「アルコール依存症の予防・早期発見・介入(SBIRT)」が掲載されました。
2015年8月31日テーマ:筑波総合診療グループ
雑誌「日本臨床」の特集 依存症で、「アルコール依存症の予防・早期発見・介入(SBIRT)」が掲載されました。
吉本先生との共著です。日本語ですが、Pubmedに掲載されます。
Isono H, Yoshimoto H. Screening, BriefIntervention, Referral to Treatment(SBIRT) model for alcohol use disorder in Japan. Nihon Rinsho. 2015Sep;73(9):1528-35.
振り返れば、
まず、2015年2月の第1回JHNセミナーで水戸・筑波のレジデントとSBIRTのワークショップを行う。
題名:「生活歴ですが、飲酒は焼酎●合/日で・・・・。」じゃあどうしよう?アルコール介入はじめの一歩。
次に、5月J Hospitalist Network -Clinical Questionに「アルコール問題のスクリーニング」を自分で作成してアップ。http://hospitalist.jp/clinical-question/
そして、7月JHN-CQに久野先生作成の「アルコール離脱症候群の早期診断とマネジメント」を監修してアップ。
その流れ、よいタイミングでSBRITを執筆する機会を吉本先生からいただきました。ありがとうございました。
1年間でアルコール問題が身近になり、外来患者の「危険な飲酒」にも注意を払うようになりました。
皆さん、推奨される「低リスク飲酒」は、1 日に 2ドリンク以下、かつ週 5 日まで(休肝日を週二日)。2ドリンクは、ビールだと中ビン1本、日本酒だと1合弱、ウイスキーだとダブル1杯、ワインだとワイングラス2杯弱の量です。
(五十野博基)