筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

「ヘルスメンテナンス」という考え方

2015年9月9日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

私、朝から感動しました。

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本日の朝レクチャーで阪本先生より、
ヘルスメンテナンスの考え方についてのレクチャーがありました!

「2歳児と、その母21歳、子供は喘息」
こんな方が受診しました。
この方の健康のために、どんな介入ができますか?

こんな問題から始まりました。
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私は薬剤師という立場なので、場所を薬局に置き換えて考えていたのですが、
予防についてできる介入、って…意外とスラスラとは思いつかない!!
これがやりたいと思って薬局で働いているのに…

やっとのことで、何点か、出来る介入を列挙しました。

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阪本先生からの講義の中で、
大切なことは、目先の問題にだけ着目するのではなく、
ヘルスメンテナンスという考え方を常に持つこと。
科学的根拠に基づいたスクリーニングとアドバイスができること。
と教えていただきました。

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この考え方は、医師の皆様にももちろん大切なのだと思いますが、
診察券がなくてもフリーで入れる「地域の薬局」という場所にいる薬剤師にも、すごく大切な考え方だと思いました。

阪本先生の資料をもう一度復習し、薬局で行うと効果的なアドバイスについてエビデンスを調べて、
この内容は是非、他の薬剤師たちにも広げたいと思います!!

文章:筑波大学大学院 地域医療教育学(総合診療) 修士1年 松下綾

編集:筑波大学大学院 地域医療教育学(総合診療) 講師 阪本直人

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第2回 プログラム説明会開催!

2015年9月21日テーマ:筑波総合診療グループ

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9月19日、第2回つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会を開催しました!

懇親会からの参加も含めると、7人のゲストが参加してくれました。
前野教授からのプログラム案内はもちろん、今回は個別に話ができる時間を多くとって、実際の勤務や各施設の特徴などを気軽に聞ける雰囲気で行いました。
皆さんそのまま懇親会にも参加してくれて、とても楽しい会になりました。

ゲストの皆様、つくば総診の魅力は伝わりましたでしょうか?皆様と来年度一緒に研修できることを楽しみにしています!

 

※プログラム説明会に出られなかった人も、プログラムの相談や応募は随時受け付けております。
お気軽にご相談ください!
soshin★md.tsukuba.ac.jp
(★を@に変えてください)

 

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文責:S2 稲葉 崇

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利根町国保診療所を視察してきました

2015年9月14日テーマ:筑波総合診療グループ, 利根町

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S2稲葉です。先日、利根町国保診療所を視察(見学)させていただきました!

利根町国保診療所は既にブログで何回も紹介されていますが、長年院長を務める中澤院長と地域の密接な関わりが特徴の一つ。

町内の全員を知っているのではないかというほど患者の家族や親戚の情報もご存じで、長きに渡る家庭医としてのご活躍を肌で感じ取ることができました。

地域の施設や行政との連携も取られており、家庭医療のACCCCを感じられる診療所でした。

レジデントがお互いの施設を見学し、互いの施設の違いを感じることができるのは筑波総診のとても良い点の一つだと思います。

またチャンスがあれば、他の施設も見学に行きたいと思います。

 

文責:S2 稲葉 崇

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未来の家庭医が ここで育ちます~北茨城市民病院附属 家庭医療センター

2015年9月4日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

北茨城家庭医療センター リーフレットを作りました!

6月1日にオープンした北茨城市民病院附属 家庭医療センターのリーフレットを、8月始めに作りました。
診療案内のほか、家庭医療ってどんな医療なのか、そして家庭医養成教育について、利用される皆さんに伝えられるような紙面構成にしてみました。

未来の家庭医が
ここで育ちます

北茨城家庭医療センターは、筑波大学北茨城地域医療教育ステーションとして、医学生、研修医、家庭医療専攻医の教育を行いつつ、地域の健康づくりを目指して、元気に活動しています。

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(スタッフ 横谷省治)

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「アルコール依存症の予防・早期発見・介入(SBIRT)」が掲載されました。

2015年8月31日テーマ:筑波総合診療グループ

雑誌「日本臨床」の特集 依存症で、「アルコール依存症の予防・早期発見・介入(SBIRT)」が掲載されました。

吉本先生との共著です。日本語ですが、Pubmedに掲載されます。
Isono H, Yoshimoto H. Screening, BriefIntervention, Referral to Treatment(SBIRT) model for alcohol use disorder in Japan. Nihon Rinsho. 2015Sep;73(9):1528-35.

