久々の現地レジデントデイ
2023年9月10日テーマ:筑波総合診療グループ
8月26日に専攻医3年目のレジデントデイが開催されました.
コロナ禍につき,オンラインが定番となっていましたが,この度,1年半ぶりに対面開催となりました.
(レジデントの皆さん)
年次が進むにつれて,研修先もバラエティに富んでくるため,各々の経験の共有が貴重で新鮮なものであると気づかされます.珍しい症例や成功/失敗体験,私生活のこと,愚痴などあらゆることを心理的安全性の確保された場で指導医の先生方とともに話合える良さがあります.
仲間のポートフォリオが次々完成していくのを見て,尻に火がつけられるのもまた,良い効果なのでしょう.
最後には,秘書の谷さんから手作りの差し入れが届けられ,枯渇しそうだったエネルギーは満タンまで補給されます.明日からの業務も頑張れそうです.
専攻医3年目 石塚大暉
総合診療塾特別会のお知らせ(9/5)
2023年8月15日テーマ:筑波総合診療グループ
この度、総合診療塾特別回として、9月5日(火)夜にオレゴン健康科学大学家庭医療科の大西恵理子先生をお迎えして「重症患者さんや家族とのコミュニケーションを効果的にかつ上手にできるための技術」についてご講演いただくこととなりました。
重症患者さんや家族とのコミュニケーションを効果的にかつ上手にできるための技術を紹介します。
重症患者さんとその家族に命に関わるお話をすることは医療者にとって非常に大切な任務でありながら重荷と感じることはしばしばあります。
ただ、コミュニケーションの技術は学習し、練習することによってさらに上手になり苦手意識も緩和させることにつながることは証明されています。
米国で医療の研修を受けた6人の医師が集まり米国VitalTalk®(https://www.vitaltalk.org) が20年以上に渡って教えているエビデンスに基づいた教育方法を日本の医療者に広めるために2019年から講習会を提供し、ついにかんわとーく®を設立しました。
この度はその講習会の短縮バージョンを提供し実際に現地参加する2名の参加者(総合診療科専攻医)にもロールプレイを体験してもらいます。
いつもは学生のみが対象の総合診療塾ですが、今回は研修医、医師の方も幅広くご参加いただけます。また、今回は現地開催+オンラインのハイブリッド形式での開催となります。
米国VitalTalkについての講習を無料で受けられる機会はなかなかありません!
この機会をぜひお見逃しなく!
主な対象者: 全国の医学に関わる方々どなたでも
日 時: 令和 5 年 9 月 5 日(火) 18:00 ~ 20 : 00
方 法: 【オンライン参加の方】討議室30分前になりましたらイベントページよりZoomに入室が可能となります
【会場参加の方】筑波大学地域医療システム研究棟2F にお集まりください
お申込みはこちらからお願いします。(現地参加の方もお申込みお願いいたします)
皆様のご参加をお待ちしております。
(2023年12月17日追記:レバレジーズ株式会社のサイトに当ページがリンクされています)
第4回総合診療塾のお知らせ(9/1ヘルスプロモーション)
2023年8月15日テーマ:筑波総合診療グループ
【第4回総合診療塾のお知らせ】
当科では毎月全国の医学生を対象にzoomで総合診療に関する基礎知識のレクチャーを行っています。
今回のテーマ は「ヘルスプロモーション」です。
ヘルスプロモーションとは、「人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし改善できるようにするプロセス」のことです。
個人の健康に対応するだけではなく、その地域、社会全体の健康にアプローチしていく方法です。
地域診断という手法を用いて、人々の暮らしを知り、課題を見つけ、ヘルスプロモーションへつなげるための効果的なスキルを紹介します。
いくつかのヘルスプロモーション事例を通して、
『地域をみる』を具体的にイメージできるようになります。
「無料オンライン」開催!場所にとらわれず、全国どこからでも参加可能です。
主な対象者: 全国の医学生(低学年~高学年)
日 時: 令和 5 年 9 月 1 日(金) 18:00 ~ 19 : 30
講 師: 筑波大学附属病院 総合診療科 阪本 直人先生
