学会発表報告 その3
2016年6月19日テーマ:筑波総合診療グループ, 大学
大学院生(修士2年)の佐藤です。
6月11日、12日の2日間で、東京・浅草にて第7回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会が開催され、そこで学会発表(口演)を行いましたのでご報告いたします。
私は薬剤師なのですが、会場にいらっしゃる方々の多くが医師という環境もあり、薬剤師の活動についてどんな反応があるのかとても心配で、非常に緊張して臨みました。
演題は、「ドラッグストアにおける症状を訴える来局者への薬剤師の対応や意識についての実態調査」です。ドラッグストアの薬剤師が、OTC薬を買い求めに来局する人に対して適切な対応をするために、臨床推論をどの程度実践して、自己評価をどう行っているかについて調査したものです。
初めての発表で緊張していましたので、用意した文章を聞き取りやすいように話そうということに注意を払って発表を行いました。会場の方や座長の先生方からは、どんなことを実際行っているのかとご質問をいただき、具体例を少し挙げながら説明させていただいたところ、とても関心を持っていただきました。
今回、発表に至るまで研究室の先生方、大学院の諸先輩方にはとても多くのアドバイスやご指導をいただきました。大変感謝しております。
また、世の中をよくしよう、まれな症例を共有しよう、地域での取り組みを紹介しようという多くの研究者の方の発表を聞くことができて、今後の活動に向けてとても多くの学びがありました。また機会をいただけたら、積極的に発表していきたいと思います。
大学院生 佐藤 卓也