プライマリ・ケア学会の雑誌に掲載されました
2015年6月30日テーマ:筑波総合診療グループ, ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP
昨夏、テルモ株式会社さまからお声掛けを頂き、会社内で企画するファミリーデーで子供を対象として(後ろに控える保護者を狙って)タバコの話をさせていただきました。
子供の言葉で親が変わるか、という副題で、以前論文(1)出したこともあり、今回の企画では、子供から保護者あてにお手紙を書いてもらうこともやってみました。
その後、社員の禁煙の成功例があったため、「こんなことがあったんですぅー」とお話ししたところ、せっかくうれしい実績が出たのだから、「活動報告」でいいから、投稿してみたら?と高屋敷先生からアドバイスを頂き、ある意味、研究論文とは異なり、気構えせずに、さらっと書いて、投稿したところ、すんなり査読も終わり、修正もなく、アクセプト頂くことができました。
#ちなみに、当初、「医療機器メーカT社」と書いたのですが、あまりにもわかりやすすぎる、と指摘されて、「医療系メーカA社」に変えたのは、ここだけの話です。
下記掲載されています、是非ご覧ください!
「職場における禁煙推進へのファミリーデーの活用の試み」
日本プライマリ・ケア連合学会誌2015,38(2),p145-147
論文を書くにはハードルが高い、とお思いの皆様も、活動報告から始める、というのもありかもしれません。
日々の活動を形に残す、ということを、これからも実践するぞ、と気を引き締めした。
先日、今年もテルモさんで社員向けですが、禁煙のお話をさせていただいてきました。またいい結果につながると嬉しいな、と思っています。
(スタッフ 堤円香)
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(1)小中学生への喫煙予防教育と父母の行動変容との関連─ 子供の言葉は親を変えるか,日本プライマリ・ケア連合学会誌Vol. 36 (2013) No. 4 p. 291-296