申込みはこちらをクリックしてください。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
なお、総合診療塾は1年を通して複数回行っています。もし今回都合が悪い方でも別の機会にぜひご参加ください。
<令和5年度スケジュール>
第 4回 9月 1日(金) ヘルスプロモーション
第 5回 10月 6日(金) アルコール
第 6回 11月 6日(月) EBM
第 7回 12月14日(木) 多職種連携
第 8回 1月19日(金) 行動変容
第 9回 2月26日(月) 健康の社会的決定要因
第10回 3月13日(水) ポリファーマシー
夏季セミナーのプログラム紹介に参加しました
2023年8月12日テーマ:筑波総合診療グループ
学生・研修医のための家庭医療学夏季セミナーのプログラム紹介に参加しました。
今年度は現地でお話しする予定でしたが、台風の影響で現地が中止となり、急遽オンライン参加となりました。
様々な学生さん、研修医の先生方とお話しできとてもよかったです。
たくさんの方に、総合診療科、ひいては、つくば総診に興味を持っていただけると嬉しいです。
現地でお話しできなかったのは残念でしたが、来年は現地でお会いできることを楽しみにしております。
なお、当科では来週8月19日(土)にプログラム説明会があります。
今年度最後になりますので是非ご参加いただけましたら幸いです。
プログラム説明会の申し込みはこちらからお願いいたします。
(北茨城市民病院附属家庭医療センター 海老澤由香)
公式LINE開設とプログラムポスター刷新のお知らせ
2023年8月2日テーマ:筑波総合診療グループ
この度つくば総診の公式LINEが開設されました。
https://lin.ee/s2zWTyv
(LINEで「つくば総診」と検索し、公式アカウントの一覧を見ていただければヒットします)
勉強会・説明会の情報など様々な情報を流していきたいと思います。
今後希望者には実際の研修の様子の写真・動画なども共有していく予定です。
是非友達登録をお願いします。
なお、各種SNS(Twitter、Facebook)も運営しています。
特にTwitterに関しては、グループメンバーの日常を含めた情報を共有しておりますので、フォローしていただけましたら幸いです。
また、プログラムポスターについても、この度数年ぶりに刷新しました。
(左から前野哲博先生、鈴木將玄先生)
専攻医と指導医で共同して作成しました。
8月12日の夏季セミナーに持参しますので、ご参加の予定の方は是非よろしくお願いいたします。
(北茨城市民病院附属家庭医療センター 海老澤由香)
はじめての レジデントデイ
2023年7月29日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学
つくば総診では、普段は他施設で研修している専攻医が2か月に一度集まり,担任の先生のもとで日々の振り返りを行う会,レジデントデイを行っています。
今回は、初めてのレジデントデイを経験された専攻医から感想をもらいました。
初めまして、専攻医1年目の松田貴洲です。今回は、6月に開催された筑波総診恒例のレジデントデイについてお話したいと思います。レジデントデイでは普段は別々の研修施設で働いている同期が2ヶ月毎に集まってお互いに近況を共有するイベントです。僕たち専攻医1年目にとっては今回が初めてのレジデントデイでしたが、4月から新しい職場で働く中で感じた大変さや実際に働いて感じた理想とのギャップについて同期全員で共有しながらお互いに励ましあうことが出来ました。また同期が別の職場で働いている様子を聞くことで自分がその職場に行った時の様子をイメージすることが出来たため、そういった意味でもとても貴重な機会となりました。次回は8月に開催されますが、また次の2ヶ月間でのお互いの仕事ぶりや成長を話し合えることがとても楽しみです。2か月後のレジデントデイで同期に会えることを楽しみにまた日頃の仕事を頑張っていきたいと思います。
(専攻医1年目 松田貴洲))
