北茨城市のサロン参加者に対してコロナ禍における介護・フレイル予防に関する講和を行いました
2021年4月20日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 北茨城, 未来医療GP, 地域包括ケア
(コロナ禍での介護・フレイル予防について講演しました)
(参加者のみなさんから元気と勇気をいただきました)
こんにちは。
筑波大学医学医療系の川田です。
2021年3月24日に、北茨城市老人福祉センターでの高齢者サロンにて、コロナ禍における介護・フレイル予防に関する講和を行いました。
現在、横谷先生・小曽根先生・後藤先生らと新型コロナウイルスの拡大によって活動の休止を余儀なくされた高齢者のコミュニティ活動の再開と新たな場の構築に向けたアクションリサーチを行っており、今回の講和はそのリサーチでのインタビューのお礼として行わせて頂きました。
私はこれまで、「介護予防のために、友達や家族とたくさん交流しましょう!」「集いの場には、1人でも多くの友達を誘って来るようにして下さい!」を主なメッセージに介護予防講和を行ってきました。
が、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大によって状況は一変。
感染予防ためには、これまでのような密接・大勢での交流・集いといった介護予防や健康づくりによいとされる行為を回避する必要性に迫られました。なんとも恐ろしいウイルスです。
今回の講和では、高齢者においては感染を予防することと同時にフレイルや介護を予防することも重要であり、そのポイントについてお話しさせて頂きました。
会場の中には「コロナ禍だからこそできたこと」に目を向けて明るく振る舞われる方もおられ、まだまだ不安な日々を過ごす私の方が元気と勇気をもらった1日となりました。
地域総合診療医学講座 川田 尚吾