今年も夏セミに参加しました!
2024年8月24日テーマ:リクルート・広報, 筑波総合診療グループ, 医学教育
皆さん、こんにちは!つくば総診専攻医2年目の松田貴洲です。
今回は、先日8/3, 4に開催された家庭医療学夏期セミナー(通称夏セミ)にてセッション講師の1人として参加させて頂いたので、当日の雰囲気や参加した感想を皆さんに共有したいと思います。
そもそも夏セミとは総合診療や家庭医療に興味がある全国の医学生が一堂に会する年1回のセミナーですが、今年は5年ぶりの現地対面かつ初の大阪開催であったため、現地は例年以上に大きな盛り上がりを見せていて、1日目に我々つくば総診が担当したポリファーマシーのセッション、題して「薬deおなかいっぱい~ポリファーマシーで学ぶ家庭医療~」でも、多くの医学生の方々が参加して下さりました。
今回のテーマであるポリファーマシーは言葉自体を耳にしたことはあると思いますが、学生時代に深く学ぶ機会はなかなか無いと思います。そのため本セッションは、ポリファーマシーの定義や患者さんへの悪影響, 解決する必要性などの根本的な内容から始まり、その後具体的な処方適正化のプロセスについて解説した上で、最後に症例問題のディスカッションを行って学びを深めるような流れで構成しました。
今回私が参加した感想ですが、当日ファシリテーターとして医学生の方々と接する中で、皆さんが想像以上に症例を深くディスカッション出来ていることに感動したことを覚えています。そして何より、これだけの医学生が家庭医療に関心を持っている事実に一総合診療医として非常に嬉しく感じたと共に、私自身もより一層頑張ろうと刺激を受けることが出来ました。また来年以降も同じような機会があれば是非参加したいと思います。
翌2日目は後期研修プログラム紹介に参加させて頂きました。ここでも低学年から高学年まで幅広い年代の医学生さんが当科のブースを訪ねてくれましたが、様々な考え方を持つ医学生の方々と将来のキャリア形成や総合診療に関する疑問点などについて意見を交換することが出来たため、私自身にとっても非常に有意義な時間となりました。今回のイベントをきっかけとして、今後も医学生の皆さんが感じている総合診療の疑問やキャリアに関する不安を少しでも解消出来るように当科から発信を継続していきたいと思います。
改めて、この度は当科のセッションやプログラム紹介にご参加頂きありがとうございました。今後とも我々つくば総診をよろしくお願いします!