「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

新専攻医オリエンテーション

2019年4月16日テーマ:筑波総合診療グループ

グループでのレクチャーとディスカッション

2019年4月13日に、東大本郷キャンパスで行われた関東甲信越ブロック新専攻医合同オリエンテーションに参加してきました。オリエンテーションでは、今年から総合診療専門研修プログラムに参加している後期研修医へ向けて、総合診療医の魅力や学会登録の仕方などのお話の後、6つのワークショップが行われました。その内容についてご報告させていただきます。

内科セッションは、総合診療科と内科との違いが一番わかりにくい所でしたが、病気の治療だけしておしまいというのではなく、患者さんのADLやサポートしてくれる家族、ワクチン接種、金銭面やサービス利用などの社会的状況を踏まえた上で、治療方針を決めていく点が、総合診療医の強みだと理解できました。

小児科セッションでは、母子手帳の重要性について、教えていただきました。母子手帳には両親の職業や妊婦健診の内容、出生後の成長など、診療に生かせるたくさんの情報が載っていることを知りました。ワクチンについて助言する際にも、ワクチンの種類や接種時期、回数、生か不活化か、定期か任意かなど、多くの知識が必要であることを再認識できました。

救急セッションでは、総合診療医の視点からみた救急医療として、preventable admissionsというテーマで話し合いをしました。普段からかかりつけ医と話し合いをよくしておくことで、入院するまで悪化せずに防げる疾患が多くあることを知りました。

BPSセッションについては、多面的に患者さんの置かれている状態を分析することで、どの問題に焦点を当てるべきかを分かりやすくできることを学びました。

コミュニケーションセッションは怒っていたりイライラしている患者さんへの対応の仕方やその原因について、実際にシュミレーションを行い、具体的に理解を深めることができました。

最後の振り返りセッションでは、ポートフォリオ症例の集め方やタグ付けの仕方についてアドバイスいただきました。特に症例選択は退院後ではなく、受け持ち中から始めることが重要と知りました。

今回のオリエンテーションに参加させていただき、これから4年間の研修で自分が身につけていくべきことがよく理解できたと同時に、総合診療科を選んでよかったと思えた貴重な時間となりました。ありがとうございました。

後期研修医1年目 髙橋 純

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スタッフ壮行会@前野教授宅

2019年4月7日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(荒牧先生の壮行会での集合写真。前野教授のご自宅で。)

 3月15日に長年総合診療科スタッフを務めていただいた荒牧先生の壮行会が前野先生宅にて開催され、参加させていただきました。

 壮行会には荒牧先生ご夫妻の他、多くの先生とそのご家族方、初期研修医の亀田先生が参加され、終始にぎやかなものとなりました。また医局秘書の谷さんが手配してくださった御料理やケーキもとても素晴らしく、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。

 実は、前野先生のご自宅にお伺いしたのは初期研修医1年目のホームパーティーの時が初でした。当時初期研修の4月であり、大学病院の総合診療科で右も左もわからない状態でしたが、総合診療科の先生方に支えていただきながら、医師としての第一歩を踏み出したことを覚えております。
 荒牧先生とも何度も外来患者さんを一緒に担当させていただき、非常に多くのことを学ばせていただきました。今回後期研修医として再び大学病院総合診療科で研修させていただいた際、また荒牧先生と患者さんを診ることができ、本当に嬉しく感じました。

 この度荒牧先生がご栄転される旨をお聞きした際、まだ先生から学びたいと寂しく感じる気持ちもありましたが、先生に教えていただいたことを今後も活かし、先生のように新たなレジデントに指導をしていこうと思います。
 この場をお借りして荒牧先生の、今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。また前野哲弘先生、前野貴美先生、今回の壮行会を準備していただいた後藤先生、谷さん、参加していただいた諸先生方に御礼申し上げます。

筑波大学附属病院総合診療科
シニアレジデント2年 植松洋

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筑波メディカルセンターでの感染症内科研修

2019年3月29日テーマ:筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

後期研修医3年目の竹内です。今回、感染症内科で3ヶ月研修させて頂きましたので報告です。 短期研修の一例として参考になりましたら幸いです。
 
筑波メディカルセンター(TMC)は大学病院のすぐ隣にある急性期病院です。ちなみに後期研修医1年目のときに半年間総合診療科で研修させてもらっていました(そのときのブログ記事はこちら)。
 
TMCの感染症内科では主に渡航外来と微生物検査室で研修をさせて頂きました。
 
渡航外来では、 指導医の先生方に丁寧にご指導頂きながら、渡航地に合わせたワクチンを提案させて頂きました。茨城県内ではTMCでしか受けられない輸入ワクチンがあり、またつくばという土地柄もあって他県からの受診も含めて多くの方々を担当させて頂きました。家族連れの受診もありましたが小児科研修をしていたのが活きました。定期/任意接種のキャッチアップとしての側面もあり(非常に重要と感じました)、ワクチン全般について良い勉強になりました。また、渡航後に体調を崩された患者さんの診察もさせて頂き、様々な経験を積むことができました。
 