振り返れば、

まず、2015年2月の第1回JHNセミナーで水戸・筑波のレジデントとSBIRTのワークショップを行う。

題名:「生活歴ですが、飲酒は焼酎●合/日で・・・・。」じゃあどうしよう?アルコール介入はじめの一歩。

次に、5月J Hospitalist Network -Clinical Questionに「アルコール問題のスクリーニング」を自分で作成してアップ。http://hospitalist.jp/clinical-question/

そして、7月JHN-CQに久野先生作成の「アルコール離脱症候群の早期診断とマネジメント」を監修してアップ。

その流れ、よいタイミングでSBRITを執筆する機会を吉本先生からいただきました。ありがとうございました。

1年間でアルコール問題が身近になり、外来患者の「危険な飲酒」にも注意を払うようになりました。

皆さん、推奨される「低リスク飲酒」は、1 日に 2ドリンク以下、かつ週 5 日まで(休肝日を週二日)。2ドリンクは、ビールだと中ビン1本、日本酒だと1合弱、ウイスキーだとダブル1杯、ワインだとワイングラス2杯弱の量です。

(五十野博基)

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筑波総合診療グループの2014年版年報が完成しました!

2015年8月28日テーマ:筑波総合診療グループ

今年もグループの皆さんの協力で無事に年報を完成させることができました!
まとめ役を担当してくださった荒牧先生、本当に有り難うございました。

2014年版年報の表紙のカラーはビビッドなイエローです。
昨年のシックなブラックと違い、明るくて良いですね(笑)。

今回の特徴としては、グループの個人が取得した資格を一覧で見ることができるようにしました。
こうやって眺めると、沢山の人がいろいろな資格を取得しているのだなぁと実感します。

今後、各施設や個人などに順次配布する予定です。皆様、楽しみにしていてください!

 

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(大学スタッフ 中澤)

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レジデント・サマーフェスタ 開催!

2015年8月24日テーマ:筑波総合診療グループ

普段様々な施設に散らばって研修しているレジデントのお互いの交流を深めるために、レジデント・サマーフェスタという名の食事会を開催しました!

普段の研修の様子などをレジデントが集まってゆっくり語る機会はあまりなかったので、非常に盛り上がりました。

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用意したアミーチのテイクアウトピザの他に、スタッフの先生や参加できなかったレジデントの先生方からも沢山の差し入れを頂きました。

差し入れいただいた先生方、本当にありがとうございました!

来年もぜひ開催したいと思います。

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文責:S2 稲葉 崇

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論文がBMC Family Practiceに掲載されました

2015年8月20日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

昨年3月まで本学にいらっしゃいました釋文雄先生(現:日本大学医学部附属板橋病院)を筆頭に

かぜチームで調査に行った研究が今月、BMC Family Practice(インパクトファクター1.67)に掲載されました。

釋先生からは「みなさんのご協力が形になり嬉しく思います」とのメッセージを頂いております。

タイトル:Self-care behavior when suffering from the common cold and health-related quality of life in individuals attending an annual checkup in Japan: a cross-sectional study

著者:Fumio Shaku1*, Madoka Tsutsumi2, Asako Miyazawa3, Hiroshi Takagi4 and Tetsuhiro Maeno2

 

