「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

大子町での講演 食生活改善推進員研修会にて

2019年2月12日テーマ:筑波総合診療グループ

講演の様子

地域総合診療医学講座の片岡です。
2月5日(火)に大子町保健センターで、食生活改善推進員の皆さんに講演をしてきました。

食生活改善推進員というのは、食生活に関する地域の健康づくりに関わるボランティアのことで、一般財団法人日本食生活協会が行政と連携し、全国の市町村で協議会組織を作っています(日本食生活協会のHPはこちら)。

大子町でも、各地区での料理講習会や2歳児検診でのおやつ指導など、多くのボランティアの皆さんが活動されています。

講演の様子 その2

今回の講演タイトルは「食習慣についてのアドバイス方法」でした。
糖質制限や、卵とコレステロールの関係、またお酒とカロリーの話など、事前アンケートから皆さんから関心の高いと思われる話題を中心にお話をしました。

また、住民の皆さんに健康や食生活に関するアドバイスをする上で、「健康信念モデル」の紹介を少ししました。途中のディスカッションでも参加者の皆さんが活発に議論してくださっていました。

今後も、このような診療外での活動も続けていきたいと思います。

片岡 義裕

Pagetop

【お礼】地域総合診療医学寄附講座発足記念シンポジウム、同講座 横谷教授就任祝賀会

2019年2月8日テーマ:ステーション, 北茨城, 地域包括ケア, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

去る1月25日、地域総合診療医学寄附講座発足記念シンポジウム、および、同講座 横谷教授就任祝賀会が開催されました。

本講座は、つくば総合診療グループに関連する研修施設やその地域に関わる多くの方々のご賛同により設立された講座です。当日はご支援をいただいているご関係者の皆様、そして同門会の先生方にもご出席いただき、盛大な会が開催され、皆様のおかげで記念すべき日となりました。

(皆様のおかげで素晴らしい会となりました。心よりお礼申し上げます。)  撮影:竹内優都氏

 

さて、シンポジウムでは『地域医療に置ける総合診療医への期待と大学が果たすべき役割』と題し、
前野教授、横谷教授、そして、水戸保健所長 土井幹雄先生が登壇されました。

本講座発足に至るまでのエピソード、そして多くの方々からの応援のお言葉を拝聴するにつけ、
地域の未来を広い視点で見据えておられる方々のおもいがひしひしと伝わってまいりました。
診療のみならず、地域活動や後進の育成、そして、研究にも尽力していくことこそが、
地域への恩返しであり、この講座のミッションであると改めて実感しました。

同時に、私自身は総合診療医として、今後どのように自分の道を進んでいくべきかと
考えさせられた会でもありました。

最後になりますが、遠方よりお越しくださいました皆様、また祝電やお祝いなどを
お送りくださいました皆様、誠にありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます。

 

 執筆:筑波大学附属病院 総合診療グループ/北茨城市民病院附属家庭医療センター 高橋 聡子
編集責任:阪本直人(地域医療教育学 講師) 2019年2月3日

Pagetop

齋藤さやか先生 論文3部作出版!

2019年1月22日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

大学院生の齋藤さやか先生が医学生と製薬企業との関わりに関する論文3部作を出版されました!

医師と製薬企業との関係に対する関心が高まり、利益相反のマネジメントは卒前教育においても重要性が強調されるようになってきていますが、医学生にどのような教育が行われているのか、また、医学生は製薬企業とどの程度関わっており、その関わりをどのような態度で捉えているのかについて、これまで国内ではほとんど報告がありませんでした。筑波大学地域医療教育学分野大学院生の齋藤さやか先生が、日本の医学部における医薬品プロモーションに関する教育カリキュラムの状況と医学生と製薬企業との関わりと態度を明らかにすることを目的とした調査を実施し、3本の論文を出版されました!

調査では医薬品プロモーションについての教育プログラムが存在すると回答した大学は約3割にとどまり、多くの医学生が臨床実習中に製薬企業との関わりを経験していることが明らかになり、今後の教育が重要であることが示されました。

研究の実施にあたっては様々な困難があったことと思いますが、常に目標に向かい、研究成果の論文発表まで粘り強くやり遂げられたさやか先生のご努力に感服いたします。今後、ますますのご活躍を期待しています!

なお、詳細は下記の論文に記述されております。ご興味のある方は、ぜひご一読いただければ幸いです。

 

Saito S, Maeno T, Miyata Y, Maeno T:Medical students’ attitudes toward interactions with the pharmaceutical industry: a national survey in Japan. BMC Med Educ 18: 286, 2018

https://bmcmededuc.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12909-018-1394-9

<日本の医学生の製薬企業との関わりと態度に関する報告>

 

Saito S, Maeno T, Miyata Y, Maeno T:Follow-up survey of Japanese medical students’ interactions with the pharmaceutical industry. PLoS One 13: e0206543, 2018

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0206543

<日本の医学生の製薬企業との関わりについて2012年と2016年の経年変化>

 