6月9日に専門研修始まって以来初めてのレジデントデイがありました。初回の内容は、近況報告や今後のポートフォーリオ作成についてでした。担任の先生2人と新専攻医8人が集まって現在の研修施設での研修内容や研修を通して感じたことや今後の目標について話しました。新しい環境での戸惑いやそれを乗り越えた成長を同期と共有することができました。また、専攻医にとっては切っても切り離すことができないポートフォーリオ作成についても助言がありました。施設ごとで経験することができる症例や、取り組み方について解説がありとても勉強になりました。8月にも同様のレジデントデイが開催されるので同期に会えることを楽しみに、また成長した姿が見せられるように日々精進していきたいと思います。
(専攻医1年目 久田和佳)
論文が2本掲載されました(日本在宅医療連合学会誌、日本プライマリ・ケア連合学会誌)
2023年7月2日テーマ:学術活動(学会発表・論文・書籍), 筑波総合診療グループ
筑波大学総合診療科、つくばセントラル病院の舛本です。
私の執筆した論文が、日本在宅医療連合学会誌に掲載されましたので共有させていただきます。
「在宅医はどのように処方薬を評価し,どのような処方行動をとるのか?~質的帰納的研究~」
つくば総診グループの先生方を始めとして、在宅医療に携わる先生方の処方に関する考え方をインタビューさせて頂いたものです。
研究にご協力いただいた先生方にはこの場をお借りして、お礼申し上げます。
初めての質的研究への挑戦でとても苦労しましたが、春田先生のご指導もあり、おかげさまで出版に至ることができました。
在宅での処方プロセスを見える化する一助になれたのではないかと感じております。
また、つくばセントラル病院で経験した症例を、日本プライマリ・ケア連合学会誌の「ビジュアルでみるプライマリケア」に掲載してもらえたので、こちらも共有させてください。
よく見る異物誤飲ですが、比較的報告が少なかったので、書いてみました。
お時間がありましたら、是非ご覧いただけますと幸いです。
筑波大学附属病院 総合診療科/つくばセントラル病院 総合診療科 舛本祥一
第3回総合診療塾のお知らせ
2023年6月27日テーマ:筑波総合診療グループ
【総合診療塾のお知らせ】
毎年全国の医学生を対象にzoomで総合診療に関する基礎知識のレクチャーを行っています。
今年度第3回は患者中心の医療の予定です。
患者さんが本当に満足のいく医療をどのように提供していくか、一緒に学んでみませんか?
zoom開催、無料で受けられます。
令和 5 年 7 月 18 日(火) 18:00 ~ 19 : 30の予定です。
詳細・参加申し込みはこちらをクリックしてください
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
なお、総合診療塾は1年を通して複数回行っています。もし今回都合が悪い方でも別の機会にぜひご参加ください。
<令和5年度スケジュール一覧>
第 1回 5月30日(火) 緩和ケア
第 2回 6月22日(木) 臨床推論の基本的な考え方
第 3回 7月18日(火) 患者中心の医療の方法
第 4回 9月 1日(金) ヘルスプロモーション
第 5回 10月 6日(金) アルコール
第 6回 11月 6日(月) EBM
第 7回 12月14日(木) 多職種連携
第 8回 1月19日(金) 行動変容
第 9回 2月26日(月) 健康の社会的決定要因
第10回 3月13日(水) ポリファーマシー
その都度ブログでも告知していこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会2023(ハイブリッド開催)
2023年4月13日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学, 未来医療GP, 医学教育
今年も、つくば家庭医・病院総合医プログラム(
【説明会予定2023】いずれも14:00-16:00
第一回:5月21日(日)
第二回:7月8日(土)
第三回:8月19日(土)
【参加お申し込み】 こちらからどうぞ。
(オンラインを希望された方には、
【概要】
・前野哲博教授によるプログラム紹介
・専攻医やプログラム修了生による体験談のプレゼンテーション
(専攻医と修了生が、都度替わる予定ですので、毎回楽しめます)
終了後には少人数で個別に話すこともでき、質問や相談をしてい
説明会は出入り自由となっております。
【おすすめの方】
・進路を検討中の初期研修医や学生
・当プログラムに興味のある方すべて
心よりお待ちしております!