本論文では、2012年に笠間での健診に来た方を対象として、ちょっとした風邪をひいたとき、

セルフメディケーションをするか、医療機関を受診するか、またその方たちのQOLはどうか、をSF-8を使って調査した結果を公開。

結果としては、セルフメディケーション群の方が、医療機関を受診する群に比べQOLが高い(SF-8のいくつかの指標が高くでています)ことが。

BMC Family Practice.2015, 16:91
DOI: 10.1186/s12875-015-0300-3
URL: http://www.biomedcentral.com/1471-2296/16/91

 

ご興味のある皆様は、ぜひアクセスしてみてください。

外来、病棟の傍ら、次々と論文をアプライしている釋先生。素晴らしいご活躍です。

私たちも、しっかりみならわねば!!!!

 

(スタッフ 堤 円香)

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全国医学ゼミナールでの多職種連携ワークショップ

2015年8月19日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

8月16日に、全国医学ゼミナールin千葉で、多職種連携のワークショップを行ってきました。
今回も吉本先生に声をかけていただき、春田先生と共に企画段階から関わらせてもらいました。
当日集まった講師陣の職種は、看護師、薬剤師、OT、PT、MSWと、医師も合わせて実に6職種でした。
そして学生さんの専門も医学だけでなく、看護、リハビリ、栄養、臨床工学技士、医療事務と実に多岐にわたっていました。
しかしこの一日は今の専門は関係なく、先ほどの6職種の一つになりきって過ごしてもらうという企画です。
前半は、なりきり職種の仕事内容を各講師から学び、ポスターにまとめました。
そして、それを順番に見て回り、他職種への理解を深めました。プレゼンテーションは皆さんとても堂々としていましたよ!
ポスター作りの様子

ポスター作りの様子

後半は、ある退院直前の患者さんについて、家に帰る上での問題点や解決策を皆で話し合いました。
そのうえで、講師が模擬退院前カンファレンスを行い、実際どのように患者さんの情報共有をし、今後の方針決定を行っていくかを見てもらいました。
私は外からカンファレンスを見ていましたが、前半ファシリテーターを行っているときの雰囲気から変わり、気さくな部分は残しつつも、プロとしてカンファレンスに参加している凛とした姿がとても印象的でした。
真剣!模擬退院前カンファレンス

真剣!模擬退院前カンファレンス

最後の振り返りでは、こちらが事前に学んでもらいたいと思っていたこと以上のことを学んでいたことがとても伝わり、皆さんの観察力や感じ取る力に驚かされました。また、連携の重要性や難しさを感想として挙げた学生さんがいた一方で、多職種連携って当たり前ですよね、と言った学生さんもいました。当たり前という感覚をいかに損なわせずに、臨床現場に繋いでいくかを考える必要があるなあと、私も気の引き締まる思いでした。
とても勉強になった一日でした。この日のビールはとても美味しかったです。
(笠間市立病院 山本由布)

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教員免許更新講習の講座を担当しました

2015年8月17日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

8月7日、猛暑日。

教員免許更新講習で、「臨床医が語る!心と体の健康~予防からケアまで~」の講義が行われました。

教員免許更新講習というのは、文科省が定めた教員免許を持ったすべての教員(幼・小・中・高・養護・特別支援学級すべて)を対象に、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すもの、なのだそうです。(文科省HPより )

3年前から当教室でその講座の1つをお引き受けしており、全国から現役の先生がたが、生徒として着席し、講義を聞いていただいています。
今年は受講者は100%女性!
・・・男性の先生方はひとことしゃべっただけで笑いがおこる大人気ぶりでした。

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午前中は上手な医療の使い方(横谷先生)、健診結果のみかた(阪本先生)、私たちが知らされていないタバコの真実(堤先生)、アルコールの害について(吉本先生)の講義でした。どの先生もとってもパワフルな講義でした!

