「ヘルスメンテナンス」という考え方
2015年9月9日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP
私、朝から感動しました。
本日の朝レクチャーで阪本先生より、
ヘルスメンテナンスの考え方についてのレクチャーがありました!
「2歳児と、その母21歳、子供は喘息」
こんな方が受診しました。
この方の健康のために、どんな介入ができますか?
こんな問題から始まりました。
私は薬剤師という立場なので、場所を薬局に置き換えて考えていたのですが、
予防についてできる介入、って…意外とスラスラとは思いつかない!!
これがやりたいと思って薬局で働いているのに…
やっとのことで、何点か、出来る介入を列挙しました。
阪本先生からの講義の中で、
大切なことは、目先の問題にだけ着目するのではなく、
ヘルスメンテナンスという考え方を常に持つこと。
科学的根拠に基づいたスクリーニングとアドバイスができること。
と教えていただきました。
この考え方は、医師の皆様にももちろん大切なのだと思いますが、
診察券がなくてもフリーで入れる「地域の薬局」という場所にいる薬剤師にも、すごく大切な考え方だと思いました。
阪本先生の資料をもう一度復習し、薬局で行うと効果的なアドバイスについてエビデンスを調べて、
この内容は是非、他の薬剤師たちにも広げたいと思います!!
文章:筑波大学大学院 地域医療教育学(総合診療) 修士1年 松下綾
編集:筑波大学大学院 地域医療教育学(総合診療) 講師 阪本直人