オレゴン健康科学大学の大西恵理子先生のレクチャーを受けて
2015年10月22日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP
10月22日朝、オレゴン健康科学大学の大西恵理子先生に
麻薬処方に関するテーマで日米比較も交え、レクチャーをしていただきました。
日本では従来、麻薬を検討する場面は癌性疼痛がほとんどでありましたが、
近年、麻薬施用者免許なしに処方ができる弱オピオイド入りの鎮痛薬が登場したことで、
近年、麻薬施用者免許なしに処方ができる弱オピオイド入りの鎮痛薬が登場したことで、
外来診療の場面でも、痛みで苦しむ患者さんへ使用できる場面が、以前より増えたように思います。
米国では、1980年代に、それまでの疼痛コントロールが不十分であったという反省から、
使用が急速に普及し、現在では歯科治療に伴う強い痛みにも麻薬が処方されるとのことでした。
特に印象に残っている言葉としては、
抗生剤の使用と同じようにしっかりと適応を考えて処方する必要があるという言葉でした。
貴重なレクチャーありがとうございました。
文章 シニアレジデント2年 日吉/編集 指導医 阪本