日) 
第三回:8月11日(木・祝) 

 

毎回、終了後に質問タイムを設けます。

 

 

【参加お申し込み】 こちらからどうぞ。
   (申し込みされたメールアドレスへ、開催前にzoomアドレスをお送りいたします。)

 

【概要】

・前野哲博教授によるプログラム紹介
・専攻医やプログラム修了生による体験談のプレゼンテーション
 (専攻医と修了生が、都度替わる予定ですので、毎回楽しめます)

 

終了後には少人数で個別に話すこともでき、質問や相談をしていただくことも可能です。

説明会はzoomで行い、出入り自由です。聞くだけの参加も歓迎しています。

 

【おすすめの方】
・進路を検討中の初期研修医や学生
・当プログラムに興味のある方すべて

 

 
 
皆様のご参加を
心よりお待ちしております!
 

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筑波メディカルセンター病院総合診療科のサイトビジットのご報告

2021年9月26日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 筑波メディカルセンター病院

指導医とのカンファレンス(写真1:指導医とのカンファレンスの様子)

回診の様子(写真2:回診の様子)

筑波総合診療グループでは、指導医による研修施設間の視察(サイトビジット)を行っています。
今回、2021年9月24日に筑波メディカルセンター病院(TMC)総合診療科にサイトビジットに伺ったので、ご報告します。
私は普段笠間市立病院で外来や訪問診療を行っており、久しぶりの急性期病院の見学で内心ドキドキしながらの視察となりました。

この日は、午前中のカンファレンスと病棟回診に同行させてもらいました。
朝8時30分に外来に集合し、新規で入院した患者さんについて情報共有した後、全員で患者さんの回診を行いました。発熱・意識障害・ショックなど重症度が高く、複数の併存疾患がある患者さんが多く、急性期ならではの多彩でスピード感のある診療の様子が伝わってきました。
その後は、チームの指導医とレジデントで担当患者さんについて情報共有し(写真1)、回診を行いました(写真2)。初期研修・後期研修の先生は、主体的に診療を行っており、ベッドサイドでは丁寧に患者さんに声がけをしていました。指導医は、忙しい中でも退院後の生活の事など細やかにディスカッションしており、テンポよくコミュニケーションをとっている様子が印象的でした。

サイトビジットはレジデントの先生が普段どのような研修をしているのかを見学することで、グループ内の他の研修施設の教育体制について知ることができる貴重な機会であることを感じました。

TMCの皆様、見学させていただき、ありがとうございました!

筑波総合診療グループ/笠間市立病院 久野遥加

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【インタビュー動画公開】つくば家庭医・病院総合医プログラム

2021年5月17日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育

 
職場の雰囲気やレジデント・デイの感想など
専攻医、クリニカルフェローの声が紹介されています。

 

2021年5月時点での内容です。

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2020年度卒業セミナー&鈴木先生教授就任セレモニー

2021年2月20日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院

(前野先生から鈴木先生へ記念品をお渡ししました)

2021年2月13・14日に後期研修卒業セミナーを開催しました。
初日には鈴木広道先生の教授就任セレモニーと鈴木先生のご講演がありました。
講演では抗菌薬使用適正化やCOVID-19の療養場所構築などこれまでの鈴木先生の
診療・研究活動についてお話を聞くことができました。
恥ずかしながら私にはどれも初めて聞くお話でしたので、大変興味深かったです。

(卒業セミナーも盛況でした!)

私自身は今年度卒業する4人のレジデントの一人として、ポートフォリオ発表と卒業プレゼンテーションを行いました。初のオンライン開催でしたが、最近はオンラインでの講義や発表会も多く参加者のみなさんも慣れているのか、滞りなく進みました。
ポートフォリオ発表会ではチャットでの質問や感想もたくさん投稿していただき、大変盛り上がりました。

卒業プレゼンテーションでは我々4人の研修全体の振り返りを発表しました。
同じプログラムを経験してきましたが、学んだことや感じたことは各々異なります。
プレゼンテーションでは、同じプログラムで研修を積んできた同期のレジデントたちの考えてきたことを知ることのできるとても興味深い機会でした。

