「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

ある日のレジデントケースレビュー

2018年8月8日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

図を使って経過を説明する服部先生

筑波大学総合診療科では、毎日外来で診た症例を振り返る、ケースレビューを行っています。
今日のケースレビュー、今ローテートしている初期研修医の服部先生が、ある患者さんの経過を図にまとめてくれていました。

おかげで症状の経過や内服薬の推移などの関係が、すっきりとまとまって頭に入ってきました。
プレゼンする際の症例の理解にも役立ちますね。
研修医の先生の日々の成長には、はっとさせられます。
お互いに学び合う環境の大切さをふと感じた、ある日のケースレビューでした。

セントラル総合クリニック 総合診療科
筑波大学総合診療グループ
山本由布

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【報告】文部科学省委託研究の報告書完成

2018年8月1日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

完成した報告書を手に(筆者)

筑波大学 地域総合診療医学講座の片岡です。

このたび、平成29年度 文部科学省「大学における医療人養成の在り方に関する調査研究委託事業」の報告書が完成しましたので、ご報告します。

この委託事業は、平成27年度から3年間にわたり、「我が国における地域枠制度の実態・効果および地域枠学生のキャリア形成に関する調査・研究」と題して、全国の地域枠制度や地域医療教育の実態について明らかにするため、サイトビジット調査、webアンケート調査、専門医取得に関するアンケート調査を行ってまいりました。

この研究では、多くの皆様の協力をいただき、各大学や都道府県の非常に詳細な状況について明らかにすることができました。また、始まって間もない地域枠制度の課題や展望についても示唆を得ることができました。

改めて、研究にご協力いただいた皆様に感謝するとともに、この研究成果が地域枠学生や卒業生の皆さんの教育や支援に役立つことを願います。

また、この研究成果の一部について、前野先生とともにm3.comからも取材を受けました。筑波大学における地域枠や地域医療教育の状況とともに、3回シリーズで掲載されていますので、よろしければご覧ください。

国立大最大の義務年限付「地域枠」、その現状は? – 筑波大学◆Vol.1

全70大学の地域枠を調査、その実態は? – 筑波大学◆Vol.2

「県内出身者を対象とした地域枠」を中心にすべき- 筑波大学◆Vol.3

地域総合診療医学講座/大森医院
片岡 義裕

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餅による小腸閉塞のケースシリーズ研究

2018年7月11日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 水戸, 筑波総合診療グループ

 先日行われた第9回プライマリ・ケア連合学会学術大会で、餅による小腸閉塞に関するケースシリーズ研究についてポスター発表を行いました。
この研究は、2017年春に行った餅による小腸閉塞の症例発表をもとにケースシリーズ研究へと発展させたものです。

 以下はその振り返りです。
研究について
・当初は水戸協同病院でT-CReRO(つくば臨床医学研究開発機構)の先生が来てくれる臨床研究相談会に通っていました。クリニカルクエスチョンを立てるところから、作業手順、先行文献やデータの探し方まで、様々な相談に乗っていただきました。大変ありがたかったです。気軽にプロに会える機会はそうそうないので、水戸にいる皆さんはぜひご活用を。
・研究計画を立てる段階で解析するデータの項目を考え、自験例を収集したのち、先行文献から症例・データを抽出するという順に作業を進めました。しかし、文献の症例を読み込む中で自分の中に新しい仮説が形成され、それに合わせてデータの抽出項目や形式を変更し、抽出作業をやり直す必要がありました。先行文献の解析から始めたほうが効率は良かったと思います。
ただ、一方で自分の仮説が変遷していくのを感じながらデータの収集と仮説の形成を往きつ戻りつするのは面白い経験でした。私には必要なことだったと思います。

ポスターの作成について
・重複する言葉を削ったり表現を変えて短縮したりすることで驚くほど文章量を減らすことができたことに感動しました。(Gノートの原稿作業も並行して進めていたので)人に読んでもらうための文章と、見てもらうための紙面では文章の組み立て方が異なると感じました。

発表について
・ポスター発表は初めてで、まるで声が通らないので驚きました。口演と違いまったくスライドを見られないのも意外に影響が大きく、暗記したつもりだったのに流暢に話すことができず、苦戦しました。

 初めての研究で試行錯誤しながら、ときどきモチベーションを失って作業が停滞することもありながらでしたが、何とかここまでたどり着けました。まだ、学会誌への投稿が残っていますので、もう少し頑張ります。
 最初から現在まで定期的なリマインドとともにご指導し続けてくださっている五十野博基先生、本当にありがとうございます。先生の指摘は思いもかけない視点からやってくることが多く、とても刺激的でした。
 そして最初に私の目の前に颯爽と現れて餅イレウスを一発診断し、学会発表にあたってはテーマとして提供してくださった木下賢輔先生、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

後期研修医2年目 木村紀志

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Gノート「患者の理解をぐっと深めるコツとヘルスリテラシー」公開!

