論文がBMC Family Practiceに掲載されました
2015年8月20日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP
昨年3月まで本学にいらっしゃいました釋文雄先生(現:日本大学医学部附属板橋病院)を筆頭に
かぜチームで調査に行った研究が今月、BMC Family Practice(インパクトファクター1.67)に掲載されました。
釋先生からは「みなさんのご協力が形になり嬉しく思います」とのメッセージを頂いております。
タイトル:Self-care behavior when suffering from the common cold and health-related quality of life in individuals attending an annual checkup in Japan: a cross-sectional study
著者:Fumio Shaku1*, Madoka Tsutsumi2, Asako Miyazawa3, Hiroshi Takagi4 and Tetsuhiro Maeno2
本論文では、2012年に笠間での健診に来た方を対象として、ちょっとした風邪をひいたとき、
セルフメディケーションをするか、医療機関を受診するか、またその方たちのQOLはどうか、をSF-8を使って調査した結果を公開。
結果としては、セルフメディケーション群の方が、医療機関を受診する群に比べQOLが高い(SF-8のいくつかの指標が高くでています)ことが。
BMC Family Practice.2015, 16:91
DOI: 10.1186/s12875-015-0300-3
URL: http://www.biomedcentral.com/1471-2296/16/91
ご興味のある皆様は、ぜひアクセスしてみてください。
外来、病棟の傍ら、次々と論文をアプライしている釋先生。素晴らしいご活躍です。
私たちも、しっかりみならわねば!!!!
(スタッフ 堤 円香)