茨城県指導医団国外派遣事業(ハワイ) 参加報告 その2
2017年12月1日テーマ:筑波総合診療グループ
ハワイでの視察で印象的だったのが、Kokua Kalihi Valleyという地区にあるCommunity Health Centerへの訪問です。
クリニックの機能として低所得者の方も歯科を含めた医療を受けることができ、その他にも母子保健、心理カウンセリングから食、運動、服飾などの様々なプログラムを通じて地域とつながる役割を担っていました。偶然、そこで働く日本人の家庭医の先生にお会いして話を聞くことができ、地域づくりを考える上でとても参考になりました。
研修や視察といった目的で海外に行ったのは初めてでしたが、日本を離れてみると、日本の良い所や課題、文化の違いやその違いに関わらない人間の本質のようなものなど、色々なものが見えてとても興味深かったです。世界は広いなあと思いつつも、人類皆兄弟だな、という言葉が頭に浮かびました。海外で活躍する日本の医師に会えたことも良い経験となりました。そして英語の大切さも身に沁みました。
貴重な機会をいただけたことに感謝しています。
この経験をきちんと還元していきたいと思います。
もちろんハワイ自体も楽しみました!!
茨城県の指導医の皆さん、来年も開催されるようであれば、応募してみてはいかがでしょうか??
笠間市立病院・筑波大学総合診療グループ 山本由布