2023年4月 ウェルカムセミナーが開催されました
2023年5月3日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 未来医療GP
つくば家庭医・病院総合医プログラムでは、毎年春に、新・専攻医を迎えてウェルカムセミナーを開催しています。
今回は、8名の専攻医を迎えることが出来ました。

【集合写真】(撮影時のみマスクを外しています)
多数の先輩専攻医や教育スタッフが参加し、新専攻医たちの創意工夫が光る『新専攻医クイズ』や、先輩専攻医からのプログラムや施設紹介、そして懇親会などを通じて、メンバー同士が交流を深めました。
【新専攻医からの声】

【新専攻医クイズ】
【コンテンツ概要】
現地・オンラインのハイブリッド開催
<午前>
オリエンテーション
新専攻医クイズ、自己紹介・プレゼンテーション
新スタッフから自己紹介・プレゼンテーション
記念品贈呈
委員会活動報告
学会発表のすすめ、学会ポスターウォーク・ツアー(学会のポスター会場を一緒に回る)など
前野教授から総合診療の重要性と役割、将来予想図など
<午後> 一部、専攻医と指導医に別れて同時開催
指導医:指導医FD(ファカルティ・ディベロップメント)
専攻医:施設紹介、プログラム企画、おすす
懇親会
ウェルカムセミナーやレジデントCSA、教育カンファレンスなど、
Off the job training(診療現場以外の教育)についてお知りになりたい方は、
こちらをご覧下さい。
無印良品で「ハッチポッチカフェ」開催@2023年4月8日(土)
2023年4月7日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)
(ハッチポッチ・・・ごちゃ混ぜという意味)
明日の開催に向けて現地で準備をしてくれました。




場所:無印良品 オークビレッジかみす茨城県神栖市大野原4丁目8番71-5号
日程:2023年4月8日(土)時間帯:11時~16時
<同時出展>
神栖市の障がい者就労支援事業所 Kichi-Kuro【キチクロ】を運営する一般社団法人O.K.factory(オーケー・ファクトリー)さんとコラボし、お母さん・お父さんも安心して健康相談ができるよう、子供たちが遊んで過ごせる場も当日提供します。
ハーブティー以外にも、こころと体を元気にしてくれる、美味しいものやカワイイものを集めたセレクトショップも開催予定
●場づくりを通して、感じよい暮らしのプロデュースに役立ちたい!
この場を通して、無印良品が大切にしているテーマである“感じよい暮らし”をみなでつくり、生活者同士が交流し、互いに支え合う関係性も醸成してゆきたいと考えています。
つくば家庭医・病院総合医プログラム 指導医
阪本直人より
論文掲載のご報告(高齢発症の食物依存性運動誘発アナフィラキシーについて)
2023年4月2日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学
この度論文がInternal Medicineに掲載されましたのでご報告いたします。
The Onset of Food-dependent Exercise-induced Anaphylaxis in an Elderly Patient: A Case Report
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36725048/
食物依存性運動誘発アナフィラキシーは若年で起こりやすい一方で、80代での初発であったという症例報告です。報告例の中では日本で最高齢と思われます。
S1の大学総合診療科ローテ中に経験した症例をS2で学会発表を行いましたが、その後初めての論文作成に苦慮し、7年目でJournal of General and Family Medicineに投稿しましたがrejectされ、作り直してInternal Medicineに投稿したところacceptされました。
そもそも論文作成をどのようにすればいいのかわからず、論文の作り方から勉強、ご指導いただいていたため時間がかかってしまいました(今後はもっと早く論文を書けるように頑張りたいと思います)。
FDEIAのcofactorにCa blockerが関与している可能性があると考えましたが、先行文献では記述が少なく、どの程度関与しているか検討するのが難しかったです。
