【5/28申し込み開始】 家庭医療学夏季セミナー つくば関連セッションのご案内
2016年5月26日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP
2016年 8月6日(土) ~ 8月8日(月)に湯河原で行われる、
日本プライマリ・ケア連合学会の「学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー」にて、
筑波大学総診グループの先生方が、全部で3つのセッションを担当されます。
申し込みは5月28日(土)の午前0時(つまり金曜の深夜!)から始まるとのことですが、セミナーの人気が高く、
例年すぐにいっぱいになるとのことですので、申し込みをされる方はお早めにどうぞ!
以下、セミナーのホームページよりセッションの内容を引用します。
どれも非常に興味深そうな内容ですので、ぜひご応募ください!
【医療面接で体験!患者中心の医療の第一歩】
山本 由布 笠間市立病院/筑波大学総合診療グループ
高橋 弘樹 筑波大学総合診療グループ
中野 寛也 筑波大学総合診療グループ
劉 彦伯 筑波大学総合診療グループ
竹内 優都 筑波メディカルセンター病院
任 明夏 筑波メディカルセンター病院
宮崎 賢治 筑波メディカルセンター病院
任 瑞 大和クリニック
「患者中心の医療の方法」とは、家庭医にとって身につけておくべき大事な臨床技法のひとつです。
このセッションでは、その始めの一歩を学びます。この視点を持つと、患者さんと上手くいかないと思った時や、診察後に違和感やもやもやを感じた時の、解決の糸口になるかもしれません。
日々の出来事から診療に至るまでの場面を例に挙げ、できるだけ具体的に、かみ砕いて伝えられればと目下格闘中です。ロールプレイが苦手な方もお待ちしています。
患者中心の医療って何?と思ったあなた、医療現場だけでなく、最近学校や家庭(?)でも人間関係がうまくいかず元気が出ないあなた、参加をお待ちしています。
【診断学~つくば式 鑑別診断入門~】
五十野 博基 筑波大学附属病院 総合診療グループ 水戸協同病院 総合診療科
上田 篤志 筑波大学附属病院 総合診療グループ 水戸協同病院 総合診療科
佐久間 崇文 筑波大学附属病院 総合診療グループ 水戸協同病院 総合診療科
鑑別診断の挙げ方、考え方は経験していけばわかるもの?今年も、筑波大学総合診療グループと水戸協同病院が鑑別診断のノウハウを皆さんに伝授します!
診断学は大学の講義で何となく教わっていたとしても、実際の臨床現場の設定で実践していかなければ身に付きません。そして鑑別診断は、臨床現場では患者さんからの問診や身体所見でリアルタイムに動いていきます。
鑑別診断の考え方がわかれば、きっと明日からの外来実習や外来研修が楽しくなること間違い無しです!
【産業医を体験しよう!~「働く」を考慮した全人的医療を考える~】
田中 完 新日鐵住金株式会社鹿島製鉄所安全環境防災部 安全健康室
友永 泰介 新日鐵住金鹿島製鉄所
井上 大輔 新日鐵住金鹿島製鉄所
阪本 直人 筑波大学地域医療教育学
一日3回処方、3交替勤務者はどう飲むのでしょうか?
職場を変えるよう指示したら、仕事を失う羽目に!?
働くことと治療することが、うまく合わずに悩む患者がいます。
医療職からすれば、治療は命を守ることだから当然最優先と考えますが、患者にとってみれば、働いてお金を稼がないと家族が路頭に迷う、或いは生きがいを失って生きている意味さえない、と考えて働くことを優先する場合があります。
働くことと治療することは両立できるのでしょうか?個人アプローチだけではありません。経済活動という仕組みで動く企業をうまく利用することにより、そこで働く人を健康にする健康経営という概念もあります。
「働く」を考えることで全人的医療を実践し、公衆衛生に貢献する、産業医の魅力を体験しよう!