「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

つくば家庭医・病院総合医プログラムでは、産業医の研修も受けられます。

2019年8月9日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 地域包括ケア, 大学, 神栖, 未来医療GP

皆様にお知らせです。

 

つくば総診のプログラムでは、神栖市にある地域密着型病院である神栖済生会病院で、
総合診療医のトレーニングを積みながら、産業医の研修も受けられるコースがあります。
産業医の資格が取れる研修も新設予定です。

産業医のトレーニングは、日本有数の鹿島臨海工業地帯で勤務する
産業衛生学会の指導医が行い、実際の産業医業務も経験できます。

 

シニアレジデントの方も、スタッフクラスの医師も合わせて募集中です。

詳しくは、本画面上部にある【お問い合わせ】よりご連絡下さい。

 

つくば総診 指導医/地域医療教育学 講師
産業医、家庭医療専門医

阪本 直人

Pagetop

【冊子】熱中症に関するまとめ~産業医の視点から~

2019年7月25日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP

職域における熱中症予防、勤務環境の管理方法や就労判断について
初学者向けにまとめた冊子『熱中症に関するまとめ~産業医の視点から~第6版』
皆様と共有いたします。

 

<本冊子の4つのメリット>

1.臨床医にはなじみが少ないWBGTについて、具体的な活用方法も含め、詳しくなります。
2.産業医に興味がある総合診療医にとっては、職域でのアプローチを知ることで、
  より具体的な産業医業務を想像することが出来ます。
3.外来や在宅診療の際に患者家族に対する生活指導に(ある程度)役立てることが出来ます。(P.4-8)
4.職場巡視の際に、実務的な参考書にもなります。(P.7-15、P.18)
 

ぜひご活用下さい。(開発秘話は文末をお読み下さい)

 

↓ 下記をクリックするとPDFが開きます。
【PDF】『熱中症に関するまとめ~産業医の視点から~ 第6版』

【目次】

Q.職域における熱中症の予防のポイント(概要)について教えてください。.. 3

Q.暑熱環境を計測する機器があるのですか?.. 4

Q.熱中症発症に関与する因子には、どのようなものがあるのですか?.. 5

Q.熱中症の予防や管理方法、教育項目について教えてください.. 8

・塩分・水分の取り方のコツ.. 8

・健康診断、個人の疾病・治療薬等による影響を考慮した就労判断(配置も含む).. 9

・労働衛生教育(具体的な内容は適宜別項目に).. 10

・身体状況の確認.. 10

・作業環境管理.. 11

・身体作業強度(代謝レベル).. 13

・衣服の種類.. 13

・作業開始前・作業中の巡視.. 14

・救急処置に関する教育と普段からの訓練.. 14

Q.リスクアセスメントのための指標を教えてください(まとめとして掲載).. 15

Q.どんな順番でリスクアセスメントしてゆけばよいですか?.. 15

Q.複数あるリスク評価基準のうち、どれを優先すればよいの?.. 16

Q.WBGT(湿球黒球温度)について、詳しく教えてください。.. 16

Q.WBGTはなぜ重要なの? 気温だけではダメなのですか?.. 18

Q.身体作業強度などに応じたWBGT基準値について教えてください.. 19

Q.肥満が熱中症発症リスクなのは、なぜですか?.. 20

Q.黒球がない簡易熱中症計も販売されていますが、大丈夫ですか?.. 21

Q.WBGTの購入時に注意する点を教えて下さい.. 22

Q.JIS B 7922「電子式湿球黒球温度(WBGT)指数計」で、精度が担保されるとする風速範囲を0.3–3 m/s、実用上使用しうる風速範囲を0.3 m/s以上となっているが具体的にどのくらい?.. 23

 

【コンテンツを抜粋してご紹介(順不同)】

・・・Q. WBGTはなぜ重要なの? 気温だけではダメなのですか? P17より

・・・Q. 黒球がない簡易熱中症計も販売されていますが、大丈夫ですか? P.21より

・・・Q. 熱中症発症に関与する因子には、どのようなものがあるのですか? P.4-6

・・・【知っておくと、なにかと使える豆知識】P.6より

・・・Q. 熱中症の予防や管理方法、教育項目について教えてください『作業環境管理』 P.10-13より

・・・作業環境管理『【事例:WBGTを基準とした休憩時間の設定】~某暑熱職場事例~』 P10-13より

・・・作業環境管理【衣類の組み合わせによりWBGT値に加える補正値】 P12より

・・・Q. どんな順番でリスクアセスメントしてゆけばよいですか? P.14より

・・・Q.身体作業強度などに応じたWBGT基準値について教えてください P.18より

・・・Q. 肥満が熱中症発症リスクなのは、なぜですか? P19より

 