微生物検査室でも、検査技師さんに手取り足取り教えて頂きながら、培養検査や最先端の遺伝子検査(POCT)を中心に勉強させて頂きました(特に数々の遺伝子検査はこれからの時代を感じさせるものでした)。実際に自分で検査を行いその経過を見ることで、これまでどこか無機質に感じていた培養結果や感受性結果をより深みをもって感じられるようになりました。パソコン画面に表示されていた結果は決して機械が自動判定したものではなく、プロ(検査技師さん)の知識や技術そのものだったのだと思いました。また、医師とのコミュニケーションで気をつけている点なども教わることができ、他職種研修としても良い経験になったと思います。
 
それ以外にも、インフルエンザをはじめとした病院職員の体調不良や院内感染対応ニュースになってしまいましたが麻疹のアウトブレイク対応など、自分にとってはアドバンスドな内容ばかりでしたが貴重な経験をさせて頂きました。
 
今回の研修が家庭医療・総合診療の研修に必須なわけではないかと思いますが、自分にとってはとても意味のある研修だったと思います。このような機会を用意して頂きましたTMCの皆様とつくば総診のプログラムに心から感謝し、今後に活かしていきたいと思います!
 
 
後期研修医3年目 竹内優都

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つくば総診シニアレジデント卒業セミナー感想 その2

2019年3月23日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

(卒業セミナー集合写真です!)

(卒業生のポートフォリオ発表会です!)

(前野教授とスペシャルゲストの菅ケ谷先生です!)

3月9日(土)・3月10日(日)と卒業セミナーが行われました。

卒業セミナーでは、レジデントを修了される先生方がこれまでの研修についての発表をされるほか、様々なイベントが催されます。今年度の様子についてご報告します。

1日目は、卒業される6名の先生方によるポートフォリオ発表会が行われました。ブース形式で行われ、さまざまな熱い質問が飛び交いました。
また、少人数に分かれカリキュラムの振り返りも行いました。
夜は筑波温泉での懇親会も行われ、遠方にいる先生方とも交流を深めました。

2日目は菅ヶ谷内科の菅ヶ谷先生によりご講演をいただきました。診療所での勤務で普段感じておられることに関してのお話でしたが、診療所を経営される上での困ったこともお話されていたのが印象に残りました。
また、卒業される先生の研修を振り返る発表会や卒業証書と記念品の贈呈も行われました。
午後にはレジデントを対象としてCSA(Clinical Skills Assessment)も行われました。CSAとは専門医試験でも出題される医療面接のことで、スタッフの先生方からもフィードバックをいただき、とても勉強になりました。

卒業される先生方との思い出、また自分の普段の診療を振り返ることができ、とても盛りだくさんな2日間でした。

後期研修医1年 海老澤 由香

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つくば総診シニアレジデント卒業セミナー感想

2019年3月21日テーマ:ステーション, 北茨城, 地域包括ケア, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 神栖, 笠間, 筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

2019年3月16日、17日に卒業セミナーが開催されました。

シニアレジデント1年目の私は受付を担当しつつ参加いたしきました。
今回が初参加のため新鮮なことだらけでしたが、同時に学びの多い体験となりました。
さて、本セミナーの感想を書く機会をもらいましたので、報告いたします。

初日の卒業セミナーでは、今回卒業される先生方の修了式(研修の振り返りやポートフォリオの発表)行われました。 

研修中にお世話になった先輩方の発表を通して、研修中ご一緒させていただいた先輩方が、どのような心境で研修に臨まれていたのか、どのような問題を乗り越えてきたのか知ることができ、大変興味深いセクションでした。

今回のセミナーに、本プログラムで指導医を長年されてこられた菅ヶ谷内科の菅ヶ谷純一先生も参加されおり、初日の江戸屋懇親会でお話を聞かせていただくことができました。

筑波山にある地元温泉旅館にて

2日目には菅ヶ谷先生のご講演があり、地域での開業やキャリアについて大変貴重なお話を聞くことができました。

菅ヶ谷純一先生のご講演

そして2日目には、シニアレジデント全学年を対象にCSA(Clinical Skills Assessment)とiPadを使用したKey features examination(臨床における問題解決能力を評価)が行われました。
CSAは専門医試験でも行われる模擬医療面接で、例年SPさんのご協力があることで緊張感を持って臨むことができました。

普段自分自身の医療面接が評価されることは滅多になく、また評価者の先生方やSPさんが熱心にフィードバックしてくださり、専門医試験の練習にとどまらず、自分自身の診察を見つめなおす大変貴重な機会であったと思います。
今回の卒業セミナーを通して、改めて筑波大学附属病院総合診療科での研修を選択してよかったと感じました。

今回ご卒業された先生方におかれましては、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

また各研修施設の指導医のみなさま、お忙しい中お越し下さいましてありがとうございました。
片岡先生をはじめ2019年度卒業セミナーに携わられた皆様へ、この場をお借りしてお礼申し上げます。

来年の卒業セミナーに参加することを楽しみにしています。

筑波大学総合診療科 シニアレジデント1年目 植松洋
編集責任:阪本直人(地域医療教育学 講師)

