筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会2023(ハイブリッド開催)

2023年4月13日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP, 医学教育

みなさまこんにちは。
今年も、つくば家庭医・病院総合医プログラム(筑波大学総合診療科)の説明会を行います。
今年は現地開催+オンラインのハイブリッド形式で行う予定です。
 
  
【説明会予定2023】いずれも14:00-16:00
 

第一回:5月21日(日) 
第二回:7月8日(土) 
第三回:8月19日(土) 

毎回、終了後に質問タイムを設けます。
 

【参加お申し込み】 こちらからどうぞ。

(オンラインを希望された方には、開催前にzoomアドレスをお送りいたします。場所などの詳細は後ほど登録したメールアドレスにお知らせします。)

 

【概要】

・前野哲博教授によるプログラム紹介
・専攻医やプログラム修了生による体験談のプレゼンテーション
(専攻医と修了生が、都度替わる予定ですので、毎回楽しめます)

 終了後には少人数で個別に話すこともでき、質問や相談をしていただくことも可能です。

説明会は出入り自由となっております。遠方で来れないという方は、是非オンラインでご参加ください。聞くだけの参加も歓迎しています。

【おすすめの方】
・進路を検討中の初期研修医や学生
・当プログラムに興味のある方すべて

皆様のご参加を
心よりお待ちしております!

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2023年4月 ウェルカムセミナーが開催されました

2023年5月3日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 未来医療GP

つくば家庭医・病院総合医プログラムでは、毎年春に、新・専攻医を迎えてウェルカムセミナーを開催しています。

今回は、8名の専攻医を迎えることが出来ました。

 

集合写真。撮影時のみマスクを外し、呼吸もしていません。

【集合写真】(撮影時のみマスクを外しています)

多数の先輩専攻医や教育スタッフが参加し、新専攻医たちの創意工夫が光る『新専攻医クイズ』や、先輩専攻医からのプログラムや施設紹介、そして懇親会などを通じて、メンバー同士が交流を深めました。

 

【新専攻医からの声】

 
 クイズを交えながらの自己紹介では、同期の意外な一面などを楽しく知ることができました
 記念品に名刺やロゴ入りスクラブを頂き、ついに筑波総診の一員になったのだ。という身の引き締まる思いが致しました!
 専攻医の先輩方からのプログラム・施設紹介や、懇親会では、普段なかなかお会いする機会のない、たくさんの先生方とお話することができ、
 なんでもご相談させて頂ける気さくな雰囲気の先生方ばかりで、つくば総診の温かいファミリー感に安心致しました。
 素敵な先輩方や同期に囲まれて研修させて頂ける環境に感謝して、成長していけるよう研鑽を積んで参ります!
専攻医1年目 島崎
 
 
 
 様々なフィールドで働く筑波総診の先生方と直接お話しでき、私にとって、とても貴重な時間でした。
 初期研修医を卒業して専攻医初心者の私は、今後の不安が大きかったですが、先生方のお話を聞いて、むしろ今後の研修や学びにわくわくしています…!!
 また、最初のS1クイズでは、まだ知らない同期の一面を垣間見れたのも楽しかったです!
 同期はもちろん、他の専攻医やスタッフの先生方と一緒に働ける日が来るのを楽しみにしています。
専攻医1年目 加納
 
 
 
 多くの先輩医師の皆さんとの交流を通じて、後期研修における疑問や不安に思っていた点が少しクリアになり、研修へのモチベーションアップにつながりました。
 来年以降は、私たちも運営側に回り、素敵な企画になるよう私たちも尽力したいと思います
専攻医1年目 大堀
 
 
 

 

新専攻医クイズの表紙映像

【新専攻医クイズ】

 

【コンテンツ概要】

現地・オンラインのハイブリッド開催

<午前>

オリエンテーション
新専攻医クイズ、自己紹介・プレゼンテーション
新スタッフから自己紹介・プレゼンテーション
記念品贈呈
委員会活動報告
学会発表のすすめ、学会ポスターウォーク・ツアー(学会のポスター会場を一緒に回る)など
前野教授から総合診療の重要性と役割、将来予想図など

<午後> 一部、専攻医と指導医に別れて同時開催

指導医:指導医FD(ファカルティ・ディベロップメント)
専攻医:施設紹介、プログラム企画、おすすめ本紹介

懇親会

 