<開発秘話について>

これは、私が産業医科大学産業医学ディプロマを取得する際、
知識を整理するためにまとめた自分用のメモがベースとなっております。
その後、日本製鉄(株)鹿島製鉄所での勤務経験を踏まえ、より多くの方のお役に立てるようにと
製作いたしました。ぜひご活用下さい。

カイゼン案などがございましたら、遠慮なくご連絡いただければ幸いです。(naoto.sakamoto@md.tsukuba.ac.jp)

最後に、ピアレビューを引き受けて下さいました日本製鉄(株)鹿島製鉄所 安全環境防災部 安全健康室 統括産業医の田中 完 先生、つくば総診の福田 幸寛 先生に、心よりお礼申し上げます。

つくば総診 指導医 阪本直人 拝

Pagetop

【つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会】開催のお知らせ

2019年4月26日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 未来医療GP

(2019年7月23日更新)
つくば家庭医・病院総合医プログラム での研修をお考えの皆様へ
 
 
お待たせいたしました!
今年度のプログラム説明会の日程が決まりましたので、お知らせいたします。
 
第1回:2019年6月22日(土)
第2回:2019年8月10日(土)
 
各回 PM3時より開催。終了後に懇親会を開催します。
  (開始時間を変更しました(2019年5月4日update))
 
現行のシニアレジデントや指導医も多数参加しますので、
レジデントの生の声を聞いたり、キャリア相談も出来ます。
お気軽にお越し下さい。
 
詳細が決まりました!
レジデントが制作してくれたポスターもこちらに掲載しています。
 
業務で埋まってしまう前に、今のうちにスケジュール帳に記入しておいて下さいね(笑)。
では、皆様にお会いできますのを楽しみにしております。
 
 
       プログラムの詳細は、下記をクリックしてください。↓

クリックで該当のページにジャンプします。

 
 
文責:阪本直人(指導医)

Pagetop

つくば総診シニアレジデント卒業セミナー感想

2019年3月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 地域包括ケア, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 未来医療GP

2019年3月16日、17日に卒業セミナーが開催されました。

シニアレジデント1年目の私は受付を担当しつつ参加いたしきました。
今回が初参加のため新鮮なことだらけでしたが、同時に学びの多い体験となりました。
さて、本セミナーの感想を書く機会をもらいましたので、報告いたします。

初日の卒業セミナーでは、今回卒業される先生方の修了式(研修の振り返りやポートフォリオの発表)行われました。 

研修中にお世話になった先輩方の発表を通して、研修中ご一緒させていただいた先輩方が、どのような心境で研修に臨まれていたのか、どのような問題を乗り越えてきたのか知ることができ、大変興味深いセクションでした。

今回のセミナーに、本プログラムで指導医を長年されてこられた菅ヶ谷内科の菅ヶ谷純一先生も参加されおり、初日の江戸屋懇親会でお話を聞かせていただくことができました。

筑波山にある地元温泉旅館にて

2日目には菅ヶ谷先生のご講演があり、地域での開業やキャリアについて大変貴重なお話を聞くことができました。

菅ヶ谷純一先生のご講演

そして2日目には、シニアレジデント全学年を対象にCSA(Clinical Skills Assessment)とiPadを使用したKey features examination(臨床における問題解決能力を評価)が行われました。
CSAは専門医試験でも行われる模擬医療面接で、例年SPさんのご協力があることで緊張感を持って臨むことができました。

普段自分自身の医療面接が評価されることは滅多になく、また評価者の先生方やSPさんが熱心にフィードバックしてくださり、専門医試験の練習にとどまらず、自分自身の診察を見つめなおす大変貴重な機会であったと思います。
今回の卒業セミナーを通して、改めて筑波大学附属病院総合診療科での研修を選択してよかったと感じました。

今回ご卒業された先生方におかれましては、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

また各研修施設の指導医のみなさま、お忙しい中お越し下さいましてありがとうございました。
片岡先生をはじめ2019年度卒業セミナーに携わられた皆様へ、この場をお借りしてお礼申し上げます。

来年の卒業セミナーに参加することを楽しみにしています。

筑波大学総合診療科 シニアレジデント1年目 植松洋
編集責任:阪本直人(地域医療教育学 講師)

Pagetop

『ヘルスリテラシー向上のための患者教育』のレクチャーに参加して

2018年3月8日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 地域包括ケア, 大学, 神栖, 未来医療GP

今日のモーニングレクチャー(学生とレジデント向けに行われる朝の勉強会)では
阪本先生より『ヘルスリテラシー(※)』について勉強しました!

