筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

山本氏による合宿レポート【その1】

2024年1月28日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

コミュニティにどっぷり! ちいここ合宿 in かみす
筑波大学医学群医学類4年 山本司氏によるレポート 

今回、つくば総診×「ちいここ」コラボ合宿企画で開催された、『医療系学生が、地元の企業・産業で働く人にも帯同しながら、くらしの理解を深め、コミュニティの魅力と関わり方を模索する』2泊3日のツアーが、2023年8月~9月に神栖市で、2回開催されました。愛知県、東京都、群馬県、つくば市などから、医学生や理学療法学生たちが合宿に参加して、感じたことをレポートしてくれましたので、全14回に渡って、お送りいたします。 
【ちいここ神栖合宿2023】参加メンバー 
8月:杉本さん、宮下さん  
9月:山本さん、古幡さん、宮下さん  

まずはこのような合宿を開催してくださりありがとうございました。 3日間を通して、臨床の現場、神栖や波崎で働く人たちの現場や暮らしに触れることができて、とても勉強になる3日間でした。  

神栖済生会における救急日直帯同: 医療資源の地域格差 
 1日目は、総合診療医に帯同し、神栖済生会病院での休日救急を経験しました。神栖の医療圏における神栖済生会の位置づけを知ることができました。神栖市を含む医療圏には大きな病院がなく、3次救急にも対応せざるを得ない現状でした。また、潮来市や鉾田市には病院の数が少なく、遠くから救急搬送される現状や、外来も神栖済生会病院まで遠くから通わなければならない現状を肌で実感することができました。 

このように、神栖市近隣の医療圏には、医療資源の地域格差が生じており、求められる医療ついても考えるきっかけを得ました。 

 

4年ぶりの花火大会
夜は、第14回 かみす舞っちゃげ祭り 2023 に参加しました。 コロナ渦で近年開催できていなかったそうで、今年が久しぶりの開催となったことから、街には、大勢で賑わっていました。

 

 

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