筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

笠間市での地域包括会議の取り組み 第2回

2017年5月5日テーマ:筑波総合診療グループ, 笠間, 地域包括ケア

4月から笠間市立病院で研修しているC2の稲葉です。

稲葉は第1回の「地域包括会議」に続き2回目の会議からスタッフの春田先生とともに会議に参加しました。

4月4日、年度が変わって初めての会議が行われ、私を含めたメンバー全員でブレインストーミングを行い、笠間市の医療・保健・福祉において、このプロジェクトチームで何ができるかを話し合いました。各部署から、「どんなことができるか」などそれぞれが抱える課題も含めて共有できましたが、私たちのやりたいことではなく、「地域住民は笠間の地域をどうとらえ、何を望んでいるのか?」から始めたほうが良いのでは?との声が出ました。そこで、JPCAT(参照:https://www.primary-care-quality.com/jpcat)を用いた地域のプライマリ・ケアの質の評価を実施することになりました。ここまで決まると、各部署でやってみよう!の声が高まり、笠間地域用にJPCATの質問紙を作成することが私の役割になりました。さて、次回以降はこの質問紙をつかった調査の報告が始まります。

今後、このような地域包括ケアにむけた取り組みをぜひつくば総診のグループの皆様、そしてブログをご覧の皆様に知っていただくために、今後会議の模様をブログで適宜発信していきたいと思います!

今回はここまでで終了ですが、今後の進展に乞うご期待ください!

 

文責:C2 稲葉 崇