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筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

虚血性心疾患を示す心電図に関する研究論文

2019年6月5日テーマ:水戸, 筑波総合診療グループ

足掛け6年で心電図の研究論文がpublishされました。

タイトル:Clinical significance of reversed R wave progression in right precordial leads

URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrm/14/1/14_2945/_article/-char/ja

 我々は、RRWPを12,000例の心電図から0.3%でみつけ、それが高い確率で虚血性心疾患を示すことを症例集積研究で弱く証明しました。RRWPは、poor R wave progressionのより特異的なバージョンです。RRWPイコール虚血は、水戸協同病院内では常識の所見ですが、実は証明されていなかったのです。それを、2012年水戸協同病院循環器内科で1年間の後期研修中(チーフレジデント兼務)に臨床研究にしました。
 家庭医療専門医の取得には研究PFが必須になっています。専門医申請のための学会発表から、いずれは論文化を目指してはいかがでしょうか。査読と対峙して、自分の成果を磨きあげることができます。価値あると思う研究や症例ならば、広く読める論文という形で届けてあげることで、世界の誰かの助けになるかもしれません。

五十野博基

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