「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

2022年8月8日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

北茨城市民病院附属家庭医療センターは、茨城最北端地域にある診療所です.

 

北茨城市民病院附属家庭医療センターホームページより

 

 

診療所ですが、近隣の北茨城市民病院と提携しており採血や画像検査等もアクセスが良いです.

また、急性期の病態で北茨城市民病院に入院することになっても、経過の引き継ぎがスムーズにできるため、1人の患者様の慢性期⇆急性期を横断的に把握できるのは魅力的です.

外来患者は午前のみで120人(医師2-3人で対応)と決して少なくはないですが、つくば総診の指導医の元で外来の経験を積むことができます.

北茨城市民病院附属家庭医療センターは横谷先生を始めとした、つくば総診のメンバーを中心に開設されて2022年現在7年目です.
初めは、訪問診療という文化もなく、患者数もほとんどいない状態でした.数年でここまで患者数が伸びたのも、先輩方や職員の方のお力だと思います.そのような勢いのある場で学ぶことができます.

 

【参考】北茨城市民病院附属家庭医療センターで学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その4:ひたち太田家庭医療診療所 編

2022年8月7日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 大森医院, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

ひたち太田家庭医療診療所は、大森医院の分院です.

 

ひたち太田家庭医療診療所ホームページより

 

主な業務は外来、訪問診療、施設回診、地域診療です.

看護師、ケアマネ、セラピストとも距離が近く、皆様が笑顔だったのが印象的でした。
水戸やひたちから初期研修医の受け入れをしており、地域にいながら後輩指導もできるのも魅力の1つです.

患者層は小児〜若年者〜高齢者と一度の外来の中でも様々です.

ひたち太田家庭医療診療所の院長は、医師8年目の木村先生(つくば総診の先輩)です.若手医師が主に業務をしており、診療所皆んなで高めていこうという素晴らしい雰囲気を肌で感じることができました.

本院である大森医院では、『過疎医療はおもしろい! 僻地医療に心血を注ぐ、赤ひげ先生の挑戦』執筆者の大森英俊先生よりご指導いただけます.

診療所研修という点は同じですが、大森医院、ひたち太田家庭診療所と、患者層や地域性、指導体制が違う場で勉強できることができます.

 

【参考】ひたち太田家庭医療診療所のホームページ
【参考】大森医院で学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その3:利根町国保診療所 編

2022年8月6日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 利根町, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

利根町国保診療所の中澤先生と

利根町国保診療所は、
外来、訪問診療、リハビリ、予防接種、乳児健診、学校保健と『The 地域のお医者さん』を味わえる場所です.

診療所のため、少数精鋭なので、感染対策や経営などに後期研修医から関わることができます.

何より印象的だったのは、中澤所長との訪問診療でした.
その臨床的実力やお人柄から地域で尊敬されており、患者さんは自分の困り事以外に、地域住民やご友人のことも相談されます.

それにより、外来〜訪問の診療は一人一人区切られた診療というよりは、地続きの診療に思えました.

私は『家族図』を超えた、『地域図?』をそこに垣間見た気がしました.
数十年来地域に貢献し続けた中澤所長やつくば総診の先輩方の背中を見ながら、研修することができます.

 

【参考】利根町国保診療所で学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その2:神栖産業医トレーニングセンター編

2022年8月5日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

神栖産業医トレーニングセンター
Kamisu Occpational Health Physician Training Center(KOHP-TC)

 

2022年4月より市内産業医業務の拠点となり、産業医の実務能力を養成する機能を持つ神栖産業医トレーニングセンターが開設されました.

鹿島臨海工業地帯のある神栖市ならではです.
人生で初めて工場巡視、委員会参加をさせていただきましたが、異世界でした.
作業着を着てみると重く、耐熱性素材のためか、少し暑かったです.
それでも安全のためには作業着は欠かせません.
このように患者側に立てる経験は滅多になく、一般診療において産業医以外の医師にも必要な力だと思いました.

 

そして、神栖産業医トレーニングセンター統括指導医である田中完先生とお話しをする貴重な機会をいただきました.

