筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

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2023年度 卒業セミナーを開催しました

2024年4月7日テーマ:筑波総合診療グループ

先日、後期研修プログラムを修了する後期研修医のお祝いとして、卒業セミナーを開催しました。
2024年3月16日・17日の2日間にわたり、1日目は現地のみ、2日目は現地・オンラインのハイブリッドで開催しました。
学生、初期・後期研修医、指導医、薬剤師と様々な立場、地域で活躍する多くの医師やメディカルスタッフに参加いただきました。

当日のスケジュールは下記の通り盛りだくさんの内容で、あっという間の二日間でした。
1日目 CSA(臨床技能評価:Clinical Skills Assessment)模擬試験、懇親会
2日目 委員会報告、前野哲博教授・中澤一弘先生(竜王ファミリークリニック/山梨県) 講演会、修了式・修了生プレゼンテーション、集合写真撮影

<修了式>
修了式では、これまでの研修を振り返ったプレゼンテーション、指導医からのコメントがあり4年間の総括を行います。後輩の目からみると、いつも率なく業務をこなされている印象のお二人。しかし、先生方にも大変な時期があり、その都度指導医に相談したり自身で調べたりと様々な方法で対応されてきたことを知り、なんだか安心すると共に、明日からの研修の活力となりました。
参加者からは、ライフワークバランスの良い環境で過ごされていたことが感じ取れ、後進にとって良いロールモデルとなっているという感想も寄せられました。

修了生のお二人からコメントを下記に掲載します。

鈴木 潤一先生(専攻医4年):
いつでも相談でき頼りになる指導医が傍にいる!
これが、充実したそして居心地のよい後期研修4年間を過ごすことができた最大の理由です。医療技術・手技も勿論大切ですが不確実性に対応するためのプロフェッショナリズムを医師として3-6年目の若い時期に培うことができたのは今後の医師人生で大きな糧になることは間違いないと実感しています。レジデントと言えなくなるのは寂しいですが、今後はサポートする側として一助になれればと思います。
4年間ご指導頂き本当にありがとうございました。

 

村田 俊介先生(専攻医4年):
4年間本当にあっという間だったなと思います。
自分は育休取得などもあり、新家庭医療専門医の取得を1年遅らせる形になったので、まだまだ卒業という感じではありませんが、無事に4年間を終えることができてホッとしております。ここまでこられたのもひとえに皆様のご指導のおかげだと思っております。
今後は新家庭医療専門医取得にむけて取り組むとともに、つくば総診の先輩方のような指導医になれるよう一層精進したいと思います。

<講演会>
「筑波総合診療グループの現在と将来」 前野 哲博 先生
まずは、前野教授から「筑波総合診療グループの現在と将来」というテーマでお話しいただきました。つくば総診や総合診療科の現状や方向性、また「かかりつけ医」「かかりつけ医機能」の違い等についてご説明いただきました。普段とは違う視点で総合診療科について見つめ直す時間となり、勉強になった。後期研修先としてつくば総診を選んでよかった!という感想が寄せられました。

 

「つくば総診出身の新規開業医のリアル」 中澤 一弘 先生
ゲストとして、中澤一弘先生にお越しいただきました。先生は、当科プログラムを修了、大学院卒業後に2017年に山梨県甲斐市に「竜王ファミリークリニック」を開業されました。今回は、「つくば総診出身の新規開業医のリアル」をテーマに開業のポイントや学んでおくべき内容、苦労されたエピソードなどをお話しいただきました。内科・小児科・皮膚科・外科・精神科と幅広く診療を行なわれ、コロナ禍の大変な時期を乗り越えられた中澤先生。同じプログラムで学ばれた先輩がクリニックを新規開業されたお話しは後輩である私たちにとってはとても学びのある内容となりました。質疑応答では開業にあたってどのような準備や勉強をされたか等たくさんの質問が寄せられました。また、修了生に向けて「変化に適応して進化し続けること」が大切!というメッセージを頂戴しました。

・竜王ファミリークリニック 公式サイトはこちら

画像引用元:竜王ファミリークリニック 公式サイト

<CSA(臨床技能評価:Clinical Skills Assessment) 模擬試験>
家庭医専門試験のCSA(臨床技能評価:Clinical Skills Assessment)模擬試験は毎年恒例の行事となっています。診療シミュレーションを用いた評価方法ですが、受講側も評価側も緊張します!またCSAの待ち時間には指導医が用意した臨床問題をクイズ形式でオンラインで回答しました。
この取り組みのおかげか、これまで当科プログラム修了者の多くが専門医試験に合格し、家庭医療専門医を取得しています。

