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筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

大子町で健康授業を行いました

2018年12月31日テーマ:筑波総合診療グループ

地域総合診療医学寄付講座でお世話になっている大子町の小中学校で、健康授業を合計4回行いましたので報告します。

1.依上(よりかみ)小学校 (7月17日)

レジデントの任端先生が中心となり「おやつの健康な取り方」をテーマにして肥満予防につなげる授業を行いました。
会場は依上小学校でしたが、さはら小学校からも児童が来てくださり、5,6年生合わせて32名を対象に授業を行いました。

当日は、栄養素の話や1日に必要なカロリーや塩分について説明し、実際に児童たちが食べているおやつのカロリーや塩分がどのくらいなのかをそれぞれ考えてもらうようにしました。

児童の皆さんからは「自分が食べているおやつのカロリーがこんなに多いとわかってびっくりした」、「おやつだけでなく、ふだんの食事も気を付けなければいけないことがわかった」といった感想をいただきました。

 

以下は、「がん予防について」をテーマに、がん検診のことを中心に私が授業を行いました。
がんのリスク要因や、発生のメカニズムなどについて簡単なクイズ形式にして、それを皆さんに答えてもらいながら進める形にしました。
また、大子町で行っているがん検診(費用自己負担なし!)についても紹介しました。

2.だいご小学校(11月20日)

6年生の皆さんを対象に授業を行いました。積極的に質問をしてくれる児童もおり、テーマに対する関心の高さがうかがえました。
「二人に一人ががんになると聞いて驚いた」「タバコが悪いものだとは知っていたが、お酒もがんになりやすくなると聞いて怖くなった」といった感想をいただきました。

 

3.黒沢小学校(11月27日)

授業の対象が3~6年生と幅広く、うまく説明できるかどうかやや不安でしたが、皆さん熱心に聞いてくださり安心しました。
「好き嫌いをしない、運動もしっかりする」という目標を感想としていただきました。
また、学校の先生方からもたくさん質問をいただきました。

 

4.大子中学校(12月18日)

中学3年生の皆さんを対象に授業を行いました。
がんの種類や発生の仕組みなどについて、小学校の授業よりもやや詳しく説明を行いました。
約1時間とやや長丁場でしたが、皆さん集中して聞いてくださいました。
「大人になってもたばこは吸わないようにしたい」「身近な病気であることが分かり少し怖くなったが、治療方法も進歩していると聞いて安心した」という感想をいただきました。

がん予防の教室では、「家に帰って家族の人にも話してみてください」という点を協調しました。
子供たちの生活習慣の多くは家庭で築かれるものですし、子供が両親や祖父母と会話することをきっかけに、ご家族の検診受診にもつながればと思います。

来年からも、引き続きこのような活動を続けていきたいと思います。

地域総合診療医学講座 講師 片岡 義裕

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