「ヘルスプロモーション」について
2015年9月9日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP
朝から、とてもすばらしい講義を聞けたので、アップします。
病院の診療って、どこか不調があるから来るわけですが、
その前に、車でも、家でも、家の庭でも、やっぱり定期的に点検とか
メンテナンスが必要なわけで・・。
今日は、人間も人生のおのおののライフステージに応じて、エビデンスに基づい
てメンテナンスをしましょう。ということを医療者としてしっかり広めることの
大切さについて学びました。
私は薬剤師なのですが、ドラッグストアとか、まさにそういう場じゃないかと
思うんです。
ePSSって、聞きなれない響きですが、それぞれの年齢、性別や喫煙など
条件を設定すると、今その人に必要なスクリーニング項目など
ヘルスメンテナンスとして推奨される事項が、一瞬で出る優れものです。
しかも推奨度に分類されて表示されるし、専用アプリも出ています。
← クリックで【http://epss.ahrq.gov/PDA/index.jsp】に
ジャンプします
講義では、50代の女性と80代の女性にあなたなら何ができるかについて
思いつく限り、挙げる作業をしたのですが、これが意外と思いつかない・・・。
日頃患者さんのためにって思っているのに・・・。
ドラックストアは、本当に気兼ねなく、オムツ(赤ちゃん)からオムツ(高齢)
までを一緒に歩むことにできる数少ない場所なので、今日の講義を基に、
整理して体系的なケアができるようにしていきたいと思います。
それから薬歴に、プロブレムリストを作るっていう取り組みが
進んできたところなので、
ヘルスメンテナンスの項目を常に入れていく取り組みもしたいです。
文章:筑波大学大学院 地域医療教育学(総合診療) 修士1年 佐藤 卓也
編集:筑波大学大学院 地域医療教育学(総合診療) 講師 阪本直人