先生方はみなさま話がとても分かりやすく、受講者の心をがっちりつかんでいて、受講者と先生との一体感がある講義でした。
午後は小曽根先生・山本先生の「心のケア」。グループディスカッションでした。
午前中からグループ席になっていて座っていたため良い雰囲気が出来ており、活発に意見が出ていました。テーマの中で出てきた過敏性腸症候群については、医師に質問できるチャンスとあって、たくさん質問が出ていました。

私は…総診の先生方の講義をお聞きするのは初めてで、TAでしたが純粋に後ろの席で講義を楽しませていただいていました。講義の構成や、話し方など、とても勉強になりました。
私もこんな風に受講者を惹きつける講義がしたいですっ!

修士1年 松下綾

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夏期セミナー「最期まで診るってどういうこと?~家庭がつなぐ終末期ケア~」

2015年8月9日テーマ:筑波総合診療グループ

27th学生・研修医のための家庭医医療夏季セミナーに参加してきました

「最期まで診るってどういうこと?~家庭がつなぐ終末期ケア~」のセッションに講師として初参加しました。

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前日入りし、打ち合わせやセッションに参加し、湯河原の気候も熱かったですが、講師陣や参加してくれている学生方も非常に熱く、非常に刺激になりました。

自分が担当したセッションですが、北海道家庭医療学センターと筑波大学の共同セッションということで、準備段階から、オンラインカンファのみで進行していたため、一抹の不安もありました。

しかし、当日はつつがなくそして、和気あいあいと進行することができたのではないかと思います。P1030198IMG_2668

ACP(advance care planning)という比較的新しい概念で、参加者も医学生1年生~4年生が多く、きちんと理解して頂けたかは不安でしたが、アンケートからはある程度満足して頂けていたようでほっとしています。

但し、的確なご指摘も多いので、次回に生かせていければと思います(笑)P1030190

昼過ぎは、筑波メンバーで打ち上げに駅近くの鮨所「鮪屋」へ。新鮮で、肉厚もあって非常に美味でした。一仕事終えた後に、メンバーと食べるご飯は格別ですね!

今回参加頂いた学生や研修医の皆様ありがとうございます。講師の皆様もお疲れ様でした。
また、来年もお会いできたらと思います。

熱さにも負けず頑張っていきましょう。

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筑波大学総合診療科 S1レジデント 坂入 慧一郎

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学生・研修医のための家庭医療学 夏期セミナー 〜ロールプレイで学ぶ患者中心の医療〜

2015年8月3日テーマ:筑波総合診療グループ

皆様は「学生・研修医のための家庭医療学 夏期セミナー」をご存知でしょうか?

このセミナーは毎年夏に、プライマリ・ケアに興味がある学生・初期研修医が一同に集まって行われます。プライマリ・ケアに関連する領域のセッションが多数行われ、懇親会で互いの交流を深めることのできる、全部で2泊3日の会です。

今年は8月1日から3日間行われ、私たち筑波総合診療グループでも複数のセッションを開催させていただきました。

私が関わったのは「患者中心の医療」をテーマにしたセッション「ロールプレイで学ぶ患者中心の医療」でした。「患者中心の医療」という言葉を聞き慣れない方もいると思いますが、患者さんの思いや期待を患者自身・周囲環境から知り、患者・医師間とのすれ違いをなくし、お互い納得して合意の上で医療を進めるための医療技法の事です。

今回は、実際に医師・患者役を演じるロールプレイで学んでもらいました。

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↑「ロールプレイで学ぶ患者中心の医療」スタッフで集合写真

集まった参加者は約30人で、医学生(1〜6年生)・看護学生・初期・後期研修医・鍼灸師と様々でした。「問診」をするのが初めてという方がいる中、患者さんが病気によって受ける気持ちや思い、抱えている問題などを「かきかえ」を用いて一所懸命に引き出し、理解しようとする情熱・ひたむきさが非常に印象的でした。

※かきかえ=患者の 感情、期待、解釈、影響 を聞くこと。

 

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↑セッションの様子。積極的な参加者が多く、ディスカッションも盛り上がります。