臨床実技試験(CSA)も4回目の受験となりました。
今回は初のオンライン開催で少々勝手が違うと感じるところもありました。
私は面接に集中すると自分がカメラにちゃんと写っているかどうか確認するのが疎かになってしまうようです。顔が見切れていると指摘を受けました(笑)。
CSAそのものはこれまでよりも普段の診療に近い気持ちで落ち着いて面接ができました。実力を発揮できたのではないかと思います。
準備をしてくださった先生方、CSAにご協力くださった模擬患者の皆さん、大変ありがとうございました。

来年度の専門医試験受験に向けて、さらに研鑽を積んでいきたいと思います。

(木村紀志)

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学会発表の報告(第666回内科学会関東地方会)

2021年2月10日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP

専攻医1年目の村田俊介です。
先日2021年2月7日に第666回内科学会関東地方会で症例発表したので報告致します。

症例は今年度前半に研修していたTMCで経験した症例を発表しました。
タイトルは「敗血症性肺塞栓症を合併したFusobacterium necrophorumによるSeptic pelvic thrombophlebitisの1例」です。

Septic pelvic thrombophlebitisは主に妊娠出産に関連して発症し、卵巣静脈などの骨盤内静脈におこる血栓性静脈炎で、敗血症性肺塞栓症の合併は多くはないのですが、今回特に妊娠出産に関連なく発症した症例でした。また、Fusobacterium necrophorumはレミエール症候群で見られる菌で、レミエール症候群は敗血症性肺塞栓症を合併しやすく、今回原因菌が関連しているのではないかということを報告しました。

自分が救急外来で診察し、継続して入院中も担当していた症例で、思い入れのある症例を発表することができただけでなく、発表を通して診療中には気づけていなかったことも学ぶことができ、症例発表の大切さを実感することができました。

口頭演説での発表は経験がなく、発表までの道のりは大変ではありましたが、無事に発表を終えることができました。ご指導くださった先生方にお礼申し上げます。
(オンライン発表で発表を事前に録画したものを流すだけだったので、もしかしたら普段の学会より発表しやすいかもしれないです(笑))

今度はできれば、発表した症例を論文化できればと考えており、みなさまにまたよい報告ができるよう一層精進して参ります。

専攻医1年目 村田俊介

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つくば家庭医・病院総合医プログラムの魅力を紹介する動画。公開中!

2020年11月13日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

 
つくば家庭医・病院総合医プログラムの魅力をご紹介する動画を
公開しております。(2020年度製作)
 
前半は、研修の特徴に関する前野先生へのインタビュー、
後半は、今年度のレジデントの生の声 です。
 
是非ご覧ください!

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卒業セミナーのご報告 その1

2020年2月29日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP

(ポートフォリオ発表会の様子)

(修了発表の様子)

 筑波メディカルセンター病院総合診療科で研修中のS2植松洋です。

 また卒業セミナーの季節がやってきました。セミナーに参加するのは2回目ですが、普段お会いすることができない県内各所で勤務されている先生方とまたお会いできるので、楽しみにしていました。
毎年卒業セミナーの初日は、その年卒業されるC2の先生方のポートフォリオ供覧会が行われます。先輩方のポートフォリオを読むことができる他、指導医の先生方とともに改善点や優れている部分について議論をすることができるため、非常に貴重な機会と言えます。今年私は中野先生と竹内先生のポートフォリオ発表を拝見させていただきましたが、先生方が診療やポートフォリオ作成で苦労された点や工夫された点を共有でき、大変参考になったと感じています。

 また、初日には大塚貴博先生による開業医としてのキャリア形成について講演が開催されました。実際に開業をされている先生の、診療所経営やチームビルディングについてのお話を伺える機会は滅多になく、来年度以降もこのような公演の開催が継続されてほしいと考えています。

 2日目は様々な背景、課題に対する医療面接を行うCSA(Clinical Skills Assessment)が開催されました。自身の医療面接を指導医に評価していただく機会はジュニアレジデント以降では滅多になく、単に専門医試験の練習に留まらず、自身の診療スタイルを見直すチャンスでもあります。私は2回目の参加であり、昨年度の課題を意識して臨みました。新たな改善点も見つかりましたが、自身の強みに対してもフィードバックしてもらえるので、励みとなったレジデントも多いのではないでしょうか。
今回は来年度からシニアレジデントになる研修医の先生や総合診療グループに所属されていない先生も参加、見学されとても賑やかで張り合いのあるものとなりました。今回CSA初参加にも関わらず最優秀賞を獲得された鈴木李理先生、本当におめでとうございます!

