筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

北茨城市民病院附属家庭医療センターでの取り組み

2024年2月3日テーマ:筑波総合診療グループ, 北茨城

北茨城市民病院附属家庭医療センターでは
毎月レジデントの先生の症例検討にあわせて
「レジデント終了後の若手医師も家庭医療学についての 
 学びを深める機会を続けよう!」とのコンセプトの元、
スタッフによる症例検討や家庭医療に関するレクチャーを
開催しています。

今月のテーマは「高齢者虐待」
海老澤由香先生の発表でした。
・疑うべきサインを知って、見逃さない、気づいたら相談することが必要
・多職種連携でのいろんな視点でみることが大事

(外勤の先生もいるので現地とzoomのハイブリッドで行いました)

 

地域事情やみんなの臨床の経験を持ち寄ってのディスカッションで
自分だけでは学べないことをよりリアルに実感をもって学べました。

■今年度開催してきたテーマ
5月 認知症への本人・家族のコーピング
6月 不登校
7月 家族システム理論
10月 認知行動療法
11月 紹介マネジメント
12月 診療を質を下げずに効率的に業務するには?
1月 高齢者虐待

北茨城だけでぼちぼちやってる会ですが、
引き続き家庭医療について、現場の症例をもとに
皆で一緒に学んでいきたいと思います。

 

筑波大学医学医療系 地域総合診療医学/北茨城市民病院附属家庭医療センター

梶川奈月