筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

2019年11月30日(土) 人生の最終段階における医療・ケアについて考えるイベントのお知らせ

2019年10月23日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア

市民の皆様、そして医療従事者の皆様へ、お知らせです。

 

2019年11月30日(土)に神栖市(茨城県)で、

市民公開講座『終活フェス 神栖ココでずっと暮らすために』~人生の最終段階における医療・ケアについて考える~ というイベントを開催します。

終活フェスポスター2019(A2版)/監修:阪本直人(クリックすると、別ページに最大化されて表示されます)

 

自分らしく最期まで生きて、逝ききるための活動である終活が、いま日本でも拡がりをみせています。

しかし、人生の終末期において約70%の患者が自分が受けたい医療やケアの希望に関して意思決定ができなかった。また、自分の希望や価値観などについて大切な家族などの人たちと事前に話し合うことができている人は、およそ3%しかいないと言われています。

誰もが迎える人生の最終段階に向けて、何を考え、どのような準備が必要なのかを、様々な企画を通じて考えることができるイベントが、この『終活フェス 神栖ココでずっと暮らすために』です。

 

この企画は、神栖市介護長寿課と筑波大学・神栖市済生会病院の総合診療科医師とのコラボによって実現しました。

 

どなたでもご参加いただけるイベントで、参加費無料、予約不要です。

なんと、当日は波崎~会場の専用往復バスを貸切でご用意します。

(ご注意:予約必須で先着順です。予約の詳細は、神栖市長寿介護課へお問い合わせください)

 

では、当日のイベントでのスケジュールについて、ご紹介いたします。

 

終活フェスチラシ2019(A4版)/監修:阪本直人(クリックすると、別ページに最大化されて表示されます)

 

9時00分~9時30分:

冒頭には、鹿嶋の清真学園、演劇部による中高生らの劇を交え、つくば総診/神栖済生会病院の細井医師による分かりやすい解説で幕を開けます。

「人生の終末期において医療・介護の現場では一体何が起きているのか、それに向けてどのような準備をしていけば良いのか」などをテーマにお話しします。

 

9時50分~10時50分:

 

この時間以降、最後のまとめの講演までは、各ブースで同時開催されるイベントにご参加いただけます。

4つのイベントコーナーの解説をしてゆきましょう。

 

<市民と医療者との対話企画>

~あなたが大切にしたいことを話してみませんか?~

 人生の最期に大切にしたいこと、価値観などを気軽に話し合えるように工夫された「もしバナゲーム」というカードをご存知でしょうか。

 カードに記載されたテーマで、現役の医師や看護師などの医療者とともに参加者・ご家族を交え、自分の価値観や参加者間の価値観について語り合います。

 当日はおひとりでも、ご家族単位でも、ご友人とでも気軽に参加できます。見学だけのご参加でも結構です。

 これを機会に、自分が大切にしたいと思っている価値観をあらためて整理してみませんか。

 

<落語家による漫談>

『どうせ死ぬなら楽に楽しく~仏教と落語に見る生き方と死に方』

高名な住職兼落語家である神栖亭南夢明が人生を最期まで楽しく生き(逝き)きる方法を伝授します。

 

<トークイベント>

『終活って何をすればいいの?』

在宅での看取りを経験されたご家族と、高橋医師(つくば総診/神栖済生会病院)、弁護士の3者が登壇し、それぞれの視点で思いを語り合います。

そして互いの語りを通じて、終活において大切なことを住民の皆さんと共に考えてゆきます。

 

 

<認知症VR体験ブース>

茨城県作業療法士会による VR(仮想現実)体験ゴーグルを用いた認知症への理解を深めるコーナーです。

 ※ 機器の都合上、先着36名とさせて頂きます。予めご了承ください。

 

 

そして、各企画の後、11:05~11:50には、

 もしもの時の話をしよう

 ~アドバンス・ケア・プランニング「人生会議」~

 と題して、まとめの講演が行われます。

「もしも」の時の話は“いつ、誰と、どんなことを話せばいいのか…”。

清真学園 演劇部による劇とともに、筑波大学附属神栖地域医療教育センター・神栖済生会病院
 内科医長 細井崇弘 医師が、分かりやすく解説します。

このように様々な企画が用意されています。

普段であれば、「縁起でもない」と「話することをためらってしまう」ものかもしれませんが、人生の最期は必ず全員に訪れます。

是非この機会に、ぜひ大切な家族やご友人もお連れになり、自分の大切にしたい価値観や、希望する療養・ケアについて考えてみませんか。

一人でも多くの市民が、自分の望む最期を迎えられるようになることを願っています。

 

以上

 

関連記事:

終活フェス開催報告 第3弾「終活って、何をすればいいの?」』(投稿日:2019年12月26日)

終活フェス「対話企画 〜人生において大切なこと あなたも話してみませんか?〜」の企画・運営を経験して』(投稿日:2019年12月9日)