———-

ウェルカムセミナーやレジデントCSA、教育カンファレンスなど、
Off the job training(診療現場以外の教育)についてお知りになりたい方は、
こちらをご覧下さい。

 
 
 

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無印良品で「ハッチポッチカフェ」開催@2023年4月8日(土)

2023年4月7日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

明日の2023年4月8日(土)に『ハッチポッチカフェ』という名のくらしの相談室を開催します。
(ハッチポッチ・・・ごちゃ混ぜという意味)
 
本日、神栖市で研修中のつくば総診の専攻医 石塚先生も
明日の開催に向けて現地で準備をしてくれました。
 
 
こどもも参加出来る【クイズ】をメンバーが作って下さいました。
 

 

無印良品の店内にヒントを隠すことを許可してくださった
店長・副店長さんに感謝!!!!!
 
【メディカル・ハーブ体験】の看板
 

明日いよいよ開催です。
 
 
場所:無印良品 オークビレッジかみす
   茨城県神栖市大野原4丁目8番71-5号
日程:2023年4月8日(土)
時間帯:11時~16時
 
イベント概要:
日本メディカルハーブ協会 シニアハーバルセラピストでもある薬剤師がハーブティーを提供したり、総合診療医らをはじめとしたメンバーが、健康相談をはじめ、様々なくらしの困りごとの相談に対応します。
 
当日は、神栖市、銚子市、香取市、鹿嶋市等にゆかりのある総合診療医や看護師、理学療法士、得意を活かして活動されている生活者などの有志が集まり、運営します。
 

<同時出展>
神栖市の障がい者就労支援事業所 Kichi-Kuro【キチクロ】を運営する一般社団法人O.K.factory(オーケー・ファクトリー)さんとコラボし、お母さん・お父さんも安心して健康相談ができるよう、子供たちが遊んで過ごせる場も当日提供します。
https://ametara1001.wixsite.com/okfactory

ハーブティー以外にも、こころと体を元気にしてくれる、美味しいものやカワイイものを集めたセレクトショップも開催予定

 
コンセプト:
●場づくりを通して、感じよい暮らしのプロデュースに役立ちたい!
 
いろんな職種や得意を活かした市民らが、くらし困りごとの相談を受け、さらには、生活者同士でも支え合える関係・場づくりをしきたいと考えています。
この場を通して、無印良品が大切にしているテーマである“感じよい暮らし”をみなでつくり、生活者同士が交流し、互いに支え合う関係性も醸成してゆきたいと考えています。
 
 
今後、このような取り組みを医学生や看護学生、薬学生らの実習の場にしてゆく予定です。
 
——————————–
追記:当時の雰囲気を感じていただけるようムービーにしました。
 
【開催記録】
 

<関連情報>

・ハッチポッチカフェ(くらしの相談室)公式ホームページhotchpotch-cafe.my.canva.site

日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
つくば家庭医・病院総合医プログラム 指導医
日本ヘルスプロモーション学会 常任理事
阪本直人より

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2022年度卒業セミナー 1日目

2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

総合診療科専攻医1年鈴木綾香です。

はやいもので、卒業セミナーの季節となりました。
今年度は、2月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって開催されました。
3年ぶりの現地開催が実現し、オンライン配信のハイブリッドでしたが、多くの先生方がお忙しい中にも関わらず、現地に集まりました。

 

今年度は、佐藤瑠美先生、鈴木李理先生、幸田千佳先生の3名の専攻医が卒業しました。

1日目は、前野先生の講演から始まり、卒業生のポートフォリオ発表会を経て、木澤義之先生の講演がありました。
木澤義之先生は、日本緩和医療学会理事長でもあり、筑波大学卒業生、そして前野先生の同級生でもあるのです。

 

前野先生からは、今後のつくば総診の発展や展望を含めた話があり、総合診療医を目指すものとして兜の緒を締める気持ちとなりました。

 

ポートフォリオ発表では、先輩方がどのように臨床で苦労され、解決されたのかを聞くことができ、大変勉強になりました。

 

木澤先生のご講演では、他では聞けないであろう、日本の緩和医療の歴史や将来、緩和医療と総合診療医の親和性、先生が取り組んでいる研究など、とても興味深い内容でした。

さて、今回ご卒業された先生方、本当におめでとうございます。

お忙しい中講演してくださいました木澤先生、前野先生、そして、当日来場された先生方に改めてお礼申し上げます。
先生方の今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