・「数字で見るつくば総診」はこちらから

・これまでの卒業セミナーの記事はこちらからご覧ください。

修了生のお二人、研修修了おめでとうございます。益々のご活躍をお祈りいたします。

今年度もつくば総診は様々なイベントを開催していきます。よろしくお願いいたします。

文責:専攻医2年 大堀 葉子

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2022年度卒業セミナー 1日目

2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

総合診療科専攻医1年鈴木綾香です。

はやいもので、卒業セミナーの季節となりました。
今年度は、2月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって開催されました。
3年ぶりの現地開催が実現し、オンライン配信のハイブリッドでしたが、多くの先生方がお忙しい中にも関わらず、現地に集まりました。

 

今年度は、佐藤瑠美先生、鈴木李理先生、幸田千佳先生の3名の専攻医が卒業しました。

1日目は、前野先生の講演から始まり、卒業生のポートフォリオ発表会を経て、木澤義之先生の講演がありました。
木澤義之先生は、日本緩和医療学会理事長でもあり、筑波大学卒業生、そして前野先生の同級生でもあるのです。

 

前野先生からは、今後のつくば総診の発展や展望を含めた話があり、総合診療医を目指すものとして兜の緒を締める気持ちとなりました。

 

ポートフォリオ発表では、先輩方がどのように臨床で苦労され、解決されたのかを聞くことができ、大変勉強になりました。

 

木澤先生のご講演では、他では聞けないであろう、日本の緩和医療の歴史や将来、緩和医療と総合診療医の親和性、先生が取り組んでいる研究など、とても興味深い内容でした。

さて、今回ご卒業された先生方、本当におめでとうございます。

お忙しい中講演してくださいました木澤先生、前野先生、そして、当日来場された先生方に改めてお礼申し上げます。
先生方の今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

2日目の卒業セミナーの様子は専攻医1年の都田先生の投稿をご覧ください。

専攻医1年 鈴木綾香

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2022年度 卒業セミナー(2日目)

2023年2月24日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 大森医院, 利根町, 大和クリニック, セントラル総合クリニック, 霞ヶ浦医療センター, 未来医療GP, 医学教育, レジデントの1日(施設紹介)

筑波大学総合診療科で研修をさせていただいております、S1の都田佑樹です。

オンサイトでの開催は3年ぶりとのことでしたが、私にとって本年が初参加でした。
何かとバタバタとした中で卒業セミナーの委員をさせていただきましたが、普段お会いできない先生方にお会いできて、とてもうれしかったです。

 

2日目は、卒業生それぞれの今までの研修の振り返りプレゼンから始まりました。
皆さんのバックボーンから知ることができ、研修の苦労などがありありと浮かんでいて大変興味深いプレゼンテーションでした。

 

 豪華な中華弁当を挟んで午後のCSA(Clinical Skills Assessment)、KFs(Key features test)の時間が始まります。
CSAはレジデントを対象に様々な臨床シーンを切り取って患者さんにどう伝えるか、どうアセスメントをするかの医療面接です。非常に緊張しますが、指導医の先生からのフィードバックもとても参考になり、建設的なものなので実りのある時間でした。

 

KFsはマークシート形式のテストですが、点数が公表されるわけでもなく、自身の臨床知識をアップデートする目的のものです。解答解説は参考文献も載っており、とても身になるテストでした。
CSAもKFsもどちらも自分の今までの医療面接の在り方、臨床能力を見直すきっかけになりました。来年はもっとうまくできるように本年一年努力したいと思います。

さて、新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)のため、ようやく再開できたオンサイト卒業セミナーでした。
来年もオンサイトで開催できることを楽しみにしています。

本年ご卒業される先生方、ご卒業誠におめでとうございました。
これからのますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

専攻医1年 都田佑樹

 

関連ページ:卒業セミナー(1日目)はこちら

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2021年度卒業セミナーを開催しました

2022年2月13日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

(今年3名の卒業生です。右から小野先生、宮本先生、海老澤先生)

 

2022年2月12日、13日に2021年度卒業セミナーが行われました。

1日目は前野先生より昨今の専門医制度+働き方改革の情報のアップデートがあり、次に卒業生によるPF発表、最後に外部講師として武田裕子先生から筑波大学医学部卒業後のキャリアについてお話がありました。前野先生はいつも臨床現場が追い付いていないような新情報や新制度を共有して下さるので、大変勉強になっております。
また、武田先生の講演では、武田先生の世界をまたにかけた怒涛の勤務経験を伺い、信念を貫く強さに敬服し、これからの自身の医師人生に待ち受ける未知との出会いにワクワクしました。

2日目は卒業生による修了プレゼンテーションの後、CSA(Clinical Skill Assessment)とKey Featureが行われました。CSAは診療シミュレーションを用いた評価方法で、Key Featureは多選択・自由記載式で医学知識を評価する方法です。
毎年緊張しますが、模擬患者さんをはじめ多くの方が関わって下さり貴重な意見を頂ける機会ですので、(終わってしまえば)今年も経験することができて良かったと感じます。

今回は私自身が卒業生だったため、PFや修了プレゼンテーションについての感想は省きますが、4年間を通してどのようなことを感じ成長できたかをつくば総診の皆様にお伝えでき、後輩の励みにそして先輩方の指導意欲に繋がれば幸いです。

私含め、卒業生の皆様お疲れ様でした!まだ提出物や専門医試験が控えていますが共に頑張りましょう!そして卒業セミナーの準備をしてくださった先生方、CSA等ご協力頂いた先生方、誠にありがとうございました!!