今回のレクチャーでは、
ヘルスリテラシーの定義や社会に与えるインパクトについて、阪本先生が解説した後、
実際に遭遇した事例を共有しながら、レジデントの先生方、学生でディスカッションしました。

 

実際の患者さんを見てきたレジデントの先生方ならではの経験事例から、学生が実際に見聞きした事例まで次々と挙がりました。

その中には、次のような事例があり、驚きました。

————————

【経験事例】

意識障害、低血糖症で救急搬送された患者さん。
救急対応をした医師が、詳しく状況を確認したところ、下記の状況が判明。
自己注射するインスリンの量を忘れてしまった患者さんが、ふと注射製剤の容器を見ると
30Rと書いてあったので、30単位を自己注射してしまっていた。

————————

あくまで30分の『モーニングレクチャー』なので残念ながら
ヘルスリテラシーの全てを話し合うことは出来ませんでしたが、
実際の医療者の対応、その後の経過も非常に聞き応えがありました。

ケースレビューの様にヘルスリテラシー関連ケースレビューがあれば、とても勉強になると思います。

今回のレクチャーでは、ヘルスリテラシーを学んだ後、それをどう臨床に活かすかという
事についても話が及びました。

具体的には、実際の臨床の現場で患者さんに『分かりましたか?』と聞いても、
大抵の人は『はい』と頷いてしまうという事、それを回避するために
teach-back法(詳しくはこちらの記事を参照)があるという事を学びました。

医師になったら是非実践したいです。
私はまだ医学生ですが、ヘルスリテラシーに関わる事例はいくつも体験しています。

病院で処方される薬を全く飲んでくれない患者さん、誤った情報を強く信じ込んでしまってい
る患者さん・・・・ 『日本人のヘルスリテラシーは意外に低い』事は、
既に証明されていますが、未だ医療者としての経験の浅い私の実感にも即していると思います。

今日学んだ事を意識しながら、日々の臨床の場面でも公衆衛生的な視点でも勉強していきたいと思います。

 

(※)ヘルスリテラシーとは『健康情報を獲得し、理解し、評価し、活用するための知識
、意欲、能力であり、それによって、日常生活におけるヘルスケア、疾病予防、ヘルスプ
ロモーションについて、判断したり意思決定をしたりして、生涯を通じて生活の質を維持
、向上させることができるもの』というかなり広範な領域に及ぶ概念である。

 

医学生5年 S. U.

Pagetop

家庭医療学冬期セミナーで「ヘルスリテラシー」の紹介をしました

2018年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 地域包括ケア, 大学, 神栖, 未来医療GP

(冬期セミナーでプレゼンしてきました)

(Teach backは患者さんに説明を復唱してもらう方法、Ask Me 3は3つの質問を患者さんから医療者へ尋ねてもらう方法です)

S1木村です。
2月10日・11日に行われた第13回家庭医療学冬期セミナーで、後期研修プログラム紹介とヘルスリテラシーについてのプレゼンを行ったのでご報告します。

今回の企画は「全国プログラム見える化大作戦」という特別セッションで、全国各地の後期研修プログラムの強みと、日常診療で実際に役に立つTipsを持ち寄って共有しようというものでした。

つくば総診を含む8施設から専攻医が集まり、各々6分40秒間のプレゼンを行いました。
私のテーマは「ヘルスリテラシー」。
ヘルスリテラシーを短い言葉で説明するのは難しいですが、私達の診療でストレートに問題になるのは患者さんが自分の病状をどのぐらい理解しているか?ということ。それに対するアプローチとしてAsk Me 3、Teach backという2つの手法を紹介しました。
短い時間にエッセンスを詰め込んでお話した…つもりですが、はたして伝わったかどうか。

今回のプレゼンの内容が「Gノート」の連載になるそうなので、掲載されるときにはまたこちらでご報告します!