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大学院 修了プレゼン

2019年3月18日テーマ:筑波総合診療グループ

大学院では月2回程大学に集まって、研究の進捗状況をプレゼンしたり、予演会を行ったりする「リサーチセミナー」を行っています。3月15日のリサーチセミナーは、前半は通例の院生の研究進捗状況の発表、そして後半は大学院修了が決まられた院生によるプレゼンテーションでした。

修了されるのは、斎藤さやか先生と濱田修平先生のお二人です!
プレゼンでは、お二人とも臨床やご家庭での役割で大変な中、ご自身の研究をどのようにまとめ上げて来られたかそのプロセスを振り返っていただき、後輩の院生にとって非常に勇気付けられる素晴らしいご発表でした。
各々の担任の先生方からの温かいコメントも感動的でした。

この卒業プレゼンに合わせて、後輩の院生からお祝いをさせていただき、笑いあり涙ありの、とても和やかな会でした。

お二人の先生方、本当にお疲れ様でした。
ご修了、誠におめでとうございます。

大学院生 中山 元

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【公開文書】調査「笠間市立病院での実習レポートや多職種からの360度評価」について

2019年3月11日テーマ:地域医療教育学講座, 笠間

「笠間市立病院での実習レポートや多職種からの360度評価」の医学教育研究への利用についてのお願い

筑波大学地域医療教育学では、過去の学生実習のデータを用いて標題の調査研究を実施します。

本研究に関する問い合わせにつきましては、文末に記載されております連絡先へご連絡ください。

 

【公開文書】調査「笠間市立病院での実習レポートや多職種からの360度評価」について

 

 

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大子町での講演 食生活改善推進員研修会にて

2019年2月12日テーマ:筑波総合診療グループ

講演の様子

地域総合診療医学講座の片岡です。
2月5日(火)に大子町保健センターで、食生活改善推進員の皆さんに講演をしてきました。

食生活改善推進員というのは、食生活に関する地域の健康づくりに関わるボランティアのことで、一般財団法人日本食生活協会が行政と連携し、全国の市町村で協議会組織を作っています(日本食生活協会のHPはこちら)。

大子町でも、各地区での料理講習会や2歳児検診でのおやつ指導など、多くのボランティアの皆さんが活動されています。

講演の様子 その2

今回の講演タイトルは「食習慣についてのアドバイス方法」でした。
糖質制限や、卵とコレステロールの関係、またお酒とカロリーの話など、事前アンケートから皆さんから関心の高いと思われる話題を中心にお話をしました。

また、住民の皆さんに健康や食生活に関するアドバイスをする上で、「健康信念モデル」の紹介を少ししました。途中のディスカッションでも参加者の皆さんが活発に議論してくださっていました。

今後も、このような診療外での活動も続けていきたいと思います。

片岡 義裕

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【お礼】地域総合診療医学寄附講座発足記念シンポジウム、同講座 横谷教授就任祝賀会

2019年2月8日テーマ:ステーション, 北茨城, 地域包括ケア, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

去る1月25日、地域総合診療医学寄附講座発足記念シンポジウム、および、同講座 横谷教授就任祝賀会が開催されました。

本講座は、つくば総合診療グループに関連する研修施設やその地域に関わる多くの方々のご賛同により設立された講座です。当日はご支援をいただいているご関係者の皆様、そして同門会の先生方にもご出席いただき、盛大な会が開催され、皆様のおかげで記念すべき日となりました。

(皆様のおかげで素晴らしい会となりました。心よりお礼申し上げます。)  撮影:竹内優都氏

 

さて、シンポジウムでは『地域医療に置ける総合診療医への期待と大学が果たすべき役割』と題し、
前野教授、横谷教授、そして、水戸保健所長 土井幹雄先生が登壇されました。

本講座発足に至るまでのエピソード、そして多くの方々からの応援のお言葉を拝聴するにつけ、
地域の未来を広い視点で見据えておられる方々のおもいがひしひしと伝わってまいりました。
診療のみならず、地域活動や後進の育成、そして、研究にも尽力していくことこそが、
地域への恩返しであり、この講座のミッションであると改めて実感しました。

同時に、私自身は総合診療医として、今後どのように自分の道を進んでいくべきかと
考えさせられた会でもありました。

最後になりますが、遠方よりお越しくださいました皆様、また祝電やお祝いなどを
お送りくださいました皆様、誠にありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます。

 

 執筆:筑波大学附属病院 総合診療グループ/北茨城市民病院附属家庭医療センター 高橋 聡子
編集責任:阪本直人(地域医療教育学 講師) 2019年2月3日

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齋藤さやか先生 論文3部作出版!

2019年1月22日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

大学院生の齋藤さやか先生が医学生と製薬企業との関わりに関する論文3部作を出版されました!

