【報告】文部科学省委託研究の報告書完成
2018年8月1日テーマ:筑波総合診療グループ, 地域医療教育学講座, 大学
筑波大学 地域総合診療医学講座の片岡です。
このたび、平成29年度 文部科学省「大学における医療人養成の在り方に関する調査研究委託事業」の報告書が完成しましたので、ご報告します。
この委託事業は、平成27年度から3年間にわたり、「我が国における地域枠制度の実態・効果および地域枠学生のキャリア形成に関する調査・研究」と題して、全国の地域枠制度や地域医療教育の実態について明らかにするため、サイトビジット調査、webアンケート調査、専門医取得に関するアンケート調査を行ってまいりました。
この研究では、多くの皆様の協力をいただき、各大学や都道府県の非常に詳細な状況について明らかにすることができました。また、始まって間もない地域枠制度の課題や展望についても示唆を得ることができました。
改めて、研究にご協力いただいた皆様に感謝するとともに、この研究成果が地域枠学生や卒業生の皆さんの教育や支援に役立つことを願います。
また、この研究成果の一部について、前野先生とともにm3.comからも取材を受けました。筑波大学における地域枠や地域医療教育の状況とともに、3回シリーズで掲載されていますので、よろしければご覧ください。
国立大最大の義務年限付「地域枠」、その現状は? – 筑波大学◆Vol.1
全70大学の地域枠を調査、その実態は? – 筑波大学◆Vol.2
「県内出身者を対象とした地域枠」を中心にすべき- 筑波大学◆Vol.3
地域総合診療医学講座/大森医院
片岡 義裕