後期研修医1年目 木村紀志

 

 

【関連記事】

第4回 『患者の理解をぐっと深めるコツとヘルスリテラシー ~その説明,わかってもらえていますか?~』  (つくば総診 木村先生執筆/阪本指導、千葉大 鋪野先生監修)

本イベントでの内容をさらに深めたコンテンツが、羊土社のホームページにて公開(2018年6月28日)

 

Pagetop

第4回つくセミ報告 第5弾

2017年11月10日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

2017年10月14日に行われた、第4回つくセミ「総合診療☆家庭医療全国公開セミナーin Tsukuba」について、個別のセッションのご報告します。

セッション6 「明日から使える!スポーツ医学入門編」

今回、我々のセッションは筑波大学総合診療グループと筑波大学附属病院リハビリテーション科との強力タッグで開催されました。附属病院のリハビリテーション科には昨年より当グループの後期研修医の研修を受け入れていただいており、そのご縁でこのコラボレーションが実現しました。総合診療医・家庭医やリハビリテーション科医がそれぞれスポーツ医学とどのように関わっているのか?を知ってもらい、スポーツ医学に親しみ興味を持ってもらうため、ハンズオンを中心としたセッションを企画しました。

ハンズオン講習の様子

当日、参加者の皆さんに実践してもらったのは「NICEなRICE」と「巻いてみよう、テーピング」の2つ。最もcommonなスポーツ外傷であり、学生にとっては部活動等でも現実に遭遇しやすい「捻挫」に対して、リハビリテーション科理学療法士の指導のもとRICE処置とテーピングを実践してもらいました。RICEでは氷の冷たさ感じ「冷たい!」と叫び(?)ながらその後の講義を聞いたり、テーピングではオリンピックにも帯同した療法士のプロの技に感嘆の声があがるなど、体感しながら楽しく学んでもらえたと思います。最後にはリハビリテーションの紹介として体験義足・義肢にも触れてもらうなど、盛りだくさんの内容となりました。

最後に、今回セッションの開催に多大なるご協力を頂いた筑波大学附属病院リハビリテーション科の先生方、理学療法士の方々に感謝申し上げます。今後も総合診療科とリハビリテーション科との交流を深めていければと思います。

セッション講師の皆さん

レジデント 高橋弘樹

Pagetop

第4回つくセミ報告 第4弾

2017年11月1日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

2017年10月14日に行われた、第4回つくセミ「総合診療☆家庭医療全国公開セミナーin Tsukuba」について、個別のセッションのご報告します。

セッション2 「やっぱり学校では教えてくれない!?医療にまつわるおカネの話」

セッションの様子

学生スタッフとして医療経済のセッションに携わらせて頂いた4か月間。学校の講義では決して教わらないような医療経済の仕組みを深く理解することができました。入院費の計算方法には出来高方式とDPCという包括計算方式があること、そしてその概念を知ることができたことは、私も含め学生には新鮮で貴重な経験であったと感じております。

医療経済のセッションを通して、これから医師になる者として、患者のことも病院のことも考慮した医療を提供していくことの大切さを実感できました。

このセッションを作り上げてくださった講師の先生方、事務の方々、そして当日参加してくださった皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

筑波大学二年 吉武沙和佳

Pagetop

第4回つくセミ報告 第3弾

2017年10月21日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

10月14日(土)に行われた、つくセミ(家庭医療★総合診療 全国公開セミナー in Tsukuba)の個別セッションの様子をお届けいたします。

セッション3  あなたならどうする?~家族が食べられなくなったとき~
報告:荻野利紗先生

胃婁のデバイスに実際に触れる参加者

家族が食べられなくなったとき、どのような栄養摂取経路を選ぶのか?をテーマに、意思決定支援についてセッションを行いました。
実際にとろみ水を試食したり胃瘻に触ったりなどしながら、参加者皆さんに、大いに悩んでいただきました!今まで知らなかった栄養経路の実際や、どのように医療者がその選択をサポートするのかを学んでもらえたことと思います。
何が患者さんにとって最良の選択なのかについて多方向から議論があり、メンバー側にも新鮮な驚きがありました。参加者の皆さん、メンバー・スタッフの皆さん、ありがとうございました!