齋藤さやか, 前野貴美, 宮田靖志, 前野哲博:医学部医学科における医薬品プロモーションに関する卒前教育の実態調査. 医学教育 48: 395-400, 2017

https://www.jstage.jst.go.jp/article/mededjapan/48/6/48_395/_article/-char/ja

<日本の医学部における医薬品プロモーションに関する教育カリキュラムの状況についての報告>

Pagetop

大子町で健康授業を行いました

2018年12月31日テーマ:筑波総合診療グループ

地域総合診療医学寄付講座でお世話になっている大子町の小中学校で、健康授業を合計4回行いましたので報告します。

1.依上(よりかみ)小学校 (7月17日)

レジデントの任端先生が中心となり「おやつの健康な取り方」をテーマにして肥満予防につなげる授業を行いました。
会場は依上小学校でしたが、さはら小学校からも児童が来てくださり、5,6年生合わせて32名を対象に授業を行いました。

当日は、栄養素の話や1日に必要なカロリーや塩分について説明し、実際に児童たちが食べているおやつのカロリーや塩分がどのくらいなのかをそれぞれ考えてもらうようにしました。

児童の皆さんからは「自分が食べているおやつのカロリーがこんなに多いとわかってびっくりした」、「おやつだけでなく、ふだんの食事も気を付けなければいけないことがわかった」といった感想をいただきました。

 

以下は、「がん予防について」をテーマに、がん検診のことを中心に私が授業を行いました。
がんのリスク要因や、発生のメカニズムなどについて簡単なクイズ形式にして、それを皆さんに答えてもらいながら進める形にしました。
また、大子町で行っているがん検診(費用自己負担なし!)についても紹介しました。

2.だいご小学校(11月20日)

6年生の皆さんを対象に授業を行いました。積極的に質問をしてくれる児童もおり、テーマに対する関心の高さがうかがえました。
「二人に一人ががんになると聞いて驚いた」「タバコが悪いものだとは知っていたが、お酒もがんになりやすくなると聞いて怖くなった」といった感想をいただきました。

 

3.黒沢小学校(11月27日)

授業の対象が3~6年生と幅広く、うまく説明できるかどうかやや不安でしたが、皆さん熱心に聞いてくださり安心しました。
「好き嫌いをしない、運動もしっかりする」という目標を感想としていただきました。
また、学校の先生方からもたくさん質問をいただきました。

 

4.大子中学校(12月18日)

中学3年生の皆さんを対象に授業を行いました。
がんの種類や発生の仕組みなどについて、小学校の授業よりもやや詳しく説明を行いました。
約1時間とやや長丁場でしたが、皆さん集中して聞いてくださいました。
「大人になってもたばこは吸わないようにしたい」「身近な病気であることが分かり少し怖くなったが、治療方法も進歩していると聞いて安心した」という感想をいただきました。

がん予防の教室では、「家に帰って家族の人にも話してみてください」という点を協調しました。
子供たちの生活習慣の多くは家庭で築かれるものですし、子供が両親や祖父母と会話することをきっかけに、ご家族の検診受診にもつながればと思います。

来年からも、引き続きこのような活動を続けていきたいと思います。

地域総合診療医学講座 講師 片岡 義裕

Pagetop

茨城県指導医団国外派遣事業参加報告

2018年12月16日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(IGD(Ibaraki Great doctors) in Hawaii)

大学院生の斉藤です。

10月15から25日まで、「茨城県の指導医から世界標準の指導・教育を!」と茨城県が主催する指導医団国外派遣事業に参加してきました。
私を含め、計5人の医師が、世界標準の先進的な指導・教育に取り組んでいる米国(Hawaii)へ行ってまいりました。

7時間のフライトを経て、一歩出ればそこは常夏!
うぅー遊びたい!と高まるテンションをグッ!と抑えながら、到着初日から現地で家庭医療クリニックを経営している日本人医師からの、日本とアメリカの保険制度の違いを学びました。
アメリカでは皆保険制度はなく、高額な保険料を支払い個人的に保険会社と契約を結びます。そのため、無保険者も多く、さらに医師は保険会社から要求されている診察行為を行わなければならず、緊急に追加検査を行う際は時としてこちらから保険会社に直接連絡をして検査認可待ちをしなければならいのが現状です。これを聞いていただけでも日本で保険制度のありがたみを実感できました。

2日目からもワクワクがNon stopでやってくる研修ばかりです。

ハワイ大学でのワークショップ体験やハワイ最大の病院であるクィーンズメディカルセンター病院でのベッドサイドティーチングや患者さんへの接し方までも臨場感たっぷりで見学することができます。
見て・聞いて・触って、数多く教育の方法や考え方を学ぶことができます。
ホスピタリストとして第一線で働いている日本人医師のレクチャーもあり、その医療・教育理念やシステム構築に感無量でした。

その他にも、ハワイ州に一つしかない災害医療センターでのレクチャー、多職種専門学校で授業風景の見学、家庭医クリニックでの診察見学など数多くの新しい経験と発見がみなさまを待っています!