 とても充実した2日間であり、来年の開催を楽しみにしています。最後になりましたが、今年ご卒業される先生方におかれましては、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

後期研修医2年目 植松洋

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【追記】感染症学会で発表してきました

2019年10月20日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP

利根町国保診療所で研修中の専攻医4年目の竹内です。
先日、感染症学会東日本地方会@仙台で発表してきましたので報告です。
 
 
演題名は「インフルエンザウイルス検出に対するインフルエンザ抗原検査の感度に影響する要因解析:単施設前向き観察研究」です。
 
 
インフルエンザの抗原検査で「発熱間もないから改めて明日検査」というプラクティスを見かけたことがあるかと思います。
 
今回の研究では、既に妥当性が検証されているリアルタイムPCR法(20分で結果判明)を基準検査として、発症からの時間経過や症状が抗原検査の感度に与える影響を検証しました。
 
結果は、発熱・寒気・体熱感からの時間経過で抗原検査の感度は変化しませんでした。また、ILI(Influenza-Like Illness:≧37.8℃+咳or咽頭痛)の患者だと抗原検査の感度は高くなりましたが、それでも偽陰性が3割以上ありました。
 
米国のガイドラインでも確実な診断が求められる場面では迅速遺伝子検査が推奨されていますが、今回の研究を通して新しい技術の有用性を身をもって実感できました。一方で、そういった技術が広まる前においては、それを利用して既存の技術をきちんと評価することも、とても価値のあることだと思いました。
 
このような機会を与えて頂き、基礎的なことから丁寧にご指導頂いたTMC感染症内科の明石先生、鈴木先生に感謝申し上げます。
 
2020/02/13追記:
奨励賞(臨床)を頂くことができました。
より一層精進して参ります。
 
 
 
 

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レジデントの一日@筑波メディカルセンター病院総合診療科

2019年9月30日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP, レジデントの1日(施設紹介)

筑波メディカルセンター病院(TMC)総合診療科ローテーション中の専攻医3年目の広川です。
 
TMCでの1日をご紹介したいと思います。
 
朝は救急科との合同カンファで始まります。
毎朝10分の症例提示(主に救急外来などで経験した興味深かった症例)の後、総診のカンファがあります。
 
総診の朝カンファでは前日入院患者のプレゼンがあります。写真は総診カンファの様子です。
 
 
その後、午前中は病棟or外来です。
お昼は、美味しい食堂でみんなで食べます。
 
午後は、予約外来or病棟です。
水木は救急外来業務です。
 
火曜日は、何勉(なんでも勉強会)、鑑別診断カンファレンスがあります。何勉は、主に医学に関係した自分が興味があることをなんでも15分程度でプレゼンします。
 
鑑別診断カンファレンスでは、筑波大学総診、TMC総診のレジデントが集まり、前野教授も交えてドクターGさながらの熱い議論が交わされます。ここでの知識が日々の診療に役立つことは間違いありません。
 
病棟の仕事が終わればその日の仕事は終了です。
準夜勤や当直が月2、3回あります。
 
TMCは三次救急病院なので、県内の様々な症例を経験することができます。
TMC総診の6ヶ月は、内科救急を中心とした、充実したホスピタリスト研修ができます。
 
興味がある方は、お気軽にご連絡下さい!
いつでも見学をお待ちしております!
見学だけでも大歓迎です!

