筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

教科書「いまどきの依存とアディクション プライマリ・ケア/救急における関 わりかた入門」を執筆

2015年5月22日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP


依存とアディクション(嗜癖)。

タバコやアルコール、睡眠薬などの処方薬を含めた薬物など、プライマリ・ケアの現場でも見聞きする頻度が増えてきている課題かと思います。

今回の書籍は、精神科医とプライマリ・ケア医の視点の違いをケースを元に議論するなど、具体的な対応方法、連携等における有益な情報が載せられています。

「こんなとき、どうする?PC医が依存とアディクションに出会ったら健康診断で肝機能異常を指摘 プライマリ・ケア医による解答」
「プライマリ・ケア医ならできるアルコール問題への予防介入」
「精神科医とプライマリ・ケア医の上手な連携ーアルコール患者を中心に」

の3編をプライマリ・ケアを担当する総合診療医の目線で執筆しておりますので、もしよろしければ手に取って眺めていただければと思います。

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(スタッフ 吉本尚)

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医学生のための総合診療塾

2015年5月21日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

総合診療塾は、総合診療、家庭医療に興味をお持ちの医学生にむけて、将来医師として役に立つ知識やスキルの修得を狙いとしたコースで、昨年度からはじまり、平日の夜に月1回のペースで、緩和ケア、患者中心の医療などをテーマにセミナーを行っています。興味のあるテーマの回のみの参加も可能です。

 

第1回は“meet the スポーツドクター”として、6月1日(月)17時~19時に筑波大学地域医療システム研究棟にて水戸協同病院総合診療科の小林裕幸先生による「スポーツ医学と総合診療」をテーマにしたセミナーを行います。

 

オリンピック自転車競技チームドクターの小林先生と直接お話できる貴重な機会ですので、ご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

 

お申し込みは mirai.iryo@un.tsukuba.ac.jpまで

詳細はhttp://www.hosp.tsukuba.ac.jp/mirai_iryo/kensyu.php#20150601-0706

およびポスターをご覧下さい。学外からの参加も歓迎します。皆様のご参加をお待ちしています。

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(スタッフ 高屋敷明由美)

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日経メディカル(3月号)に林幹雄先生ご登場!

2015年5月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP

日経メディカル3月号の「カンファで学ぶ 臨床推論」の中で、筑波メディカルセンター病院でのカンファレンスの様子が掲載されています!

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当グループの林幹雄先生が司会をされ、研修医との会話形式でやり取りされている様子が、紙面上で再現されています。

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筑波大学・筑波メディカルセンター病院総合診療科合同カンファレンスは、医学生、研修医向けに、毎週火曜日に開催。救急外来、総合診療科の受診患者を題材に、症候診断、治療、EBMの自薦、心理社会的背景への対応、患者教育など、総合診療科の視点から包括的なアプローチについて学ぶことを目的にしています。

ぜひ、お手にとってご覧ください!!!

(スタッフ 堤 円香)

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祝:北茨城市民病院附属家庭医療センター 開所式

2015年5月20日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

ここ北茨城市は、茨城県の最北端、福島県との県境に位置しており、人口10万人あたりの医師数が100人を切る医師不足地域。市の多大なご理解とご協力の下、筑波大学総合診療科と連携した家庭医療センターがいよいよオープンします。

構想・設計段階から関わり、外来プリセプター室やカンファレンス室、学生用宿泊室(4室)、遠隔テレビ会議システムなど、教育機能もしっかりと盛り込んでいただくことが出来ました。

オープンは6月1日。外来・在宅診療はもちろんのこと、公立である特長を活かし、町の健康作りにも積極的に関わっていきたいと考えています。さらに、この恵まれた環境を活かし、当科の持つ教育資源や指導体制を最大限活用して、家庭医養成のモデル拠点形成を目指したいと思います。

 

昨日の開所式では、市長をはじめたくさんの方々から激励のメッセージをいただきました。
また、私がレジデント時代に総合診療の基本を教えていただいた津田司先生、
学会理事長の丸山先生も来賓としてご参列いただき、温かいご支援のお言葉をいただくことができ、
本当にうれしく思いました。

北茨城市は、東京から電車で2時間、筑波から車で1時間半のところにあります。

料理もおいしく、温泉もあり、人も温かく、とてもいいところです。
是非お越しください!

