筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

介護予防フェスティバルin北茨城

2015年2月18日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座

2月14日に北茨城市民病院で行われた「介護予防フェスティバルin北茨城」の中で、横谷先生が「今からできる健康づくりから老いの支度まで~地域でいきいきと生きる~」と題した住民向けの講演を行いました。
ロコモ予防の話では実践を交えながら楽しく今日からすぐできる体操の紹介(お手本のスライドで大学総診ローテート中の長野先生が大活躍)。
「老い支度してますか?」の問いかけで始まるアドバンスケアプランニングのお話では身内の経験談も紹介しながら「これからのこと」を身近に考えさせる内容。
「家庭医とは」の紹介もここまでの盛り上がった流れから住民の方々にしっかり受け止めていただけている雰囲気でした。

そして、どこで最期を迎えるかの話題から北茨城に新設される家庭医療センターの紹介で講演は和やかに終了しました。
大会議室を埋め尽くした180人ほどの年代も様々な参加者を1時間半、随所に笑いを交えながら飽きさせずに話し続けられる横谷先生の話術を是非見習いたいと思いました。
主催の茨城県理学療法士会や運営を手伝って下さっていた北茨城市のボランティアを始めスタッフの皆さんにこの場を借りて感謝申し上げます。何よりこの場に集まって下さった熱心な住民の皆さんの姿に感激して、センター開設に向けて私も気持ちを新たにさせていただくことができました。


  北茨城市民病院 宮澤 麻子