筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

茨城県立日立第一高等学校で講演をしました

2019年11月24日テーマ:筑波総合診療グループ, 北茨城, 未来医療GP, 医学教育

 

(日立第一高校での講演の様子)

 

大澤@北茨城市民病院です。

茨城県立日立第一高等学校の医師志望の高校2年性11名対象に、
お話をさせていただく機会があり、1時間ほど話をしてきました。

茨城県含め日本の医療の現状や訪問診療についてなどクイズを出したり、
講師自身の医師になりたいと思った経緯や医学生の生活、そして今家庭医として何をしているかを話をさせていただきました。

質疑応答の時間を長くとりましたが、参加者全員や先生方も質問をしてくれて、時間が足らないくらいでした。

将来のことを真剣に考えている学生さんに良い刺激をもらった1時間でもありました。

学生さんからの感想を一部転載します。
・ 医者ではない職種の人たちとも関わっていることは知っていたが,他の多くの職種を知ることが出来て良かった。世界的な視野をもって他の多くの人ともコミュニケーションをとることが重要だと思った。
・ 医師だけでなく多くの医師に関わる職業を知ることができ,やはり医師は人と深く関わる職業であるということを再認識できた。
・印象に残った言葉は、医者の価値は卒業した大学ではなく,患者さんにどう思われているかで決まる。 患者さんの健康は心から。みんなが幸せになる落としどころを見つける
・ 今回の講義を聞いて、総合診療医(家庭医)について詳しく知ることが出来ました。前回も総合診療医の講義を聞いたのですが、それからずっと総合診療医に興味があったので,今回の講義で医師になるまでの道のりや苦労したことなどを聞き,とてもためになりました。
・ 今回の講義を聴いて、家庭医という職種を初めて知り、色々な知識を持っていて、誰とでも相談にのるこの職種に魅力を感じた。
・ 家庭医というものは最初、家庭の事しか関わらないのではないかと思っていたが、街というスケールまで関わっているということを聞いて、びっくりしました。また,勉強をすることを幸せに思ったことがなかったので、世の中には勉強も出来ないで苦しんでいる人もいるので、もっと幸せに思って、勉強の仕方を考え直してみたいと思った。

高校のHPにも載せていただきました!
http://www.hitachi1-h.ibk.ed.jp/?page_id=246#R010918

文責 大澤