どの施設でも随時質問し放題!!
準備した質問以上に現地で直接体感することで湧き出てくる様々な疑問や相談に対して、どの施設の方々もいつでもどこでも快く答えてくださいます。

研修内容は毎年少しずつ変更されているようであり、みなさまが研修に行かれる時には、さらに新しい発見とワクワクが待っているかもしれません!
私自身では、他の国の教育方法を現場で知ることによって、今まで行ってきた医学教育を再度見直し、新たな方法や概念を吸収できた良い機会であり、日本の医学教育の特性を生かしながらさらにより良いものに改善が行えるのではないかと帰国後から小規模ながら現在の職場の研修医、コメディカルとともに実践を行っております。
10日間の研修後は、「明日から何かを変えてみたいモチベーション」と「Hawaii sick」になることは間違いなしです!

今回の研修をまとめると「Stimulating & Exciting」!
みなさまの何かを刺激しワクワクさせてくれるような研修であることは間違いないです!
よく学び・よく笑い・よく食べた、今回の私の研修経験を通して、みなさまの何かを刺激するきっかけになれば嬉しいです!

最後に、研修出発前・研修中に私たちに何不自由がないように、手配・気配りをしてくださった茨城県県職員のみなさま、日米医学医療交流財団のみなさま、現地研修先の先生のみなさま、現地同行してくださったハリス先生とガストンさんには感謝しております。

筑波大学 大学院 斉藤 剛

Pagetop

山形医学生勉強会のご報告

2018年12月7日テーマ:筑波総合診療グループ

勉強会の参加者

大森医院/ひたち太田家庭医療診療所で研修中の後期研修医2年 橋本恵太郎です。
11月24日から25日にかけて山形大学で東北の医学生と勉強会をしてきたのでご報告します。

水戸協同病院総合診療科チーフの長崎一哉先生と、医学生を対象に臨床推論をテーマに勉強会を開きました。
24日は病歴聴取レクチャーやケースカンファレンス、25日は身体診察のレクチャーと練習を行いました。初日の夜にはクイズ大会つきの懇親会も行いました。

レクチャーの様子

山形大学で開催できたのは、山形大学出身の先生から後輩に声をかけてもらい、山形大学生が協力してくれたおかげです。
山形大学医学部学年メーリングリストやSNSで参加を募ったところ、山形大学、東北大学、弘前大学などから13名もの学生が参加してくれました。
5~6年生を主として、2年生から6年生まで幅広い層が参加してくれました。

今回扱った内容は「普段聴きたいとおもっても聴けなかった話だった」とのことで、皆さん熱心に参加してくれました。
総合診療科については学生の皆さんはなかなか聴く機会がないとのことでした。
臨床推論を話したいこちらと聴きたいあちらで、需要と供給がばっちり一致した状態で、夢のような二日間でした。

ケースカンファレンスや身体診察練習も適当に行うのではなく、例えばケースカンファレンスではプロブレム整理、症例サマライズ、鑑別診断、そして次のアクションを考えるという型を紹介してから、実践してもらうようにしました。
身体診察も解剖やメカニズム、手技の手順・注意点を話し、やってみせてから一人ひとりに手取り足取り教える方式をとりました。皆さんとても楽しそうでした。

色々書かせていただきましたが、今回の勉強会は「ただの思いつき」です。
深い考えもなく突っ込んできましたが、手応えばかりが残った、たくさんの貴重な出会いのあった有意義な会となりました。

またこうした活動を続けていきたいとおもいます。

Pagetop

第5回「つぽたの」参加報告

2018年12月8日テーマ:筑波総合診療グループ

集合写真

この度「第5回つくば式ポートフォリオを100倍楽しむ会」に参加させていただきました。

ポートフォリオについては指導医の先生方からお話を聞いておりましたが、具体的な作成に移せておらず不安に感じていました。そのためポートフォリオの種を経験した症例から探し、先輩方や指導医の先生方の前で発表、評価してもらえる機会をいただけたのは大変僥倖であったと感じており、ポートフォリオの作成に自信を持つことができました。

先輩方のポートフォリオ発表はとても興味深く、参考になるものばかりでしたが、指導医の先生方と先輩方のポートフォリオの良い点や改善点の評価を検討することで、自分自身が経験した症例の振り返りや今後ポートフォリオを作成するにあたりどこに焦点をあてて考えるべきかを学ぶことができました。

また医療と文化人類学のコラボレーション企画として筑波大学歴史・人類学専攻准教授の木村先生、総合診療グループの春田先生、後藤先生によるランチョンセミナーが開催されました。日常診療の一場面を普段は意識していない視点から評価し、人間関係やその人の人生について妥当な解釈を探っていくというワークショップを通じて、半年間シニアレジデントとして行ってきたICや多職種カンファレンスを振り返ることができました。

学ぶことの多いとても有意義な勉強会でしたが、普段はお会いできない先生方とも交流することができ大変楽しい時間を過ごすことができました。今回学んだことをポートフォリオ作成や日常診療に役立てていくとともに、次回のつぽたのにもぜひ参加したいと考えています。

後期研修医1年 植松洋

Pagetop

第5回つくセミ報告【第3弾】

2018年12月2日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

11月17日に行われたつくセミのセッション内容についてご報告します!

