筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

レジデント坂倉先生、川崎に来る!

2016年10月2日テーマ:筑波総合診療グループ

坂倉先生と外来カルテチェックをしています

坂倉先生と外来カルテチェックをしています

川崎セツルメント診療所の高木です。

今年3月まで長く茨城で過ごしておりましたが、この4月より都会人になりすまして(?)川崎の地で診療所所長として、日々忙しく過ごしています。なかなか茨城魂が抜けないので、時折外来で茨城出身の方が見えますと、筑波山や知っている町の名前がでてきて、ついつい長話をしてしまいます。

さて当診療所は、創立60年以上の歴史をもつ診療所で、長く地域住民のみなさまに親しまれています。先代の盟友・遠井先生(現埼玉医大総合医療センター救急科)から家庭医の診療所として引継ぎ、外来診療、訪問診療のほか地域活動にも積極的に取り組んでいます。そのため、医学生や看護学生などの実習の場としても、おかげさまで高い評価をいただいております。

ちょうどこの1か月半は、筑波総診グループの後期研修医 坂倉明恵先生が、お手伝いに来てくれました。「健診で高血圧を初めて指摘された人の診察」や禁煙やアルコール、肥満についての生活指導、など日常病であふれている診療所ならではの経験もできたようで、こちらとしてもとてもうれしかったです。

診療所の皆さんと

診療所の皆さんと

勤務最後の日は、お酒を交わしながら「振り返り」もおこないました。どんなことでも熱心に取り組まれる坂倉先生の学習意欲に刺激を受け、わたしも知識・技術の再確認や新しいことへチャレンジしていこうと思いました。

10月に入りまして、いよいよ年度後半が始まりますね。月日が経つのは早いもので今年もあと3か月で終わりになってしまいます。忙しい毎日でも日々振り返り、医師として人として着実に邁進できるように心掛けたいです。

川崎セツルメント診療所所長 髙木博