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↑ロールプレイの様子。なぜかドヤ顔の上田先生(S1)

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↑講義中の宮崎先生。最後はグループの宣伝までしてくれました。

 

セッション以外では家庭医療専攻医オフ会(後期研修医の交流会)、懇親会にも参加いたしました。印象的なのは皆さん本当に良い笑顔で話し合い、交流を深めていた事です。

また来年も参加させていただきたいと思う非常にアツい会でした。

 

後期研修1年目 宮崎 賢治 & 2年目 稲葉 崇(写真コメントのみ)

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コアレクチャー「臨床倫理」

2015年7月30日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

コアレクチャーに「臨床倫理」に参加しました。

臨床倫理というと、延命治療や胃瘻造設などが浮かびやすいのかもしれませんが、
「医学的にはこうすべきなんだけど、患者さんは別の方法がいいって言っているし・・」
と、現場には”もやもや”させられることがたくさんあふれています。

その倫理的な問題を共有、整理、分析し、解決を試みようとするための方法として「臨床倫理4分割法」を学びました。
「医学的意向」「患者の意向」「QOL」「周囲の状況」の4つの項目について検討を行うものです。

 

臨床経験は1年4ヶ月でしかない自分でも、もやもやを感じることは多くあります。
もやもやを感じることが臨床の面白みの1つでもあると思っているのですが、解決、とはいかないまでも思考を整理するツールは欲しいものです。
そういったときに、こういったツールを使って多職種で議論できるといいだろなと感じました。

他病院所属の身分で1ヶ月間ローテート中なのですが、コアレクチャーは計3回開催していただきました。
残りのテーマも聞きたい・・!!のですが、それは後期研修のお楽しみ、なのでしょう。

J2 梶川奈月

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2015年度 食育教室(筑波大学 無料出前教室)一般募集開始

2015年7月23日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

2010年からはじまりました、つくば市小学校向け食育教育プログラム『おやつについて考えよう』は、
毎年好評を頂き、徐々に実施校を拡大しております。

今年で6年目を迎える2015年度は、これまでの実施校に加えて、2015年7月23日より
つくば市内の小学校を対象に、広く一般募集を開始いたしました。

希望される小学校のご関係者様は、お早めにお申し込み下さい。
(先行募集、優先募集は、締め切りました)
なお、2014年度より、ご要望を頂いて、児童館での開催にも対応いたしました。
また、つくば市以外の近隣の小学校も可能限り対応させていただきます。一度ご相談ください。

 

【実施日程(予定)】

実 施 時 期 : 2015年9月頃〜2016年2月頃(土曜日も実施可能)。(お申込み後、個別に日程調整)
対 象    : 4~6年生。  1回45分程度を予定         (学年に合わせ内容を調整)

 

【お申込み】
一般募集は、2015年8月11日(第1期)、9月8日(第2期)をもって終了致しました。皆様、ご応募ありがとうございました。(9月3日、9月11日:上記2行を更新)

・FAX:029-853-3101(当講座オフィス)
・E-mail:sakamoto.naoto.ft★u.tsukuba.ac.jp(★を@に変えて)

※ 連絡先(学校名(施設名)、ご担当者、電話番号、メールアドレス)をお忘れなく

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スライド抜粋

【コンセプト】
成長期である小学生高学年にとって、鉄分、カルシウム、食物繊維は、三度の食事では1日必要量を摂取しきれない現状があるため、間食は、避けるべきものではなく、むしろいかに適切にとるかが重要である。
しかし、糖尿病や高血圧を引き起こす生活習慣病が社会的な問題となっているなか、適切なカロリーや塩分などに配慮しながら食事を選択してゆくことが、重要である。
この重要な食習慣こそが、学童期からのライフスキルとして獲得されているべきものである。

そこで、本プログラムでは、間食を切り口に小学生が、カロリー、塩分、および、鉄分、カルシウム、食物繊維の意味と重要性が理解できるよう授業を進めてゆきます。
児童自らの判断で、カロリー、塩分の過剰摂取を避け、かつ、必要な栄養素である鉄分、カルシウム、食物繊維を上手に摂ることができる能力が獲得できるよう、教室内で実践できるよう工夫されています。
そのことにより、児童が食を通して心身の健康と豊かな人間形成の基盤を育むことが期待されています。
【食育教室プログラムの概要】
医師である教員や栄養士による指導の下で、医学生を中心に小学校高学年向け食育プログラムを実施。本プログラムでは、生徒が教室内で普段の食生活を再現し、医療専門職、医学生らから直接かつインタラクティブなフィードバックを受けながら実践し、より適切な食事を選択する能力を獲得できるよう設計されている。プログラム紹介

 

【過去の実施小学校(実施年度順。ほとんどの小学校は、複数年度実施)】

<小学校>
東小学校 、葛城小学校 、柳橋小学校 、吉沼小学校、柳橋小学校、前野小学校、松代小学校、大曽根小学校、今鹿島小学校など。

<児童館>あおぞら児童クラブ

 

【その他資料】

1.本プログラム自体のご紹介 『平成 23 年度社会貢献プロジェクト実績報告書』(http://pcmed-tsukuba.jp/pdf/area_H23syokuiku.pdf)
1.小学校高学年向け食育プログラム
2.医学生向け健康教育企画・実践力養成プログラム について紹介

2.事業報告書の『ヘルスプロモーション(健康教育・講演)> 小学校対象 食育教室』)にも記載がございます。
下記をクリックしてください。

2013年度 事業報告書2012年度 事業報告書

2009-11年度 事業報告書

 

つくば市小学校食育教室 プログラムディレクター

筑波大学 医学医療系 地域医療教育学 講師/

筑波大学附属病院 総合診療グループ(家庭医療専門医・指導医/内科認定医・指導医)

阪本直人より

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祝!初掲載「歯科医院のための内科学講座」補綴臨床7月号

2015年7月23日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

こんにちは。後期研修医2年目の大澤亮です。
今回は『祝!初掲載』についてです。

補綴臨床7月号の「歯科医院のための内科学講座」の一部を担当し、骨粗鬆症について記事を書かせていただきました。初めての商業誌への寄稿でした。


記事を書くにあたり、一番の不安は自分の記載内容に間違いがないかでした。
ですが、指導医の先生のバックアップのおかげで、無事書き終える事ができました。
ありがとうございます!読者のみなさんにとって、満足いくものになっていれば幸いです。


そして、記事を書く経験は、骨粗鬆症についてのみならず、読者にとって分かりやすく文章を書くという点で、とってもとっても勉強になりました。


Tsukuba総診グループでは、臨床、教育、研究のみならず執筆なども含め、
色々な経験を積無ことができます!幅広く学びたい・経験したい研修医の方、
つくばをノゾキに来てくださいね♪

 

 

後期研修医2年目 大澤 亮)

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GP Team TSUKUBA ロゴ入りグッズ、新たな仲間が増えました

2015年7月22日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

これまでに、チーム力のつくば総診では、
オリジナルロゴ【GP Team TSUKUBA】の入ったスクラブや白衣*を制作し、
日々の臨床に役立てて来ました。つくば総診ノベルティ、付箋

今回は、つくば家庭医・病院総合医プログラム研修で身につく4つの力
(チーム力、診断力、決断力、人間力)について、
全国の医学生、総合診療のスペシャリストを目指す医師に
広く知ってもらうべく、ロゴ入り付箋を制作しました。

この付箋を片手に医師国家試験、ガイドライン、論文に
しおりをつけながら日々の研鑽に役立てていただければ、幸いです。

 

 

*GP Team TSUKUBA ロゴの入った スクラブ、白衣についてご紹介
<スクラブ>『GP Team Tsukubaロゴ入りスクラブ、ポスターが完成しました!
< 白 衣 >『教育セミナーを開催しました
(3人のプログラム修了生が、GP Team Tsukuba ロゴ入り白衣を着て記念撮影。ページ後半)

 

 

指導医: Naoto Sakamoto

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日経メディカルに林先生ご執筆!