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内科学会関東地方会 症例発表報告

2019年7月18日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院

 

後期研修医3年目の宮本卓です。

第652回日本内科学会関東地方会が、2019年7月14日に東京神田で開催されました。

私は今回、筑波メディカルセンター病院にて受け持った症例をもとに「リンパ管造影を行い保存的治療で軽快した一例」と題し、口頭発表を行ってまいりました。

初期研修医の時にポスターおよび口頭発表の経験はありましたが、その際はローテートしている診療科の研究内容を決められた形式で説明するといったもので、今回のように自分の担当症例を一からまとめあげる作業を自分で行ったのは、恥ずかしながら初めての経験でした。

概ね予定通り発表することはできましたが、想定外の質問を受けた際には戸惑ってしまい、動揺を見せずにうまく答えられるようにすることはこれからの課題と感じました。

発表準備段階での論文蒐集やスライド作成はもちろんですが、疾患の病態や機序にまつわるポイントに質問が集中したことなど、内科として重要な視点を実際の発表を通じて学ぶことができました。

発表準備にご協力いただいた片岡先生、小曽根先生、廣瀬由美先生、ならびに発表を見に来てくださりフィードバックをしていただいた諸先生方、誠にありがとうございました。

今回学んだことを今後の内科医・家庭医としての業務に還元し、次の機会の学会発表に生かしていきたいと思います。

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JHN clinical question「特発性頚髄硬膜外血腫」が掲載されました

2019年6月30日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院

後期研修医2年目の海老澤由香です。
先日、五十野博基先生監修のもとJHospitalist Network(JHN)のclinical questionに「特発性頚髄硬膜外血腫」という題で投稿させていただきました。

http://hospi.sakura.ne.jp/wp/wp-content/themes/generalist/img/medical/jhn-cq-tsukuba-190621.pdf

本症例は以前に勤務させていただいた筑波メディカルセンター病院の当直中に出会った症例で、当初鑑別にあがっておらず、頭頚部CTを撮影したところ放射線技師の方から指摘をいただいて診断に至った症例でした。昨年度の日本プライマリ・ケア学会関東甲信越地方会でポスター発表したものを改変して報告させていただきました。
昨年度のポスター発表の成果をこうして形にすることができ、大変うれしく思います。
五十野先生のメールでのご指導も大変勉強になりました。ありがとうございました。

皆様の臨床の現場で少しでも活かして頂けましたら幸いです。

後期研修医 海老澤由香

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【つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会】開催のお知らせ

2019年4月26日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 未来医療GP

(2019年7月23日更新)
つくば家庭医・病院総合医プログラム での研修をお考えの皆様へ
 
 
お待たせいたしました!
今年度のプログラム説明会の日程が決まりましたので、お知らせいたします。
 
第1回:2019年6月22日(土)
第2回:2019年8月10日(土)
 
各回 PM3時より開催。終了後に懇親会を開催します。
  (開始時間を変更しました(2019年5月4日update))
 
現行のシニアレジデントや指導医も多数参加しますので、
レジデントの生の声を聞いたり、キャリア相談も出来ます。
お気軽にお越し下さい。
 
詳細が決まりました!
レジデントが制作してくれたポスターもこちらに掲載しています。
 
業務で埋まってしまう前に、今のうちにスケジュール帳に記入しておいて下さいね(笑)。
では、皆様にお会いできますのを楽しみにしております。
 
 
       プログラムの詳細は、下記をクリックしてください。↓

クリックで該当のページにジャンプします。

 
 
文責:阪本直人(指導医)

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筑波メディカルセンター病院での感染症内科研修

2019年3月29日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院

後期研修医3年目の竹内です。今回、感染症内科で3ヶ月研修させて頂きましたので報告です。 短期研修の一例として参考になりましたら幸いです。
 
筑波メディカルセンター病院(TMC)は大学病院のすぐ隣にある急性期病院です。ちなみに後期研修医1年目のときに半年間総合診療科で研修させてもらっていました(そのときのブログ記事はこちら)。
 