 

(後期研修医4年目 小野有理)

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2020年度卒業セミナー&鈴木先生教授就任セレモニー

2021年2月20日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院

(前野先生から鈴木先生へ記念品をお渡ししました)

2021年2月13・14日に後期研修卒業セミナーを開催しました。
初日には鈴木広道先生の教授就任セレモニーと鈴木先生のご講演がありました。
講演では抗菌薬使用適正化やCOVID-19の療養場所構築などこれまでの鈴木先生の
診療・研究活動についてお話を聞くことができました。
恥ずかしながら私にはどれも初めて聞くお話でしたので、大変興味深かったです。

卒業セミナーも盛況でした!)

私自身は今年度卒業する4人のレジデントの一人として、ポートフォリオ発表と卒業プレゼンテーションを行いました。初のオンライン開催でしたが、最近はオンラインでの講義や発表会も多く参加者のみなさんも慣れているのか、滞りなく進みました。
ポートフォリオ発表会ではチャットでの質問や感想もたくさん投稿していただき、大変盛り上がりました。

卒業プレゼンテーションでは我々4人の研修全体の振り返りを発表しました。
同じプログラムを経験してきましたが、学んだことや感じたことは各々異なります。
プレゼンテーションでは、同じプログラムで研修を積んできた同期のレジデントたちの考えてきたことを知ることのできるとても興味深い機会でした。

臨床実技試験(CSA)も4回目の受験となりました。
今回は初のオンライン開催で少々勝手が違うと感じるところもありました。
私は面接に集中すると自分がカメラにちゃんと写っているかどうか確認するのが疎かになってしまうようです。顔が見切れていると指摘を受けました(笑)。
CSAそのものはこれまでよりも普段の診療に近い気持ちで落ち着いて面接ができました。実力を発揮できたのではないかと思います。
準備をしてくださった先生方、CSAにご協力くださった模擬患者の皆さん、大変ありがとうございました。

来年度の専門医試験受験に向けて、さらに研鑽を積んでいきたいと思います。

(木村紀志)

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CSAの振り返り

2020年3月17日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

専攻医4年目の竹内です。

先日,大学のオフィスで,卒業セミナー(報告:卒業セミナーのご報告 その1" href="https://soshin.pcmed-tsukuba.jp/wp/archives/6846">その①卒業セミナーのご報告 その2" href="https://soshin.pcmed-tsukuba.jp/wp/archives/6852">その②)で実施されたCSA(Clinical Skills Assessment)の振り返りをして頂きました。

つくば総診のレジデントは全員,毎年卒業セミナーで模擬患者さんを相手にCSAを受けられます。

専門医試験と同じく6ステーション構成で,年に1回自分の診療技術を振り返る貴重な機会にもなっています。

4年前の自分と比較すると,毎年何かしらの課題は見つかりますが,自信をもってできた部分も増えたと思います。

いよいよ4年間の研修も終わりが近づいてきました。

ポートフォリオ提出も大変でしたが,7月の試験まであと少し頑張ろうと思います!

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卒業セミナーのご報告 その2

2020年2月29日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 医学教育

(卒業生のみなさんです)

(懇親会も盛り上がりました!)

こんにちわ。
北茨城市民病院内科で研修中のC1 宮本卓です。

今年も卒業セミナーの季節がやってきました。
レジデント最終学年の先生方が研修発表を行い、例年多くのレジデントおよび指導医が参加する総合診療グループの一大イベントです。
2月15日(土)、16日(日)に開催され、任明夏先生、坂倉明恵先生、竹内優都先生、中野寛也先生の4名のレジデントの先生方がご卒業されました。

1日目は昼より開始でした。
前野先生のご講演に始まり、ポートフォリオ供覧、坂倉先生の卒業プレゼンを経て、総合診療グループの卒業生である大塚貴博先生より講演がありました。
テーマは継承開業とキャリア形成。地域で五代続く医院家業を、突然引き継がれた大塚先生の苦労が凝縮された内容で、大変興味深かったです。

夜は筑波山ホテル青木屋で懇親会・宿泊がありましたが、私は参加していないです。来年度総合診療グループに入局予定の先生方も参加されたようで、大変盛り上がったようでした。

2日目は終日の開催でした。
午前中は任先生、竹内先生、中野先生の卒業プレゼン、全体写真撮影から昼食となり、午後はレジデント対象のCSA、臨床推論テストでした。
CSAに関しては、年々緊張しなくなっているのですが、自分の臨床に自信が持てているからと楽観的に解釈しています。口頭ですがフィードバックが頂けて大変参考になる時間でした。

