筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

吉本先生朝レクチャー 熊本被災地支援報告

2016年7月6日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学

レクチャーを聞くみなさん

レクチャーを聞くみなさん

レクチャーを行う吉本先生

レクチャーを行う吉本先生

吉本先生は6月8日から14日までの1週間、日本プライマリ・ケア連合学会の災害対策チームPCAT(Primary Care for All Team)の一員として、熊本県益城町へ被災地支援に行かれました。

今回のレクチャーでは、支援活動の報告だけでなく、吉本先生が直面した、メディアではあまり取り上げられない問題とその対策も聴くことができ、学ぶことが多くありました。

被災地で支援活動を行う上では、チームにおける自分の立ち位置・医療専門職だけでなく行政との関わり・地元の医療専門職とのバランスなど、戸惑うことも多くあると思います。また、「被災地で活動するチームは日によってメンバーが入れ変わるが、顔も性格も知らないメンバーが合流した直後でも業務を速やかに行わなければならない」という吉本先生のお話からも連携の難しさを感じました。

しかし、保健医療福祉チームのリーダーとして活動された吉本先生は、被災地で今起きている公衆衛生学的な問題の解決だけでなく、今後起こりうる問題に対してもいち早く予防的に対応されていました。これは吉本先生の柔軟な思考はもちろんのこと、医師としての経験・東日本大震災で支援活動をされた経験が活かされていることが伝わってきました。

今回の報告から学んだことを、「なるほど」で終えるのではなく、自分自身の活動にもしっかり活かしていきたいと思います。
益城町を始め、熊本地震で被害に遭われた方々のいち早い復興をお祈りいたします。

地域医療教育学 研究員 後藤亮平