セッション1:世界一受けたいアプリの授業

(セッション1の様子)

筑波大学附属病院総合診療グループ後期研修医1年目の海老澤由香です。今回2018年度つくセミにおいて「世界一受けたいアプリの授業」と題して診療・自己学習に役立つアプリケーションに関するセッションを行いました。
普段、我々にとってスマートフォンは欠かせない必需品です。特に総合診療の分野は覚えなければならない知識が多いため、アプリケーションを使用して知識を整理しています。普段臨床現場、自己学習などで使用しているアプリケーションを学生、研修医に紹介を行いました。学生の中でもアプリケーションをある程度使用して整理している人が多いようでしたが、特に知識の整理の仕方などに関して興味をもって聞いてくれているようでした。レクチャー形式でしたが、参加者からの質問もたくさん出ており事後のアンケートでも知らないアプリケーションの情報があってよかった、という声が多かったです。

参加者の皆さんの今後の生活に少しでも役立つことができたなら幸いです。今後また機会があればやってみたいと思います。

後期研修医1年目 海老澤由香

 

セッション4:高齢者が入院するとき・退院するとき

(セッション4 グループワークの様子)

高齢者が入院したとき、原因疾患はよくなっても、入院中にADLが低下してしまったり、もともと抱えていた問題が顕在化するなど、退院にむけて困難に直面する状況は度々起こります。今回のセッションでは、それらの問題を予防したり適切に対処したりするために、入院当日から退院に向けて様々な情報を収集し早期退院への支援を進めていくことが重要であることを学生・研修医の皆さんに伝えることを目的としました。

このセッションのメインとなったグループワークでは、『DISCHARGE QUEST』と題し、シナリオを通して、退院に向けてキーとなる情報や関係者の話などを記した全20種のカードを収集しながら退院支援を学ぶという、趣向を凝らしたゲーム形式のワークにしました。
参加者からはワーク時間が足りないという意見が多くみられたものの、楽しみながら退院支援に必要な情報は何かを考えることができたと思います。また、今回はMSWがファシリテーターとして参加してくれたお陰で、退院に必要な福祉介護の視点も強調して伝えることができたようです。
更に、ワーク終了後には、入院1日目の世界にタイムワープできたと仮定して、入院した瞬間からスムーズな退院のために何ができるか?を問いかけ、早期の退院支援の重要性を伝えました。参加者の感想からは、概ね当初の狙い通りの反応が得られ、目的は十分達成されたように感じました。
今回、一からセッションを創りあげ、ブラッシュアップすべき反省点は多く見つかりましたが、とても良いセッションができたのではないかと思います。今後完成度を更に高めて実施し、高齢者の退院支援の重要性や難しさ、楽しさを伝えていければと思います。

神栖済生会病院内科(総合診療)  海老原稔

 

セッション6:いざ!備えろ!つくセミ流災害医療勉強会

(セッション6 トリアージについてレクチャーです)

災害医療を扱ったセッションを行いました。全国から集まった医学生・研修医の皆さんと、体を動かし体当たりで災害医療を勉強しました。

災害はいつでも、どこででも起こりえます。災害が発生した際は、沢山の患者さんの救命のため「災害スイッチ」をOnにして平時とは異なる考え方で医療に当たらなければいけません。「災害スイッチ」をOnにする準備、その第一歩として、災害医療の基本をレクチャーやグループワーク形式で勉強しました。参加者の皆さんは、レクチャーでは非常に熱心にこちらの話を聞いてくれて、グループワークでは終わった後に「一生あの作業をしていたいとおもった」とまで言ってくれた方がいるくらい夢中で取り組んでいました。

今日のセッションが参加者の皆さんの今後に役立てば幸いです。スタッフ一同も参加者の皆さんから沢山のエネルギーを頂きました。今回のセッションに関わる機会が得られたことに心から感謝しています。

後期研修医2年目 橋本恵太郎

第1弾第2弾はこちらから!

Pagetop

第5回「つぽたの」お知らせ

2018年11月27日テーマ:筑波総合診療グループ

今回で5回目になるつぽたの(つくば式ポートフォリオを100倍楽しむ方法)のお知らせです。

前回の参加報告はこちらをご参照ください。
今回の参加報告はこちらをご参照ください。

レジデント+指導医の先生のポートフォリオや、外部講師の先生をお呼びしてのランチョンレクチャーなど予定しています!

直前のタイミングではありますが、入退室自由なので、お時間ありましたら是非ご参加ください!

以下イベント概要です。

目的:日々の研修を通じて作成したポートフォリオ(PF)を用いて振り返りを共有し、日々の臨床につながる新しい学びを得る。
日にち:2018年12月2日(日)
場所:つくば文化郷るーらるはうす別館「樫」 http://www.rural.gr.jp/
茨城県つくば市吉瀬1679-1 駐車場あり
参加費:外部参加者は無料(昼食代は別途頂きます)
参加対象:研修医、指導医、PFに興味がある方だれでも!