TMCの感染症内科では主に渡航外来と微生物検査室で研修をさせて頂きました。
 
渡航外来では、 指導医の先生方に丁寧にご指導頂きながら、渡航地に合わせたワクチンを提案させて頂きました。茨城県内ではTMCでしか受けられない輸入ワクチンがあり、またつくばという土地柄もあって他県からの受診も含めて多くの方々を担当させて頂きました。家族連れの受診もありましたが小児科研修をしていたのが活きました。定期/任意接種のキャッチアップとしての側面もあり(非常に重要と感じました)、ワクチン全般について良い勉強になりました。また、渡航後に体調を崩された患者さんの診察もさせて頂き、様々な経験を積むことができました。
 
微生物検査室でも、検査技師さんに手取り足取り教えて頂きながら、培養検査や最先端の遺伝子検査(POCT)を中心に勉強させて頂きました(特に数々の遺伝子検査はこれからの時代を感じさせるものでした)。実際に自分で検査を行いその経過を見ることで、これまでどこか無機質に感じていた培養結果や感受性結果をより深みをもって感じられるようになりました。パソコン画面に表示されていた結果は決して機械が自動判定したものではなく、プロ(検査技師さん)の知識や技術そのものだったのだと思いました。また、医師とのコミュニケーションで気をつけている点なども教わることができ、他職種研修としても良い経験になったと思います。
 
それ以外にも、インフルエンザをはじめとした病院職員の体調不良や院内感染対応ニュースになってしまいましたが麻疹のアウトブレイク対応など、自分にとってはアドバンスドな内容ばかりでしたが貴重な経験をさせて頂きました。
 
今回の研修が家庭医療・総合診療の研修に必須なわけではないかと思いますが、自分にとってはとても意味のある研修だったと思います。このような機会を用意して頂きましたTMCの皆様とつくば総診のプログラムに心から感謝し、今後に活かしていきたいと思います!
 
 
後期研修医3年目 竹内優都

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つくば総診シニアレジデント卒業セミナー感想

2019年3月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア

2019年3月9日、10日に卒業セミナーが開催されました。

シニアレジデント1年目の私は受付を担当しつつ参加いたしきました。
今回が初参加のため新鮮なことだらけでしたが、同時に学びの多い体験となりました。
さて、本セミナーの感想を書く機会をもらいましたので、報告いたします。

初日の卒業セミナーでは、今回卒業される先生方の修了式(研修の振り返りやポートフォリオの発表)行われました。 

研修中にお世話になった先輩方の発表を通して、研修中ご一緒させていただいた先輩方が、どのような心境で研修に臨まれていたのか、どのような問題を乗り越えてきたのか知ることができ、大変興味深いセクションでした。

今回のセミナーに、本プログラムで指導医を長年されてこられた菅ヶ谷内科の菅ヶ谷純一先生も参加されおり、初日の江戸屋懇親会でお話を聞かせていただくことができました。

筑波山にある地元温泉旅館にて

2日目には菅ヶ谷先生のご講演があり、地域での開業やキャリアについて大変貴重なお話を聞くことができました。

菅ヶ谷純一先生のご講演

そして2日目には、シニアレジデント全学年を対象にCSA(Clinical Skills Assessment)とiPadを使用したKey features examination(臨床における問題解決能力を評価)が行われました。
CSAは専門医試験でも行われる模擬医療面接で、例年SPさんのご協力があることで緊張感を持って臨むことができました。

普段自分自身の医療面接が評価されることは滅多になく、また評価者の先生方やSPさんが熱心にフィードバックしてくださり、専門医試験の練習にとどまらず、自分自身の診察を見つめなおす大変貴重な機会であったと思います。
今回の卒業セミナーを通して、改めて筑波大学附属病院総合診療科での研修を選択してよかったと感じました。

今回ご卒業された先生方におかれましては、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

また各研修施設の指導医のみなさま、お忙しい中お越し下さいましてありがとうございました。
片岡先生をはじめ2019年度卒業セミナーに携わられた皆様へ、この場をお借りしてお礼申し上げます。

来年の卒業セミナーに参加することを楽しみにしています。

筑波大学総合診療科 シニアレジデント1年目 植松洋
編集責任:阪本直人(地域医療教育学 講師)

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第1回 後期研修プログラム説明会 報告

2017年6月26日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院

前野先生からのお話

フリートークの様子

6月24日、筑波大学総合診療グループの第1回後期研修プログラム説明会が開催されました。

説明会ではまず、前野教授にたっぷり1時間の講演をしてもらいました。総合診療とは?といった話から、研修プログラムの概要など、参加者は皆真剣に耳を傾けていました。

次に、現役レジデントからは各々が筑波に来た理由や研修の中で感じること、また各施設の紹介をしてくれました。入局した当初の思いに立ち返ることは普段ないので、発表者にとっても、入局時点からみる今の到達点を確認する良い機会になったのではないでしょうか.

最後のフリートークでは、より具体的な研修の話や参加者からの「聞きにくいけど聞きたい××な話」で大いに盛り上がり、その後の懇親会では、研修以外のことについても夜更けまで語り合ったようです。

第2回説明会は8月26日を予定していますので,興味のある初期研修医の方はぜひご参加ください!

筑波メディカルセンター病院 緩和医療科/筑波総合診療グループ
東端 孝博

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【日本健康教育学会 主催】2017年6月23日(金)、ナットビーム教授を囲んでの雑談会

2017年5月19日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 笠間, 未来医療GP, 地域包括ケア

一夜だけのスペシャル企画!
「ヘルスプロモーションの第一人者、Don Nutbeam

教授を囲んでの雑談会」

【主催】一般社団法人 日本健康教育学会(国際交流委員会企画)、
および 第26回 日本健康教育学会学術大会

■ 第Ⅱ部:Dr. Don Nutbeamを囲む交流会

【日時】  2017年6月23日(金)午後3時〜5時
【会場】  早稲田大学1号館4階
【参加費】 無料
【司会】  阪本 直人(筑波大学 総合診療科 講師)
                  /福田 洋(順天堂大学 総合診療科 准教授)

 

皆様、2017年6月24日(土)〜25日(日)に開催されます第26回 日本健康教育学会 学術大会関連の
特別企画のご案内です。

学術大会前日に、国際交流委員会共催企画として、アジアの若手研究者交流会「若手によるアジアの研究交流を目指して!」が開催されます。
ヘルスプロモーションの第一人者、ナットビーム教授とともに、アジアの若手研究者とも交流を深めることができる機会を設けました。

Don Nutbeam教授は、今世紀、世界のヘルスプロモーションに最も貢献した人物の一人であり、世界で初めてヘルスリテラシーの概念の提唱者(1998)でもあります。

ヘルスプロモーション界の巨匠 ナットビーム教授を迎え、2時間たっぷりと言語の壁を気にせず、トークショー形式で質問や雑談に参加できる機会を設けました。(通訳付き)

アットホームな雰囲気で、雑談のように意見交換ができるような場になるよう準備を進めておりますので、
どうぞお誘いあわせのうえ、お気軽にお越し下さい。

 

【おすすめの対象者】 保健活動を行う全ての実践家と若手研究者(自称含む)
【キーワード】    ヘルスプロモーション、ヘルスリテラシー、健康の社会的決定要因

【おすすめの予習資料(余裕のある方はどうぞ)】

  1. ヘルスリテラシー』福田洋・江口泰正編著、大修館書店. 2016.
    日本初のヘルスリテラシーのテキスト。Amazon Japanの該当ページにジャンプします。
  2. Don Nutbeam, Health literacy as a public health goal:
    a challenge for contemporary health education and communication strategies into the 21st century, Health Promot Int (2000) 15 (3): 259-267.
  3. Defining, measuring and improving health literacy」(スライドのPDF)
    Southampton大学でPublic Health教授時代にDon Nutbeam氏によって作られたもの

 

詳しくは、第26回 日本健康教育学会 学術大会ホームページより、
特別企画・前日6/23(金)企画案内ページをご覧ください。

 

 

 

(本文・ポスター:つくば総診 指導医・専門医/大学院 地域医療教育学 講師 阪本直人)

 

 

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