筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

教員免許更新講習の講座を担当しました

2015年8月17日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

8月7日、猛暑日。

教員免許更新講習で、「臨床医が語る!心と体の健康~予防からケアまで~」の講義が行われました。

教員免許更新講習というのは、文科省が定めた教員免許を持ったすべての教員(幼・小・中・高・養護・特別支援学級すべて)を対象に、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すもの、なのだそうです。(文科省HPより )

3年前から当教室でその講座の1つをお引き受けしており、全国から現役の先生がたが、生徒として着席し、講義を聞いていただいています。
今年は受講者は100%女性!
・・・男性の先生方はひとことしゃべっただけで笑いがおこる大人気ぶりでした。

グループディスカッションの発表DSC_0139

午前中は上手な医療の使い方(横谷先生)、健診結果のみかた(阪本先生)、私たちが知らされていないタバコの真実(堤先生)、アルコールの害について(吉本先生)の講義でした。どの先生もとってもパワフルな講義でした!

先生方はみなさま話がとても分かりやすく、受講者の心をがっちりつかんでいて、受講者と先生との一体感がある講義でした。
午後は小曽根先生・山本先生の「心のケア」。グループディスカッションでした。
午前中からグループ席になっていて座っていたため良い雰囲気が出来ており、活発に意見が出ていました。テーマの中で出てきた過敏性腸症候群については、医師に質問できるチャンスとあって、たくさん質問が出ていました。

私は…総診の先生方の講義をお聞きするのは初めてで、TAでしたが純粋に後ろの席で講義を楽しませていただいていました。講義の構成や、話し方など、とても勉強になりました。
私もこんな風に受講者を惹きつける講義がしたいですっ!

修士1年 松下綾