タイムテーブル:
9:00 開場・設営
9:30 受付
9:45 オープニング
10:00~10:30 ポートフォリオ①
10:40~11:10 オートフォリオ②
11:20~11:50 ポートフォリオ③
12:30~13:30 ランチョンセミナー
特別企画「多職種カンファレンスの視座を変える」
講師:筑波大学 歴史・人類学専攻 准教授 木村周平先生、つくば総診より春田先生・後藤先生
14:00~14:30 ポートフォリオ④
14:40~15:10 ポートフォリオ⑤
15:20~15:40 振り返り・アンケート
16:00 解散・完全撤収

特別企画について:
テーマ「多職種カンファレンスの視座を変える」
「医療と人類学とのコラボプロジェクトの一環として、人類学者と共に、 医療現場では当たり前に行われている多職種カンファレンスの場を切り取り、そこでの事象を多面的に理解するためのワークを行う。このワークで明日の臨床は変わらないかもしれない。けれど、立ち止まってみえてきた世界はあなたの行動を変え、チームや組織を変えるかもしれない!」
木村先生からは、お時間が許せばPFへのフィードバックもして頂けるかもしれません。他分野の先生から新たな視点でご意見を頂くまたとないチャンスです!

ご参加希望の方は、医局メールアドレスまでご連絡をお願いいたします!!

Pagetop

筑波⼤学地域総合診療医学寄附講座発⾜記念 シンポジウム・祝賀会のお知らせ

2018年11月23日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

ご参加を希望される方は、12 月 20 日(火)までに上記 E-mailまでお知らせ頂きたくお願い致します。
なお、期日までにご都合が確定しない方におかれましては、その旨をご連絡頂ければ幸いです。
皆様の多数のご参加をお待ちしております。

川田 尚吾

Pagetop

第5回つくセミ報告【第2弾】

2018年11月26日テーマ:筑波総合診療グループ

11月17日に行われたつくセミのセッション内容についてご報告します!

セッション2 総合診療医の実像に迫る!

ディスカッションの様子

このセッションでは、現役の総合診療医が、普段どんなところで、どんな仕事をしているかについてレクチャーをした後、参加者の方が思っている総合診療や総合診療医のキャリアについての疑問をグループに分かれて講師とともに話し合いました。

アンケートでは、「将来の働き方について、具体的なイメージが湧いた」「全領域診ることが大変そうというイメージは少し壊れた」といった感想をいただきました。ディスカッションではみなさん時間が足りないと感じるほど熱心に議論してくださいました。

片岡義裕

セッション3 学校では教えてくれない! ~介護にまつわるおカネの話~

ケアプラン作成の様子

学校では教えてくれない!~介護にまつわるお金の話~ の講師として参加しました。
今回は愛美園在宅ケアセンターのケアマネージャーさんと準備をすすめていました。

セッションでは、介護保険の仕組みや受けられるサービスの内容をレクチャーした後、皆さんにケアプランを作成してもらいました。

『家族の負担を減らすためにデイサービスでオムツ交換をしてもらう日を作ろう』、『本人が車椅子で過ごしやすいように、玄関にスロープを作ろう』など、グループによって様々なプランが出来上がっていました。介護保険で補える限度額の中で、患者さんの生活背景や想いを考慮していく作業には苦戦していました。

私も最近、大和クリニックで訪問診療をしていて、日常生活とお金と病気を関連させて考える機会が増えました。私自身も、今回のセッションを準備することで、とても勉強になりました。今後も何かの機会で学生さんに伝えていければと思います。

倉田房子

セッション5 地域診断、地域の人が幸せになるために考え行動しよう!

ディスカッションの様子

北茨城市を対象フィールドに地域診断ワークショップを行いました。
参加者の方々には今回のワークショップを通じて、なぜ地域を診るのか、そして地域を診るとはどういうことかについて理解を深めていただけたのではないかと思います。

今回は、北茨城市の行政職の方や一般住民の方にオブザーバーとしてお越しいただき、地域を知る上で重要な住民の生の声を聞かせて頂きました。
参加者それぞれが地域について思いを馳せ、会場はあたたかい雰囲気に包まれた素敵な空間となりました。

「やっぱり地域って面白い!」

それを再認識したひと時でした!

川田尚吾

Pagetop

第5回つくセミ報告【第1弾】

2018年11月24日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

参加者全員での集合写真

第5回つくセミの学生リーダーを務めました、筑波大学医学群医学類3年の森陽愛子です。
私は1年生の時から学生スタッフをさせて頂き、今年で3回目の参加となりました。

今年は新たな試みが2つありました!

1つ目は、選べるセッションの数が増えたことです。

昨年までは3セッション同時進行の2部構成でしたが、今年は新たな試みとして2セッション同時進行の3部構成となりました。これによって、先生方に用意していただくセッションは6つのままで、学生が受けられるセッションは2つから3つに増えました!例年魅力的なテーマばかりの6つから2つを選ぶのに苦労していた私にとっては大変魅力的でした!

これによって各セッションの持ち時間が例年と異なるなど講師の先生方には難しくなる点もあったと思いますが、そんな中でも我々学生の要望に応じて素晴らしい講義・ワークショップを作って下さり、ありがとうございます!!

2つ目は、全体交流セッションでの挑戦です。

例年はあるテーマについて参加者同士で話し合い、つくセミの振り返りをするという形式でしたが、今年は思い切って変更し稲葉先生に特別講演をして頂きました!

「勉強のモチベーション」という学生の興味をそそるテーマで、自分の学習動機を見つめ直すことができました。チェックシートの結果を班のメンバーで共有するなどグループワークの要素もあったり、「グループ学習(勉強会)は効果が高い」というお話からつくセミの参加意義に結び付いたりと、例年の良いところはそのままで、セミナー終盤で若干疲れ気味の参加者にも入っていきやすい楽しい講演だったと思います。

ぜひ、来年もどなたかに特別講演をして頂けたらと思っております!

最後になりますが、参加者の皆さん、ご参加くださりありがとうございました!来年もぜひお越し頂けたら幸いです。

講師の先生方、毎年パワーアップしたセッションを作って下さりありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。学生スタッフとして参加者数アップのため広報も頑張ります!

筑波大学医学群医学類 森陽愛子

Pagetop

NAPCRG Annual Meetingに参加・発表してきました

2018年11月21日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(左から春田先生、後藤先生、小曽根先生)

(ポスター発表の様子)

(活発にディスカッションが行われていました)

2018年11月9日からシカゴで行われた46th North American Primary Care Research Group (NAPCRG) Annual Meeting に、筑波から春田先生、後藤先生、小曽根とで参加し、発表を行ってきました。

この学会は、その名が示すとおりプライマリケア分野での研究発表が盛んに行われている学会でした。プライマリケア研究を行う基礎として、多数の研究ネットワーク(Practice-based research network; PBRN)も構築され、そこからの研究発表も多数行われていました。
とても面白かったことの1つがポスター発表の時間でした。1回のポスター発表に1時間が取られ、演者はポスターの横に立ち、興味を持ってくれた人に向けてプレゼンをする形式で行われていました。この時間には他の企画が行われていないため、会場は多数の参加者で賑わっていました。
プライマリケア研究なだけに、幅広い研究テーマが扱われていました。その中でいくつか、本当に自分の興味と近い研究を発見し、直接発表者に質問をすることができました。一例を挙げると、私の場合は大学院の研究テーマだった血圧測定方法に関連した研究や、リハビリ専門職のプライマリケアチームへの貢献に関する研究、レジデントへの研究教育に関する研究、などがそれでした。普段は知らない人に声をかけるのはものすごく緊張して気が引けるのですが、会場全体の研究活動を楽しんでいるような雰囲気につられて、多くの人と話すことができました。国際学会で、研究テーマへの興味関心を共通言語として、こうして人と交流することができる楽しさを、とても新鮮に感じることができました。

私の発表は、昨年度つくばのレジデントの先生方と共に行ったレジデント研究支援プロジェクトについてでした。日本、アメリカ、カナダの方々から発表に興味を持ってもらい、同じようにレジデントへの研究教育には課題があることを知ることができて、今後の活動に大きなヒントをもらえました。

今回は都合により非常に短い滞在だったことが非常に残念でしたが、また来年以降もぜひ参加してみたいと思うと同時に、こういった機会が身近にもあったら研究はより面白くなるだろうとも思いました。

最後に、今回の学会に参加させていただきました皆様、本当にありがとうございました。
(文責:小曽根早知子)

Pagetop

【大学院生募集】筑波大学大学院地域医療教育学分野

2018年11月19日テーマ:筑波総合診療グループ

総合診療、地域医療、医学教育について、現場発の、現場で役立つリサーチができるようになりたい。
そんなあなたへ!
筑波大学大学院地域医療教育学分野より大学院生募集のお知らせです。
筑波大学地域医療教育学分野では、総合診療、地域医療、医学教育領域におけるアカデミックキャリアの支援に力を入れています。我々の教室の特徴は下記の通りです。

現場をよく知る指導医が研究を徹底サポート
指導は、家庭医療専門医、医学教育専門家として、実際に教育や診療に当たっている教員が、マンツーマンで研究指導にあたります。いわゆる「研究のための研究」ではなく、現場ですぐに役立つ実践的な研究について、きめ細かな指導を受けることができます。

高い研究アクティビティのもと、多くの学位取得者を輩出
当グループは、原著論文だけで年間44本(うち英文35本)(2017年度)を発表するなど、当該領域では全国屈指の活動実績をあげています。博士(医学)を有する指導者は14名在籍しており、これまで5年で13名の学位取得者を輩出するなど、教育体制も充実しています。

臨床を続けながらでも研究できます!
月1回のリサーチセミナーの出席、年1回の集中スクーリング、個別指導で学位を取得できるディスタントコースが用意されていますので、今働いている場所で臨床を続けながら、学位を取得できます。

詳細についてはホームページをご参照ください。
http://www.pcmed-tsukuba.jp/research/

2月期入試の募集要項は近日中に以下のサイトに公開予定です。
http://www.ap-graduate.tsukuba.ac.jp/course/chs/

現場をよく知る指導医が、研究計画の作成から論文発表まできめ細かくサポートします。多彩なキャリアプランを用意していますので、興味ある方はぜひご連絡ください!

連絡先
〒305-8575 茨城県つくば市天王台1-1-1
筑波大学大学院人間総合科学研究科 地域医療教育学
Tel&Fax:029-853-3189/029-853-3101
E-Mail:soshin@md.tsukuba.ac.jp

Pagetop

WONCA World Cnferenceに参加しました

2018年11月6日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

(プレゼンテーションの様子)

筑波大学地域総合診療医学講座(セントラル総合クリニック総合診療科)の舛本です。

平成30年10月18日から10月21日の計4日間、韓国のソウルで開催されたWONCA World Conferenceに参加してきました。世界各国から家庭医が一同に会し、自らの研究の成果や実践を発表し交流する学術大会です。
今回、自らの発表として、“Factors associated with the use of Dietary Supplements and Over-the-counter Medications in Japanese Elderly Patients”というタイトルで口演発表を行いました。内容はプライマリ・ケア外来に慢性疾患で通院する高齢者のサプリメントや市販薬の使用状況と使用に関わる因子について分析した研究結果です。

私自身、国際学会で発表するのは始めてだったので、とてもプレッシャーを感じていました。2ヶ月前から準備を始め、大学院でも予演をさせて頂き、自分としては入念に準備をして、本番に望みました。発表自体は時間もぴったりで、質問にも適切に答えることができ、良い発表ができたと感じています。ただ、部屋が狭く聴衆が少なかったことは残念でした(国際学会なのですが…)。
つくばグループからも浜野先生、春田先生が口演発表をされており、国内だけでなく世界に発信していくことも重要だな、と改めて感じました。

世界の学会といっても、内容はまさに玉石混合でした。多くの出席者がいるはずなのに、セッションにいる人はそれほどでもなかったです(皆さん観光に出かけてしまうのかもしれません)。来年は京都でWONCA Asia Pacific Regional Conferenceが開かれるので、つくばグループからもたくさん研究成果を発表できると良いですね!

筑波大学地域総合診療医学講座
セントラル総合クリニック総合診療科 舛本祥一

Pagetop

大森先生が本を出版されました

2018年11月3日テーマ:ステーション, 筑波総合診療グループ

筑波大学の学生実習や総診グループの後期研修でお世話になっている、医療法人大森医院
院長大森英俊先生のご著書「過疎医療はおもしろい!」がこのたび上梓されました。

医師を志すきっかけとなった幼少期のご経験から、医師として里美村に戻ってきたときの様子、
そこから、地域住民の健康を維持し向上させるための奮闘までの軌跡が
わかりやすい言葉で書かれており、とても読みやすく、かつエキサイティングな内容です。

実習を経験した学生のレポートや、症例の描写も織り込まれており、
過疎医療の現状をリアルに感じることができます。

これからの過疎医療をどうするか、どうすべきかについて、
決して悲観的ではなく、うまく仕組みを整えていけば、きっと明るい未来が開けていく!という
希望がわいてくる本です。ぜひお読みください!

片岡 義裕

Pagetop

茨城栃木ポートフォリオ発表会に参加しました

2018年10月30日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

(ポートフォリオ発表会参加者のみなさん)

10月27日(土)に茨城県立中央病院で茨城栃木ポートフォリオ発表会があり、参加してきました。茨城と栃木の総合診療を専攻している後期研修医と各施設の指導医レベルの先生方が集まってポートフォリオの発表と討論をする会でした。

ポートフォリオとは家庭医・総合診療医としての成長記録であり、指導医や文献で振り返った学びの記録として、総合診療の専門医になるために重要なレポートです。

総合診療グループ内でも、ポートフォリオ発表会を行なっていますが(詳細は「つぽたの」で検索)、他施設の専攻医や指導医との討論は新しい見方が入り、新鮮な意見もいただけました。ある意味、「他流試合」の場である本発表会に参加できてよかったです。

私も参加させていただき、慢性腎臓病が非常に重篤ですが、定期通院・食事管理による腎臓保護が困難な症例について、Information-motivation-behavioral skillsモデルの学びと合わせて共有させていただきました。

最初にお誘いいただいた茨城県立中央病院 総合診療科の中村先生を始め、会場をご準備されたスタッフの皆様(池田さん、海老沢さん)、ご意見いただいた先生方、直前まで熱心にご指導いただいた自施設の指導医の先生方、本当にありがとうございました。

懇親会も貴重なご意見いただき、大変楽しかったです。

Pagetop

まだまだ医局見学受け付けています!

2018年10月28日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(まだまだ、見学受け付けております!)