今回ご卒業された先生方は、直接ご指導いただいた先生方ばかりで例年になく感慨深いものがありました。今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

宮本卓(北茨城市民病院内科)

注1:CSA Clinical Skills Assesment, 実際の診療を想定した実技試験

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卒業セミナーのご報告 その1

2020年2月29日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 筑波メディカルセンター病院, 未来医療GP

(ポートフォリオ発表会の様子)

(修了発表の様子)

 筑波メディカルセンター病院総合診療科で研修中のS2植松洋です。

 また卒業セミナーの季節がやってきました。セミナーに参加するのは2回目ですが、普段お会いすることができない県内各所で勤務されている先生方とまたお会いできるので、楽しみにしていました。
毎年卒業セミナーの初日は、その年卒業されるC2の先生方のポートフォリオ供覧会が行われます。先輩方のポートフォリオを読むことができる他、指導医の先生方とともに改善点や優れている部分について議論をすることができるため、非常に貴重な機会と言えます。今年私は中野先生と竹内先生のポートフォリオ発表を拝見させていただきましたが、先生方が診療やポートフォリオ作成で苦労された点や工夫された点を共有でき、大変参考になったと感じています。

 また、初日には大塚貴博先生による開業医としてのキャリア形成について講演が開催されました。実際に開業をされている先生の、診療所経営やチームビルディングについてのお話を伺える機会は滅多になく、来年度以降もこのような公演の開催が継続されてほしいと考えています。

 2日目は様々な背景、課題に対する医療面接を行うCSA(Clinical Skills Assessment)が開催されました。自身の医療面接を指導医に評価していただく機会はジュニアレジデント以降では滅多になく、単に専門医試験の練習に留まらず、自身の診療スタイルを見直すチャンスでもあります。私は2回目の参加であり、昨年度の課題を意識して臨みました。新たな改善点も見つかりましたが、自身の強みに対してもフィードバックしてもらえるので、励みとなったレジデントも多いのではないでしょうか。
今回は来年度からシニアレジデントになる研修医の先生や総合診療グループに所属されていない先生も参加、見学されとても賑やかで張り合いのあるものとなりました。今回CSA初参加にも関わらず最優秀賞を獲得された鈴木李理先生、本当におめでとうございます!

 とても充実した2日間であり、来年の開催を楽しみにしています。最後になりましたが、今年ご卒業される先生方におかれましては、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

後期研修医2年目 植松洋

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つくば総診シニアレジデント卒業セミナー感想 その2

2019年3月23日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学

卒業セミナー集合写真です!)

(卒業生のポートフォリオ発表会です!)

(前野教授とスペシャルゲストの菅ケ谷先生です!)

3月9日(土)・3月10日(日)と卒業セミナーが行われました。

卒業セミナーでは、レジデントを修了される先生方がこれまでの研修についての発表をされるほか、様々なイベントが催されます。今年度の様子についてご報告します。

1日目は、卒業される6名の先生方によるポートフォリオ発表会が行われました。ブース形式で行われ、さまざまな熱い質問が飛び交いました。
また、少人数に分かれカリキュラムの振り返りも行いました。
夜は筑波温泉での懇親会も行われ、遠方にいる先生方とも交流を深めました。

2日目は菅ヶ谷内科の菅ヶ谷先生によりご講演をいただきました。診療所での勤務で普段感じておられることに関してのお話でしたが、診療所を経営される上での困ったこともお話されていたのが印象に残りました。
また、卒業される先生の研修を振り返る発表会や卒業証書と記念品の贈呈も行われました。
午後にはレジデントを対象としてCSA(Clinical Skills Assessment)も行われました。CSAとは専門医試験でも出題される医療面接のことで、スタッフの先生方からもフィードバックをいただき、とても勉強になりました。

卒業される先生方との思い出、また自分の普段の診療を振り返ることができ、とても盛りだくさんな2日間でした。

後期研修医1年 海老澤 由香

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つくば総診シニアレジデント卒業セミナー感想

2019年3月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 北茨城, 笠間, 神栖, 未来医療GP, 地域包括ケア

2019年3月9日、10日に卒業セミナーが開催されました。

シニアレジデント1年目の私は受付を担当しつつ参加いたしきました。
今回が初参加のため新鮮なことだらけでしたが、同時に学びの多い体験となりました。
さて、本セミナーの感想を書く機会をもらいましたので、報告いたします。

初日の卒業セミナーでは、今回卒業される先生方の修了式(研修の振り返りやポートフォリオの発表)行われました。 

研修中にお世話になった先輩方の発表を通して、研修中ご一緒させていただいた先輩方が、どのような心境で研修に臨まれていたのか、どのような問題を乗り越えてきたのか知ることができ、大変興味深いセクションでした。