2日目の卒業セミナーの様子は専攻医1年の都田先生の投稿をご覧ください。

専攻医1年 鈴木綾香

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2022年度 卒業セミナー(2日目)

2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

筑波大学総合診療科で研修をさせていただいております、S1の都田佑樹です。

オンサイトでの開催は3年ぶりとのことでしたが、私にとって本年が初参加でした。
何かとバタバタとした中で卒業セミナーの委員をさせていただきましたが、普段お会いできない先生方にお会いできて、とてもうれしかったです。

 

2日目は、卒業生それぞれの今までの研修の振り返りプレゼンから始まりました。
皆さんのバックボーンから知ることができ、研修の苦労などがありありと浮かんでいて大変興味深いプレゼンテーションでした。

 

 豪華な中華弁当を挟んで午後のCSA(Clinical Skills Assessment)、KFs(Key features test)の時間が始まります。
CSAはレジデントを対象に様々な臨床シーンを切り取って患者さんにどう伝えるか、どうアセスメントをするかの医療面接です。非常に緊張しますが、指導医の先生からのフィードバックもとても参考になり、建設的なものなので実りのある時間でした。

 

KFsはマークシート形式のテストですが、点数が公表されるわけでもなく、自身の臨床知識をアップデートする目的のものです。解答解説は参考文献も載っており、とても身になるテストでした。
CSAもKFsもどちらも自分の今までの医療面接の在り方、臨床能力を見直すきっかけになりました。来年はもっとうまくできるように本年一年努力したいと思います。

さて、新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)のため、ようやく再開できたオンサイト卒業セミナーでした。
来年もオンサイトで開催できることを楽しみにしています。

本年ご卒業される先生方、ご卒業誠におめでとうございました。
これからのますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

専攻医1年 都田佑樹

 

関連ページ:卒業セミナー(1日目)はこちら

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<開催報告>カミス「ココ」でずっとKIDS presents ふれあい動物園

2022年11月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア

こんにちは、専攻医1年目の今川です。

ふれあい動物園を通じて、保護者や医療的ケア児などの子ども達が外出し、対話・交流できる場をつくろうと、
先日神栖市で開催されたイベントに参加させていただきましたので、ご報告します!

記念写真

みなさんは「医療的ケア児」と呼ばれる方々の存在をご存知でしょうか?
医療的ケア児とは、生存のために医療的なケアを必要とする子どものことをいいます。
人工呼吸器や胃ろう、痰の吸引などが生活する上で必要であるため、なかなかお出かけが難しいという状況があります。

 

つくば総合診療のメンバーで、神栖済生会病院を担当している髙橋弘樹医師らが、
地域全体で障害児を支えるための活動を進めています。
この取り組みでは、患者・家族のピアサポートとしての交流、関係性の構築を促進したり、
医療的ケア児・重症心身障害児の同胞へのケアや、ピアサポートの場を提供することを目的に活動しています。
(取り組み愛称「カミス『ココ』でずっとKIDS」、済生会ソーシャルインクルージョン採択事業)

かみすココくん

 

本活動の一環で、医療的ケア児・重症心身障害児のお子さんが、外出できる機会をつくったり、
ご本人やご家族が交流できる場として、ふれあい動物園を開催することになりました。

 

本イベントは、「カミス『ココ』でずっとKIDS」が主催し、
医療的ケア児や障害児家族の交流団体「たいようの部屋」と
県鹿行地区重症心身障害児家族会「おむすびの会」が共催で開催されました。

このイベントに微力ながら私も会場の設営等を手伝わせていただきました。

やぎ

ポニー

出番前の動物もウォーミングアップしています。

 

 

当日の天気はくもり。
雨天の場合は中止となるため、なんとか雨が降らないよう心から祈るばかり。

肌寒い気温ではありましたが、開催時間が近づくにつれ続々と参加者の方が!

わくわくされながら受付していらっしゃいました。

みなさんパワフルで開会式の熱気は凄まじかったです。

 

さて、ふれあい動物園、いよいよはじまりました!
みなさんいい笑顔ですね〜。私はその様子を見てひたすら癒されていました。

背中に乗れるのは30kg未満の子どものみ

屋内ではバルーンアートも開催され、バルーンを嬉しそうに身につけているお子さんがたくさん。

バルーンアート

天気もなんとかもってくれて、無事終了しました!

 

医療スタッフやボランティアの方々が協働し、少しでも安全にイベントが行われるよう配慮がなされていました。
イベント中、医療的なケアが行えるよう専用のブースも設営されていました。

お子さんだけでなく、ご家族の方の笑顔が見られたことも印象的でした。

あいさつ

医療的ケア児のご家族は様々な問題や不安と闘いながら日々生活されていらっしゃいます。

「今回のふれあい動物園がその交流の場となり、みなさんとの新しいつながりとなれば。」

そのような思いを髙橋先生が開会式で語っていらっしゃいました。

 

いままでのつながりに支えられて開催に至り、新しいつながりが生まれるような、とても暖かい場が作られていました。

 

医療的ケア児を取り巻く環境は私には推し量れないほどの課題がありますが、今回のつながりをもとに、よりよい地域ができていくのだと強く感じられた1日でした。

みなさんのパワフルさに元気をもらいながら、医療者として地域づくりに関わっていく現場を身をもって勉強させていただきました。
総合診療医の卵として今回の経験を活かし、これからも精進して参りたいと思います。

 

準備、運営にご尽力いただきました、先生方、スタッフのみなさまに、このような素敵なイベントに参加させていただきましたこと、心より感謝申し上げます。

集合写真

運営スタッフの阪本より、下記追記しました。
 
謝辞
医療的ケア児や障害児家族の交流団体「たいようの部屋」、県鹿行地区重症心身障害児家族会「おむすびの会」、鹿行地区の医療介護福祉住民をつなぐ会、神栖市障害者デイサービスセンターのぞみ、鹿島訪問看護ステーション、社会福祉法人すはま会、合同会社にこステーション・にこ・ナース、銚子メディクス訪問看護ステーション、千葉科学大学、神栖市障害福祉課、神栖済生会病院・済生会訪問看護ステーションかみす・地域包括支援センター済生会かみす(順不同)、まだまだ書き切れませんが、鹿嶋市、神栖市、銚子市、潮来市等近隣の市町村から、医療系社会人のみならず学生達も駆けつけてくださいました!
皆様、運営にご協力・応援くださいまして、ありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
 
 

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

2022年8月8日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

北茨城市民病院附属家庭医療センターは、茨城最北端地域にある診療所です.

 

北茨城市民病院附属家庭医療センターホームページより

 

 

診療所ですが、近隣の北茨城市民病院と提携しており採血や画像検査等もアクセスが良いです.

また、急性期の病態で北茨城市民病院に入院することになっても、経過の引き継ぎがスムーズにできるため、1人の患者様の慢性期⇆急性期を横断的に把握できるのは魅力的です.

外来患者は午前のみで120人(医師2-3人で対応)と決して少なくはないですが、つくば総診の指導医の元で外来の経験を積むことができます.

北茨城市民病院附属家庭医療センターは横谷先生を始めとした、つくば総診のメンバーを中心に開設されて2022年現在7年目です.
初めは、訪問診療という文化もなく、患者数もほとんどいない状態でした.数年でここまで患者数が伸びたのも、先輩方や職員の方のお力だと思います.そのような勢いのある場で学ぶことができます.

 

【参考】北茨城市民病院附属家庭医療センターで学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その4:ひたち太田家庭医療診療所 編

2022年8月7日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 大森医院, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

ひたち太田家庭医療診療所は、大森医院の分院です.

 

ひたち太田家庭医療診療所ホームページより

 

主な業務は外来、訪問診療、施設回診、地域診療です.

看護師、ケアマネ、セラピストとも距離が近く、皆様が笑顔だったのが印象的でした。
水戸やひたちから初期研修医の受け入れをしており、地域にいながら後輩指導もできるのも魅力の1つです.

患者層は小児〜若年者〜高齢者と一度の外来の中でも様々です.

ひたち太田家庭医療診療所の院長は、医師8年目の木村先生(つくば総診の先輩)です.若手医師が主に業務をしており、診療所皆んなで高めていこうという素晴らしい雰囲気を肌で感じることができました.

本院である大森医院では、『過疎医療はおもしろい! 僻地医療に心血を注ぐ、赤ひげ先生の挑戦』執筆者の大森英俊先生よりご指導いただけます.

診療所研修という点は同じですが、大森医院、ひたち太田家庭診療所と、患者層や地域性、指導体制が違う場で勉強できることができます.

 

【参考】ひたち太田家庭医療診療所のホームページ
【参考】大森医院で学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その3:利根町国保診療所 編

2022年8月6日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 利根町, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

利根町国保診療所の中澤先生と

利根町国保診療所は、
外来、訪問診療、リハビリ、予防接種、乳児健診、学校保健と『The 地域のお医者さん』を味わえる場所です.

診療所のため、少数精鋭なので、感染対策や経営などに後期研修医から関わることができます.

何より印象的だったのは、中澤所長との訪問診療でした.
その臨床的実力やお人柄から地域で尊敬されており、患者さんは自分の困り事以外に、地域住民やご友人のことも相談されます.

それにより、外来〜訪問の診療は一人一人区切られた診療というよりは、地続きの診療に思えました.

私は『家族図』を超えた、『地域図?』をそこに垣間見た気がしました.
数十年来地域に貢献し続けた中澤所長やつくば総診の先輩方の背中を見ながら、研修することができます.

 

【参考】利根町国保診療所で学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その2:神栖産業医トレーニングセンター編

2022年8月5日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

神栖産業医トレーニングセンター
Kamisu Occpational Health Physician Training Center(KOHP-TC)

 

2022年4月より市内産業医業務の拠点となり、産業医の実務能力を養成する機能を持つ神栖産業医トレーニングセンターが開設されました.

鹿島臨海工業地帯のある神栖市ならではです.
人生で初めて工場巡視、委員会参加をさせていただきましたが、異世界でした.
作業着を着てみると重く、耐熱性素材のためか、少し暑かったです.
それでも安全のためには作業着は欠かせません.
このように患者側に立てる経験は滅多になく、一般診療において産業医以外の医師にも必要な力だと思いました.

 

そして、神栖産業医トレーニングセンター統括指導医である田中完先生とお話しをする貴重な機会をいただきました.

医師が体の解剖図を理解し薬を処方するように、田中先生は『会社の解剖図』『地域の解剖図』を理解し、適切な介入を行うことで会社及び地域を変えておられます.
凄すぎて到底ここには書き切れません(語彙力を失い申し訳ございません).
少しでもご興味を持たれましたら、是非見学に行ってみてください.

 

 

 

【参考情報】神栖市の産業医学基礎研修と生涯研修(神栖市若手医師きらっせプロジェクトホームページより)

 

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その1:神栖済生会病院 編

2022年8月4日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

 

神栖済生会病院は、
200床程度の二次救急指定病院で、コミュニティケアの中核を担うべく、2019年に鹿島労災病院と再編統合しました。

 

神栖市若手医師きらっせプロジェクトより

 

神栖には、鹿島臨海工業地帯があり、若年-中年層の患者さんも多いです.
また、神栖内の二次救急指定病院は2つしかなく、多くの症例を経験できます.

つくば総診の医師も参画して進めている神栖市若手医師きらっせプロジェクトなど、市をあげて医療体制を整えることに尽力されており、行政ともタッグを組みやすい環境にあるのも魅力の1つです.

訪問診療も、つくば総診の医師が中心となり立ち上げました.

圧倒的にフィールドが多く業務のレパートリーが多い神栖で、和気あいあいとつくば総診の先輩方が仕事をしているのが印象的でした.

フィールドに合わせマルチな働き方を実践されている先輩方の元、一緒に仕事ができることが何よりの魅力です.

【参考】神栖済生会病院で学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

 

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後期研修のローテ先を探して。専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ

2022年8月4日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 神栖, 大森医院, 利根町, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

皆さん、こんにちは!
つくば家庭医・病院総合医プログラム(以下つくば総診)
専攻医1年目山田辰樹です.

つくば総診には、様々なセッティングが用意されており、その中から自分に合った研修を作り上げていきます.

今回、後期専門研修先である神栖済生会病院および神栖産業医トレーニングセンター、利根町国保診療所、ひたち太田家庭医療診療所(大森医院)、北茨城市民病院附属家庭医療センターを見学させていただきました。

これから、少しずつ後期専門研修施設を私なりに、皆さんへご紹介して行きたいと思います。

題して、『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
どうぞご期待ください。

 

その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

 

さて、たくさん見学させていただいた結果、どの施設も魅力的であり、来年以降の研修先を大変迷っております.

贅沢な悩みだと思います.
同じ悩みをしてみたい方は是非見学にいらしてください.
待ってま~す。

 

専攻医(後期専門研修医)1年 山田辰樹より

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【参加者募集】『産業医』 第16回つくば総合診療塾オンライン

2022年7月14日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

「つくば総合診療塾オンライン」開催!

第16回は8/12(金)15:00–16:30 産業医 参加者募集!

 

総合診療に関する定期的なオンライン学習会「つくば総合診療塾オンライン」、

第16回は産業医について取り上げます。

 

「産業医」という存在を知っていますか?

医師として働く世代に関わる限り、産業医の視点は重要です。

ですが、産業医が実際どんなことをしているのか知る機会は少ないのではないでしょうか?

今回は、産業医の仕事についてリアルな話を交えて紹介したいと思います。

 

 

内容:産業医

講師:福田 幸寛先生(life story合同会社)

日時:2022年8月12日(金)15:00-16:30(時間は早めに終わる可能性あり)

方法:オンライン(詳細は開催日2-3日前に参加者にメールいたします)

費用:無料

対象:全国の医学生・医療系学生、その他

申し込み:以下のリンクから参加登録してください。

グループ分け等を適切に行うため、8月3日(水)までの申し込みを推奨いたします。

https://jp.surveymonkey.com/r/DZ3DQSP

 

 

〇今後の予定(内容、時間、講師は状況に応じて変更可能性あり)

2022年

・7月日時未定 糖尿病  鈴木將玄先生

 

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リハビリテーションワークショップを開催しました

2022年7月2日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 医学教育

(今回はリハビリテーションについてのワークショップでした)

(参加者の皆さま、ありがとうございました!)

6月18日にリハビリをテーマにオンラインワークショップを開催しました。
ワークショップのテーマは「リハビリセラピストが患者・家族をどのような視点で見ているかを学び、実践しよう」というものでした。

前半は模擬患者さんを医師が訪問診療する様子を写した動画をもとに「どんな診察をしていたか?」を振り返るグループワークでした。動画の中で医師は病気の症状についてポイントを抑えて聞いていました。一方で生活の様子については「困っていることはない?」といった曖昧な質問しかしておらず、十分な情報が得られていませんでした。良いことではありませんが、私が今訪問診療をしたらこうなっていただろうなと動画の医師に共感しました。

後半の動画ではリハビリセラピストが実際に聴取して行ったことが動画で流れました。具体的にどんな生活をして、どんなことに困っているのかを把握し、その困難を解消すべく介入を行う姿に目から鱗が落ちる思いでした。

リハビリセラピストと医師、2つの視点を持てるようにすることを個人的な目標としてワークショップに参加しました。
学んだことを以下に共有します。
・セラピストの視点
 ・患者さんの1日の生活を細かく想像できるように
 (1)人(患者本人)
  発言から他人との関係性を把握する
   (いつも~~してもらっているのよ→相互依存関係にある人がいる)
  生活動作:何をするときにどう動くか?
   ADL、IADLを『具体的な行動とともに』把握する
 (2)場所
  過去に転倒した場所はないか、転倒しそうな場所はないかなど家屋の構造上の問題を把握する
 (3)物
  家においてあるもの、持ち物から患者さんの歴史を読み解く
  例:写真から家族のこと、おいてある差し入れから周囲やコミュニティとの関わりについて想像する
 →結果として『生活と環境の相互性の理解や適切な介入が行える』
・医師の視点
 (1)原疾患の進行+合併症の有無の確認
 (2)薬剤は適切かの判断:原疾患や今後の予後や患者の希望などから適切な薬を選択する
 (3)在宅療養のゴールはどこか:家族会議は行っているか?アドバンスド・ケア・プランニングなど

今回のワークショップはリハビリセラピストが具体的にどんな介入をしているのかを知ることができる貴重な機会となりました。ワークショップを通じて、リハビリセラピストがどのような視点を持って活動しているのかをイメージすることができ、それを自分自身の診療にも取り入れようと考えることができました。
(後期研修1年目 山田辰樹)

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プレコンセプションケアセミナーに登壇させて頂きました

2022年5月2日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

大学総合診療科&笠間市立病院の稲葉です。

皆様はプレコンセプションケアという言葉はご存じでしょうか。プレコンセンプションケアとは、「妊娠する前の段階から自身の健康をケアすること」を意味します。将来の妊娠に備えての健康維持、そして妊娠や出産の正しい知識を備えておくことも含んでいます。産婦人科を中心に少しずつ啓発活動が進んで来てはいますが、日本ではまだ浸透が不十分な状況です。また、我々プライマリ・ケア医もプレコンセプションケアに取り組んでいくことが非常に重要ですが、まだ馴染みが無い先生が多いかと思います。

笠間市立病院では、2019年に全国で初めて自治体の助成を受けた、そして全国で初めて総合診療医が行うプレコンセプションケア外来を開設しました。COVID-19の影響で思うように活動できていない部分もありますが、地域医療の中で地道にプレコンセプションケア外来を継続しています。

今回は、プレコンセプションケアの分野を日本でリードしている成育医療センターのプレコンセプションケアセンターの先生方にお声がけ頂き、第7回プレコンセプションケア・オープンセミナーで笠間市のプレコンセプションケアの取り組みを発表する機会を頂きました。2019年に外来を開設するに当たって成育医療センターのプレコンセプションケアセンターを見学させていただき、その時に直接教えていただいたノウハウが笠間市立病院のプレコンセプションケア外来の基礎になっています。まさにお師匠様とも言うべき成育医療センターの先生方に講演の機会を頂けて、本当に感動でした。

下記URLに当日のセミナーの様子がYouTubeにアップロードされておりますので、他の演者の先生も含めまして是非ご覧ください。

https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/preconception/pcc_report/220217.html

小さな公的病院である笠間市立病院の強みを活かした活動で、これからの時代に更に必要になってくる活動だと思っています。今後もプレコンセプションケアが地域に根差した概念になるよう、引き続き頑張りたいと思います。

(文責:稲葉 崇)

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つくば家庭医・病院総合医プログラム オンライン説明会2022

2022年4月8日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

みなさまこんにちは!
今年度も、つくば家庭医・病院総合医プログラム(筑波大学総合診療科)のオンライン説明会を行います。

 

【説明会予定】いずれも14:00-16:00

第一回:5月28日(土) 
第二回:7月3日(日) 
第三回:8月11日(木・祝) 

 

毎回、終了後に質問タイムを設けます。

 

 

【参加お申し込み】 こちらからどうぞ。
   (申し込みされたメールアドレスへ、開催前にzoomアドレスをお送りいたします。)

 

【概要】

・前野哲博教授によるプログラム紹介
・専攻医やプログラム修了生による体験談のプレゼンテーション
 (専攻医と修了生が、都度替わる予定ですので、毎回楽しめます)

 

終了後には少人数で個別に話すこともでき、質問や相談をしていただくことも可能です。

説明会はzoomで行い、出入り自由です。聞くだけの参加も歓迎しています。

 

【おすすめの方】
・進路を検討中の初期研修医や学生
・当プログラムに興味のある方すべて

 

 
 
皆様のご参加を
心よりお待ちしております!
 

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神栖コミュニティケア実習を体験してきました!

2022年4月17日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

画像をクリックすると記事にジャンプ!

 

筑波大学医学群医学類における実習では、地域診断実習、異業種に帯同して行う参与観察実習などを通し、
健康の社会的決定要因や、コミュニティケアの本質を学ぶことができるよう、つくば総診の指導医がプログラムしています。
 
本実習には、神栖市の地元の方々をはじめ、地元の企業など、多くの方が協同してくださっています。
つまり、私たちは、神栖市市民と協同して、医学生を育てているのです。
 
本実習内容(医学生M5-6向け、コミュニティケア)を知った總山萌さん、野村奈々子さん、近間仁美さんが、大変興味をもってくださったので、実習体験ツアーを特別企画しました。
 
体験実習を通して感じたことや学びを記事にしてくださいましたので、皆様にもお知らせします。
 

看たまノートの記事へジャンプします。

 
 
野村奈々子さんは、webメディア『看たまノート』をご自身で立ち上げ、企画・インタビュー・執筆などもご自身でも行っておられます。
 
ぜひお読みください。
 

 

【実習体験ツアー参加メンバー】
・總山萌さん:筑波大学医学群看護学類4年
・野村奈々子さん:岐阜大学医学部看護学科4年
・近間仁美さん:大阪大学医学部保健学科4年(オンライン参加)
(いずれも実習当時の所属)

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【参加者募集】『臨床推論の基本的な考え方(その5:全身倦怠編)』 第14回つくば総合診療塾オンライン

2022年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

「つくば総合診療塾オンライン」開催!

第14回は3/18(金)19:00–21:00 臨床推論の基本的な考え方(その5:全身倦怠編)参加者募集!

 

総合診療に関する定期的なオンライン学習会「つくば総合診療塾オンライン」、

第14回は臨床推論について取り上げます。

 

症状を訴える患者さんに対して、効果的に病歴を集め、過不足なく鑑別診断を挙げて、

診断を絞り込んで次のアクションにつなげていく。

この一連の臨床推論のプロセスについて、今回は全身倦怠をテーマに、具体的なアプローチのしかたを学びます。

 

 

内容:臨床推論の基本的な考え方(その5:全身倦怠編)

講師:前野 哲博先生(筑波大学医学医療系 地域医療教育学/総合診療科)

日時:2022年3月18日(金)19:00-21:00(時間は早めに終わる可能性あり)

方法:オンライン(詳細は開催日2-3日前に参加者にメールいたします)

費用:無料

対象:全国の医学生・医療系学生、その他

申し込み:以下のリンクから参加登録してください。

グループ分け等を適切に行うため、3月11日(金)までの申し込みを推奨いたします。

https://jp.surveymonkey.com/r/PQXT6MG

 

 

〇次回以降の予定(内容、時間、講師は状況に応じて変更可能性あり)

2022年

・4月日時未定 臨床倫理 講師未定

・5月日時未定 在宅医療 講師未定

・6月日時未定 糖尿病  鈴木將玄先生

・7月日時未定 メンタルヘルス 講師未定

・8月11日(木) 15:00-17:00 産業医 福田幸寛先生

 

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2021年度卒業セミナーを開催しました

2022年2月13日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

(今年3名の卒業生です。右から小野先生、宮本先生、海老澤先生)

 

2022年2月12日、13日に2021年度卒業セミナーが行われました。

1日目は前野先生より昨今の専門医制度+働き方改革の情報のアップデートがあり、次に卒業生によるPF発表、最後に外部講師として武田裕子先生から筑波大学医学部卒業後のキャリアについてお話がありました。前野先生はいつも臨床現場が追い付いていないような新情報や新制度を共有して下さるので、大変勉強になっております。
また、武田先生の講演では、武田先生の世界をまたにかけた怒涛の勤務経験を伺い、信念を貫く強さに敬服し、これからの自身の医師人生に待ち受ける未知との出会いにワクワクしました。

2日目は卒業生による修了プレゼンテーションの後、CSA(Clinical Skill Assessment)とKey Featureが行われました。CSAは診療シミュレーションを用いた評価方法で、Key Featureは多選択・自由記載式で医学知識を評価する方法です。
毎年緊張しますが、模擬患者さんをはじめ多くの方が関わって下さり貴重な意見を頂ける機会ですので、(終わってしまえば)今年も経験することができて良かったと感じます。

今回は私自身が卒業生だったため、PFや修了プレゼンテーションについての感想は省きますが、4年間を通してどのようなことを感じ成長できたかをつくば総診の皆様にお伝えでき、後輩の励みにそして先輩方の指導意欲に繋がれば幸いです。

私含め、卒業生の皆様お疲れ様でした!まだ提出物や専門医試験が控えていますが共に頑張りましょう!そして卒業セミナーの準備をしてくださった先生方、CSA等ご協力頂いた先生方、誠にありがとうございました!!

 

(後期研修医4年目 小野有理)

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【人生会議】かみす終活フェス 2022年3月に開催されます。

2022年2月8日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア

神栖市(鹿嶋市含む)の市民の皆様とともに『人生会議』について考えるイベントが開催されます。

終活フェス2021年度A4チラシ

【PDF版】終活フェス2022(A4サイズ)

本イベントは、今回で4年目を迎えます。
今年も、清真学園高等学校・中学校演劇部の協力を得て開催される演劇では、
本人を交え話し合えることの大切さ、どのように逝きたいかを皆で考えてゆくことは、
いまをよりよく生きることでもあることを教えてくれます。

そして、基調講演に、筑波メディカルセンター病院 総合診療科・緩和医療科医師 廣瀬由美先生をお迎えして、
皆様とともに、このテーマを考える一日にしたいと考えています。

皆様、どうぞお誘い合わせの上、ご参加ください。

 

 

【終活フェス2022】

日時 2022年3月6日(日)13時~15時30分

会場 矢田部公民館 文化ホール
   ※コロナ感染拡大状況により完全オンラインに切り替える場合があります。
 (当日の様子のオンライン配信も予定しています)

詳細は、上記ポスターをご参照ください。

 

 

昨年までの内容はこちらをご覧ください。

 

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