医師が体の解剖図を理解し薬を処方するように、田中先生は『会社の解剖図』『地域の解剖図』を理解し、適切な介入を行うことで会社及び地域を変えておられます.
凄すぎて到底ここには書き切れません(語彙力を失い申し訳ございません).
少しでもご興味を持たれましたら、是非見学に行ってみてください.

 

 

 

【参考情報】神栖市の産業医学基礎研修と生涯研修(神栖市若手医師きらっせプロジェクトホームページより)

 

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

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専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その1:神栖済生会病院 編

2022年8月4日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

 

神栖済生会病院は、
200床程度の二次救急指定病院で、コミュニティケアの中核を担うべく、2019年に鹿島労災病院と再編統合しました。

 

神栖市若手医師きらっせプロジェクトより

 

神栖には、鹿島臨海工業地帯があり、若年-中年層の患者さんも多いです.
また、神栖内の二次救急指定病院は2つしかなく、多くの症例を経験できます.

つくば総診の医師も参画して進めている神栖市若手医師きらっせプロジェクトなど、市をあげて医療体制を整えることに尽力されており、行政ともタッグを組みやすい環境にあるのも魅力の1つです.

訪問診療も、つくば総診の医師が中心となり立ち上げました.

圧倒的にフィールドが多く業務のレパートリーが多い神栖で、和気あいあいとつくば総診の先輩方が仕事をしているのが印象的でした.

フィールドに合わせマルチな働き方を実践されている先輩方の元、一緒に仕事ができることが何よりの魅力です.

【参考】神栖済生会病院で学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)

 

『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

 

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後期研修のローテ先を探して。専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ

2022年8月4日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 神栖, 大森医院, 利根町, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

皆さん、こんにちは!
つくば家庭医・病院総合医プログラム(以下つくば総診)
専攻医1年目山田辰樹です.

つくば総診には、様々なセッティングが用意されており、その中から自分に合った研修を作り上げていきます.

今回、後期専門研修先である神栖済生会病院および神栖産業医トレーニングセンター、利根町国保診療所、ひたち太田家庭医療診療所(大森医院)、北茨城市民病院附属家庭医療センターを見学させていただきました。

これから、少しずつ後期専門研修施設を私なりに、皆さんへご紹介して行きたいと思います。

題して、『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』
どうぞご期待ください。

 

その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編

 

さて、たくさん見学させていただいた結果、どの施設も魅力的であり、来年以降の研修先を大変迷っております.

贅沢な悩みだと思います.
同じ悩みをしてみたい方は是非見学にいらしてください.
待ってま~す。

 

専攻医(後期専門研修医)1年 山田辰樹より

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筑波メディカルセンター病院総合診療科のサイトビジットのご報告

2021年9月26日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 筑波メディカルセンター病院

指導医とのカンファレンス(写真1:指導医とのカンファレンスの様子)

回診の様子(写真2:回診の様子)

筑波総合診療グループでは、指導医による研修施設間の視察(サイトビジット)を行っています。
今回、2021年9月24日に筑波メディカルセンター病院(TMC)総合診療科にサイトビジットに伺ったので、ご報告します。
私は普段笠間市立病院で外来や訪問診療を行っており、久しぶりの急性期病院の見学で内心ドキドキしながらの視察となりました。

この日は、午前中のカンファレンスと病棟回診に同行させてもらいました。
朝8時30分に外来に集合し、新規で入院した患者さんについて情報共有した後、全員で患者さんの回診を行いました。発熱・意識障害・ショックなど重症度が高く、複数の併存疾患がある患者さんが多く、急性期ならではの多彩でスピード感のある診療の様子が伝わってきました。
その後は、チームの指導医とレジデントで担当患者さんについて情報共有し(写真1)、回診を行いました(写真2)。初期研修・後期研修の先生は、主体的に診療を行っており、ベッドサイドでは丁寧に患者さんに声がけをしていました。指導医は、忙しい中でも退院後の生活の事など細やかにディスカッションしており、テンポよくコミュニケーションをとっている様子が印象的でした。

サイトビジットはレジデントの先生が普段どのような研修をしているのかを見学することで、グループ内の他の研修施設の教育体制について知ることができる貴重な機会であることを感じました。

TMCの皆様、見学させていただき、ありがとうございました!

筑波総合診療グループ/笠間市立病院 久野遥加

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