長い時間がかかりましたが、その間もご指導続けていただいた舛本先生、吉本先生、前野先生、皮膚科の沖山先生には大変感謝申し上げます。
今後も学術面含め頑張っていきたいと思います。
北茨城市民病院附属家庭医療センター 海老澤由香
HITO病院見学レポート
2023年2月26日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ
(HITO病院 ロゴ)
(五十野博基先生、五十野桃子先生、鈴木綾香先生、小曽根先生)
専攻医1年の鈴木です。
今回はつくば総診の卒業生であり、専攻医から伝説と名高い五十野博基先生、五十野桃子先生がご活躍されているHITO病院を小曽根先生と一緒に見学させていただきました。
HITO病院は愛媛県四国中央市にあり、山に囲まれていながら、海も見え、海の近くには大きな工場もあるのどかな場所にありました。その中「HITOを中心に考え、社会に貢献する」「いきるを支える」を病院理念、「いきるを支える」をコンセプトとし、急性期・地域包括ケア・緩和・リハビリ病棟を持っており、将来を見据えつつ地域に根差した医療を提供している先進的な病院です。
最初に驚いたのが、業務用スマートフォンが一人一台配布されていることです。電子カルテ閲覧や各診療科・各病棟スタッフとの連携が密に行えるアプリを使用し、コミュニケーションが円滑に行える環境が整っておりました。また、院内にはアプリ開発も行う専門の部署DX推進室があり、診療業務の効率化が進んでいました。このような環境を私は今まで見たことがなく、チーム医療が迅速に行うことができ、患者さんへの医療提供体制がとても充実していると実感いたしました。実際に初期研修医の先生に指導する場面では、資料共有も早く指導が円滑に行われており、教育的にもさらに一歩進んでいると感じました。
また、医療スタッフのみならず事務スタッフの方々も病院理念に基づきチーム活動を行っており、一つの目標に向かって患者さんや地域の方々に何ができるのかを常に考え、職種に関係なく意見を述べることができる環境でした。恥ずかしながら病院内に経営企画室があり、何をしているのか知る機会が今までになく、私が働いている環境はこんなにも支えられていたんだと体感しました。
理事長石川賀代先生ともお話できる機会をいただけました。石川先生が考える将来の地域医療と総合診療科医の大切さのお話をしていただき、私自身も石川先生から力強いお言葉いただき勇気をいただきました。
石川先生の理念にまさに適任である五十野博基先生、桃子先生をはじめとする総合診療科の先生方がHITO病院に集まっており、このチームの一員で働きたいと思えるような雰囲気でした。
尊敬する五十野先生ご夫妻のご活躍を目の前で体験し、私も身が引き締まるとともに、将来のキャリアを考える貴重な機会をいただけました。本当にありがとうございました。
お忙しい中お時間を割いてくださった石川賀代先生、五十野博基先生、桃子先生、病院スタッフの皆様本当にありがとうございました。
四国は食べ物もおいしいのでまた行ってみたいです。
(専攻医1年 鈴木綾香)
2022年度卒業セミナー 1日目
2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)
総合診療科専攻医1年鈴木綾香です。
はやいもので、卒業セミナーの季節となりました。
今年度は、2月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって開催されました。
3年ぶりの現地開催が実現し、オンライン配信のハイブリッドでしたが、多くの先生方がお忙しい中にも関わらず、現地に集まりました。

今年度は、佐藤瑠美先生、鈴木李理先生、幸田千佳先生の3名の専攻医が卒業しました。
1日目は、前野先生の講演から始まり、卒業生のポートフォリオ発表会を経て、木澤義之先生の講演がありました。
木澤義之先生は、日本緩和医療学会理事長でもあり、筑波大学卒業生、そして前野先生の同級生でもあるのです。
前野先生からは、今後のつくば総診の発展や展望を含めた話があり、総合診療医を目指すものとして兜の緒を締める気持ちとなりました。
ポートフォリオ発表では、先輩方がどのように臨床で苦労され、解決されたのかを聞くことができ、大変勉強になりました。
木澤先生のご講演では、他では聞けないであろう、日本の緩和医療の歴史や将来、緩和医療と総合診療医の親和性、先生が取り組んでいる研究など、とても興味深い内容でした。
さて、今回ご卒業された先生方、本当におめでとうございます。