2018年7月8日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

GノートHPにて連載中の「みんなでシェア!総合診療Tips」の第4回「患者の理解をぐっと深めるコツとヘルスリテラシー」の執筆を担当しました。

記事へのリンクはこちら

この連載は、今年2月の家庭医療学冬期セミナーの特別企画で行われたプレゼンテーションの内容を発展させる形で、日本各地の総合診療専門医プログラムのTipsを共有しようという企画です。(冬期セミナーの記事はこちら
4回目となる今回は、Ask Me 3、Teach backの二つの手法を使って患者さんの病状理解を深めるコツを解説しています。

今回のような執筆活動は初めてで、広く様々な人に読んでもらう記事を書くにはどうすればよいか、手探りでの執筆でした。阪本先生の多大なご助力と、羊土社編集部の方々の素晴らしい校正によって、わかりやすく、ためになる記事に仕上がりました!プロの編集者の方の校正を見るのは初めてで、文章をわかりやすくするためにはどのような表現にすればよいのか、大変勉強になりました。
ぜひご覧ください!!

後期研修医2年目 木村紀志

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レジデント研究支援活動!

2018年6月30日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(研究支援チームとレジデントのみなさん)

後期研修医は、研究のポートフォリオを作成することが必要ですが、すべての研修医が一から研究を行うのは難しく、当グループでも研究支援体制が課題になっていました。

そこで昨年発足したのが、レジデント研究支援チーム(指導医3名+後藤)です。
主に指導側が研究計画や倫理申請を行い、レジデント(昨年度は5名)にはアンケート用紙の作成や配布、データ入力など研究に周辺参加してもらいました。そして、データ解析後はそれぞれ担任を決め、学会発表に向けた抄録やスライドの作成を指導してきました。

最初のミーティングでは何がなんだか??という表情のレジデントでしたが、先日の学会(日本プライマリ・ケア連合学会学術大会@津)では堂々と発表してくれました!

学会発表後レジデントからは、
“皆さんと共同で作業・ディスカッションしながら進められたことはとても心強かったです。”
“担任を決めて相談相手が明確だったため、精神面で助けられた面もありました。また、抄録の作成登録や発表のスライド作りなど要所要所で複数の先生方からも意見をもらうことで、安心感もありました。”
“今後はResearch Questionを出す段階から研究に携わっていきたい、と思っています。”
“勉強不足、確認不足で答えられなかった質問があったのはやや心残りですが、3年ぶりに学会で発表できてうれしく、達成感を味わえました。”
という感想をいただきました。

指導側としてまだまだ課題はありますが、発表を終えたレジデントの表情をみて、大きな感動とちょっとした達成感がありました。
今年度のレジデント研究支援はすでに動き出しています。これからも指導医、レジデントと楽しみながら研究支援を行っていきたいと思います!

最後に、今回調査にご協力いただきました関連施設の皆様に深くお礼申し上げます。

後藤亮平

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第1回プログラム説明会/懇親会のご報告と次回のお知らせ

2018年6月10日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(プログラム説明会の様子)

(終わったあとは懇親会です!!)

 

以前告知していた通り、5月26日に当総合診療グループの後期研修プログラム第1回説明会と懇親会を開催しました。
地域に対する総合診療科の役割やつくばの充実プログラムについて前野教授のお話が1時間、その後には現後期レジデント4名が、それぞれの立場から、つくばに来た理由や実際のプログラムの感想について、100%本音で語ってくれました。
その後の懇親会では、参加していただいた研修医の先生方、医学生さんのモチベーションの高さに驚きつつ、「めざすなら本気で」と自らも初心を思い返す良い機会になりました。

今回参加できなかった医学生さん、研修医の先生方、もしくは卒後3年目以上の先生方はどなたでも、当総合診療グループのプログラムに興味がございましたら、第2回、第3回の説明会/懇親会にぜひお越しください。ゆくゆくは緩和ケア医を目指したいという先生には、緩和ケア重点コースもございます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
参加希望のお申し込みは、soshin@md.tsukuba.ac.jp までお願いいたします。

◎第2回医局説明会
6月23日(土) 15時30分~18時 医局説明会@筑波大学イノベーション棟105
18時30分~ 懇親会@筑波大学周辺

◎第3回医局説明会
8月11日(土)   15時30分~18時 医局説明会@筑波大学内
18時30分~ 懇親会@筑波大学周辺

筑波大学総合診療グループ  東端 孝博

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小曽根先生の研究が、米国家庭医療の雑誌に取り上げられました!