あわせて、茨城新聞のニュースにも取り上げていただきました。(動画あり)

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http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14320281479639

こちらの宮澤センター長の堂々とした素晴らしいインタビュー(2分40秒あたり)もぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ctU-ToDyjsw

 

皆さんのご期待に少しでも応えられるよう、グループを挙げて、これからも頑張ります。

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ 前野哲博/編集 堤・阪本)

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S2 レジデント・デイ

2015年5月17日テーマ:筑波総合診療グループ

先日、シニアレジデント2年目の今年度1回目のレジデント・デイが行われました!今回のレジデント・デイの内容は、近況報告&ポートフォリオについて。さらに今回は新企画として、先輩の近況&歩んできた研修内容&今後のキャリア展望&後輩へのアドバイス…などなどを聞いてみよう!ということで五十野桃子先生、細井先生に来ていただきました。ポートフォリオは専門医取得の際に提出が必須となっている研修の記録、レポートです。
内科認定医のレポートとは書き方が違い、医学的な詳細だけでなく、家族背景や家庭医的なアプローチに視点が置かれます。
昨年からポートフォリオを書き始めたこともあって、全員少しずつポートフォリオに慣れてきました。今後も毎回ポートフォリオを作って、専門医受験の際にはサラッと提出したいものです。

S2久野先生からは4月にトロントで行われたSGIM(Society of General Internal Medicine)で学会発表をしたときの体験談も話してもらい、同期の海外学会発表に全員刺激を受けていました。

今回の新企画では五十野桃子先生に病院総合医としての今までの歩み、病院総合医を目指す後輩へのアドバイスなどを話していただきました。日本において病院総合医はロールモデルが少ないですが、同じグループ内のロールモデルとなる先生の話を聞くのは非常に参考になります。
細井先生からは在宅医療の素晴らしさや魅力を熱く熱く語ってもらいました。在宅医療をやったことがないS2レジデントもいましたが、細井先生の熱いトークに、在宅医療への興味が掻き立てられていました。

終了後はスタッフの山本先生、宮澤先生も交えて懇親会まで行われ、盛りだくさんのレジデント・デイでした(写真がなくてすいません…)
次回も楽しみです!

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文責:S2 稲葉 崇

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日本在宅医学会もりおか大会でポスター発表しました

2015年5月4日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学

2015年4月25日、26日と盛岡で開催された「第17回 日本在宅医学会もりおか大会」に参加し、初めての臨床研究「在宅高齢polypharmacy患者の薬剤理解度調査」のポスター発表を行ってまいりました。

ポスター発表中

ポスター発表中

2014年1月~12月の1年間、桜川市の大和クリニックにて在宅医療の研修を行っていました。学会発表は毎年行っていましたが全て1例報告のみで、そろそろ研究もやってみたいなと思っていたところ、同じくクリニック勤務の高木先生の全面バックアップのもと研修中に臨床研究を行うことになりました。

テーマはもともと漠然と抱いていた「薬をたくさん飲んでいる患者さんって自分の薬のことよく分かってんのかな?」という疑問。そこからリサーチクエスチョンを考え、先行研究の調査、対象者の設定、方法を具体的に考えていきました。今回の調査には、大和クリニックがいつも訪問調剤でお世話になっている協和調剤との合同研究という形を取りました。顔の見える連携を毎日していますので研究の打ち合わせもとてもスムーズ。時に近くのラーメン屋でミーティング・・など地域での研修の良さを改めて感じていました。

そうしてようやく形にできた「在宅高齢polypharmacy患者の薬剤理解度調査」。当日の発表もそれなりに盛り上がりをみせ、とてもよい経験となりました。

今回は横断研究でしたが自分で計画を立て、形にできたことで、今まで遠い存在と感じていた「臨床研究への道」がとても身近に感じられたのは高木先生はじめ皆様のご指導のおかげです。
忙しい臨床の中ですが日々の疑問を大切に、今後も経験豊富な指導医の先生方のご指導を仰ぎながら研究をやってみたいなと思っています!