日本専門医機構の専攻医登録が開始になりましたね。
まだ進路を決めかねている研修医の先生方も少なくないと思いますが、
引き続き当グループでは、医局見学、関連施設見学を随時受け付けています。
ご都合、ご希望に合わせて予定を組むことができますので、悩まれている先生は是非一度お越しください。

見学希望のお申し込みは、soshin@md.tsukuba.ac.jp までお願いいたします。

筑波総合診療グループ
東端 孝博

Pagetop

結婚式への参加支援

2018年10月27日テーマ:神栖, 筑波総合診療グループ

(結婚されたお二人とIさん)

神栖済生会病院の細井です。当院では訪問診療を行っており、慢性疾患の患者さんから小児在宅医療、難病患者さんの診療を行っております。今回、ある神経難病患者さんのお姉さまの結婚式への出席支援を、多職種で行ったのでご報告します。(当該ブログ内容、写真掲載につきましては事前に患者様、ご親族様に許可を頂いています)

患者さんは1年前から訪問診療を行っている30代のデュシェンヌ型筋ジストロフィーのIさん。人工呼吸器を装着していますが、穏やかに経過されておりました。きっかけは今年の春頃、お姉さんの結婚が決まりその際の当院へのレスパイト入院を依頼されたことでした。

細井「結婚式には行かないんですか?」
患者・家族「行きたいですけど、、無理ですよね。体が心配ですから、病院にいます、、」
細井「病状も安定していますし、行ってみませんか?」
患者・家族「でも心臓の事とか心配で、、でも行ってみたい(出席させてあげたい)!」
細井「それでは、スタッフみんなと一緒に実現できるように具体的に検討してみましょう!」

お姉さんも結婚式に弟さんが来てくれることをとても喜んでいました。
そこから、相談支援員、ヘルパーさん、訪問看護師、鹿島神宮の宮司さん等と協議を重ねて、何時に集合して、何時までは○○で待機、何時から外で写真撮影して、どこで呼吸器の電源を確保して、、、など細かく調整を重ねていきました。持ち物リストをみんなで作って、いざ本番を迎えました。
結婚式当日は私と訪問看護師、ヘルパーさん、相談支援員さんが付き添って鹿島神宮で挙式を行いました。特に大きなトラブルもなく挙式を終え、親族の方も大変喜んでおりました。

「披露宴には参加せずに帰宅する予定」とお姉さんには以前から伝えてあったのですが、実は皆でサプライズを計画していました。Iさんも披露宴会場に向かい一部ですが出席することにしたのです。そこでIさんからお姉さんに花束の贈呈を行い、お姉さんはうれしくて涙を流していました。
大成功のうちに結婚式参加支援が終了しました。参加後のお姉さんからの言葉です。
「Iが出席することができ、あの場所に一緒にいられたこと、本当に嬉しく思います。
皆さまのご協力なしでは、出来なかったことなので、感謝の気持ちでいっぱいです。
サプライズの花束も嬉しすぎて涙が(/ω\)」
Iさんも、これをきっかけにいろんなところに行ってみたいという気持ちが出てきており、お母さんも非常に喜んでいました。
今後も、スタッフ皆で力を合わせて、happyな患者さんが増えるようにしたいね!と話をしています。とても素敵な1日でした!Iさん、お姉さん、おめでとうございます!

神栖地域医療教育センター
細井崇弘

Pagetop

厚労科研「総合診療が地域医療における専門医や他職種連携等に与える効果についての研究」報告書が完成しました

2018年10月16日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(本研究の報告書。なんと500ページ!)

 

このたび、我々が厚生労働科学研究として取り組んだ「総合診療が地域医療における専門医や他職種連携等に与える効果についての研究」報告書が完成しました!

総合診療医は、今後の医療の担い手として注目を集める一方で、その実態や有用性に関する明確なエビデンスに乏しく、存在も十分に浸透しているとは言いがたいのが現状です。また、2018年度からは総合診療専門医制度がスタートしていますが、総合診療医の養成が我が国の医療に与える影響も明らかになっていません。

そこで今回は、①総合診療医の実態や有用性をできる限り可視化すること、②総合診療医という存在が、今後の医療においてどのような役割を担うことができるかを明らかにすること、の2点を目的とした研究を実施いたしました。本報告書は、日本の総合診療の現状と今後の可能性について網羅的かつ体系的に一冊にまとめたもので、500ページ以上に及ぶ大作となりました。今後我が国の実情に合わせた総合診療領域の確立を図るうえで、有用な知見を提供するものと考えています。

研究実施に際しては、国内外で総合診療に関わる多くの研究協力者の皆様にご尽力いただき、その結果、非常に価値のある研究が実施できました。ご多忙中、短期間にも関わらず多大なご協力をいただいた皆様に心より御礼申し上げます。

なお本研究は、昨年度は緊急性の高い課題に対して短期間で成果を集約することを目的とした事業である特別研究事業としての実施でしたが、今年度からは同じ厚労科研の指定研究として、3年間の予定で継続実施することになりました。引き続き、エビデンスの発信に努めていきたいと考えております。今後ともご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

本研究の成果につきまして、厚労科研成果データベース

https://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=201706032A

よりダウンロードできます。ご興味のある方はぜひご覧ください!

 

前野哲博

 

Pagetop

〒305-8576
茨城県つくば市天久保2‐1‐1
筑波大学附属病院総合診療グループ

「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして