筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

2015年度 食育教室(筑波大学 無料出前教室)一般募集開始

2015年7月23日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP

2010年からはじまりました、つくば市小学校向け食育教育プログラム『おやつについて考えよう』は、
毎年好評を頂き、徐々に実施校を拡大しております。

今年で6年目を迎える2015年度は、これまでの実施校に加えて、2015年7月23日より
つくば市内の小学校を対象に、広く一般募集を開始いたしました。

希望される小学校のご関係者様は、お早めにお申し込み下さい。
(先行募集、優先募集は、締め切りました)
なお、2014年度より、ご要望を頂いて、児童館での開催にも対応いたしました。
また、つくば市以外の近隣の小学校も可能限り対応させていただきます。一度ご相談ください。

 

【実施日程(予定)】

実 施 時 期 : 2015年9月頃〜2016年2月頃(土曜日も実施可能)。(お申込み後、個別に日程調整)
対 象    : 4~6年生。  1回45分程度を予定         (学年に合わせ内容を調整)

 

【お申込み】
一般募集は、2015年8月11日(第1期)、9月8日(第2期)をもって終了致しました。皆様、ご応募ありがとうございました。(9月3日、9月11日:上記2行を更新)

・FAX:029-853-3101(当講座オフィス)
・E-mail:sakamoto.naoto.ft★u.tsukuba.ac.jp(★を@に変えて)

※ 連絡先(学校名(施設名)、ご担当者、電話番号、メールアドレス)をお忘れなく

教室風景png
スライド抜粋

【コンセプト】
成長期である小学生高学年にとって、鉄分、カルシウム、食物繊維は、三度の食事では1日必要量を摂取しきれない現状があるため、間食は、避けるべきものではなく、むしろいかに適切にとるかが重要である。
しかし、糖尿病や高血圧を引き起こす生活習慣病が社会的な問題となっているなか、適切なカロリーや塩分などに配慮しながら食事を選択してゆくことが、重要である。
この重要な食習慣こそが、学童期からのライフスキルとして獲得されているべきものである。

そこで、本プログラムでは、間食を切り口に小学生が、カロリー、塩分、および、鉄分、カルシウム、食物繊維の意味と重要性が理解できるよう授業を進めてゆきます。
児童自らの判断で、カロリー、塩分の過剰摂取を避け、かつ、必要な栄養素である鉄分、カルシウム、食物繊維を上手に摂ることができる能力が獲得できるよう、教室内で実践できるよう工夫されています。
そのことにより、児童が食を通して心身の健康と豊かな人間形成の基盤を育むことが期待されています。
【食育教室プログラムの概要】
医師である教員や栄養士による指導の下で、医学生を中心に小学校高学年向け食育プログラムを実施。本プログラムでは、生徒が教室内で普段の食生活を再現し、医療専門職、医学生らから直接かつインタラクティブなフィードバックを受けながら実践し、より適切な食事を選択する能力を獲得できるよう設計されている。プログラム紹介

 

【過去の実施小学校(実施年度順。ほとんどの小学校は、複数年度実施)】

<小学校>
東小学校 、葛城小学校 、柳橋小学校 、吉沼小学校、柳橋小学校、前野小学校、松代小学校、大曽根小学校、今鹿島小学校など。

<児童館>あおぞら児童クラブ

 

【その他資料】

1.本プログラム自体のご紹介 『平成 23 年度社会貢献プロジェクト実績報告書』(http://pcmed-tsukuba.jp/pdf/area_H23syokuiku.pdf)
1.小学校高学年向け食育プログラム
2.医学生向け健康教育企画・実践力養成プログラム について紹介

2.事業報告書の『ヘルスプロモーション(健康教育・講演)> 小学校対象 食育教室』)にも記載がございます。
下記をクリックしてください。

2013年度 事業報告書2012年度 事業報告書

2009-11年度 事業報告書

 

つくば市小学校食育教室 プログラムディレクター

筑波大学 医学医療系 地域医療教育学 講師/

筑波大学附属病院 総合診療グループ(家庭医療専門医・指導医/内科認定医・指導医)

阪本直人より