お忙しい中講演してくださいました木澤先生、前野先生、そして、当日来場された先生方に改めてお礼申し上げます。
先生方の今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
2日目の卒業セミナーの様子は専攻医1年の都田先生の投稿をご覧ください。
専攻医1年 鈴木綾香
2022年度 卒業セミナー(2日目)
2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)
筑波大学総合診療科で研修をさせていただいております、S1の都田佑樹です。
オンサイトでの開催は3年ぶりとのことでしたが、私にとって本年が初参加でした。
何かとバタバタとした中で卒業セミナーの委員をさせていただきましたが、普段お会いできない先生方にお会いできて、とてもうれしかったです。
2日目は、卒業生それぞれの今までの研修の振り返りプレゼンから始まりました。
皆さんのバックボーンから知ることができ、研修の苦労などがありありと浮かんでいて大変興味深いプレゼンテーションでした。
豪華な中華弁当を挟んで午後のCSA(Clinical Skills Assessment)、KFs(Key features test)の時間が始まります。
CSAはレジデントを対象に様々な臨床シーンを切り取って患者さんにどう伝えるか、どうアセスメントをするかの医療面接です。非常に緊張しますが、指導医の先生からのフィードバックもとても参考になり、建設的なものなので実りのある時間でした。
KFsはマークシート形式のテストですが、点数が公表されるわけでもなく、自身の臨床知識をアップデートする目的のものです。解答解説は参考文献も載っており、とても身になるテストでした。
CSAもKFsもどちらも自分の今までの医療面接の在り方、臨床能力を見直すきっかけになりました。来年はもっとうまくできるように本年一年努力したいと思います。
さて、新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)のため、ようやく再開できたオンサイト卒業セミナーでした。
来年もオンサイトで開催できることを楽しみにしています。
本年ご卒業される先生方、ご卒業誠におめでとうございました。
これからのますますのご活躍をお祈り申し上げます。
専攻医1年 都田佑樹
関連ページ:卒業セミナー(1日目)はこちら
大塚ファミリークリニックを訪問しました
2023年2月12日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, 地域包括ケア
(大塚ファミリークリニック外観)
(大塚貴博先生と)
埼玉県熊谷市にある大塚ファミリークリニックに病院見学をさせていただきました。
大塚ファミリークリニックは2021年に開院したかなり新しいクリニックで、つくば総診出身の大塚貴博先生が院長をされております。積極的に訪問診療を導入しつつ、内科・小児科を標榜しているため子供からお年寄りまでかなり幅広い年代の方が訪れるまさに総合診療といった診療所でした。
特に、すべてのカルテにHealth maintenanceの項目がプロブレムとして挙がっていたり、患者さんの再診理由とは別の相談を積極的に聞いていたり(あかぎれの相談、母親の介護の相談、趣味の吹き矢の話など)、患者さんをまるごとみるという言葉を体現しており、患者さんが先生のお陰で安心して過ごせますといって笑顔で帰っていく姿がとても印象に残っています。
また、訪問診療では地域の人々に感謝されながら診療を行う姿や、診療所に併設されているコミュニティースペースで社会的処方を模索する姿を拝見し、まさに家庭医を体現していると感じました。
つくば総診出身の先生が立ち上げた診療所として尊敬の念を感じると共に、私もこうなりたいと感じることのできる非常に充実した一日でした。
専攻医1年 都田佑樹
<開催報告>カミス「ココ」でずっとKIDS presents ふれあい動物園
2022年11月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア
こんにちは、専攻医1年目の今川です。
ふれあい動物園を通じて、保護者や医療的ケア児などの子ども達が外出し、対話・交流できる場をつくろうと、
先日神栖市で開催されたイベントに参加させていただきましたので、ご報告します!
みなさんは「医療的ケア児」と呼ばれる方々の存在をご存知でしょうか?