———————-

セッション4 身体診察ファーストの会
報告:劉彦伯先生

模擬身体診察の様子

今回はつくセミ始まって以来の初めての試みで、身体診察ファーストの会(笑)主催の身体診察セッションを行いました。
セッションの目標は「面白く身体診察を勉強する!」でした。

前半は腹部の身体診察レクチャーの後、実際に模擬患者に対して腹部診察を行っていただきました。後半はショックの分類レクチャー、身体所見レクチャーの後、チーム対抗でクイズ形式で知識の習得をしていただきました。

初めての身体診察セッションで、準備もかなり大変でしたが、アンケート結果からは大変好評だったようです。主催の皆様、模擬患者さんの皆様、ありがとうございました。まだまだ課題もありますが、これからも皆で身体診察を楽しく学んでいきたいですね。

Pagetop

第4回つくセミ報告 第2弾

2017年10月19日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

10月14日(土)に行われたつくセミについて、個々のセッションの様子をご報告します。

セッション1 「さらに一手」の医療面接
報告者:レジデント 宮﨑賢治先生

セッションの様子

セッションテーマとしては、医療面接における「かきかえ」だけでなく、家族・地域・社会背景への着目、自分の状況を客観視するメタ認知の視点を意識するなど、次の一手を打てるようになるということでした。
当日は、デモシナリオの討論、ロールプレイともに、参加者のレベルが非常に高かったです。設定したテーマを問題なく学んでもらったことへの安堵感と、医学生・初期研修医の情熱・可能性を非常に感じるセッションでした。
頼りないリーダーを支えてくれたメンバーの皆さん、熱い情熱を持って来られた参加者の皆さん、ありがとうございました。

————————-

セッション5 どうする?個人の健康に対する介入
報告者:レジデント 大澤さやか先生

セッションの様子

あまりしっかりと教わる機会がないけれど、大事な視点のヘルスメンテナンスを実践できるようになろう!との目標のもと講師同士で何度も話し合い、練り上げたワークショップでした。
様々な学年や背景の方にご参加いただき、ありがとうございました。
目の前の患者さんの年齢や性別、背景によって、現在や将来にわたっての健康を維持できるように介入すべきこと、できることがあるんだーということが少しでもうまく伝えられていたらうれしく思います。

Pagetop

大学総合診療科での研修を振り返って(宮本卓)

2017年9月30日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 水戸, 未来医療GP

シニアレジデント1年目の宮本卓です。

私は7月から9月までの3ヶ月間、大学総合診療科にて研修をさせていただきました。

 

無事、大学総診ローテート研修 修了

 

初診・再診外来では様々な愁訴で大学へお越しになる患者様の診察を担当し、これまで半ば自己流で行なっていた外来診療の流儀を一から学ぶことができました。

また、EBMevidence-based medicine)発表の機会や各種勉強会を通して、エビデンスを意識した情報収集の大切さを学び、より質の高い医学的知識を得るための技術が一段も二段も上達したように感じます。
さらには自らの外来診察をビデオ撮影したレビューや総合診療の理念を学ぶことのできるコアレクチャーなど、多くの先生方から丁寧で熱心な指導を受けることができたのも幸運でした。

大学外では皮膚科クリニックでの外来陪席や夏期セミナー、つくセミ(第4回総合診療☆家庭医療全国公開セミナー in つくば)への参加などを通じ、この3ヶ月間で、他では得難い充実した経験を積むことができたと思っています。

大学総合診療科での学びを活かし、10月からの水戸協同病院での研修も気合を入れて頑張って行きたいと思います。

ありがとうございました。

 

文責:S1 宮本 卓

Pagetop

ノンテクニカルスキル研修 参加者募集

2017年7月16日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

筑波大学で開発、推進しているノンテクニカルスキル研修の一部を、保健医療福祉関係者の皆さまに全体公開することになりました。

来年度から全て有料講習になる予定ですので、もしご興味のある方がおられましたら、お早めに申込みいただければと思います。

年間予定は以下の通りです。

http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/mirai_iryo/pdf/H29-non_technical_skill.pdf

筑波大学関係者を優先して登録するため、各回、若干名の募集となりますが、多くの方々のご参加をお待ちしております。申込先は、文末に記載しています。

<無料・自分を知る>
10月1日(日) MBTI:自分の心を理解する 【基礎編】
10月1日(日) MBTI:自分の心を理解する 【タイプダイナミクス&コミュニケーション】

<無料・人と関わる>
11月19日(日) コンフリクトマネジメント研修+交渉術

<無料・人を育てる>
12月16・17日(土・日) コーチング+人材育成(2日間)

<無料・チームを作る>
7月29日(土) チームマネジメント研修
9月3日(日) ミーティングファシリテーション研修

<無料・チームを動かす>
3月10・11日(土・日) 問題解決能力トレーニング研修(2日間)

有料・チーム医療演習>
10月9日(月・祝) TEAMS-BI 仕事の教え方
11月5日(日) TEAMS-BP 業務の改善の仕方

<研修等のお問合せ・お申込み>

筑波大学附属病院 総合臨床教育センター
総合診療医養成事業推進支援室(担当 横谷)
Tel 029-853-3339
E-mail mirai.iryo〇un.tsukuba.ac.jp(〇をアットマークに変更ください)

Pagetop

【10月14日】第4回 つくセミを開催します!