ご指導いただいた高木先生ともご一緒に

ご指導いただいた高木先生ともご一緒に

 

(神栖済生会病院 内科 C2 細井)

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JHN-CQ「アルコール問題のスクリーニング」アップされました。

2015年5月3日テーマ:筑波総合診療グループ

2月に第1回JHNセミナーで行ったアルコールのWSを元に、

Clinical Question「アルコール問題のスクリーニング」を作成、JHNにアップされました。

http://hospitalist.jp/clinical-question/

皆さんも「危険な飲酒」という概念とAUDIT-Cを知ってから、飲酒歴を考えましょう。

それがアルコール依存症を予防する第一歩です。

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上記資料は、こちらからダイレクトにアクセスできます。

症例:アルコール問題のスクリーニング(PDF):更新日:2015/05/01
作成者:筑波大学附属病院 総合診療科 五十野 博基
作成協力:水戸協同病院 片山 皓太、梶 有貴、上村 舞衣
作成協力:筑波大学附属病院 総合診療科 吉本 尚

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第2報:会場決定しました。5月16日(土)総診メンバーとの交流会を開催します!

2015年5月1日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

ポスター(PDF版)は、こちらからご覧いただけます。

総診メンバーとの交流会お知らせv3.6

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日時:2015年5月16日(土) 18時 〜
場所:ラ・ポルタ
対象:医学生、研修医

途中参加も大歓迎!
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ご参加希望の方は、総合診療科(soshin★md.tsukuba.ac.jp)へ

ご連絡ください。

★を@に変えてからメールしてくださいね。

会場『ラ・ポルタ』の情報は、こちら(ぐるなびへジャンプします)http://r.gnavi.co.jp/e056200/

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補綴臨床5月号の「連載 歯科医院のための内科学講座②」を分担執筆しました!

2015年5月1日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

歯科の先生方の雑誌である補綴臨床では、歯科側担当と医科側担当の共同作業による、内科的な問題を抱えた患者さんへの対応をテーマとした連載があります。普段、内科的疾患を診慣れていない歯科の先生方への分かりやすい切り口が好評だそうです。

前号ではワルファリン内服患者への対応がテーマでしたが、今回は誤嚥性肺炎がテーマでした。本となって出版されると、やはり嬉しいものですね。

執筆の機会を与えてくださった吉本先生有り難うございました!

 

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スタッフ 中澤

 

 

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ウェルカムセミナーに参加した新S1レジデントの感想

2015年4月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

はじめまして
今月から新S1の上田篤志です。
4月18日〜19日に開催された総合診療グループウェルカムセミナーに参加させて頂きましたので、
その際の感想を書かせていただきます。

我々新レジデントは、18日午前中のプレウェルカムセミナーから引き続いての参加となりました。

まずは我々新レジデントが先輩先生方の前でそれぞれ自己紹介させて頂き、
次に全員で数グループに分かれてリハビリ企画に突入しました!

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筑波メディカルセンター病院リハビリグループの先生方による「明日から使える在宅リハビリ」講義。

実際に体を動かしながらのリハビリや介護ケアはまさに目から鱗で、こんなにも工夫とコツにあふ
れているのかと驚かされました。
これまで病棟で何となく見てお手伝いしてきたケアが実際に自身でやると、思った以上に難しく、
先生方の実演を見る目も自然と真剣になります!

さて、続くワールドカフェでは、卒後年数・職場の全く異なるメンバーに分かれての自由なconversationが
新鮮でとても貴重な機会となりました。

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各テーブルに配られた書き込み自由な紙にもマジックペンで色々な意見が書き込まれ、落書き?(笑)
のようなpopなものも見られて面白かったです。


夜の懇親会では、夕飯を取りながらの新レジデント紹介を兼ねたクイズ大会が開催されました!

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それぞれのキャラクターが紹介されたように思います。
ご準備いただいたS2の先生方有り難うございました!!

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泊まり組は、さらに二次会へと続き、濃密な1日目は終了となりました。
2日目、

まずは北茨城から千葉県との境にある利根町まで茨城県の総合診療グループの主な施
設紹介でした。
それぞれの施設のブースに集まり、地域の特性を理解した診療活動の大切さや「地域診断」の
概念について学びました。

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その後、複数の委員会に分かれ、今後の活動についての話し合いにうつりました。
新レジデントも、それぞれ自分の興味のある委員会に参加させて頂き、これからの役割分担など
行いました。

まだまだ仲間入りさせていただいたばかりではありますが、これからは筑波大学総合診療
グループを盛り上げられるよう微力ながら尽力していこうと思った次第です。

今回はC1の先生方をはじめ、お忙しい中ご準備いただいた先生方、本当に有り難うございました。
これからは我々も率先して沢山のイベントやその他活動で皆様のお役に立てるよう精進いたしま
すので宜しくお願いいたします。

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 執筆:S1上田篤志/編集:スタッフ 阪本直人

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5月16日(土)総診メンバーとの交流会を開催します!

2015年4月22日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

総診にご興味のある方へ朗報です!
総合診療科では、総診にご興味のある医学生、研修医を対象に
夕食を交えた交流会を開催します。

    

  新S1、S2@2015年4月ウエルカムセミナー(総診勉強会)後に集まって記念撮影

 

・総合診療や地域医療に興味がある方、
・総診の後期研修医がどの様に働いているのか知りたい方、
・将来のキャリアに興味がある方、
・総診ローテート卒業生の方、
その他少しでも興味がある方は、是非参加をお待ちしています。

堅い説明会ではなく、レジデント、若いスタッフが多く参加する飲み会ですので、
気軽に参加して下さい!
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日時:2015年5月16日(土) 18時から
場所:筑波大学近郊
   (未定ですが、決まり次第お知らせしますので、予定を確保しておいてください)

対象:学生さん、研修医の先生問わず参加可能です。

    途中参加も歓迎します。

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ご参加希望の方は、総合診療科(soshin★md.tsukuba.ac.jp)まで連絡してください。
★を@に変えてからメールしてください

 

 

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さすが、チーフレジデント! ふざけ方もシニアレジデントの手本を見せてくれました

C1@2015年4月ウエルカムセミナー(総診勉強会)

【続編のお知らせ】

また、6月27日(土)の午後に、後期研修説明会を予定しております。
詳細は決まり次第お伝えします。興味がある方はこちらも奮って参加して下さい。

 

執筆:山本由布 / 編集:阪本直人(スタッフ)

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プレ・ウェルカムセミナー

2015年4月21日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP

ウェルカムセミナーに先立って、新しいレジデントのみを対象としたプレ・ウェルカムセミナーが4月18日午前に開催されたので、参加させて頂きました。

朝、会場で同期の先生達に初めて顔を合わせることができたときは、喜びと緊張のまざった何とも言い難い新鮮な感覚でした。

そして、横谷先生、浜野先生には後期研修全般に関するアドバイスや今後の専門医取得に向けての必要事項について御指導いただきました。終始楽しくそして和やかなムードで、約2時間が、あっという間に過ぎたように思います。

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最後には、谷さんお手製のおやつもいただきました。すごく美味しかったです!

ようこその桜餅

ようこその桜餅

これからも新レジデント一同宜しくお願いいたします。

 

(S2河野大輔)

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新年度リサーチメンバーも大集合

2015年4月13日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

4月10日からいよいよ新年度のリサーチセミナーがスタート。

新しく4名の大学院生が入学し、総勢15名の大学院生が所属する大きな研究室になりました。

院生のみなさんのリサーチテーマは、救外軽症受診の心理社会的背景、血圧測定、地域枠の学生の進路、高齢者のADL、MRと臨床医の関係、ポリファーマシー、腰痛と鬱、薬剤師の認知症の知識などなど、本当に幅広く、地域医療と医学教育に関わる分野で興味のあるところを掘り下げていきます。

リサーチのスタッフは8名ですが、学位を取りご卒業なさったOB/OGや、今は違う医療機関でご活躍の先生がたもサポート。

今年も一年いい研究ができるように、切磋琢磨しながら、日々の臨床業務と両立しながら進めていきたいですね。どうぞよろしくお願い申し上げます。

地域医療教育学

2015年リサーチセミナー初日

(スタッフ 堤 円香)

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新しい方をたくさんお迎えしました!

2015年4月2日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学

4月は出会いの季節。

秘書の谷さんが、新しい方をいつも丁寧に、達筆な書でお迎えしてくださいます。

新しい文化と新しい知見が、さらにこの筑波の総合診療グループを活気づけ、成長させてくれると信じています。

今年度もさらなる高みを目指したいと思っています。

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(スタッフ 堤 円香)

 

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はじめて雑誌に投稿しました!

2015年4月1日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

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指導いただいた吉本先生とともに



私、斎藤の処女作品が出来上がりました!!!!!

執筆活動というにはおこがましいですが、人生初めて雑誌に記事を
載せてもらいました。
患者さんにいつも説明している通りに書いたので、内容がやや斎藤節ですが…。


執筆したのは補綴臨床という開業歯科医院の先生が読む雑誌の
「歯科医院のための内科学講座」。
タイトルは「ワルファリンを飲んでいる患者が来た. どうしよう……」。
皆さんだったらどのように書きますか?

本を書く事は、目に見えない読者に理解してもらえるように内容も
さることながら表現方法にも工夫が必要で、本を読んで勉強するよりも
いっそう勉強をすることが必要なことを実感しました。

更にたくさん執筆してみたい!と思わせられた一品になりました。
指導いただいた吉本先生、ありがとうございました。

つくばのメンバーが書いた関連書籍で紀伊国屋の書籍棚を埋められたらば最高!」
と夢見る斎藤剛がお伝えしました~。

 

(チーフレジデント:斎藤剛

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多職種連携ワークショップin福岡

2015年3月30日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP


3月23日に、福岡で行われた「
よりよい多職種連携の実践に向けて」というワークショップに参加してきました。
吉本先生が福岡県私設病院協会から講師依頼を受け、東京大学の春田先生(4月からは筑波にいらっしゃいます!)が中心となって準備が進み、そして当日は東京や三重、地元福岡から10人のファシリテーターが集まりました。私もファシリテーターの一人として参加させて頂きましたが、ファシリテーターも医師以外に看護師、病院事務、PT、多職種連携の本の出版に関わる方などなど…様々な視点から医療に関わる人がいて、既にこの時点で多職種連携だなあと感じました。

対象者は福岡県内の私設病院で働くコメディカルスタッフで、看護師、リハビリ、MSW、事務、臨床心理士など幅広い職種の方が参加してくれました。
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Egg Flying Gameという、皆で協力し合いながら与えられた材料を使い、卵を割ることなくいかに的の近くに落とすか、という多職種連携の要素が詰まったアイスブレイクからワークショップは始まりました。緊張していた空気もこれでかなり緩み、その後は「連携について困っている事」について、始めは同職種同士、その後多職種が混ざったメンバーでディスカッションを行いました。多職種で意見交換する事で、様々な視点から問題について考える事が出来た、とても新鮮だった、という意見が多く挙がりました。KIMG0434
最後に、各施設の中で明日からやってみたい事について話し合ってもらいました。短時間での話し合いで難しかったと思いますが、どの班も様々な形で取り組む課題が見付かったようでした。

私もずっと一つの班でゲームやディスカッションの様子を見ていましたが、始めは「情報共有が大切」という所から、「ただ情報を集めて終わりではなく、それを統合して上手く使っていく事が大事ではないか」「それを誰が担うのか?」「私たち(看護師さんでした)が一番患者さんに近いので、頑張って引っ張って行かなきゃ!」と話がどんどん発展していき、皆さんのパワーに感動しました。
日帰りでバタバタしていたので、他のファシリテーターの方々とゆっくり話す時間がなかった事は残念でしたが、私自身がとても勉強になった1日でした。これを茨城でも生かせれば、と思います。

最後は、空港で博多ラーメンとあまおうソフトクリームを食べ、かろうじて福岡を実感して帰りました。


笠間市立病院 山本由布

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利根町国保診療所での活動報告

2015年3月20日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 大学, 利根町

昨年10月から診療所研修で、利根町国保診療所で勤務しています、S2の舛本です。

利根町での研修が終了する前に、勤務の様子をブログでご紹介しようと思います。

勤務は外来診療が主ですが、地域密着の診療所で、0歳から90歳代まで老若男女を問わず、様々な主訴で患者さんが来院されます。

小児の予防接種は初めての経験でしたが、スケジュールもだいたい頭に入り、お母さんにアドバイスもできるようになりました。

お母さんにご説明を

お母さんにご説明を

 

また、利根町の研修では通常の“診療業務”だけではなく、地域の健康増進に寄与できるような予防啓発活動にも取り組んでいます。一例ですが、2月下旬には近くの小学校で薬物乱用防止教室を行いました。

小学校での薬物乱用予防教育

小学校での薬物乱用防止教育

 

利根町国保診療所での研修の良いところは地域、家族を感じながら日々の臨床を行えることで、まさに家庭医療の醍醐味を味わうことができました。所長の中澤先生はロールモデルと言うべき存在で、家庭医として歩もうとする自分の方向性を再確認することができました。利根町にもっと長くいたかったなー、と寂しく思う今日この頃です。

S2 舛本祥一

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WONCA in 台湾 ~JAPAN night(番外編)~

2015年3月19日テーマ:筑波総合診療グループ

3月6日から8日の行程でWONCA APRCに参加してきました。私自身は国際学会に参加したのは初めての経験で、学会自体も貴重な経験だったのですが、3月7日の夜に開催された日本から参加のメンバーでの飲み会(JAPAN night)に参加してきました!