2018年5月16日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

総診グループの小曽根先生が行われた、血圧測定方法に関する研究が、
American Family Physician(AFP)のTop 20 Research studiesに選ばれました!
診療所や在宅医療の現場では、特に冬場など衣類を着たまま血圧測定をすることは珍しくありませんが、腕に何もつけていない状態と比べて、衣類をつけた状態での血圧の測定値はどれくらい違うのか、というのが研究のテーマです。

この研究は、以前Essential Evidence Plusにも取り上げられており(そのときの記事はこちら)、今回の報告もふまえて、有用なエビデンスとして、まさに世界で使われている証です!

小曽根先生を見習って、これからも世界のプライマリケアの現場の診療に役立つエビデンスを発信していきたい!と感じました。

片岡 義裕

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ビンジ飲酒の研究が朝日新聞一面に掲載されました

2018年5月14日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(朝日新聞に掲載されました!)

(アルコール研究メンバー 吉本尚(左)、斉藤剛先生(右))

先日4月2日の夕刊一面に、ビンジ飲酒に関する研究内容とコメントが
掲載されました。

「ビンジ飲酒」危険です
短時間の大量摂取 けが経験25倍

4月は新入生歓迎会や新人歓迎会などの機会が多い時期。
その時期に合わせて、我々の研究が取り上げられました。

アルコールの過剰摂取のうち、ビンジ飲酒は
その社会的インパクトから世界的に研究が進んでいる領域ですが、
日本ではまだあまり知られていない概念です。
「2時間程度」という比較的短時間の大量飲酒というと、日本では
飲み放題システムがぱっと頭に思いつく方も多いかと思いますが、
研究チームとしては、ぜひ飲み放題の在り方に関する議論が
盛り上がってほしいと思っております。

記事内には、新しく4月1日からできた寄附講座「地域総合診療医学」の
表記も入り、いいお目見えの機会ともなりました。
もしよろしければ、記事をお読みいただければうれしいです。

地域総合診療医学 吉本尚

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つくば家庭医・病院総合医プログラム説明会のお知らせ

2018年5月11日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

今年も当総合診療グループの後期研修プログラム説明会を開催いたします。
家庭医や病院総合医に興味があるという方はどなたでも、将来の進路を決めかねているという方もぜひ聞きに来てください。
当日はプログラムの内容だけでなく、新専門医制度の話や後期研修医が本音を語る企画も予定しております。

懇親会もありますので、こちらもご参加ください。懇親会のみの参加も歓迎します!

◎第1回プログラム説明会
5月26日(土) 15時30分~18時 医局説明会@筑波大学医学系学系棟
18時30分~ 懇親会@筑波大学周辺

◎第2回プログラム説明会
6月23日(土) 15時30分~18時 医局説明会@筑波大学医学系学系棟
18時30分~ 懇親会@筑波大学周辺

当日は、カジュアルな服装でご参加ください。
参加希望の方は、希望の日程をご記入の上、総合診療科 soshin@md.tsukuba.ac.jp までご連絡お願いします。
皆様のご参加をお待ちしています!

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ウェルカムセミナー開催です!

2018年5月9日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(後期研修医1年目のみなさん、よろしくお願いします!)

(新しいスタッフの先生方もよろしくお願いします!)

(つくば総診全員集合!)

4/21(土)22(日)の2日間、総合診療科ウェルカムセミナーが開催されました!とても楽しかったです!!
まさに至れり尽くせりの内容でした。まずは筑波総合診療グループの目指す医師像や研修の進み方のオリエンテーションに始まり、自己紹介とやや込み入った(!?)クイズ大会、熱い話が繰り広げられた二次会が行われ、2日目はポートフォリオや予防医学を体験するセミナー、病院・診療所紹介と続き、診療グループの運営を垣間見て、あっという間に1泊2日は終わってしまいました。
終わったあとの率直な感想は、
・諸先輩方の只者ではない雰囲気に圧倒された。
・諸先輩方の視点の多様さや深さ、それを自在に扱う力に圧倒された。
・けれども、これだけトレーニングを積む機会があったら当然だろうとも思った。
・後期研修の全体像をおおまかに把握することができ、先々への不安が減った。
といったところでしょうか。(良い意味で)とんでもない組織に入ってしまいました。

