筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

第3回埼玉協同病院緩和ケア研修会

2016年12月19日テーマ:筑波総合診療グループ

 

研修会に参加された皆様

研修会に参加された皆様

TMC(筑波メディカルセンター)+ODC(小田内科クリニック)+SKB(埼玉協同病院)の有田圭介でございます。

少し前の話なのですでにお聞き及びの方もおられるかもしれませんが、去る11月19日(土)20日(日)に第3回埼玉協同病院緩和ケア研修会(PEACE)が開催されましたので簡単に報告申し上げます。

参加者は医師12名、看護師3名、薬剤師3名の合計18名で、多くは埼玉協同病院および近隣の病院・薬局からの参加でしたが、長野市からご参加いただいた方も2名おられました。また若手研修医が多数参加していたこともありグループディスカッション・ロールプレイ等たいへん活気が感じられました。

第1回、第2回に引き続き今回も有田が企画責任者を務めさせていただきました。今回は講師として19日に木村洋輔先生と大塚貴博先生、20日に長岡広香先生にご協力を賜りました。
(山田歩美先生も少しお顔を出してくださり、各講師の先生も含めてファシリテーターも終始和やかな雰囲気でした。)

講師の先生方

講師の先生方

2015年にPEACEより「緩和ケア研修会新開催指針」が発表され、今回はそれに基づいて行う初めての埼玉協同病院緩和研修会でしたが、各講師の先生方のご協力のおかげで概ね順調に運営できました。

ポストアンケートの設問でも概ね90%以上の正答率と参加者の皆さんによくご理解が得られたと感じました。

大塚先生の担当された「がん疼痛の評価と治療」はわかりやすく、明日からすぐに用いることができるとの評価を多くの参加者より賜りました。
木村先生ご担当の「オピオイドを開始するとき」と長岡先生ご担当の「コミュニケーション」はロールプレイを通じて患者とのコミュニケーションの大切さを感じたとの感想が多く寄せられました。

準備段階でご協力いただきました大学の浜野先生も含めましてこの場を借りて感謝申し上げます。
次回企画については全く未定ですが、今後も埼玉協同病院をお引き立ての程をお願い申し上げます。