開催報告「終活フェス〜神栖ココでずっと暮らすために〜」』(投稿日:2019年12月3日)

 

<昨年(2018年)の開催内容についてはこちら>

・『人生の最終段階における医療を考える~自分の生き方(逝き方)は自分で決める~
  神栖市民公開講座を行いました』(神栖市平泉コミュニティセンターにて2018年10月6日(土)に開催)

クリックすると別ページに最大化されて表示されます

Pagetop

【追記】感染症学会で発表してきました

2019年10月20日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP

利根町国保診療所で研修中の専攻医4年目の竹内です。
先日、感染症学会東日本地方会@仙台で発表してきましたので報告です。
 
 
演題名は「インフルエンザウイルス検出に対するインフルエンザ抗原検査の感度に影響する要因解析:単施設前向き観察研究」です。
 
 
インフルエンザの抗原検査で「発熱間もないから改めて明日検査」というプラクティスを見かけたことがあるかと思います。
 
今回の研究では、既に妥当性が検証されているリアルタイムPCR法(20分で結果判明)を基準検査として、発症からの時間経過や症状が抗原検査の感度に与える影響を検証しました。
 
結果は、発熱・寒気・体熱感からの時間経過で抗原検査の感度は変化しませんでした。また、ILI(Influenza-Like Illness:≧37.8℃+咳or咽頭痛)の患者だと抗原検査の感度は高くなりましたが、それでも偽陰性が3割以上ありました。
 
米国のガイドラインでも確実な診断が求められる場面では迅速遺伝子検査が推奨されていますが、今回の研究を通して新しい技術の有用性を身をもって実感できました。一方で、そういった技術が広まる前においては、それを利用して既存の技術をきちんと評価することも、とても価値のあることだと思いました。
 
このような機会を与えて頂き、基礎的なことから丁寧にご指導頂いたTMC感染症内科の明石先生、鈴木先生に感謝申し上げます。
 
2020/02/13追記:
奨励賞(臨床)を頂くことができました。
より一層精進して参ります。
 
 
 
 

Pagetop

研修報告 セントラル総合クリニック 中野先生

2019年10月9日テーマ:筑波総合診療グループ, セントラル総合クリニック, 未来医療GP

訪問診療の車中にて


セントラル総合クリニック(つくばセントラル病院の外来機能を受け持つクリニック)で1年間の研修をやっています、後期研修4年目・医師6年目の中野です。現在は山本先生、舛本先生、永藤先生と一緒に、またご指導を頂きながら、診療に当たっています。 この病院では総合診療科が立ち上がって3年目で、まだ病棟はありません。自分は今、外来(週4回)と、その他の時間での訪問診療を行っています。
 
後期研修2年目だった大森医院での半年間を除いて、大学病院・水戸協同病院・筑波メディカルセンターとこれまでは全て病院での研修でした。もちろん指導は受けながら、ですが、ひとりで主治医として振る舞うのは、初めてのことです。
 
半年経って少しは慣れてきたようにも思いますが、地域の訪問看護ステーションや介護施設などの、物理的に離れた場所のhealth-care providersと情報や意思を密に交換しながら働くこと、患者さんの領域に入って文字通り生活ごと診ること、振り返るといずれも十分できているとも言い難く、病院での大変さとは別の大変さが感じられます。また生活をみることもそうですが、制度やサービスについての知識の解像度が高ければ高いほど、より適切な臨床につながることも実感していて(本当は病院でもそうだったのでしょうが、自分の発達段階として視野が狭かったということでしょう)、日々、無知の知、ということかと思います。
 
残り半年も引き続き在職するので、その間にはコメディカルスタッフの教育とか、学生教育とか、あるいは地域の健康な人がより健康になってもらうためにどうアプローチするのかとか、そういうことにも目を向けていきたいと思っています。
 
後期研修4年目 中野寛也

Pagetop

指導医施設見学~北茨城家庭医療センター編~

2019年10月8日テーマ:筑波総合診療グループ, 北茨城, 笠間, 未来医療GP

筑波総診では、お互いの施設で行っている教育内容を参考にしたりフィードバックする目的で、「サイトビジット」と呼ばれるグループ内の施設見学を行っています。この施設見学では、指導医やレジデントが自分の勤務していない施設を見学し合って、日々の研修や診療の質向上を行っています。

今回、指導医施設見学の一環で、笠間市立病院に勤務している久野先生が北茨城家庭医療センターに見学に来てくれました。
来てもらう直前に、笠間市立病院で久野先生が緩和医療についての院内勉強会をしているという噂を耳にし、ぜひ北茨城でも!というお願いをし、施設見学に合わせて、北茨城でも勉強会もしていただきました。

久野先生ありがとうございました!