御多忙の中参加をして下さった皆様、準備をして下さった皆様、差し入れをして下さった皆様、本当にありがとうございました。後期研修医1年目一同、先生方の胸を借りながら一歩一歩前進して参りたいと思いますので、今後とも御指導のほどお願い申し上げます。

後期研修医1年目 伊藤有理

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感謝の会 その2

2018年3月31日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(その1はこちら

大学総診で感謝の会が行われました

3月19日(月)のお昼に、来年度からつくばセントラル病院に異動される山本由布先生へ、感謝の気持ちを伝える会を行いました。
山本先生は、実際には4月からも大学での勤務日があるのですが、所属としてはいったん大学を離れられるということで、今回の会が開催されました。
会の中で感謝状と記念品が手渡され、ご本人や前野先生、吉本先生からのご挨拶がありました。
私はまだ山本先生とご一緒に仕事させていただくようになって2年ですが、後期研修でつくばにいらした2010年から、さまざまな現場で活躍されてきたことが、いろいろな先生のお話から伝わってきました。これからもますます活躍の場を広げられることと思います!
天気もよく、春らしいお弁当もおいしく、とても和やかな会となりました。

片岡 義裕

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感謝の会 その1

2018年3月31日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 筑波総合診療グループ

(感謝の会の様子)

 

先日、大学内で「感謝の会」が行われました。
これは、今年度でご退職される方へ感謝する会、また一定期間大学に勤務され学生や研修等の教育・研究に尽力されてきた方々への労いの会です。

秘書さんたちがセッティングしてくださった素晴らしい空間で、おいしいお弁当をいただきました。
あっという間の時間でしたが、みんなでこれまでを振り返り、懐かしい話や写真をみて盛り上がりました。

感謝状やプレゼントの贈呈では、送る側・送られる側ともに感極まってしまうこともあり、これまでご尽力いただいたことへの深い感謝とご退職される寂しさでいっぱいでした。

この時期は別れ、そして新たな出会いの時期でもあります。
これまで関わってくださった方々への恩を忘れず、新たなステージへ進んでいきたい。
そう思える素敵な会でした!

後藤亮平

その2もあります)

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『ヘルスリテラシー向上のための患者教育』のレクチャーに参加して

2018年3月8日テーマ:地域包括ケア, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 神栖, 筑波総合診療グループ

今日のモーニングレクチャー(学生とレジデント向けに行われる朝の勉強会)では
阪本先生より『ヘルスリテラシー(※)』について勉強しました!

今回のレクチャーでは、
ヘルスリテラシーの定義や社会に与えるインパクトについて、阪本先生が解説した後、
実際に遭遇した事例を共有しながら、レジデントの先生方、学生でディスカッションしました。

 

実際の患者さんを見てきたレジデントの先生方ならではの経験事例から、学生が実際に見聞きした事例まで次々と挙がりました。

その中には、次のような事例があり、驚きました。

————————

【経験事例】

意識障害、低血糖症で救急搬送された患者さん。
救急対応をした医師が、詳しく状況を確認したところ、下記の状況が判明。
自己注射するインスリンの量を忘れてしまった患者さんが、ふと注射製剤の容器を見ると
30Rと書いてあったので、30単位を自己注射してしまっていた。

————————

あくまで30分の『モーニングレクチャー』なので残念ながら
ヘルスリテラシーの全てを話し合うことは出来ませんでしたが、
実際の医療者の対応、その後の経過も非常に聞き応えがありました。

ケースレビューの様にヘルスリテラシー関連ケースレビューがあれば、とても勉強になると思います。

今回のレクチャーでは、ヘルスリテラシーを学んだ後、それをどう臨床に活かすかという
事についても話が及びました。

具体的には、実際の臨床の現場で患者さんに『分かりましたか?』と聞いても、
大抵の人は『はい』と頷いてしまうという事、それを回避するために
teach-back法(詳しくはこちらの記事を参照)があるという事を学びました。

医師になったら是非実践したいです。
私はまだ医学生ですが、ヘルスリテラシーに関わる事例はいくつも体験しています。

病院で処方される薬を全く飲んでくれない患者さん、誤った情報を強く信じ込んでしまってい
る患者さん・・・・ 『日本人のヘルスリテラシーは意外に低い』事は、
既に証明されていますが、未だ医療者としての経験の浅い私の実感にも即していると思います。

今日学んだ事を意識しながら、日々の臨床の場面でも公衆衛生的な視点でも勉強していきたいと思います。

 

(※)ヘルスリテラシーとは『健康情報を獲得し、理解し、評価し、活用するための知識
、意欲、能力であり、それによって、日常生活におけるヘルスケア、疾病予防、ヘルスプ
ロモーションについて、判断したり意思決定をしたりして、生涯を通じて生活の質を維持
、向上させることができるもの』というかなり広範な領域に及ぶ概念である。

 

医学生5年 S. U.

