第17回日本プライマリ・ケア学会学術大会にて学術大会長を受賞しました
2026年8月29日テーマ:学術活動(学会発表・論文・書籍), 地域医療教育学講座, 大学, 水戸, 大和クリニック
大学病院と大和クリニック勤務の任明夏です。
2026年5月に開催された「第17回日本プライマリ・ケア学会学術大会」に参加してまいりました。
学会は例年をさらに上回る熱気にあふれており非常に大規模なものでした。
参加された皆様、たいへんお疲れ様でした。また学会開催中に医療現場を守ってくださった皆様に心より感謝申し上げます。
この度、大変恐縮ながら私が発表いたしました「高齢者の定期歯科受診には客観的経済状況より主観的経済状況が影響する:日本地方都市における横断研究」が学術大会長を受賞いたしましたので、ここにご報告させていただきます。

本研究は水戸市と行っているビッグデータ活用プロジェクトの一貫の研究です。
歯周病予防に重要な定期歯科受診を行っている高齢者の経済状況について、レセプトデータとアンケート結果を突合したデータを用いて分析したところ、実際の収入である客観的経済状況よりもゆとりがあると感じているかどうかの主観的経済状況が強く影響しているということが結果がでたため、その報告をさせていただきました。
医療との関連は客観的な経済状況で語られることが多い中、主観的な経済状況のほうがより強い影響を与える可能性を示た点が、高く評価していただけたのではないかと感じています。
大学院時代から毎年口頭演題を行わせていただいておりますが、何度経験しても発表が終わるまでは緊張するもので、今年度も直前まで不安を抱えながら原稿を読み直していました。
後ほど「堂々としていた」と褒めていただきましたが、実は終始足が震えており時間通りに終わらせることで精一杯でした。
それでもどうにか落ち着いて見えたのは、大学院時代から毎年発表の機会を重ねてこれたからこそだと思います。
本発表にあたり丁寧にご指導いただきました前野貴美先生、ならびにデータ取得にご尽力いただき続けているプロジェクトメンバーの皆様に心より厚くお礼申し上げます。


筑波大学地域医療教育学講座/大和クリニック 任明夏