訪問診療の患者さんで、多くのがん患者さんを見ることがありますが、訪問に同席する看護師さんや事務職員さんは、改めて時間をとって緩和医療の勉強をするという機会は少なく、今回はとても学びにつながったとの多くの声がありました。
参加者みな、他施設で行っている訪問診療や緩和医療にとても興味をもって聞いていました。

施設見学の際に、せっかくの機会なので、今回のように得意分野のレクチャーもしてもらうというのは、施設間で学び合うことにつながりいいのではないかと感じています。

文責 大澤 亮

Pagetop

レジデントの一日@北茨城市民病院附属家庭医療センター

2019年10月2日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 北茨城, 未来医療GP, レジデントの1日(施設紹介)

北茨城市民病院附属家庭医療センターという診療所で研修しておりました、専攻医2年目の佐藤瑠美と申します。

筑波総合診療クループには地域も研修内容も様々な研修施設が豊富にあります。他の先生方に引き続き、その中の1施設での研修をご紹介したいと思います。

 
ほぼ福島との県境、自然豊かな場所に研修施設があります。
 
7:30〜8:00 出勤
 
8:15 朝のミーティング
診療所に関わるスタッフ(医師、看護師、事務、掃除等を手伝ってくれるシルバーさん)が全員集まり、朝の1言やその日の日程確認をします。
 
9:00〜12:30 午前訪問
曜日によって外来の日、訪問の日とバリエーションがあります。訪問患者数は訪問する地域によっても違いますが、平均5〜6人です。COPDで在宅酸素を導入している患者さんや、末期がんの患者さんの在宅緩和、認知症やADLの低下があり外来に通院できない御高齢者などが多いです。施設にも訪問を行っています。
※水曜日のみですが、山岳地域に1日巡回診療にいっています。
 
小川診療所の藤
 
水沼診療所
 
自然の四季折々の変化がとても美しく、診療所までの道すがらの景色には癒されています。患者さんも農家や酪農をしながら長い時間山で過ごしてきた高齢者の方々で、診療しながらお話するうちにこちらも元気を頂けます。
 
13:30〜17:00 午後外来
午後の始まりは、小児の予防注射や乳児検診からスタートすることが多いです。外来には高齢者だけでなく小児も多く来るので、まさに老若男女を診察しています。一般的な風邪の方から、状態が悪く近くの病院に紹介が必要な方まで、多くの人がいらっしゃいます。予約再診の方、予約外の方併せて15人程度を診ています(年々患者数が増加傾向で外来は結構忙しいです)。心療内科も行っており、初診の方は最後の枠で少し時間をとってお話を聞きます。老若男女、身体からこころの病気まで幅広く、まさに「まるごと」診るという経験をさせて頂いています。
 
17:30〜 救急当直
家庭医療センターは北茨城市民病院に附属している施設で、連携をとっています。そのため月2回ほど同病院での夜間救急当直があります。夜間は救急車からwalk-in(自力で救急外来まで来る患者さん)どちらも医師1人、看護師1~3名で対応します。病棟急変の相談もあります。医師が自分1人という状況で対応する経験も多くはないため、緊張しますがいい勉強になります!
 
当直やカンファレンスがない日には、18~19時には帰宅できます。診療所には専門医取得後の先生方が4人いらっしゃるので、わからないことがあればいつでも聞けますし、アルコール外来や心療内科等、他の施設にはない分野の勉強もできます。
 
以上、北茨城での1日でした。
 
立地は田舎ではありますが、開放的な雰囲気でスタッフの方々も和気あいあいとしておりとても働きやすい職場です。
病院だけでなく、こうした診療所でも若いうちから研修できることはつくば総診の特色の一つだと思います。
見学も大歓迎ですので、ご興味がある方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせからご連絡ください。

Pagetop

レジデントの一日@大森医院/ひたち太田家庭医療診療所

2019年9月30日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大森医院, 未来医療GP, レジデントの1日(施設紹介)

専攻医2年目の植松洋です。今私が研修をしている大森医院の一日をご紹介しようと思います。
 
大森医院は茨城県北部の常陸太田市にあり、県北の医療を担っています。大森院本院の他、分院であるひたち太田家庭医療診療所にも週の半分くらいは出向しており、どちらの医院でも外来と訪問診療を行っています。
 
この日は午前中に大森医院本院での外来がある日です。朝8時半ごろに朝礼をした後に業務開始となります。
外来には内科外科問わず様々な主訴の患者様が来られます。常陸太田市は高齢化が進んでおり、90歳以上の方も多く来院されます。一方で小学生くらいの患者さんも来院されることがあり、地域の医療を背負っているということを強く実感します。近隣に住んでいる患者さんが多いので、お店屋や地域のお祭りなど病院以外でも患者さんにお会いする機会が多いのも特徴です。外来は1診で行いますが、ベテランの看護師さんや事務の方がいつでも相談に乗ってくれるため、検査や紹介などで困ることがあっても心配いりません。外来は12時ごろに終了。お昼は病院の中にある食堂で食べることができますが、職員さんの作ってきたおかずもいただくことができます。
 
13時から山間部地区への巡回診療を行います。本院では2つの地区に巡回診療を行っておりますが、どちらも山間部に位置しており、さらに高齢化が進んでいることから住民が医療機関に受診することが容易でないため、巡回診療の役割はとても大きいと思われます。月2回ほど診察を行い、必要に応じて検査や入院の調整を行います。住民の皆様はとても暖かく迎えてくださり、診察後にお茶の席を設けていただくこともあるため、とても楽しみにしています。
 
 
巡回診療が終わると、次は分院であるひたち太田家庭医療診療所での外来を行います。分院の周囲には大きな病院が点在しているため、本院と比べて診療所の役割が異なっています。また患者背景も、悪性腫瘍の末期で在宅緩和を行っている方、新たに介護サービスや医療ケアを導入する目的で来院される方、小児患者や保育園の入園時検査で訪れる方も多く、本院の患者層と異なります。そのため本院と分院を行き来することで地域の患者様の様々なニーズに直面することで、その問題を解決する力を養うことができます。
 
分院での外来は18時ごろ終了し、その後は本院のそばにある自宅へと帰ります。夜間や休日は、在宅診療をしている患者さんや提携している老人ホームから連絡が入ることがあり、医師数人で対応しています。夜一人で呼ばれることもありますが、判断に困るときは大森先生や指導医の先生方がいつでも相談に乗ってくださるので安心です。
 
さまざまな症例や訪問診療が経験でき、スタッフの皆様もとても親切なので、大森医院は地域医療に興味のある方にはお勧めの研修先です。
 
ひたち太田家庭医療診療所にて撮影
 

Pagetop

レジデントの一日@筑波メディカルセンター病院総合診療科

2019年9月30日テーマ:筑波総合診療グループ, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP, レジデントの1日(施設紹介)

筑波メディカルセンター病院(TMC)総合診療科ローテーション中の専攻医3年目の広川です。
 
TMCでの1日をご紹介したいと思います。
 
朝は救急科との合同カンファで始まります。
毎朝10分の症例提示(主に救急外来などで経験した興味深かった症例)の後、総診のカンファがあります。
 
総診の朝カンファでは前日入院患者のプレゼンがあります。写真は総診カンファの様子です。
 
 
その後、午前中は病棟or外来です。
お昼は、美味しい食堂でみんなで食べます。
 
午後は、予約外来or病棟です。
水木は救急外来業務です。
 
火曜日は、何勉(なんでも勉強会)、鑑別診断カンファレンスがあります。何勉は、主に医学に関係した自分が興味があることをなんでも15分程度でプレゼンします。
 
鑑別診断カンファレンスでは、筑波大学総診、TMC総診のレジデントが集まり、前野教授も交えてドクターGさながらの熱い議論が交わされます。ここでの知識が日々の診療に役立つことは間違いありません。
 
病棟の仕事が終わればその日の仕事は終了です。
準夜勤や当直が月2、3回あります。
 
TMCは三次救急病院なので、県内の様々な症例を経験することができます。
TMC総診の6ヶ月は、内科救急を中心とした、充実したホスピタリスト研修ができます。
 
興味がある方は、お気軽にご連絡下さい!
いつでも見学をお待ちしております!
見学だけでも大歓迎です!

Pagetop

飲み放題のあり方について

2019年9月28日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 未来医療GP

「飲み放題」、どうあるべき?

「いまさら聞けない飲酒のリスク」について、朝日新聞で
取り上げられました。
研究者として、論文発表から時間が経っても継続的に引用いただけるのは、
大変ありがたいです。飲み放題のあり方に関する議論をうまく進められればと
思います。

朝日新聞に掲載。
吉本尚

アルコール関連記事:
前回はこちら「飲酒低減外来開始!」

Pagetop

MBAを取得し、病院から患者さん、医療者、地域を笑顔にしたい

2019年9月19日テーマ:筑波総合診療グループ, 北茨城, 未来医療GP

縁あって、coFFee doctorsからキャリアについてインタビューを受けました。

タイトル「MBAを取得し、病院から患者さん、医療者、地域を笑顔にしたい」
http://coffeedoctors.jp/news/2689/

現場に疑問を感じたのも、それに応じてこのような柔軟なキャリアに挑むことができたのも、つくば総診グループだからこそ、内外色々な出会いに導かれたからだと感謝しています。
五十野博基

Pagetop

産業医交流会&勉強会 in 鹿島製鉄所

2019年9月6日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育

北茨城市民病院で勤務中の宮﨑です。

 

8/31(土)-9/1(日)に、日本製鉄(株)鹿島製鉄所主催(つくば総診等協力)で行われた、
『交流会を兼ねたリアル版 産業医勉強会(第2弾)』に参加しました。

 

非常に素晴らしい企画でしたので、参加した感想を皆さんと共有します。

 

交流会&勉強会には、「産業医って実際にどう働いているの?」と関心のある私の様な初学者や、
「産業医経験がない医師や産業医経験が少ない医師」、「日々の産業医業務における疑問を意見交換したいベテラン産業医」まで幅広く参加されていました。

 

私が参加した理由ですが、外来では、禁煙指導の際に会社での喫煙環境が妨げとなっている患者さんや、
適応障害・抑うつで職場環境の調整を要する患者さんを担当しており、以前より産業医との連携の必要性をしばしば感じていました。
しかし、患者さんから「嘱託の先生で普段いないから、、、」と言われることも多く、連携方法が分からずにいました。
そのため、産業医の役割・業務内容について知ることで、より良い連携をとりたいと思っていましたので、それが参加のきっかけでした。

 

 

勉強会の内容ですが、

初日は鹿島製鉄(従業員は3,000人、出入りしている関連会社含めて1万2千人、東京ドーム220個分の敷地)の工場見学を田中 完先生(鹿島製鉄 安全健康室主幹 産業医 指導医)にご案内いただき、

2日目は外部講師の福田 洋先生(順天堂大学 総合診療科 先任准教授、さんぽ会(産業保健研究会)会長、産業医 指導医としてもご活躍)をお招きしての講演があり、国際学会での産業医の動き、日本での健康経営・ヘルスリテラシーについてのお話がありました。

 

また、懇親会では、参加者と自由にお話できる時間が多く取られており、産業医との連携などで疑問に感じたことを質問しました。

 

勉強会を通して、1)工場見学の面白さ、2)総合診療の幅が広がる「産業医」の可能性を感じました。

 

  • 工場見学の面白さ:

 

工場見学は「銑鉄(Iron)」を「鉄鋼(Steel)」にするための鉄鋼工場、鉄鋼の板を引き延ばして板にする熱延工場を見学しました。
大規模な機械が動いている様子を間近に見学でき、大人の社会科見学の様な楽しい見学でした。
見学中も田中先生が解説をされ、会社の概要や、業務内容、各業務で注意している点など、
業務の全てを把握されていることを感じました。

 

  • 総合診療の幅が広がる「産業医」の可能性:

 

総合診療医の幅が広がる理由は、外来で問題となる会社での喫煙問題、熱中症、飲酒について、
産業医も企業と連携しながら従業員の健康意識の改善への取り組みなどを行っている点を学べること。
また、企業に勤務している世代では糖尿病や高血圧の半数以上は診療所・病院に受診していないという衝撃的な事実や、そうした世帯の健康を守る産業医の重要性を強く感じました。
地域を診るために、産業医との連携の重要性を感じました。

 

非常に刺激を受けた交流会&勉強会であり、「産業医って普段どう働いているの?」という人や、
「認定産業医の資格はあるけど、どうしたら良いの?」という人には、気軽に参加出来る会ですので、
おすすめしたいと思いました。

 

参考情報:
『交流会を兼ねたリアル版 産業医勉強会(第2弾)』イベントページ
https://www.facebook.com/events/454032948488685/?active_tab=discussion

文責 つくば総診スタッフ医師 宮﨑 賢治

Pagetop

家庭医療学夏期セミナー 意思決定支援ワークショップ

2019年8月24日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP, 医学教育

(19名の参加者が集まりました)

後期研修医1年目の鈴木李理です。
先日湯河原で行われた学生・研修医のための家庭医療学夏季セミナーに講師として参加させていただきました。

意思決定支援をテーマとしたワークショップ形式のセッションで、医学生や研修医はもちろん、看護師や薬剤師、保健師、理学療法士など様々な医療職を志す学生さん総勢19名に参加いただきました。

企画の内容は、誤嚥性肺炎のため入院した、今後の経口摂取が困難と思われる高齢女性について、自分が家族だったらどうするかを考え、グループで話し合ってもらうというものでした。また、栄養投与方法について学んでもらうため、経管栄養・中心静脈栄養・経口補助食品が実際にどのように使用されているのかを、3つのブースに分かれて解説し、実際にデバイスに触れてもらいました。

(鈴木先生のブースの様子)

私は経管栄養のブースを担当し、NGチューブや胃瘻造設キット、半固形栄養剤と加圧バックを示しながら、紙芝居形式でスライドをめくり説明しました。学生さんたちはNGチューブの太さに驚いたり、栄養剤の成分表示を確認して1日にどのくらい必要なのかを考えてみたりと、興味津々の様子でした。他のブースでも、CVカテーテル挿入の流れを動画で説明したり、実際に経口補助食品を試食してもらったりするなど、五感を使って学んでもらいました。

(中心静脈カテーテルのブース)

(経口摂取のブース)

その後のディスカッションでは、デバイスの説明前と比べてより活発に意見が出るようになり、症例に対してより具体的なイメージを持つことができたようでした。最後に木村先生より、意思決定支援のプロセスや、医療者も迷いながら患者さんや家族をサポートしていくこと、多職種連携が重要なこと、またAdvanced Care Planningについてもお話をしていただき、セッション終了となりました。

私は今回が初めての夏季セミ参加でしたが、自分自身もスライドの作り方やプレゼンの話し方など、多くのことを勉強させていただきました。今回の企画が成功したことは、チームリーダーの木村先生をはじめ、チームの先生方が会議を重ねて綿密に計画を立てておられたことが大きな要因と思います。今後も機会があれば参加したいです。ご指導をいただいた先生方、また参加してくださった方々、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

後期研修医1年目 鈴木李理

Pagetop

第2回プログラム説明会のご報告 その2

2019年8月18日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP

(説明会の様子。パノラマ写真です!!)