2017年7月2日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

ミーティングの様子

みなさんこんにちは!
筑波大学医学群医学類4年の加藤久貴です。

今年も「第4回 つくセミ ~総合診療 ★ 家庭医療全国公開セミナー in Tsukuba~」の開催が決定いたしました!
開催日は10月14日(土)です。

昨年に引き続き、今年もセミナーの代表を私が務めさせて頂くことになりました。
頼りない身ではありますが、みなさんに楽しんでもらえる・来てよかったと思ってもらえるセミナーになるよう精一杯務めたいと思います!

よろしくお願い申し上げます。

さて、本日はセミナーで行うセッション内容を先生方と学生スタッフで話し合いました。
昨年とは違ったセッション内容にしようと学生だけでなく、先生方からもたくさんのアイデアをだしていただきました。

どれもこれも勉強したい内容で目白押しで、今から当日のセミナーが待ちきれないです!

セミナーでは、大学では学べないより深い内容を扱う予定でありますので、
みなさん、是非ご参加下さい!

筑波大学医学群医学類4年
加藤久貴

Pagetop

OHSU ベンさんとの意見交換会

2017年6月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

2017年6月21日に、オレゴン健康科学大学(OHSU)家庭医療科の大西恵理子先生とOHSUにて財務を担当しているBenさんとの意見交換会が開催され、参加させていただきました。

こちらはお昼の歓迎会でのシーン

総勢14名が参加し、大変盛り上がりました。日本からも医師や学生を受け入れたり、またアメリカ国内や他の国からも家庭医研修を受け入れたりと、家庭医のメッカの一つであるOHSUの研修受け入れに関するコツや工夫や苦労話などをお聞きする貴重な機会でした。

医師の専門性による処遇の差や医師雇用体制の違い、都市部以外での医師確保の難しさや医学教育に多職種を巻き込む必要性など、米国ならではの医療事情や日米が共通して抱える家庭医療領域の問題などの意見交換ができ、とても楽しい時間でした。

折に触れ、海外の例を通して日本の今を見つめ直すことも面白いなと再確認した意見交換会でした。

レジデント 大澤さやか

Pagetop

6月24日(土):後期研修プログラム説明会のお知らせ

2017年5月23日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

6月24日(土)に、後期研修のプログラム説明会を行います。

クリックでポスター(PDF版)が表示されます

家庭医療や病院総合医に興味があるという方はもちろん、将来の進路を決めかねているという方もぜひ聞きに来て下さい。当日は各研修施設の担当者や後期研修医が出席して、皆様からの質問にお答えします。今回は、新専門医制度の話も分かっている範囲内でお話します。

懇親会もありますので、こちらもご参加下さい。懇親会のみの参加も歓迎します!

日時:2017年6月24日(土)15時00分~
場所:筑波大学医学系 4A411
対象:初期研修医2年目、1年目、医学生、その他当グループでの後期研修を考えている医師

内容

1 研修プログラムの概要、新専門医制度(予定)についての解説

2 レジデントの声・各研修施設の紹介

・筑波大学病院
・筑波メディカルセンター病院
・水戸協同病院
・診療所 など

3 質問タイム

4 懇親会 18時30分~ 場所 大学周辺(決まり次第お知らせします)

当日は、カジュアルな服装でご参加ください。

参加希望の方は、総合診療科 soshin@md.tsukuba.ac.jp までご連絡ください。
皆様の参加をお待ちしています。

Pagetop

【日本健康教育学会 主催】2017年6月23日(金)、ナットビーム教授を囲んでの雑談会

2017年5月19日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 地域包括ケア, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 笠間, 未来医療GP

一夜だけのスペシャル企画!
「ヘルスプロモーションの第一人者、Don Nutbeam

教授を囲んでの雑談会」

 

【主催】一般社団法人 日本健康教育学会(国際交流委員会企画)、
および 第26回 日本健康教育学会学術大会

 

■ 第Ⅱ部:Dr. Don Nutbeamを囲む交流会

【日時】  2017年6月23日(金)午後3時〜5時
【会場】  早稲田大学1号館4階
【参加費】 無料
【司会】  阪本 直人(筑波大学 総合診療科 講師)
                  /福田 洋(順天堂大学 総合診療科 准教授)

 

皆様、2017年6月24日(土)〜25日(日)に開催されます第26回 日本健康教育学会 学術大会関連の
特別企画のご案内です。

学術大会前日に、国際交流委員会共催企画として、アジアの若手研究者交流会「若手によるアジアの研究交流を目指して!」が開催されます。
ヘルスプロモーションの第一人者、ナットビーム教授とともに、アジアの若手研究者とも交流を深めることができる機会を設けました。

Don Nutbeam教授は、今世紀、世界のヘルスプロモーションに最も貢献した人物の一人であり、世界で初めてヘルスリテラシーの概念の提唱者(1998)でもあります。

ヘルスプロモーション界の巨匠 ナットビーム教授を迎え、2時間たっぷりと言語の壁を気にせず、トークショー形式で質問や雑談に参加できる機会を設けました。(通訳付き)

アットホームな雰囲気で、雑談のように意見交換ができるような場になるよう準備を進めておりますので、
どうぞお誘いあわせのうえ、お気軽にお越し下さい。

 

【おすすめの対象者】 保健活動を行う全ての実践家と若手研究者(自称含む)
【キーワード】    ヘルスプロモーション、ヘルスリテラシー、健康の社会的決定要因

【おすすめの予習資料(余裕のある方はどうぞ)】

  1. ヘルスリテラシー』福田洋・江口泰正編著、大修館書店. 2016.
    日本初のヘルスリテラシーのテキスト。Amazon Japanの該当ページにジャンプします。
  2. Don Nutbeam, Health literacy as a public health goal:
    a challenge for contemporary health education and communication strategies into the 21st century, Health Promot Int (2000) 15 (3): 259-267.
  3. Defining, measuring and improving health literacy」(スライドのPDF)
    Southampton大学でPublic Health教授時代にDon Nutbeam氏によって作られたもの

 

詳しくは、第26回 日本健康教育学会 学術大会ホームページより、
特別企画・前日6/23(金)企画案内ページをご覧ください。

 

 

 

(本文・ポスター:つくば総診 指導医・専門医/大学院 地域医療教育学 講師 阪本直人)

 

 

Pagetop

つくばのプログラム紹介動画,新作3本が完成! 公開中です.

2017年5月11日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 笠間, 未来医療GP

皆様
お待たせいたしました!

遂に,プログラム紹介動画 新作3本が完成し,先日公開いたしましたので,お知らせいたします.

前作では,皆様から多くの反響と応援メッセージをいただきまして,誠にありがとうございました.


本作では,つくば独自開発の組織運営に必要なノンテクニカルスキル・トレーニング・プログラムや
大学院,そして,つくば総診専攻医プログラムをさらに掘り下げてご紹介しております.

つくば総診グループのレジデントやスタッフ,そして大学院メンバーも沢山登場しています.
研修シーンも垣間見ることが出来ますので,ぜひご覧ください.

 

【筑波総合診療グループ:
総合診療医が専門研修につくばを選ぶ理由】

1.「組織を運営するための、ノンテクニカルスキル」
・筑波大学が独自に開発

 

2.「一から育て、自立させる指導体制」
・つくばならではのプログラム.専攻医数も全国トップクラス

 

3.「大学だからこそ選べる、研究(大学院)への道」
・おかげさまで全選定事業の内,唯一最高のS評価を頂きました.これからも邁進してまいります.

 

この動画は,文部科学省「未来医療研究人材養成拠点形成事業」採択プログラム
次世代の地域医療を担うリーダーの養成 ホームページからでもご覧いただけます.
(動画はページ一番下にあります)

 

〜超高齢化社会における地域医療をリードするリサーチマインドを持った総合診療医の養成〜

こちらもご覧ください.
本事業が目指すもの:丸山泉氏×前野哲博氏の対談

 

(総合診療グループ指導医/大学院 地域医療教育学 講師:阪本直人)

Pagetop

PC連合学会学術大会@高松 総診グループ発表者一覧

2017年5月11日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 笠間, 未来医療GP

2017年5月13日から高松市で開催される、第9回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会において、つくば総診グループから多くの方が発表者やワークショップ講師を務められます。

研究員の後藤先生が一覧にまとめてくださったので、本ブログにリンクを張ります。

 

クリックでPDFが開きます(全2ページ)

 

これからも、ぜひアカデミックな活動を継続していきましょう!

編集:指導医 片岡 義裕

Pagetop

永藤先生のGoポーズ

2017年4月11日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

つくば総診レジデント修了式のシーンが収録された作品を
永藤先生へプレゼントしましたら、すごく喜んでくれました。
プレゼントした私まで、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
とっても幸せですね。クリエイター冥利に尽きます。

 

感想を書いてくれましたので、皆様と共有します。

嬉しさのあまり、GOポーズ!

『皆で良い笑顔の集合写真でGO先生と同じポーズで一枚。
良い写真だけに、東端先生の欠席が悔やまれます・・・・笑
いつかこの写真を懐かしむ時が来るのを楽しみに、羽ばたいていきたいと思います。』
(コメント:今年度より指導医の永藤先生/編集:以前から指導医の阪本直人)

Pagetop

【祝 発刊!】「患者にきちんと届く!届ける!予防医療プラクティス」羊土社Gノート2017年4月号

2017年4月6日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

 

◎ 待望の特集号 ついに発刊
総合診療のGノート(羊土社)より、
世の中の優れた科学的な知見を確実に患者さんへ届けるための概念である、【エビデンス-診療ギャップ】と【エビデンス・パイプライン】をテーマに徹底的に“How”にこだわり抜いて、実践的な内容を交えて紹介した特集号が、遂に発刊されました。

 

 

 

【目次】 を一部ご紹介(詳細はこちら

★「ヘルスリテラシーと患者さんの行動変容」をつくば総診の指導医 阪本直人氏が、執筆担当 (p.582-595)

 

◎ エビデンス-診療ギャップをいかに最小限に抑えるか

 

市民の皆さん、そして、医療者の皆さん、
患者さんのケアに役立つ優れた研究成果やガイドラインなどの知見*が世の中にあっても、
実際の患者さんのケアに反映されなければ、もったいないと思いませんか?

 

実は、日常の診療現場には、その優れた知見を患者さんに届ける過程に数多くの障壁があり、
実際にはその半分も届いていないと言われております。
患者さんのケアに役立つ優れた知見*が診療内容に反映されて届くまでの過程で、
「“パイプラインの水漏れ” により大幅に減衰し、患者さんにまで行き渡りにくくなること」を
【エビデンス-診療ギャップ】といいます。
      (*質の高いエビデンスに基づく実施されるべき医療。システマティックレビュー、メタ分析、ガイドラインなど)

 

◎エビデンス-診療ギャップ と エビデンス・パイプライン

 

この【エビデンス-診療ギャップ】の存在は、
世界の優れた研究者が汗水たらして世に出した研究成果を
研究のままで終わらせてしまうのか否かを左右するほど重要なことなのです。
この仕組みと解決策を理解するには、「エビデンス・パイプライン」という概念が役に立ちます。

 

◎どうすれば実践できるか?(“How”)にこだわり徹底解説

 

その為、岡田唯男氏率いる執筆陣で、この「エビデンス・パイプライン」からの水漏れをいかに最小限に抑え、パイプラインを強めるか をテーマに、
どうすれば実践できるか?(“How”)にこだわり徹底解説しました。
どの分担執筆者も各分野の第一人者が担当しており、編集長 岡田唯男氏の目が行き届いているため、
クオリティーの高さと現場に即した内容は、現存する書籍としては最高峰のレベルといってよいでしょう。(筆者の調査に基づく) 書籍化を強く望みます。
なお、今回の切り口は予防医療ですが、あらゆる医療分野に共有する概念です。

 

◎阪本おすすめの読者

 

プライマリ・ケア医(開業医、総合診療医など)をはじめ医師全般、薬剤師、看護師、保健師、医療系学生、そして健康記事を扱うメディカルライターも含め、あらゆる医療系関係者におすすめの特集です。

 

◎ご購入は、お早めに

 

早くもAmazonでは、1〜2ヶ月後の入荷待ちになっております。(Amazonでの購入はこちら
月刊誌(臨月刊)ですので、気になる方はお早めにゲットしておいてください。
なお、羊土社のホームページからでも購入可能です。
 
(本記事の写真は、いずれも羊土社ホームページで公開されている写真を用いました。お礼申し上げます)
 
寄稿:Naoto Sakamoto

Pagetop

〒305-8576
茨城県つくば市天久保2‐1‐1
筑波大学附属病院総合診療グループ

「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして