筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

第4回「明日の象徴」授賞式に参加して

2015年11月13日テーマ:筑波総合診療グループ

この度、11月10日(火)に東京プリンスホテルで開催されました、「明日の象徴」の第4回授賞式に出席してきました。

この「明日の象徴」は、医療、保健、ライフサイエンスの分野で活躍している35歳以下の期待の精鋭の活動を顕彰するもので、今回は全日本病院協会、日本病院協会、イーライリリーが共催で行いました。後援には総務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省などが名を連ねており、他薦による賞の候補を絞り込む審査には、国会議員や病院の代表者などが名を連ねています。

筑波総合診療グループの吉本尚先生が、この栄誉ある第3回受賞者であり、過去の受賞者はその後の授賞式に招待されるしくみになっています。そして、招待者は1名の同伴が可能であり、その同伴者として、今回私が出席してきた訳です。

会場では、共催者の代表の方々が直々にお出迎えをされており、初めは誰だか分からない人たちと握手をすることになりました。授賞式が始まる前に、ドリンクサービスがあり、吉本先生のご人脈から、その場で今回の受賞者の井階友貴先生や笹川記念保健協力財団の紀伊國献三先生にお会いすることができました。その後、日本医師会副会長の今村聡先生や、過去の受賞者の方々とも名刺交換をさせて頂きました。吉本先生のご人脈の広さにただ感嘆するばかりでした。

授賞式の会場には、約500名の出席者がおり、テーブルは、受賞者とその関係者、過去の受賞者と同伴者、主賓、審査関係者、そして招待者に別れており、大部分は招待者でした。夕食を頂きながら、授賞式は進行し、式の合間には総務省や厚生労働省の大臣が挨拶に訪れていました。政治家のスピーチは、抑揚があり、聴衆に対して万遍なく顔を向け、しかも淀みがないので、スピーチをする上で大変参考になると感じました。

受賞について、印象的であったことは、NGOでの活動、保健衛生活動など、いわゆる研究以外で活躍している方々が、たとえインドネシアの奥地であっても、きちんと評価してもらえていることで、そういう姿勢に大変好意を抱きました。

私は、各方面の第一線で活躍されている方々と一緒の空気を吸い、人脈を深めていける、こういうような場を経験できたことをとても嬉しく思っています。こういった出会いから、新しい何かが始まるかもしれません。そして、何だか身が引き締まる思いで、大変貴重な機会でした。得るものはそれぞれ違うかもしれませんが、今後もより多くの筑波総合診療グループの若手が、吉本先生のご人脈を通じて、貴重な経験を得られることができるように、心から願っています。吉本先生、どうも有り難うございました。

吉本先生とともに会場で撮影

吉本先生とともに会場で撮影

 

 

 

 

 

 

 

(筑波大学 中澤)