つくば家庭医・病院総合医プログラムの詳細
つくば家庭医・病院総合医プログラム※は、シニア課程(卒後3,4年目)、チーフ課程(卒後5,6年目)から構成されており、専門医取得後のフェローシップも用意されています。 シニア課程はジェネラリストの基本を形作る共通コースです。チーフ課程では、医学的な能力に留まらず、心理・社会的な面を含めたマネジメント能力、多職種連携能力、地域全体を見据えたマネジメント能力を身に着けます。専門医制度に則った範囲内で、グループ外の施設や診療科などでの研修も相談できます。
※「つくば家庭医・病院総合医プログラム」の、筑波大学附属病院後期専門研修課程としての正式名称は「総合診療医コース」です。
研修ローテーションの概要
シニア課程
シニア課程(専攻医1年目、2年目)では主に、大学病院(救急+総合診療科)、水戸協同病院総合診療科、筑波メディカルセンター病院総合診療科、診療所・小病院で半年ずつ研修します。内科・救急診療能力を向上させ、各診療分野での知識・技能をintegrateするとともに、総合診療の専門的な視点について、しっかりとした基盤を作る研修を行います。
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チーフ課程
チーフ課程(専攻医3年目、4年目)では、医学的な能力に留まらず、心理・社会的な面を含めたマネジメント能力、多職種連携能力、地域全体を見据えたマネジメント能力を身に着けます。研修を進めていく中で、専攻医それぞれ興味や関心を持つ領域は様々で、将来目指す医師像にもバリエーションが出てきます。そのため、専攻医と相談をしながら、より強化したい領域やセッティングでの研修を、主に基礎チーフ課程の中でアレンジしながら行っていきます。専門医制度に則った範囲内で、グループ外の施設や診療科などでの研修も可能です。
ローテーションの詳細は以下を参照してください。
修了条件
研修プログラムの修了条件は下記のようになっています。研修期間中にすべてのレジデントがこの条件をクリアできるように、研修のコーディネートを行います。
- 定められた研修プログラムに沿って研修していること。
- 研修目標について、一定以上のレベルに到達していること。
- ポートフォリオの評価で一定以上のレベルに到達していること。
- 日本専門医機構の総合診療専門医および日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門医の受験要件を満たすこと。