2015年7月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸

日経メディカル(2015年7月号 p88)の、「カンファで学ぶ 臨床推論」に、前回に引き続き、林幹雄先生がご登場されています。

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33歳男性、発熱と多関節痛 のケースをもとに、研修医・医学生とともに毎週火曜日に開催しているカンファレンスを克明に再現したもの。林先生の司会のもと、丁寧にカンファが行われている様子が分かります。

ぜひご覧ください!

(スタッフ 堤円香)

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「呼吸筋の疲労と回復」を執筆

2015年7月21日テーマ:筑波総合診療グループ

雑誌理学療法(15年3月28日発売)の講座呼吸筋の基礎知識6に

「呼吸筋の疲労と回復」五十野博基、長谷川隆一http://www.fujisan.co.jp/product/1281690930/b/1232526/

を執筆しました。人工呼吸器の使用や、COPD患者の急性増悪で何となく使う「呼吸筋疲労」。その疲労を言語化、数式化した知識をまとめ、さらにそれを臨床に生かすにはまだ課題があるということを書きました。 図1[本稿の全体像]は自作で、呼吸筋力と呼吸仕事量の成り立ち、そのバランスの崩れが疲労を来すことを、うまく1枚にまとめられたと思っています。総診医局に置いてありますので、ご覧ください。

また、雑誌Hospitalist(3月発売)、特集:呼吸器疾患1に

第1章.咳嗽、五十野博基https://www.medsi.co.jp/books/products/detail.php?product_id=3434

雑誌レジデント5月号(4月発売)、入院患者が急変したらに、

3. 意識障害:「先生,患者さんが呼びかけても起きません」/鈴木秀鷹・五十野博基http://www.igaku.co.jp/resident/resident_1505.html

も同時期に発売されています。

(五十野博基)

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9月19日 第2回つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会を行います!

2015年7月14日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

9月19日(土)16時から、第2回つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会を行います!

第1回に参加できなかった方、ぜひご参加ください!

ポスターも出来上がりましたので、ぜひご覧ください。

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★pdf版ポスターはコチラ★

 

日時:2015年9月19日(土)16時~
場所:筑波大学 地域医療システム研究棟2階オフィス
対象:研修医2年目、1年目、医学生、その他当グループで後期研修を考えている医師

内容
1 当グループ、研修プログラム概要について
2 レジデントの声・各研修施設について
・筑波大学病院
・筑波メディカルセンター病院
・水戸協同病院
・診療所
3 質問タイム
4 懇親会 18時00分~ 研究学園駅周辺

カジュアルな服装で大丈夫です。
参加希望の方は、総合診療科(soshin★md.tsukuba.ac.jp)までご連絡ください!

★を@に変えてからメールしてください。
皆さまのご参加をお待ちしております!

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コアレクチャー「テーマ 教育技法」に参加

2015年7月8日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

コアレクチャー「テーマ 教育技法」 に参加しました。
今回は上記のテーマでレクチャーをしていただきました。
ここ最近、後続の先生たちも徐々に増えてきて、まだまだ若輩者の私も、無視はできないテーマです。
「教育」とは、単に教えるという行為だけで無く、学習者の行動に変化をもたらすものだという冒頭から耳が痛くなります…。
 フィードバックの原則として、聴くこと、できたことを認めること、そして次に生かせるようにすることが大切だということを教わりました。
実際にロールプレイをしてみると、相手の考えを聞きながら指導していくのは限られた短い時間のなかでなかなか大変でした。
 また、人に教えるという行為、実は自分の知識の定着にもとても効果があるとのこと。
これからはもっと後輩を育て、併せて自分も成長していきたいと思えるレクチャーでした。
C1 荻野利紗

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