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家庭医療学冬期セミナーで「ヘルスリテラシー」の紹介をしました

2018年2月24日テーマ:ステーション, 地域包括ケア, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 神栖, 筑波総合診療グループ

(冬期セミナーでプレゼンしてきました)

(Teach backは患者さんに説明を復唱してもらう方法、Ask Me 3は3つの質問を患者さんから医療者へ尋ねてもらう方法です)

S1木村です。
2月10日・11日に行われた第13回家庭医療学冬期セミナーで、後期研修プログラム紹介とヘルスリテラシーについてのプレゼンを行ったのでご報告します。

今回の企画は「全国プログラム見える化大作戦」という特別セッションで、全国各地の後期研修プログラムの強みと、日常診療で実際に役に立つTipsを持ち寄って共有しようというものでした。

つくば総診を含む8施設から専攻医が集まり、各々6分40秒間のプレゼンを行いました。
私のテーマは「ヘルスリテラシー」。
ヘルスリテラシーを短い言葉で説明するのは難しいですが、私達の診療でストレートに問題になるのは患者さんが自分の病状をどのぐらい理解しているか?ということ。それに対するアプローチとしてAsk Me 3、Teach backという2つの手法を紹介しました。
短い時間にエッセンスを詰め込んでお話した…つもりですが、はたして伝わったかどうか。

今回のプレゼンの内容が「Gノート」の連載になるそうなので、掲載されるときにはまたこちらでご報告します!

後期研修医1年目 木村紀志

 

 

【関連記事】

第4回 『患者の理解をぐっと深めるコツとヘルスリテラシー ~その説明,わかってもらえていますか?~』  (つくば総診 木村先生執筆/阪本指導、千葉大 鋪野先生監修)

本イベントでの内容をさらに深めたコンテンツが、羊土社のホームページにて公開(2018年6月28日)

 

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河野大輔先生 大学総合診療科での研修報告

2018年1月19日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

修了証を手に、前野先生と

 

後期研修医の河野大輔です。2017年10月から12月まで大学で研修をさせていただきました。
アカデミックな環境で3か月間研修できて、非常に良い経験が出来たと思います。

無事に3か月間研修出来たのも、指導医の先生方、秘書のみなさん、一緒にローテーションしていた広川先生、佐藤拓也先生、佐藤瑠美先生のサポートがあったからだとつくづく思いました。この場を借りて感謝申し上げます。

さて、今回は2017年12月15日に送別会を行っていただいた時の様子を少しだけご報告します。
午前中の外来も時間押すことなく終了し、みんなそろって会食が始まりました。
広川先生がリクエストしたお店のお弁当は、ほんとにおいしかったです。

会食中に「2017年はどんな年だったか」のテーマで1人づつ発表しましたが、みなさん色々あった1年だったんだなと感じました。
自分の1年を振り返っても、色んな事があり記憶に残る一年だったと思います。
最後まで和気藹々とした感じで、最後に阪本先生のカメラで記念撮影して頂き送別会は終わりました。

楽しい時間でした。有難うございました。
2018年も皆様宜しくお願い致します。

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大学総合診療科での研修を振り返って(宮本卓)

2017年9月30日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 筑波総合診療グループ

シニアレジデント1年目の宮本卓です。

私は7月から9月までの3ヶ月間、大学総合診療科にて研修をさせていただきました。

 

無事、大学総診ローテート研修 修了

 

初診・再診外来では様々な愁訴で大学へお越しになる患者様の診察を担当し、これまで半ば自己流で行なっていた外来診療の流儀を一から学ぶことができました。

また、EBMevidence-based medicine)発表の機会や各種勉強会を通して、エビデンスを意識した情報収集の大切さを学び、より質の高い医学的知識を得るための技術が一段も二段も上達したように感じます。
さらには自らの外来診察をビデオ撮影したレビューや総合診療の理念を学ぶことのできるコアレクチャーなど、多くの先生方から丁寧で熱心な指導を受けることができたのも幸運でした。

大学外では皮膚科クリニックでの外来陪席や夏期セミナー、つくセミ(第4回総合診療☆家庭医療全国公開セミナー in つくば)への参加などを通じ、この3ヶ月間で、他では得難い充実した経験を積むことができたと思っています。

大学総合診療科での学びを活かし、10月からの水戸協同病院での研修も気合を入れて頑張って行きたいと思います。

ありがとうございました。

 

文責:S1 宮本 卓

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大学総合診療科での研修を終えて

2017年8月31日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

研修修了証を手に,前野先生と.

筑波大学初期研修医1年の平井健太と申します。
2017年7月から8月にかけて1.5ヶ月間、総合診療科で研修致しましたのでご報告させていただきます。

総合診療科では外来診療を経験させていただきました。先生方の手厚いご指導のもと、じっくり患者様と向き合うことで、医学知識の向上はもちろんのこと、医療面接の技法、患者様との信頼関係の築き方を学ぶことができました。

また、患者様の症状を生物学的な視点でとらえるだけでなく、心理・社会的な部分にも目をむけ、広い視野で様々な側面からアプローチすることの大切さを学び、実践することができました。

さらに、毎週末に先生方と振り返りの時間を設けていただいたことで、自分を見つめ直し、日々向上心と成長を感じながら診察に携わることができました。

この総合診療科での貴重な経験を活かし、今後の研修生活も励みたいと思います。熱心なご指導をいただき、誠にありがとうございました。

筑波大学附属病院
初期研修医1年  平井健太

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日本プライマリ・ケア連合学会 基本研修ハンドブック 執筆しました

2017年7月12日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

執筆した書籍を手に

日本プライマリ・ケア連合学会の基本研修ハンドブック改訂2版が出版されました。
同じ筑波大学の阪本先生、春田先生、横谷先生も執筆されています。

私は、「タバコ、アルコール問題への関わり」を担当しました。
タバコとアルコールの両方の問題を学んだものとして、物質使用障害/依存症候群の考え方・アプローチの共通点と違いについて記載させていただきました。

タバコもアルコールも対策が注目を集めていますが、必要な時に適切なスキルを発揮できるよう、トレーニングの一助になれば幸いです。

筑波大学総合診療科 吉本尚

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総合診療専門医の試験対策本、執筆しました

2017年7月11日テーマ:大学, 水戸, 筑波総合診療グループ

執筆した本を手に

書籍「総合診療専門医のためのワークブック(3)専門医試験対策」が出版されました。
水戸地域医療教育センターの木下賢輔とともに、分担執筆をしましたのでご紹介します。

今回は
・プライマリ・ケアにおける自殺予防
・ニコチン依存症(喫煙)への対応
・アルコール使用障害への対応
の3つを担当しました。

総合診療医の日常診療の中で、これらの問題を持つ患者さんに接することは多いですが、これらの問題を解決するために自ら相談しに来られる方は、そんなに多くありません。
別の訴えで来られた方の背景にあるこれらの問題を意識しておかないと、ケアが不十分になりがちな領域です。

試験対策という意味でも、日常診療の抜け漏れチェックという意味でも、お手に取ってお読みいただければうれしいです。

筑波大学総診診療科 吉本尚

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best abstract賞、受賞しました!

2017年6月25日テーマ:大学, 筑波総合診療グループ

受賞記念の盾とともに(透明で見にくくてすみません)

6月10-11日に京都で行われた、米国内科学会(ACP)日本支部年次総会で、若手医師部門(後期研修終了後40歳未満の医師)のbest abstract賞に選ばれました!

本研究はアルコールの摂取量に関する自己認識に関する研究で、先日書いた原著論文(大学生対象)を企業職員に対して行ったものです。
定期的な過剰飲酒をしている人は、有意に自身の飲酒量を正常ではないと考えていましたが、ビンジ飲酒(2時間での多量飲酒)をしている人としていない人との認識に、差は見られませんでした。

これは、我々が大学生対象に行った先行研究とほぼ同様の結果で、過剰な飲酒、特にビンジ飲酒に関する情報提供がより一層必要と考えられました。

最近、筑波総合診療グループは外部評価による受賞等が続いておりますが、周囲のメンバーから刺激を受けながら、今後も発信を続けていきたいと思います。

講師 吉本 尚

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〒305-8576
茨城県つくば市天久保2‐1‐1
筑波大学附属病院総合診療グループ

「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして