医学教育学会に参加してきました
2016年8月5日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション
第48回医学教育学会大会(7月29、30日 @大阪医大:高槻市)に参加してきましたのでご報告致します。
高槻市は京都と新大阪の間で、交通の便の良いベッドタウンとの事でした。
わたくしは河村先生の研究の一部を「指導医の労働状況・指導状況および燃えつき(バーンアウト)について」という形で発表して参りました。
①約2割の指導医が燃えつき状態であった。
②指導医の週平均労働時間は約80時間と長時間であった。
③約75%の指導医が指導することにやりがいを感じている一方で、半数以上が指導することに負担を感じていた。
結論だけ言うとこんな内容の発表です。
久々の発表にしては我ながらまずまずうまくいっているではないか、と思っていた発表開始から4分半後(発表時間6分)、急に「頭の中が真っ白になって・・・」しまい、しばし絶句してしまいました。しかしそこは医学教育を専門にしている先生方、冷たい視線を送ることなくその後何とか発表を終えることが出来ました。
その後なんとMedical Tribuneのデスクの方から、今の発表を(河村先生の発表とともに)記事にしても良いかと声をかけて頂きました!(もちろん快諾致しました)。つくば総診グループの研究が少しでも評価されればと思っております。
「頭が真っ白になって・・・」しまいまだまだ口惜しさが抜けない状態ですが、やはり学会は演題を持っていくと適度な緊張感があって良いですね(なんて自分自身のハードルを高くしてしまいました)。これからも規模が小さいものでも良いから何らかの形で研究に参加してい行きたいと思います!
霞ヶ浦医療センター 総合診療科 伊藤慎