「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

「多職種で考える、一歩進んだ緩和ケア」ワークショップのご報告

2019年12月1日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 地域包括ケア

(多職種での緩和ケアを考えるワークショップを行いました)

 

(医師、介護士、ケアマネージャーと様々な職種の方が参加されました)

(福祉用具の説明のデモンストレーションを行いました)

 

11月17日に行われた日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会において、「多職種で考える、一歩進んだ緩和ケア」のワークショップにファシリテーターとして参加しましたので報告致します。

笠間市立病院の実際の症例をもとにしたシナリオを使用し、多職種を交えたグループで「問題点」「解決策」「どの職種に何を依頼するか」を検討して頂きました。
私のグループは、介護士2名、医師2名、ケアマネージャー1名で構成されていました。職種による視点の違いが興味深かったです。
介護士側からは日々のケアや本人の嗜好等、日常生活からのアプローチが真っ先に挙がりました。対して医師側からは内服等医療面からのアプローチが挙がり、また「解決策をどの職種に依頼すべきか」という全体管理についても多くの意見が出ました。
「要介護1では介護ベッドが導入できないため区分変更が必要」「ベッドの柵はいくらで借りられる」等制度に関してはケアマネージャーが最も詳しく、グループ内で上がった疑問に関してはほとんどケアマネージャーさんが答えてくださいました。

各々の視点が異なること、各々の視点が重要であること、それらを意見交換することでより総合的なサポートができることを肌で感じるワークショップになったのではないかと思います。各々の役割や強みを知ることで、よりスムーズに連携できることもわかりました。
本ワークショップを通じて、日常業務でも他職種との連携の機会が増えますと幸いです。

後期研修医2年目 伊藤有理

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