コアレクチャー「臨床倫理」
2015年7月30日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP
コアレクチャーに「臨床倫理」に参加しました。
臨床倫理というと、延命治療や胃瘻造設などが浮かびやすいのかもしれませんが、
「医学的にはこうすべきなんだけど、患者さんは別の方法がいいって言っているし・・」
と、現場には”もやもや”させられることがたくさんあふれています。
その倫理的な問題を共有、整理、分析し、解決を試みようとするための方法として「臨床倫理4分割法」を学びました。
「医学的意向」「患者の意向」「QOL」「周囲の状況」の4つの項目について検討を行うものです。
臨床経験は1年4ヶ月でしかない自分でも、もやもやを感じることは多くあります。
もやもやを感じることが臨床の面白みの1つでもあると思っているのですが、解決、とはいかないまでも思考を整理するツールは欲しいものです。
そういったときに、こういったツールを使って多職種で議論できるといいだろなと感じました。
他病院所属の身分で1ヶ月間ローテート中なのですが、コアレクチャーは計3回開催していただきました。
残りのテーマも聞きたい・・!!のですが、それは後期研修のお楽しみ、なのでしょう。
J2 梶川奈月