医療的ケア児とは、生存のために医療的なケアを必要とする子どものことをいいます。
人工呼吸器や胃ろう、痰の吸引などが生活する上で必要であるため、なかなかお出かけが難しいという状況があります。
つくば総合診療のメンバーで、神栖済生会病院を担当している髙橋弘樹医師らが、
地域全体で障害児を支えるための活動を進めています。
この取り組みでは、患者・家族のピアサポートとしての交流、関係性の構築を促進したり、
医療的ケア児・重症心身障害児の同胞へのケアや、ピアサポートの場を提供することを目的に活動しています。
(取り組み愛称「カミス『ココ』でずっとKIDS」、済生会ソーシャルインクルージョン採択事業)
本活動の一環で、医療的ケア児・重症心身障害児のお子さんが、外出できる機会をつくったり、
ご本人やご家族が交流できる場として、ふれあい動物園を開催することになりました。
本イベントは、「カミス『ココ』でずっとKIDS」が主催し、
医療的ケア児や障害児家族の交流団体「たいようの部屋」と
県鹿行地区重症心身障害児家族会「おむすびの会」が共催で開催されました。
このイベントに微力ながら私も会場の設営等を手伝わせていただきました。

出番前の動物もウォーミングアップしています。
当日の天気はくもり。
雨天の場合は中止となるため、なんとか雨が降らないよう心から祈るばかり。
肌寒い気温ではありましたが、開催時間が近づくにつれ続々と参加者の方が!
わくわくされながら受付していらっしゃいました。
みなさんパワフルで開会式の熱気は凄まじかったです。
さて、ふれあい動物園、いよいよはじまりました!
みなさんいい笑顔ですね〜。私はその様子を見てひたすら癒されていました。
屋内ではバルーンアートも開催され、バルーンを嬉しそうに身につけているお子さんがたくさん。
天気もなんとかもってくれて、無事終了しました!
医療スタッフやボランティアの方々が協働し、少しでも安全にイベントが行われるよう配慮がなされていました。
イベント中、医療的なケアが行えるよう専用のブースも設営されていました。
お子さんだけでなく、ご家族の方の笑顔が見られたことも印象的でした。
医療的ケア児のご家族は様々な問題や不安と闘いながら日々生活されていらっしゃいます。
「今回のふれあい動物園がその交流の場となり、みなさんとの新しいつながりとなれば。」
そのような思いを髙橋先生が開会式で語っていらっしゃいました。
いままでのつながりに支えられて開催に至り、新しいつながりが生まれるような、とても暖かい場が作られていました。
医療的ケア児を取り巻く環境は私には推し量れないほどの課題がありますが、今回のつながりをもとに、よりよい地域ができていくのだと強く感じられた1日でした。
みなさんのパワフルさに元気をもらいながら、医療者として地域づくりに関わっていく現場を身をもって勉強させていただきました。
総合診療医の卵として今回の経験を活かし、これからも精進して参りたいと思います。
準備、運営にご尽力いただきました、先生方、スタッフのみなさまに、このような素敵なイベントに参加させていただきましたこと、心より感謝申し上げます。
笠間市立病院 院内コンサートのご報告
2022年11月3日テーマ:筑波総合診療グループ, 笠間, 地域包括ケア

院内コンサートの様子(左から筆者、橘先生、幸田先生)
皆さん、ホスピタルアートという、アートを通した療養空間改善の活動をご存知でしょうか?
今回、音楽によるホスピタルアートでもある院内コンサートを笠間市立病院で行いましたのでご報告します。
2022年9月28日に有志の医師3名で、入院患者さん、病院スタッフを対象に10分間のミニコンサートを行いました。
コンサートのメンバーは、橘 茉莉花先生(川崎市立多摩病院総合診療科 専攻医3年目)、幸田千佳先生(つくば総合診療グループ 専攻医4年目)と筆者(久野)で、フルート2本(橘先生、久野)とカホン(アフリカの打楽器)/ウインドチャイム(幸田先生)による演奏を行いました。
当日は、入院患者さん、病院スタッフ約30名が参加し、コロナ禍で人とのふれあいが制限される中、音楽の生演奏による癒しの時間を楽しんでもらうことができました。
今回の企画の背景としては、私自身、日々の外来や訪問診療を行う中で、アートで心と体の健康作りを行う取り組みを行っていきたいと思っていました。今回、ローテートしているレジデントの先生たちが楽器経験者であることをきっかけに院内コンサートを企画することとなりました。
初めての試みであり、感染対策や練習時間の確保など様々な困難がありましたが、コロナの流行がやや落ち着いた時期を見計らい、当日は換気を十分にして、無事に開催することができました。
工夫したこととしては業務に差し支えがないよう、平日13時過ぎというお昼の時間帯にしたこと、楽器に親しんでもらうため、演奏前に楽器紹介をして交流の場を設けたことでした。曲はYOASOBIの群青で「制限された療養の中、ひとりひとりが自分の色を取り戻して過ごせるように」という願いを込めて演奏しました。
業務の合間を縫っての練習は大変でしたが、当日は、多くのスタッフに「また聴きたい!」と温かいエールをもらい、演奏させてもらった自分たちも癒され、やってよかったと感じました。
至らない点が多々ある中、快く協力してくださった院長先生、看護師長さん、リハビリのスタッフの皆さんをはじめ多くの関係者の方々に、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
筑波総合診療グループ/笠間市立病院 久野遥加
片岡義裕先生の原著論文「A qualitative study of factors promoting EBM learning among medical students in Japan」がInternational Journal of Medical Educationに掲載されました
2022年9月11日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学
片岡義裕先生の原著論文「A qualitative study of factors promoting EBM learning among medical students in Japan」がInternational Journal of Medical Education 13: 215-220, 2022に掲載されました。
医学部卒業後、安全で質の高い医療を提供するために、医学生が卒前からEvidence-based medicine (EBM)を学ぶことの重要性が強調されていますが、国内でのEBMの卒前教育はなかなか進んでいない現状があります。片岡先生の研究は、医学生のEBMの学習を促進する要素を明らかにすることを目的として、教育病院、診療所や大学でEBM教育に関わる医師や教員を対象にインタビューを行なった結果を分析した質的研究です。
研究結果では「前景疑問に気づく」、「ロールモデルの観察」、「能動学習」、「患者背景の理解」、「EBMを学ぶ理由の理解」の5つの要素が明らかになりました。
医学生にとって、疾患や症候の基本的な一般知識(背景疑問)を学ぶことが優先され、EBMのもととなる個別の患者さんの臨床疑問(前景疑問)は出てきにくいものです。臨床の現場で能動的に学び、患者さんとのコミュニケーションを通して患者さんを理解しようとすること、ロールモデルとなるEBMを実践する医師との出会いを通して、論文の批判的吟味などのスキル(how)より、なぜEBMを学ぶ必要があるのか(why)を理解することがEBMの学びの促進につながると考えられました。
オープンアクセスで公開されています。
https://www.ijme.net/archive/13/promote-undergraduate-ebm-learning-in-japan/?ref=linkout
ぜひご一読ください!
ご自身でも常にEBMを実践され、EBMのステップに沿って最新の知見をどのように臨床に適用するかについてグループのメーリングリストで発信し続けてくださっている片岡先生のお姿は、素晴らしいロールモデルになっていると思います。ますますのご活躍をお祈りしています。
(地域医療教育学分野 前野貴美)
専攻医1年目 山田医師の研修施設 見聞録 その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編
2022年8月8日テーマ:サイトビジット, 筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 北茨城, 未来医療GP, 地域包括ケア, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)
北茨城市民病院附属家庭医療センターは、茨城最北端地域にある診療

北茨城市民病院附属家庭医療センターホームページより
診療所ですが、
また、
初めは、訪問診療という文化もなく、
【参考】北茨城市民病院附属家庭医療センターで学べることなどの詳細(つくば総診後期研修サイトより)
『専攻医1年目 山田の研修施設 見聞録シリーズ 全5回』。
その1:神栖済生会病院 編
その2:神栖産業医トレーニングセンター編
その3:利根町国保診療所 編
その4:ひたち太田家庭医療診療所 編
その5:北茨城市民病院附属家庭医療センター 編