医師と製薬企業との関係に対する関心が高まり、利益相反のマネジメントは卒前教育においても重要性が強調されるようになってきていますが、医学生にどのような教育が行われているのか、また、医学生は製薬企業とどの程度関わっており、その関わりをどのような態度で捉えているのかについて、これまで国内ではほとんど報告がありませんでした。筑波大学地域医療教育学分野大学院生の齋藤さやか先生が、日本の医学部における医薬品プロモーションに関する教育カリキュラムの状況と医学生と製薬企業との関わりと態度を明らかにすることを目的とした調査を実施し、3本の論文を出版されました!

調査では医薬品プロモーションについての教育プログラムが存在すると回答した大学は約3割にとどまり、多くの医学生が臨床実習中に製薬企業との関わりを経験していることが明らかになり、今後の教育が重要であることが示されました。

研究の実施にあたっては様々な困難があったことと思いますが、常に目標に向かい、研究成果の論文発表まで粘り強くやり遂げられたさやか先生のご努力に感服いたします。今後、ますますのご活躍を期待しています!

なお、詳細は下記の論文に記述されております。ご興味のある方は、ぜひご一読いただければ幸いです。

 

Saito S, Maeno T, Miyata Y, Maeno T:Medical students’ attitudes toward interactions with the pharmaceutical industry: a national survey in Japan. BMC Med Educ 18: 286, 2018

https://bmcmededuc.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12909-018-1394-9

<日本の医学生の製薬企業との関わりと態度に関する報告>

 

Saito S, Maeno T, Miyata Y, Maeno T:Follow-up survey of Japanese medical students’ interactions with the pharmaceutical industry. PLoS One 13: e0206543, 2018

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0206543

<日本の医学生の製薬企業との関わりについて2012年と2016年の経年変化>

 

齋藤さやか, 前野貴美, 宮田靖志, 前野哲博:医学部医学科における医薬品プロモーションに関する卒前教育の実態調査. 医学教育 48: 395-400, 2017

https://www.jstage.jst.go.jp/article/mededjapan/48/6/48_395/_article/-char/ja

<日本の医学部における医薬品プロモーションに関する教育カリキュラムの状況についての報告>

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大子町で健康授業を行いました

2018年12月31日テーマ:筑波総合診療グループ

地域総合診療医学寄付講座でお世話になっている大子町の小中学校で、健康授業を合計4回行いましたので報告します。

1.依上(よりかみ)小学校 (7月17日)

レジデントの任端先生が中心となり「おやつの健康な取り方」をテーマにして肥満予防につなげる授業を行いました。
会場は依上小学校でしたが、さはら小学校からも児童が来てくださり、5,6年生合わせて32名を対象に授業を行いました。

当日は、栄養素の話や1日に必要なカロリーや塩分について説明し、実際に児童たちが食べているおやつのカロリーや塩分がどのくらいなのかをそれぞれ考えてもらうようにしました。

児童の皆さんからは「自分が食べているおやつのカロリーがこんなに多いとわかってびっくりした」、「おやつだけでなく、ふだんの食事も気を付けなければいけないことがわかった」といった感想をいただきました。

 

以下は、「がん予防について」をテーマに、がん検診のことを中心に私が授業を行いました。
がんのリスク要因や、発生のメカニズムなどについて簡単なクイズ形式にして、それを皆さんに答えてもらいながら進める形にしました。
また、大子町で行っているがん検診(費用自己負担なし!)についても紹介しました。

2.だいご小学校(11月20日)

6年生の皆さんを対象に授業を行いました。積極的に質問をしてくれる児童もおり、テーマに対する関心の高さがうかがえました。
「二人に一人ががんになると聞いて驚いた」「タバコが悪いものだとは知っていたが、お酒もがんになりやすくなると聞いて怖くなった」といった感想をいただきました。

 

3.黒沢小学校(11月27日)

授業の対象が3~6年生と幅広く、うまく説明できるかどうかやや不安でしたが、皆さん熱心に聞いてくださり安心しました。
「好き嫌いをしない、運動もしっかりする」という目標を感想としていただきました。
また、学校の先生方からもたくさん質問をいただきました。

 

4.大子中学校(12月18日)

中学3年生の皆さんを対象に授業を行いました。
がんの種類や発生の仕組みなどについて、小学校の授業よりもやや詳しく説明を行いました。
約1時間とやや長丁場でしたが、皆さん集中して聞いてくださいました。
「大人になってもたばこは吸わないようにしたい」「身近な病気であることが分かり少し怖くなったが、治療方法も進歩していると聞いて安心した」という感想をいただきました。

がん予防の教室では、「家に帰って家族の人にも話してみてください」という点を協調しました。
子供たちの生活習慣の多くは家庭で築かれるものですし、子供が両親や祖父母と会話することをきっかけに、ご家族の検診受診にもつながればと思います。

来年からも、引き続きこのような活動を続けていきたいと思います。

地域総合診療医学講座 講師 片岡 義裕

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茨城県指導医団国外派遣事業参加報告

2018年12月16日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(IGD(Ibaraki Great doctors) in Hawaii)

大学院生の斉藤です。

10月15から25日まで、「茨城県の指導医から世界標準の指導・教育を!」と茨城県が主催する指導医団国外派遣事業に参加してきました。
私を含め、計5人の医師が、世界標準の先進的な指導・教育に取り組んでいる米国(Hawaii)へ行ってまいりました。

