「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

市民公開講座『生活習慣と健康長寿 ロコモってな~に?』

2015年10月31日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

本日、平成27年度 茨城県生活習慣病予防対策推進事業 地域フォーラム
つくば市医師会 筑波大学医師会 主催 市民公開講座が行われました。

冒頭の会長挨拶には、筑波大学附属病院長 松村 明氏より行われました。

第一部は、筑波記念病院 病院長 長澤先生を座長に『健康長寿をのばそう』テーマに3人の講演。

はじめに、『ロコモティブシンドロームとは』をテーマに、筑波学園病院 病院長・整形外科 原田先生。
次に、『健康長寿について学ぼう』をテーマに、阪本。
そして、『サプリ不要な健康長寿食』をテーマに、栄養士の中島氏より講演が行われました。

 

 

私は、『健康長寿について学ぼう』のテーマで、次のような講演を行いました。

20世紀に平均寿命が、50歳から80歳へと30歳も伸び、先進諸国の中でも最も著しい
平均寿命の延伸を果たした日本。2015年現在、100歳を超える人口が6万人となったが、
その要因には何があるのかについて、解説しました。

次に、加齢には「病的な加速」があることを紹介し、加速させる要因について紹介しました。

その後、平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9歳、女性で約13歳の溝があることを紹介。
この溝は、「要支援・要介護状態」を意味することを紹介しました。

その原因には、【メタボリックシンドローム】と【ロコモティブシンドローム】が、大きく関わっており、その対策のために出来る具体的な方法を紹介しました。

次に、「健康な年齢の重ね方とは」をテーマに、私たちのお手本、100歳を超える実践家からのメッセージを紹介。

講演の最後には、会場の皆さんへ『・・・しかし、健康寿命を延ばすことが私達の目標でしょうか?』と質問を投げかけました。
『たとえ病気を持っていても、肉体的にも精神的にも個人としても、全体的に “元気” であり、生きがいや人生の目標を持ち、健やかに暮らせる社会。
何歳になっても役割が持てるような家族関係や地域づくり、社会づくりも大切なのではないでしょうか?』と提案し、私の講演を終えました。

第2部は、「“ロコテスト”と“ロコトレ”の実際」をテーマに、スポーツトレーナー野口氏より、
実演を交えた講演が行われました。

 

第3部は、パネルディスカッション
座長は、川井クリニック理事長 川井先生、坂根Mクリニック院長 坂根先生。
パネリストは、第1、2部の講演の演者に加え、市民代表のお2人が参加され、会場からの質問にお答えしたり、パネリスト間のディスカッションなどが行われました。

 

その後、第4部は、場所を移して健康フェアが行われました。
先ほどのパネリストに直接健康相談が出来るブースと
ロコテストをはじめとした参加型の学習コーナーが人気でした。

多くの参加者からは笑顔が溢れ、大盛況の内に幕を閉じました。

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