筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

小学校でがん教育をしてきました

2020年2月5日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 利根町, 未来医療GP

利根町国保診療所で研修中の専攻医4年目の竹内です。

1月中旬に小学校でがん教育を行ってきましたので報告します。

自分が小学生だったときはそのような機会はありませんでした。

どんなことをどのように話せばよいのか難しいなと思いましたが,

養護教諭の先生にサポートして頂きながら準備を進めることができました。

事前アンケートのおかげで生徒の理解が必要な部分が分かり,

文部科学省の参考教材も豊富にあったので助かりました。

当日は50名ほどの6年生を相手に話させて頂きました。

クイズや映像教材も交えながら,

がんの仕組み,治療,予防など,盛りだくさんでしたが,

さすが6年生で,皆さん真剣なまなざしで最後まで話を聞いてくれました。

終わった後の感想では,

「がんを予防できるワクチンがあることを知った」

「がんになったらもう終わりというわけではないんだ」

「毎日を大切に過ごすようにしたい」

といったコメントを頂き,嬉しくなりました。

診療所では,他にも地域の健康増進に関わることができる機会が多くあります。

貴重な機会を頂けたことに感謝申し上げます。