7時間のフライトを経て、一歩出ればそこは常夏!
うぅー遊びたい!と高まるテンションをグッ!と抑えながら、到着初日から現地で家庭医療クリニックを経営している日本人医師からの、日本とアメリカの保険制度の違いを学びました。
アメリカでは皆保険制度はなく、高額な保険料を支払い個人的に保険会社と契約を結びます。そのため、無保険者も多く、さらに医師は保険会社から要求されている診察行為を行わなければならず、緊急に追加検査を行う際は時としてこちらから保険会社に直接連絡をして検査認可待ちをしなければならいのが現状です。これを聞いていただけでも日本で保険制度のありがたみを実感できました。

2日目からもワクワクがNon stopでやってくる研修ばかりです。

ハワイ大学でのワークショップ体験やハワイ最大の病院であるクィーンズメディカルセンター病院でのベッドサイドティーチングや患者さんへの接し方までも臨場感たっぷりで見学することができます。
見て・聞いて・触って、数多く教育の方法や考え方を学ぶことができます。
ホスピタリストとして第一線で働いている日本人医師のレクチャーもあり、その医療・教育理念やシステム構築に感無量でした。

その他にも、ハワイ州に一つしかない災害医療センターでのレクチャー、多職種専門学校で授業風景の見学、家庭医クリニックでの診察見学など数多くの新しい経験と発見がみなさまを待っています!

どの施設でも随時質問し放題!!
準備した質問以上に現地で直接体感することで湧き出てくる様々な疑問や相談に対して、どの施設の方々もいつでもどこでも快く答えてくださいます。

研修内容は毎年少しずつ変更されているようであり、みなさまが研修に行かれる時には、さらに新しい発見とワクワクが待っているかもしれません!
私自身では、他の国の教育方法を現場で知ることによって、今まで行ってきた医学教育を再度見直し、新たな方法や概念を吸収できた良い機会であり、日本の医学教育の特性を生かしながらさらにより良いものに改善が行えるのではないかと帰国後から小規模ながら現在の職場の研修医、コメディカルとともに実践を行っております。
10日間の研修後は、「明日から何かを変えてみたいモチベーション」と「Hawaii sick」になることは間違いなしです!

今回の研修をまとめると「Stimulating & Exciting」!
みなさまの何かを刺激しワクワクさせてくれるような研修であることは間違いないです!
よく学び・よく笑い・よく食べた、今回の私の研修経験を通して、みなさまの何かを刺激するきっかけになれば嬉しいです!

最後に、研修出発前・研修中に私たちに何不自由がないように、手配・気配りをしてくださった茨城県県職員のみなさま、日米医学医療交流財団のみなさま、現地研修先の先生のみなさま、現地同行してくださったハリス先生とガストンさんには感謝しております。

筑波大学 大学院 斉藤 剛

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山形医学生勉強会のご報告

2018年12月7日テーマ:筑波総合診療グループ

勉強会の参加者

大森医院/ひたち太田家庭医療診療所で研修中の後期研修医2年 橋本恵太郎です。
11月24日から25日にかけて山形大学で東北の医学生と勉強会をしてきたのでご報告します。

水戸協同病院総合診療科チーフの長崎一哉先生と、医学生を対象に臨床推論をテーマに勉強会を開きました。
24日は病歴聴取レクチャーやケースカンファレンス、25日は身体診察のレクチャーと練習を行いました。初日の夜にはクイズ大会つきの懇親会も行いました。

レクチャーの様子

山形大学で開催できたのは、山形大学出身の先生から後輩に声をかけてもらい、山形大学生が協力してくれたおかげです。
山形大学医学部学年メーリングリストやSNSで参加を募ったところ、山形大学、東北大学、弘前大学などから13名もの学生が参加してくれました。
5~6年生を主として、2年生から6年生まで幅広い層が参加してくれました。

今回扱った内容は「普段聴きたいとおもっても聴けなかった話だった」とのことで、皆さん熱心に参加してくれました。
総合診療科については学生の皆さんはなかなか聴く機会がないとのことでした。
臨床推論を話したいこちらと聴きたいあちらで、需要と供給がばっちり一致した状態で、夢のような二日間でした。

ケースカンファレンスや身体診察練習も適当に行うのではなく、例えばケースカンファレンスではプロブレム整理、症例サマライズ、鑑別診断、そして次のアクションを考えるという型を紹介してから、実践してもらうようにしました。
身体診察も解剖やメカニズム、手技の手順・注意点を話し、やってみせてから一人ひとりに手取り足取り教える方式をとりました。皆さんとても楽しそうでした。

色々書かせていただきましたが、今回の勉強会は「ただの思いつき」です。
深い考えもなく突っ込んできましたが、手応えばかりが残った、たくさんの貴重な出会いのあった有意義な会となりました。

またこうした活動を続けていきたいとおもいます。

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第5回「つぽたの」参加報告

2018年12月8日テーマ:筑波総合診療グループ

集合写真

この度「第5回つくば式ポートフォリオを100倍楽しむ会」に参加させていただきました。

ポートフォリオについては指導医の先生方からお話を聞いておりましたが、具体的な作成に移せておらず不安に感じていました。そのためポートフォリオの種を経験した症例から探し、先輩方や指導医の先生方の前で発表、評価してもらえる機会をいただけたのは大変僥倖であったと感じており、ポートフォリオの作成に自信を持つことができました。

先輩方のポートフォリオ発表はとても興味深く、参考になるものばかりでしたが、指導医の先生方と先輩方のポートフォリオの良い点や改善点の評価を検討することで、自分自身が経験した症例の振り返りや今後ポートフォリオを作成するにあたりどこに焦点をあてて考えるべきかを学ぶことができました。

また医療と文化人類学のコラボレーション企画として筑波大学歴史・人類学専攻准教授の木村先生、総合診療グループの春田先生、後藤先生によるランチョンセミナーが開催されました。日常診療の一場面を普段は意識していない視点から評価し、人間関係やその人の人生について妥当な解釈を探っていくというワークショップを通じて、半年間シニアレジデントとして行ってきたICや多職種カンファレンスを振り返ることができました。

学ぶことの多いとても有意義な勉強会でしたが、普段はお会いできない先生方とも交流することができ大変楽しい時間を過ごすことができました。今回学んだことをポートフォリオ作成や日常診療に役立てていくとともに、次回のつぽたのにもぜひ参加したいと考えています。

後期研修医1年 植松洋

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第5回つくセミ報告【第3弾】

2018年12月2日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

11月17日に行われたつくセミのセッション内容についてご報告します!

セッション1:世界一受けたいアプリの授業

(セッション1の様子)

筑波大学附属病院総合診療グループ後期研修医1年目の海老澤由香です。今回2018年度つくセミにおいて「世界一受けたいアプリの授業」と題して診療・自己学習に役立つアプリケーションに関するセッションを行いました。
普段、我々にとってスマートフォンは欠かせない必需品です。特に総合診療の分野は覚えなければならない知識が多いため、アプリケーションを使用して知識を整理しています。普段臨床現場、自己学習などで使用しているアプリケーションを学生、研修医に紹介を行いました。学生の中でもアプリケーションをある程度使用して整理している人が多いようでしたが、特に知識の整理の仕方などに関して興味をもって聞いてくれているようでした。レクチャー形式でしたが、参加者からの質問もたくさん出ており事後のアンケートでも知らないアプリケーションの情報があってよかった、という声が多かったです。

参加者の皆さんの今後の生活に少しでも役立つことができたなら幸いです。今後また機会があればやってみたいと思います。

後期研修医1年目 海老澤由香

 

セッション4:高齢者が入院するとき・退院するとき

(セッション4 グループワークの様子)

高齢者が入院したとき、原因疾患はよくなっても、入院中にADLが低下してしまったり、もともと抱えていた問題が顕在化するなど、退院にむけて困難に直面する状況は度々起こります。今回のセッションでは、それらの問題を予防したり適切に対処したりするために、入院当日から退院に向けて様々な情報を収集し早期退院への支援を進めていくことが重要であることを学生・研修医の皆さんに伝えることを目的としました。

このセッションのメインとなったグループワークでは、『DISCHARGE QUEST』と題し、シナリオを通して、退院に向けてキーとなる情報や関係者の話などを記した全20種のカードを収集しながら退院支援を学ぶという、趣向を凝らしたゲーム形式のワークにしました。
参加者からはワーク時間が足りないという意見が多くみられたものの、楽しみながら退院支援に必要な情報は何かを考えることができたと思います。また、今回はMSWがファシリテーターとして参加してくれたお陰で、退院に必要な福祉介護の視点も強調して伝えることができたようです。
更に、ワーク終了後には、入院1日目の世界にタイムワープできたと仮定して、入院した瞬間からスムーズな退院のために何ができるか?を問いかけ、早期の退院支援の重要性を伝えました。参加者の感想からは、概ね当初の狙い通りの反応が得られ、目的は十分達成されたように感じました。
今回、一からセッションを創りあげ、ブラッシュアップすべき反省点は多く見つかりましたが、とても良いセッションができたのではないかと思います。今後完成度を更に高めて実施し、高齢者の退院支援の重要性や難しさ、楽しさを伝えていければと思います。

神栖済生会病院内科(総合診療)  海老原稔

 

セッション6:いざ!備えろ!つくセミ流災害医療勉強会

(セッション6 トリアージについてレクチャーです)

災害医療を扱ったセッションを行いました。全国から集まった医学生・研修医の皆さんと、体を動かし体当たりで災害医療を勉強しました。

災害はいつでも、どこででも起こりえます。災害が発生した際は、沢山の患者さんの救命のため「災害スイッチ」をOnにして平時とは異なる考え方で医療に当たらなければいけません。「災害スイッチ」をOnにする準備、その第一歩として、災害医療の基本をレクチャーやグループワーク形式で勉強しました。参加者の皆さんは、レクチャーでは非常に熱心にこちらの話を聞いてくれて、グループワークでは終わった後に「一生あの作業をしていたいとおもった」とまで言ってくれた方がいるくらい夢中で取り組んでいました。

今日のセッションが参加者の皆さんの今後に役立てば幸いです。スタッフ一同も参加者の皆さんから沢山のエネルギーを頂きました。今回のセッションに関わる機会が得られたことに心から感謝しています。

後期研修医2年目 橋本恵太郎

第1弾第2弾はこちらから!

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第5回「つぽたの」お知らせ

2018年11月27日テーマ:筑波総合診療グループ

今回で5回目になるつぽたの(つくば式ポートフォリオを100倍楽しむ方法)のお知らせです。

前回の参加報告はこちらをご参照ください。
今回の参加報告はこちらをご参照ください。

レジデント+指導医の先生のポートフォリオや、外部講師の先生をお呼びしてのランチョンレクチャーなど予定しています!

直前のタイミングではありますが、入退室自由なので、お時間ありましたら是非ご参加ください!

以下イベント概要です。

目的:日々の研修を通じて作成したポートフォリオ(PF)を用いて振り返りを共有し、日々の臨床につながる新しい学びを得る。
日にち:2018年12月2日(日)
場所:つくば文化郷るーらるはうす別館「樫」 http://www.rural.gr.jp/
茨城県つくば市吉瀬1679-1 駐車場あり
参加費:外部参加者は無料(昼食代は別途頂きます)
参加対象:研修医、指導医、PFに興味がある方だれでも!

タイムテーブル:
9:00 開場・設営
9:30 受付
9:45 オープニング
10:00~10:30 ポートフォリオ①
10:40~11:10 オートフォリオ②
11:20~11:50 ポートフォリオ③
12:30~13:30 ランチョンセミナー
特別企画「多職種カンファレンスの視座を変える」
講師:筑波大学 歴史・人類学専攻 准教授 木村周平先生、つくば総診より春田先生・後藤先生
14:00~14:30 ポートフォリオ④
14:40~15:10 ポートフォリオ⑤
15:20~15:40 振り返り・アンケート
16:00 解散・完全撤収

特別企画について:
テーマ「多職種カンファレンスの視座を変える」
「医療と人類学とのコラボプロジェクトの一環として、人類学者と共に、 医療現場では当たり前に行われている多職種カンファレンスの場を切り取り、そこでの事象を多面的に理解するためのワークを行う。このワークで明日の臨床は変わらないかもしれない。けれど、立ち止まってみえてきた世界はあなたの行動を変え、チームや組織を変えるかもしれない!」
木村先生からは、お時間が許せばPFへのフィードバックもして頂けるかもしれません。他分野の先生から新たな視点でご意見を頂くまたとないチャンスです!

ご参加希望の方は、医局メールアドレスまでご連絡をお願いいたします!!

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筑波⼤学地域総合診療医学寄附講座発⾜記念 シンポジウム・祝賀会のお知らせ

2018年11月23日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

ご参加を希望される方は、12 月 20 日(火)までに上記 E-mailまでお知らせ頂きたくお願い致します。
なお、期日までにご都合が確定しない方におかれましては、その旨をご連絡頂ければ幸いです。
皆様の多数のご参加をお待ちしております。

川田 尚吾

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第5回つくセミ報告【第2弾】

2018年11月26日テーマ:筑波総合診療グループ

11月17日に行われたつくセミのセッション内容についてご報告します!

セッション2 総合診療医の実像に迫る!

ディスカッションの様子

このセッションでは、現役の総合診療医が、普段どんなところで、どんな仕事をしているかについてレクチャーをした後、参加者の方が思っている総合診療や総合診療医のキャリアについての疑問をグループに分かれて講師とともに話し合いました。

アンケートでは、「将来の働き方について、具体的なイメージが湧いた」「全領域診ることが大変そうというイメージは少し壊れた」といった感想をいただきました。ディスカッションではみなさん時間が足りないと感じるほど熱心に議論してくださいました。

片岡義裕

セッション3 学校では教えてくれない! ~介護にまつわるおカネの話~

ケアプラン作成の様子

学校では教えてくれない!~介護にまつわるお金の話~ の講師として参加しました。
今回は愛美園在宅ケアセンターのケアマネージャーさんと準備をすすめていました。

セッションでは、介護保険の仕組みや受けられるサービスの内容をレクチャーした後、皆さんにケアプランを作成してもらいました。

『家族の負担を減らすためにデイサービスでオムツ交換をしてもらう日を作ろう』、『本人が車椅子で過ごしやすいように、玄関にスロープを作ろう』など、グループによって様々なプランが出来上がっていました。介護保険で補える限度額の中で、患者さんの生活背景や想いを考慮していく作業には苦戦していました。

私も最近、大和クリニックで訪問診療をしていて、日常生活とお金と病気を関連させて考える機会が増えました。私自身も、今回のセッションを準備することで、とても勉強になりました。今後も何かの機会で学生さんに伝えていければと思います。

倉田房子

セッション5 地域診断、地域の人が幸せになるために考え行動しよう!