連日の猛暑が続いておりますが、その真っ只中、当総合診療グループの第2回プログラム説明会・懇親会が開催されました。
総勢10名の方にお越しいただき、盛況のうちに会を終えることができました。ご参加の皆様、誠にありがとうございました。

説明会の前半では、筑波大学の総合診療プログラムの詳細だけでなく、総合診療の総論や新専門医制度について、教授からレクチャーがありました。後半は、研修をより具体的にイメージしていただくため、3名の後期研修プログラム経験者より実際の研修で感じたことを中心に後期研修プログラムのプレゼンテーションが行われました。参加者の皆様のご参考になったでしょうか。

今年度のプログラム説明会は今回で終了となりますが、プログラムの説明をご希望される方には随時個別で対応しております。
下記までご連絡いただけますと幸いです。

筑波大学附属病院 総合診療グループ soshin@md.tsukuba.ac.jp

東端 拝

Pagetop

第2回プログラム説明会のご報告 その1

2019年8月18日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP

(まずは前野先生からお話)

後期研修3年目の橋本恵太郎です。

8月10日に本年度2回目となるプログラム説明会を開催しました。
総合診療に興味のある沢山の初期研修医や医学生にご参加いただきました。

前野教授よりプログラムの概要を最新情報を含めお話いただき、ついで後期研修医、指導医からプログラムを受けての「生の声」をお話しました。
参加者の皆さんからは積極的な質問もいただき、会は盛り上がりました。

(次に橋本先生の体験談)

フリートークの時間には参加者とグループメンバーで自由に話をしましたが、話題は尽きることなく時間が過ぎました。

総合診療は扱う分野が広い分、参加者の皆さんの興味のある分野も多様です。
多様性があってこその総合診療科。
ぜひ沢山の方々と一緒に働けたらとおもいます。

(3番目が久野先生でした!)

筑波大学附属病院総合診療グループは見学、プログラム説明をいつでも歓迎しています。
ご興味のある方は気軽にご連絡くださいね。

後期研修医3年目 橋本恵太郎

Pagetop

「地域医療学入門」を執筆しました

2019年8月16日テーマ:筑波総合診療グループ, 未来医療GP

稲葉@大学&笠間市立病院です。

診断と治療社から先日発売された「地域医療学入門」の外来診療の項目を高屋敷先生に御指導いただいて執筆しました。学生教育の中で地域医療学の教科書となるような書籍があまりなく、その中で学生向けの地域医療学の教科書として新たに発行された書籍です。私の書いた項目は、外来診療の役割だけでなく、家庭医として重要なACCCAの概念、BPSモデルなどの理論、多職種連携の重要性、EBMなども内容に含めて執筆しました。かなりてんこ盛りの内容を学生にわかりやすく記載するのは大変でしたが、自分の外来診療の振り返りにもなり、非常によい経験になりました。ご指導いただいた高屋敷先生、ありがとうございました!

Pagetop

レジデントの一日@利根町国保診療所

2019年8月15日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 利根町, レジデントの1日(施設紹介)

利根町国保診療所で研修している専攻医4年目の竹内です。
つくば総診レジデントの日常をお伝えするために、私のある一日をご紹介します。
 
診療所の周りには田んぼが広がっています
 
07:30~ 通勤
つくば市→牛久市→龍ヶ崎市→利根町と毎日車通勤しています。
片道30kmありますが、良い通勤ルートも見つかり、あまりストレスなく通えるようになりました。
 
08:30~12:00 午前外来
患者さんはご高齢の方が多いですが、子どもの受診も毎日数人くらいあります。
外来は2診体制で、予約制ではありません。数としては午前は15人くらい診ています。
 
 
診療内容としては、高血圧や糖尿病といった慢性疾患の管理はもちろんのこと、よくある風邪からちょっと変わった主訴の受診まで色々あります。禁煙外来を行うこともあります。
ほかにも、様々な支援が必要な方に対して、こちらから行政や施設の方に連絡をとり、何とかできないかと奮闘することもあります。
診療中に困ったときはすぐに隣の診察室にいる先生に相談できます。
また、看護師さんや事務の方に助けて頂くことも多いです。いつもありがとうございます。
その他、地域医療実習で来ている学生とお話することもあります。
 
12:00~ 昼休み
この日は月に1回の振り返り&院内勉強会の日でした。
昼食後に院長の中澤先生、指導医の小曽根先生と3人で行っています。
 
左奥が小曽根先生 右が中澤先生
 
振り返りでは、この1か月で気になった患者さんのことや、取り組んだこと(市民講座のレクチャーなど)、学んだこと、次の1か月に向けての目標などを確認してもらいます。
今回の勉強会では、今年発刊された高血圧治療ガイドライン2019のまとめを共有しました。
特に決まったルールはなく、参加した学会の内容や面白かった文献などを皆で共有することもあります。
 
13:30~15:00 小児予防接種
水曜日は小児の予防接種をしています。また、保健センターに出向いて乳児健診をすることもあります。
その他の曜日では、同じ時間帯に中澤先生と訪問診療に行っています。
 
15:00~17:00 午後外来
午後は10人くらいの患者さんを診ています。内容は特に午前と変わりません。
午前と午後の終わりにはその日の患者さんのカルテを一通り見直すことにしています。
前述したように予約制ではないため、症例ログをつけて経過が分かるようにしています。
気になる臨床疑問はEvernoteにメモをし、できるだけ大学リモートサービスのUpToDateやオンライン図書館論文検索などで調べるようにしています。
 
17:00~ 帰宅
ときどき外来が延長することもありますが、概ねいつも18時くらいには帰宅できています。
 
以上が、利根町国保診療所での私の一日です。
 
つくば総診には様々な研修施設がありますが、やはり施設によって特色が異なるなと感じます。
少しでもつくば総診に興味をもって頂いた方の参考になれば幸いです。
何か質問などありましたら、お気軽にお問い合わせからご連絡ください。

Pagetop

桜川市での介護保険講座

2019年8月12日テーマ:筑波総合診療グループ, 大和クリニック, 地域包括ケア

大和クリニックに勤務している倉田房子です。
7月12日、桜川市真壁福祉センターにて、介護保険について出前講座を行いました。
普段は着物の着付け教室や琴教室などが開催され、65歳以上の高齢者が出来る限り介護を必要としない状態を維持し、いきいきと過ごすためのふれあいの場となっています。

当日は50名の方にご参加頂きました。比較的健康に過ごされている70代の方が多かった印象です。
ケアマネージャーさんとともに、介護保険ってなんだろう?、どんなサービスがあるの?などクイズをまじえながら、掛け合いの説明をしていきました。

私自身は初期研修医1年目の時に、筑波メディカルセンター病院総合診療科の勉強会で介護保険について調べて、科内でミニレクチャーしたことが始まりでした。その後、家庭医療学夏期セミナーやつくセミで医療系学生に向けて、桜川市大和体育館でシルバー体操をしている高齢者に向けて、複数回講演を行ってきました。

今回は講演90分の内、半分は質問コーナーでした。参加された方は
・介護認定の訪問調査で普段と違うしっかり者になってしまいそうだ
・施設にはどんな種類があり、お金はいくらかかるの?
・元気な私達高齢者にも何かできることはないですか?
など様々な興味、不安点を聞くことが出来ました。
私自身も介護保険入門の知識ではありますが、講演を重ねる度に理解も深まり、非医療従事者の気持ちを知ることが出来ました。
今後も機会を頂ければ、このような触れ合いを大事にしたいと考えています。

後期研修医3年目
倉田房子

Pagetop

つくば家庭医・病院総合医プログラムでは、産業医の研修も受けられます。

2019年8月9日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア

産業医にご興味のある皆様へ お知らせです。

 

 

つくば総診では、神栖市にある地域密着型病院である神栖済生会病院で、
総合診療医のトレーニングを積みながら、産業医の研修も受けられるコースを用意しました。

産業医のトレーニングは、日本有数の鹿島臨海工業地帯で勤務する
産業衛生学会の指導医が行い、実際の産業医業務も経験できます。

 

<追加情報>
2020年度より、地元産業医らと協働し(地元産業医のご尽力が大きい)、
日医認定産業医の資格を取得できる講習会(新規・更新両方に対応)を神栖市で開催します。
本講習会の講師に、産業医資格を有するつくば総診のスタッフも複数名協力しています。

また、神栖市で研修中のシニアレジデントに対して、講習会に確実に参加できるよう現場指導医と協働して業務調整をはじめとした支援を行っています。

 

シニアレジデントの方も、スタッフクラスの医師も合わせて募集中です。

詳しくは、本画面上部にある【お問い合わせ】よりご連絡下さい。

 

つくば総診 指導医/地域医療教育学 講師
産業医、家庭医療専門医

阪本 直人

 

【バナー写真の解説】
神栖市で地域医療実習(地域診断)をした学生が過去に撮影してくれた本写真を
バナーに使わせてもらいました。改めてお礼申し上げます。
 
 
作成:2019年8月9日、更新:2020年7月17日(金)
 
——————————–
 
【関連情報】

神栖市若手医師きらっせプロジェクトホームページより
『産業医の楽しさと存在意義を多くの若い医師に伝えたい。』

https://kamisuism.com/interview/tanaka.php

 

Pagetop

今年度最後のプログラム説明会/懇親会のお知らせ

2019年8月4日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 大学

 

さて、第1回のプラグラム説明会/懇親会が盛況のうちに終了し、次回が今年最後のプログラム説明会/懇親会になりました。

第1回に参加できなかった医学生さん、研修医の先生方、もしくは卒後3年目以上の先生方はどなたでも、当総合診療グループのプログラムに興味がございましたら、ぜひお越しください。説明会のみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
参加希望のお申し込みは、soshin@md.tsukuba.ac.jp までお願いいたします。当日はカジュアルな服装でお越しください。

◎第2回プログラム説明会/懇親会
8月10日(土) 15時00分~17時30分 プログラム説明会@筑波大学イノベーション棟1階105号
18時00分~ 懇親会

筑波大学総合診療グループ  東端 孝博

Pagetop

医学教育学会で2演題の発表をしてきました

2019年8月12日テーマ:筑波総合診療グループ

2019/7/26-27に京都で行われた第51回日本医学教育学会大会に参加してきました。

今回私は2つの演題を発表してきました。

①二重プロセス理論を基盤にした臨床推論テストの開発と検証

現在筑波大学の学生や、専攻医に対して我々が行っている2種類の臨床推論能力テスト「Puzzle test」「Key Feature Problem」の妥当性検証に関する内容を発表しました。テストの妥当性検証の経験が全くなく、春田先生にご指導いただきながら慣れない統計解析なども行い、何とか形にして発表できました。医学教育の専門家が集まる中で発表することもプレッシャーでしたし、今まで症例発表や活動報告発表がほとんどでしたので、結構負担感がありました。研究結果をわかりやすくスライドにすることも思った以上に難しく、スライド作成に苦労しましたが、最終的にはわかりやすいスライドにまとめることができたと思います。非常に良い経験になりました。

 

②在宅医療におけるシミュレーション教育の開発

前野先生を中心に開発を行った在宅医療のシミュレーション教育の開発内容をまとめ、発表しました。この教育プログラムは、実際に在宅環境を再現した施設で模擬患者の診察を行い、在宅医療のスキルを学んでもらうプログラムです。在宅看取りのがん患者の症例、コントロール不良の糖尿病寝たきり患者の症例シナリオ2例を通じて、オピオイド導入時の説明や家族への声掛け、医療者と家族の認識のズレなどを学び、シナリオ後にフィードバックを行っています。今回の学会では在宅医療におけるシミュレーション教育の発表は他になく、在宅医療のニーズも高まっている中で、今後の発展が期待される新たな分野かと思います。今後も継続的にプログラムを行っていきたいと思います。

今回、2演題の口演発表も久しぶりで、学会中は結構バタバタしました。その分、終わった後の達成感も非常に大きく、学びも多い学会になりました。医学教育の分野で更に研鑽を積んでいきたいと思います。

 

文責:稲葉 崇(笠間市立病院&筑波大学附属病院)

Pagetop

医学教育勉強会の様子

2019年8月2日テーマ:筑波総合診療グループ

医学教育勉強会の活動をご紹介します。
つくば総合診療グループでは、医学教育に興味のある有志のメンバーで定期的に勉強会を行っています。2015年より活動を開始し、現在10名程度のメンバーがいます。

今回は、2019年7月21日に行った反転授業の内容をご報告します。
テーマは、後藤先生がWONCA APR 2019 Kyotoで行った「What roles do primary care physicians play in community based rehabilitation?」というワークショップを取り上げました。

反転授業とは、自分たちが行ったワークショップをビデオ撮影したものを題材にして行う学習手法です。具体的には、事前に各自でワークショップのビデオを視聴し、勉強会当日は「準備はどうだったか?」「当日の学習者の反応はどうだったか?」「プレゼンはどうだったか?」などのディスカッションを行っています。

今回は、地域リハビリテーションというテーマから、どのようにディスカッションの内容を絞っていったかという点や、多国籍の参加者を対象とした英語でのワークショップで苦労した点などについてディスカッションしました。

ビデオを見ることで、発表者はもちろん、その場にいなかったメンバーも当日の様子を知ることができ、効果的なプレゼンの方法、教育的な関わり方などを学ぶ貴重な機会となっています。

発表者自身の学びを深めるだけでなく、他の勉強会のメンバーも「こういうやり方もあるんだ。自分もやってみよう」と学びを共有できる点も反転授業のメリットとなっています。

次回の勉強会は2019年9月6日に行う予定です。
遠方のメンバーも多いため、勉強会はスカイプで開催しています。

興味のある方はぜひご参加ください。

↑レクチャーの様子をyoutubeに限定公開でUpし、

事前に見てから勉強会に臨む「反転授業」の形式をとっています。

笠間市立病院/筑波大学総合診療グループ
久野 遥加

Pagetop