総勢30名弱でしたが、つくばからは7人が参加。会は火鍋店で開催、日本各地から参加している様々な先生と知り合うことができ、多くの情報交換、刺激を得ることができました。当初は参加するか迷っていましたが、同じ分野で志を同じくする先生たちと楽しく交流することができました。このような機会があれば、また是非参加したいと感じました。

S2 舛本祥一(利根町国保診療所)

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WONCA in 台湾~初参加編~

2015年3月11日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP

今回、発表者ではないのにも関わらずWONCAに参加させて頂きました。

国際学会の参加は初めてでしたが実りある時間を過ごすことができました。
全体を通して感じたことは、家庭医のマインドは世界共通であることです。
学会中、継続性、包括性、統括的ケア等の言葉をよく耳にしました。
家庭医でよくいわれるACCCAを大切にしていることが、英語能力が低い私でも感じ取れ世界には同じ志をもった方々が多くいることに感銘を受けました。
また発表を通して、日本が他の参加国と比較してこの分野ではどの位置にいるのか、また海外の目を通して自国をみることができ、自分の日本の医療状況に関しての知識の乏しさを自覚しました。
その他ワークショップでは、半分強制参加でしたが「The Rajakumar Movement」という団体のWSに参加させていただきました
各国の若手医師の集まりで、今後の家庭医療の未来について考え、リーダー育成、国際的な情報共有等を行っている団体(と理解していますが違ったらすみません)です。WSには各国の有名医師も参加しており、若手を育てようという心意気もすばらしいと感じました。
 
WSでは各国のDrとお話する機会を頂けました。聞くことで精一杯な部分もありましたが、、、普段の日常診療では味わえないような経験をさせていただきました。
発信する力、伝えるツール(英会話力)をもつことの大切さを学びました。
声をかけて頂いた先生方には感謝申し上げます。
終わった今は発表される先生方の姿をみて、発表欲も湧いてきました。
●●学会(●●国)に行きたいから演題を出す、というのもモチベーションになるのでは・・・?
そういう視点でネタを探してみるのも面白いと思います。
ネタが転がっていたら、是非よろしくお願いします笑
(S2 高橋聡子)
 
 
 

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WONCA in 台湾~浜野先生銀メダル(演題発表編)~

2015年3月9日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP

この週末にWONCAに参加してきました。WONCAとは簡単に言うと、家庭医の集まる国際学会です。
今回はAsia-Pacific Region Conferenceという事で、台湾での開催でした。

5日間の開催でしたが、つくばからは入れ替わりつつも12人が参加しました。

演題としては、口演に浜野先生、ポスターは小曽根先生、髙木先生と私、山本も出させていただきました。そして何と、浜野先生がYoung Investigator Awardの銀賞に輝きました!前野教授からは、「浜野先生の発表は私も後ろで聞いていましたが、発表も質疑応答も素晴らしいものでした。それが評価されての銀賞獲得、本当におめでとうございます!!!」と早速のメッセージ。

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私は初参加でしたが、初めて国際学会で演題を出させて頂き、さらにプレゼンテーションまで経験でき、とても勉強になりました。ちなみに演題名はEffect of role-playing in training medical students to adopt a psychosocial approach” というもので、プレゼンテーションは4分、質疑応答は1分でしたが、頭が真っ白になっているうちに終わってしまいました。参加されていた先生方も皆親切で、ポスターの横に立っていたら話しかけて質問してくれたりと、交流する事が出来ました。

 

浜野先生の発表
 
他の方々の発表を見ていて思ったのが、やはり英語の重要性です。発表はもちろんの事、質疑応答もきちんと英語でこなしており、カンペを見て話しているのは私くらいでした・・・。日常でも少しずつですが英語に関わり続けられたら、と思いました。
今回のWONCAはとても刺激になりましたし、日本を離れて自分を見つめる良い機会にもなりました。
参加したレジデントの先生もそれぞれ思う所があったのではないでしょうか。

今後に繋げていければと思います。

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笠間市立病院 山本由布

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