ディスカッションの様子

北茨城市を対象フィールドに地域診断ワークショップを行いました。
参加者の方々には今回のワークショップを通じて、なぜ地域を診るのか、そして地域を診るとはどういうことかについて理解を深めていただけたのではないかと思います。

今回は、北茨城市の行政職の方や一般住民の方にオブザーバーとしてお越しいただき、地域を知る上で重要な住民の生の声を聞かせて頂きました。
参加者それぞれが地域について思いを馳せ、会場はあたたかい雰囲気に包まれた素敵な空間となりました。

「やっぱり地域って面白い!」

それを再認識したひと時でした!

川田尚吾

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第5回つくセミ報告【第1弾】

2018年11月24日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

参加者全員での集合写真

第5回つくセミの学生リーダーを務めました、筑波大学医学群医学類3年の森陽愛子です。
私は1年生の時から学生スタッフをさせて頂き、今年で3回目の参加となりました。

今年は新たな試みが2つありました!

1つ目は、選べるセッションの数が増えたことです。

昨年までは3セッション同時進行の2部構成でしたが、今年は新たな試みとして2セッション同時進行の3部構成となりました。これによって、先生方に用意していただくセッションは6つのままで、学生が受けられるセッションは2つから3つに増えました!例年魅力的なテーマばかりの6つから2つを選ぶのに苦労していた私にとっては大変魅力的でした!

これによって各セッションの持ち時間が例年と異なるなど講師の先生方には難しくなる点もあったと思いますが、そんな中でも我々学生の要望に応じて素晴らしい講義・ワークショップを作って下さり、ありがとうございます!!

2つ目は、全体交流セッションでの挑戦です。

例年はあるテーマについて参加者同士で話し合い、つくセミの振り返りをするという形式でしたが、今年は思い切って変更し稲葉先生に特別講演をして頂きました!

「勉強のモチベーション」という学生の興味をそそるテーマで、自分の学習動機を見つめ直すことができました。チェックシートの結果を班のメンバーで共有するなどグループワークの要素もあったり、「グループ学習(勉強会)は効果が高い」というお話からつくセミの参加意義に結び付いたりと、例年の良いところはそのままで、セミナー終盤で若干疲れ気味の参加者にも入っていきやすい楽しい講演だったと思います。

ぜひ、来年もどなたかに特別講演をして頂けたらと思っております!

最後になりますが、参加者の皆さん、ご参加くださりありがとうございました!来年もぜひお越し頂けたら幸いです。

講師の先生方、毎年パワーアップしたセッションを作って下さりありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。学生スタッフとして参加者数アップのため広報も頑張ります!

筑波大学医学群医学類 森陽愛子

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NAPCRG Annual Meetingに参加・発表してきました

2018年11月21日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(左から春田先生、後藤先生、小曽根先生)

(ポスター発表の様子)

(活発にディスカッションが行われていました)

2018年11月9日からシカゴで行われた46th North American Primary Care Research Group (NAPCRG) Annual Meeting に、筑波から春田先生、後藤先生、小曽根とで参加し、発表を行ってきました。

この学会は、その名が示すとおりプライマリケア分野での研究発表が盛んに行われている学会でした。プライマリケア研究を行う基礎として、多数の研究ネットワーク(Practice-based research network; PBRN)も構築され、そこからの研究発表も多数行われていました。
とても面白かったことの1つがポスター発表の時間でした。1回のポスター発表に1時間が取られ、演者はポスターの横に立ち、興味を持ってくれた人に向けてプレゼンをする形式で行われていました。この時間には他の企画が行われていないため、会場は多数の参加者で賑わっていました。
プライマリケア研究なだけに、幅広い研究テーマが扱われていました。その中でいくつか、本当に自分の興味と近い研究を発見し、直接発表者に質問をすることができました。一例を挙げると、私の場合は大学院の研究テーマだった血圧測定方法に関連した研究や、リハビリ専門職のプライマリケアチームへの貢献に関する研究、レジデントへの研究教育に関する研究、などがそれでした。普段は知らない人に声をかけるのはものすごく緊張して気が引けるのですが、会場全体の研究活動を楽しんでいるような雰囲気につられて、多くの人と話すことができました。国際学会で、研究テーマへの興味関心を共通言語として、こうして人と交流することができる楽しさを、とても新鮮に感じることができました。

私の発表は、昨年度つくばのレジデントの先生方と共に行ったレジデント研究支援プロジェクトについてでした。日本、アメリカ、カナダの方々から発表に興味を持ってもらい、同じようにレジデントへの研究教育には課題があることを知ることができて、今後の活動に大きなヒントをもらえました。

今回は都合により非常に短い滞在だったことが非常に残念でしたが、また来年以降もぜひ参加してみたいと思うと同時に、こういった機会が身近にもあったら研究はより面白くなるだろうとも思いました。

最後に、今回の学会に参加させていただきました皆様、本当にありがとうございました。
(文責:小曽根早知子)

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筑波大学附属病院総合診療グループ

「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして