WONCA World 2016 参加報告
2016年11月8日テーマ:筑波総合診療グループ
スタッフの片岡です。
11月2日~6日まで、ブラジルのリオデジャネイロで開催されたWONCA(World Organization of Family Doctors)のworld conferenceに参加してきました。
世界の様々な国の家庭医療に携わる人々が参加しており、講演やシンポジウムのほか、ワークショップもたくさん行われていました。
私も、「MOTIVES AND CONCERNS FOR PRACTICING MEDICALLY UNDERSERVED AREAS AMONG SIXTH-YEAR JAPANESE MEDICAL STUDENTS IN A SPECIAL QUOTA SYSTEM」と題して、医学部に地域枠で入学した6年生の、医師不足地域で従事する意思についての全国調査の結果を発表させていただきました。
初めての海外学会での発表で、うまく内容が伝わるか不安でしたが、発表後にカナダやオーストラリア、またスウェーデンの参加者の方々から質問をいただき、地域の医師不足は世界的な問題として認識されていることを感じることができました。
また、日本のほかの施設で活躍されている家庭医の先生方ともお話しすることができ、それもとても貴重な機会となりました。
来年はWONCAのRural Health Conferenceがオーストラリアで、またAsia Pacific Conferenceがタイで開かれます。どちらもブラジルよりは近い国ですので、是非皆さんも参加してみると、きっと素晴らしい体験になると思います!
片岡 義裕