今回のセミナーに、本プログラムで指導医を長年されてこられた菅ヶ谷内科の菅ヶ谷純一先生も参加されおり、初日の江戸屋懇親会でお話を聞かせていただくことができました。

筑波山にある地元温泉旅館にて

2日目には菅ヶ谷先生のご講演があり、地域での開業やキャリアについて大変貴重なお話を聞くことができました。

菅ヶ谷純一先生のご講演

そして2日目には、シニアレジデント全学年を対象にCSA(Clinical Skills Assessment)とiPadを使用したKey features examination(臨床における問題解決能力を評価)が行われました。
CSAは専門医試験でも行われる模擬医療面接で、例年SPさんのご協力があることで緊張感を持って臨むことができました。

普段自分自身の医療面接が評価されることは滅多になく、また評価者の先生方やSPさんが熱心にフィードバックしてくださり、専門医試験の練習にとどまらず、自分自身の診察を見つめなおす大変貴重な機会であったと思います。
今回の卒業セミナーを通して、改めて筑波大学附属病院総合診療科での研修を選択してよかったと感じました。

今回ご卒業された先生方におかれましては、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

また各研修施設の指導医のみなさま、お忙しい中お越し下さいましてありがとうございました。
片岡先生をはじめ2019年度卒業セミナーに携わられた皆様へ、この場をお借りしてお礼申し上げます。

来年の卒業セミナーに参加することを楽しみにしています。

筑波大学総合診療科 シニアレジデント1年目 植松洋
編集責任:阪本直人(地域医療教育学 講師)

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家庭医療専門医 合格発表!!

2018年10月6日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学

卒業セミナーの時の写真です)

先日、プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門医の合格発表があり、われわれつくば総診グループから受験した9名の先生が、全員合格しました!

晴れて家庭医療専門医として加わった先生方、おめでとうございます!
また、日ごろの診療での指導、ポートフォリオでの指導など、サポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

ちなみに、現在筑波総合診療グループに在籍している家庭医療専門医数は43名(過去在籍者を含めると62名)となりました。このうち、筑波で後期研修を修了した先生は42名です。

五十野博基先生
稲葉崇先生
一ノ瀬大地先生
海老原稔先生
大澤さやか先生
大澤亮先生
河野大輔先生
久野遥加先生
高橋弘樹先生

合格した皆さん、本当におめでとうございます!
これからのご活躍を期待しています!

前野哲博

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卒業セミナー2018のご報告

2018年2月13日テーマ:筑波総合診療グループ

(卒業生8人と前野先生)

筑波大学附属病院総合診療科 緩和ケアチームで研修中のC2 久野 遥加です。

筑波大学附属病院総合診療グループでは、毎年2月頃に最終学年のレジデントが研修発表を行う場として卒業セミナーを行っています。
今年は、2月3日(土)、4日(日)に開催され、8名のレジデントが卒業となり、レジデントと指導医あわせて40名近くが参加しました。私も卒業生の1人として参加させていただきましたので、当日の様子についてご報告します。

1日目は、後期研修の卒業生である髙木 博先生からキャリアについての講演などがありました。
高木先生は、総合診療の後期研修での学びを活かし、救急診療から診療所の経営、大学院での研究まで多方面に活躍され、「型を知り、型をくずせる」というスタンスで学び続けているというお話が印象的でした。
この日は、夜は筑波温泉で懇親会も行われ、普段は遠方にいる先生方とも交流し、和気あいあいと話が盛り上がりました。

2日目は、卒業生によるポートフォリオ発表会や専門医試験で行われるCSA(Clinical Skills Assessment)が行われました。
ポートフォリオ発表会は、今年はブース形式で行われ、卒業するレジデントは後期研修での学びを思い思い語り、現役レジデントと指導医からの熱いコメントが飛び交いました。
また、2日目のお昼には、卒業証書と記念品の名前入りネームホルダーの贈呈が行われました。
この2日間を通して、いつもあたたかく背中を押してくれる筑波総診で研修できて本当によかったと心から感じました。本当にありがとうございました。

卒業するレジデント一同、後期研修で培った学びを糧に、家庭医・総合診療医として地域医療を支えていけるよう、これからも成長していきたいと思います。

後期研修医4年目 久野 遥加

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石丸直人先生より、レジデント修了生に向けたメッセージ

2017年4月2日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

特別講演「変化し学習する病院総合診療部門づくり」

2017年2月25日のつくば総診 卒業セミナーで特別講演をしてくれた、元つくば総診スタッフの石丸直人先生(現 明石医療センター 総合内科 医長)より、2016年度レジデント修了生に向けたメッセージを頂きましたので、ご紹介いたします。

研修医の先生方、
それぞれ歩む道は異なりますが、

いまの学びが

あとから

いいだしとして

にじみ出してくると思います。

そのときまで楽しみに。

かつての指導医メンバーで記念写真

(編集:つくば総診グループ指導医 Naoto Sakamoto)

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2017年2月レジデンシー修了式フォトブックが出来ました

2017年3月21日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

つくば総診では、毎年レジデンシープログラムを修了するものたちによる修了プレゼンなどを含めた
卒業セミナーが行われています。(内容紹介はこちら

今回も、修了するレジデントによる個性豊かな修了プレゼンが行われました。

その中で、ひときわ印象的だったのは、東端先生のプレゼンでした。

そこで、会場を感動と笑いの渦に巻き込んだドキュメンタリー作品の主演・製作総指揮を務めた東端氏へ
最初にフォトブックをプレゼントいたしました。

フォトブックを手に阪本、東端で

なお、東端氏よりコメントがありますので、共有いたします。

 

「阪本先生から卒業セミナーの名シーンを収録したフォトブックをもらいました。
出来栄えはもちろんのこと、先生のご厚意にも大変感動しました。

ということで、僭越ですが作品批評記事を書かせてもらいました。」

フォトブック表紙

卒業セミナーを題材に巨匠阪本が挑んだ意欲作。
今回限りの写真集では、卒業生達の生の表情を鮮度100%でパッケージ。全米も大絶賛!
「阪本直人が龍一超えを果たし、卒業セミナーは歴史に刻まれた」- (ワシントン・ポテト)
お見逃しなく!

 

 

(文責・編集:Naoto Sakamoto)

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2016年度 卒業セミナー

2017年2月27日テーマ:筑波総合診療グループ

卒業セミナー-300x182.jpg" alt="卒業するレジデントの皆さん" width="300" height="182" /> 卒業するレジデントの皆さん

2/25(土)・26(日)で卒業セミナーが行われました。

総勢10名の先生方によるポートフォリオ発表会や、明石医療センターから石丸先生をお招きしての特別講演、卒業する先輩方の記念プレゼン、Key Features・CSAでの知識・スキルチェックなど、盛りだくさんな2日間でした。

また初日は毎年恒例の筑波山での宿泊で美味しい料理と温泉に癒され、4月から新しく来られる先生方ともお話することができました。

普段は皆さん別々の施設で働いてるため、このような形で勉強のみならず交流を深めることもできるのは非常に有意義だと思いました。

今回は運営側の1人としても参加させて頂きましたが、大きな問題なく終えることができて本当によかったです。

シニアレジデント 竹内 優都

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卒業セミナーを終えて

2016年1月28日テーマ:筑波総合診療グループ

チーフレジデント2年 細井です。

2016年1月23日、24日に卒業セミナーがありました。

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2012年から後期研修がスタートして早4年。振り返ってみると本当に早い4年間でした。前半は水戸協同病院などの急性期病院をローテートし、各科の指導医とともに様々な疾患を経験しました。各科の専門医の先生の思考過程を盗みながら、プライマリケア医としてはどのようにアプローチするか、紹介するタイミングなどに焦点を当てて研修しました。忙しかったけれど、内科の基礎体力をつける事ができました。

 

自分自身のターニングポイントは大和クリニックでの1年間の在宅研修でした。

患者さんとその家族を、訪問看護、訪問介護、訪問入浴、ケアマネージャーさんたちと一緒に支え、小さな工夫が大きな変化を生み出し患者が元気に自宅で過ごしていける。各職種への尊敬の気持ちが強くなり、同時に自分自身の診療を見つめることができました。すっかり在宅医療、地域医療に魅了され、研修後に在宅専門医も取得しました。

 

そして現在は茨城県の中で医療崩壊が深刻となっている神栖済生会病院で勤務しています。

神栖地域医療教育センターとして運営が開始され、今後指導教官が筑波大学から派遣される予定となっています。教育を充実させることで研修医が集まり、医療崩壊を食い止めることができるよう尽力していきます。

 

将来的にはこういった地域医療の危機的状況を、総合診療医として、「まちづくり」の視点で支えていきたいと考えています。高齢者施設での医療なんていうのもとっても大事ですから、そこも支えてみたい。プライマリケアの研究もやりたい。

やりたいことが多すぎる!

 

急性期病院から中小規模病院、診療所研修と幅広い場面で研修したことでどんな場所にいても、患者さんの経験するすべてのフェーズを意識できるようになりました。救急車で入院した患者さんをどうアプローチするのが最短で、急性期以後はどんなふうに支えれば自宅に帰れるかな、などなど。

こういった幅広い研修ができるのは筑波大学総合診療グループの魅力です。

皆さんも、ぜひ一緒に筑波大学総合診療科で研修しましょう!

仲間が多いので活気もありますし、みんなで地域医療を盛り上げていきましょう!

最後に、研修を支えてくれた皆さま、本当にありがとうございました。

(家庭医専門医試験頑張ります!)

 

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卒業セミナー初日の夜は、筑波山の麓にあるホテルで楽しい宴会

2016年1月26日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

後期研修1年目上田篤志です。
1月23日(土)・24日(日)は筑波総合診療グループの卒業セミナーでした。
23日の日中は大学で講演やワークショップが開催され、多くのスタッフの先生やレジデント、外部の先生が参加し、熱気があふれていました。
その後、夕方からはバス・車で、筑波山の温泉ホテルへ大移動。
冷え込みにより雪や路面の凍結が心配されましたが、無事到着し開催されました。
宴会場で美味しい料理に舌鼓を打ちまして、来年から入局予定で北海道から今回参加してくれた研修医の先生に自己紹介を頂きました。
みんなから質問攻めに・・・。写真やソフトテニスなど前野教授と共通の趣味を引き出すことに我々は成功しました。皆様お疲れ様でした。
その後、皆で大浴場・露天風呂にゆっくりつかり、それぞれの職場の話などを。
そして部屋で宴会の続きとなりました。日本酒やワイン、梅酒など持ち寄ってくださった先生方ありがとうございます。
翌日にも大きいイベントを控えていましたが、楽しく夜は更けていきました。
前野教授から我々レジデントまで茨城中の総診グループの先生方が集合し、筑波山温泉で宴会を行う本当に素晴らしい会だったと思います!来年も楽しみです。
24日は再度大学へ戻り、道具を使ったグループワークや模擬診察評価を行い、今の自分の診察に対する客観的な評価を頂き多くの学びとなりました。
詳細は今回の総コーディネーター春田先生のブログをご参照ください。
私は筑波山温泉担当ライターということで報告させていただきました笑
今回このような規模とクオリティーのイベントに参加することができ、改めてレジデントとして大学という指導医の多い教育機関で研修できているありがたさを感じることができました。
春田先生をはじめご準備くださった先生方、本当にありがとうございました。
今後ともご指導よろしくお願い致します。
S1 上田篤志

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卒業セミナーがありました!

2016年1月26日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 筑波メディカルセンター病院, 水戸, 未来医療GP

スタッフの春田です。

2015年4月から大学に所属するようになり、初めてのブログ投稿です。
今回は2016年1月23日~24日に筑波の卒業セミナーにスタッフやタスクとして関わった経験を一部共有させていただきます。

 

つくばの卒業セミナーは後期研修医の卒業記念を含んだつくば組の年1回のお祭りだと秘書さんから聞きました。
そんなざっくりした説明を受け、五十嵐先生をリーダーとして、廣瀬由美先生、小曽根先生、荻野先生、高橋先生、海老原先生、大澤さやか先生、
微力ながら私も運営スタッフとして準備を重ね当日を迎えました。

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23日は筑波全体の組織のプロジェクトグループの今年度の進捗と来年度にむけての共有、そしてポートフォリオを使った振り返り(Reflection)についてWS(ワークショップ)を行いました。
WSは高橋先生が2日間夜なべして作成した研修医が抱えるポートフォリオの「もやもや」を表現した爆笑映画パロディから開始しました。その後、大澤先生のポートフォリオを提示し、私と大澤先生とで振り返りのデモンストレーションをして、その後指導医と研修医に分かれてグループディスカッションを行いました。
振り返りはそのプロセスの中で事象の理解を深め、同時に視野を広げる経験になること、それを対話で働きかけていくことを感じてもらえていればよかったな~と思います。市川先生からは「患者さんのやり取りにも使えますね」とフィードバックを頂きました。

そして、筑波山の麓にあるホテルでの宴会に続きました。改めて研修医のエネルギーに圧倒され、もう若くないな(笑)と改めて感じました。
朝、初めて見る2峰の筑波山の美しさにもバスの中で見とれてしまいました。

 

24日はEgg fly gameというチームや組織を振り返るWSを行いました。
これは私がやってきた鉄板ネタで、山本先生と一緒にタスクを担いました。
2mの高さから卵を割らないように、風船やタコ糸などを使ってチームでどう動くか、それをビデオにとっておいてチームダイナミクスを振り返るというワークです。
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チームによっては皆が立ち上がって試行錯誤しながらすすめるチーム、作戦の意図を共有する絵コンテを作成するチーム、アイディアが次々とつながっていくチームなど個性が光っていました。
組織やチームは多様な役割が必要となります。それは個人の特性・役職だけでなく、関係性やそれまでの醸成された暗黙の了解なども全体のパフォーマンスに影響します。
振り返る時間が足りなかったのが反省点ですが、見ているようで見ていなかった他者の存在に気付いた上田先生のセンス、さすがでした!

 

昼は今年レジデント卒業の伊藤先生、稲津先生、細井先生の振り返りでした。
伊藤先生の秀逸な短歌から始まり、稲津先生の山本先生の誘いから始まった各ローテーションの思い出、細井先生の地域づくりへの思いなど各々の個性が垣間見える印象的なプレゼンテーションでした。
そして、前野先生から修了証を受け、現在チーフ1年目の東端先生、斉藤先生、荻野先生より先輩方に記念品を渡し、世代がつながっていく瞬間でした。

午後はCSA(Clinical Skill Assessment)という研修医の模擬患者(SP)さんを対象にした模擬診察の評価と、Key featureという臨床マネジメントで重要な要素を評価する知識領域のテストを実施しました。
特にCSAは小曽根先生と半年以上前から準備し、研修プログラム4年間での評価の青写真から作成し、多くの指導医にシナリオ作成を依頼し、つくばSPさんとの練習も重ねて本番に臨みました。
宮崎先生や久野先生からは自分の足りないところだけでなく、自分では気づきにくいいつも通りやっている良い面を認めてもらったことがとてもうれしかったという感想がもらえました。
高屋敷先生や廣瀬由美先生は研修医の成長を実感できたこと、そこに関わることができた喜びを共有してくれました。
また、高齢者のAdvanced planningという難しいシナリオで高いパフォーマンスを実践できた高橋聡子先生、任さやか先生が全体で表彰され、ともに具体的で見通しのある情報提供を患者との関係性を構築しながら実施できていたことが優れていたというフィードバックでした。

 

全体を通してですが、私自身も4月から大学に入ったものの、大学以外のことはほとんど知ることもなくすごしていたのでつくば組という組織を多くの人を介して知ることができたことが大きな収穫でした。
組織を知るということは、そこに在籍する人たちの特性や価値観、思い、歴史、そして内外の状況や今変化しようとしている制度、今後組織が抱える現状を共有することであり、そのことが組織へのコミットを高めることを実感しました。

 

準備は正直大変でした(笑)が、ワークに関して高橋弘樹先生や大澤先生夫妻、山本先生、CSAは小曽根先生・SPさんをはじめ多くの人たちと一緒に取り組むことができことで、私自身が主体的に参加でき、それを楽しむことができたのだと思います。
また、野田先生や浜野先生をはじめ多くの先生方にフィードバックを頂けたのも私自身のやりがいにつながりました。

 

改めて教育というのは学習者を知ることから始まり、学習者の成長を支援するために、指導者側は学習者の実践に注意を向け、それを互いに意味づけし、学習者の次につなげることを支援し、その結果が学習者の評価を通じて双方に感じられることで達成感がうまれ、次の動機づけが互いにうまれることを実感しました。
こうやって、筑波の組織全体が発展していけばうれしいな~と思います。

最後になりますが遠方より参加していただいた皆様、ご協力いただいた皆様、フィードバックを適宜与えてくれた皆様、本当にありがとうございました。

春田 淳志 (筑波大学附属病院 総合診療科スタッフ)

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2016年筑波総合診療グループ「卒業セミナー」のご案内

2015年12月2日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 水戸, 未来医療GP

 

筑波総合診療グループ(以下「筑波総診」)では、総合診療について学び、親睦を深めるためのセミナーとして、年3回(4月、9月、1月)の定期的なセミナーを開催しております。今回は、今年度最後となる1月の「卒業セミナー」のご案内をお送り致します。セミナーの対象は主に筑波総診の後期研修医ですが、総合診療に興味がある学生、初期研修医から指導医まで幅広くご参加いただいています。

今回のセミナーは「卒業セミナー」と題している通り、筑波総診の後期研修修了者のプレゼンテーション・修了セレモニーを予定しています。後期研修医が学び成長してきた様子が直接分かる機会でもあります。

また、チームの重要性を認識するための一環として“Egg fly game”を予定しております。これは、参加者がグループに分かれて、各グループ内で1つのテーマに対して意見を出し合い皆が協力して1つのことを成し遂げるというものです。親睦を深めるとともに、チームで協同することの重要性を再認識する良い機会になればと考えております。

CSA(Clinical Skills Assessment)では、家庭医療専門医が作成した6症例のシナリオについて、プロのSP(模擬患者)に対して後期研修医が医療面接を行い、その直後に評価者・SPと共に振り返りを行います。実践的な内容で、参加者が普段の診療スタイルを振り返る良い機会となるものと考えております。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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日時:2015年1月24日(日)9時30分~16時50分
場所:筑波大学医学専門学群 学群棟4A483
参加費:無料

タイムテーブル

9:30~受付開始
10:00~11:00 WS「チームを学ぶ~egg flying game~」
11:00~11:10 休憩
11:10~11:30 CSA(Clinical Skills Assessment)とは?解説と準備
12:00~13:00 昼食(ケータリング)&レジデント修了セレモニー
13:00~16:30 CSA(Clinical Skills Assessment)
16:30~16:50 まとめ
16:50 片付け・解散

参加希望の方は、 primary●md.tsukuba.ac.jp (●を@に変換して下さい)へご連絡をお願い致します。

 

(2016年卒業セミナー担当 代表 五十嵐 淳)

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