「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

水戸協同病院総合診療科

http://www.mitokyodo-hp.jp/

水戸協同病院総合診療科

研修の特長

縦割りではない、全内科横断的な総合診療科にて研修する。入院から退院、その後のフォローまで各科と密に連携をとりながら診ることができる。水戸協同病院は市中の急性期病院であるが、大学病院の教育機関でもあり、多数の教員が在籍している。教員、病院医師からの指導のもと、内科を中心に総合診療医に求められる幅広い臨床能力を学ぶことができる。

立地条件と施設概要

〒310-0015 茨城県水戸市宮町3-2-7
TEL:029-231-2371 FAX:029-221-5137
JR水戸駅より徒歩10分。車で3分の市街地に立地している。
病床数 389床、職員数 649名(うち医師 119名) ※いずれも令和2年1月6日時点。

具体的な研修内容

病棟業務、外来業務を行う。
病棟業務では、総合診療科は後期研修医1〜2名、初期研修医1〜2名からなるチームで行っている。1チームで全内科の患者15〜20名を担当する(循環器、呼吸器その他臓器別診療科の患者を同時に担当する)。チーム数は6〜8。後期研修医は診療の主力として、診断・治療のマネジメント、退院調整、多職種との連携を行う。チーム毎にアテンディング(総合診療科スタッフ)は存在するが、指示を待つことなく、積極的・主体的に動くことが求められる。
外来業務では、内科初診外来(午前のみ)を週1回行う。1日の患者数は30〜40程度でそれを3〜5名の医師で診る。総合診療科アテンディングや各科の医師、他職種と連携し、診療をスピーディに行うことが求められる。
その他、月3〜4回ほど救急外来にて日当直業務を行う。

患者層の特徴

  • 茨城県北県央に在住する患者が中心となる。年齢層は15〜100歳と幅広いが、総合診療科では高齢者が多く、Multiple Problemを有していることが多い。

指導医

小林裕幸(教授)
(指導責任者)
JPCA認定指導医、認定内科医、総合内科専門医、米国家庭医療学会専門医、公認スポーツドクター
日本病院総合診療医学会認定指導医
児玉泰介(科長) 認定内科医
児玉祐希子 認定内科医
長崎一哉 認定内科医
内田卓郎 認定内科医、日本医師会健康スポーツ医

JPCA:日本プライマリ・ケア連合学会

研修期間中に経験できる症例

6ヶ月の入院担当患者は200名程度であり、全内科疾患を多数、幅広く経験できる。
市中の急性期病院らしく、疾患の頻度をそのまま体験することができる。必然的に診療の対象はCommon diseaseが中心となる。Common diseaseのCommon presentation、Uncommon presentationを繰り返しみることで、そのClinical Coarseの理解を十分に深めることができる。
多数の患者のなかには必ずRare diseaseも含まれる。その初療から退院後まで担当することができるため、診断や治療の経緯をすべて主担当医として経験できる。

施設で行われている教育イベント

毎週火曜午前 グランドカンファレンス(毎月1回 外部講師が参加)
毎週火曜昼 医師向けレクチャー
毎週水曜朝 水曜朝市(総合診療科研修医向けレクチャー)
毎週水曜夕方 全職員向けレクチャー
毎週木曜午前 モーニングレポート(初期研修医向け症例検討会)
3ヶ月に1回 県北県央鑑別診断道場(初期研修医向け症例検討会)
3ヶ月に1回 院外講師によるレクチャー、ラウンド
6ヶ月に1回 水戸医学生セミナー(水戸済生会総合病院と共同開催)
1年間に1回 みとのくプロレス(医学生・医師向け診断大会)

身分と給与目安

(1)身分:病院職員(嘱託)
(2)給与(当院および研修先の給与規定による。下記は当院実績)
   後期1年次:約750,000円 (支給総額/月)
   後期2年次:約780,000円 (支給総額/月)
   後期3年次:約810,000円 (支給総額/月)
   (基本給+研究手当+第一調整給+時間外手当+当直3日分等含む)
    ※学会、研究会への交通費、参加費支給あり
   賞与:年2回支給(6月、12月)
(3)福利厚生  社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労働者災害補償保険)
(4)健康診断:年1回
(5)宿舎:なし(住宅手当有-最高30,000円)
(6)研修期間中の診療アルバイトは禁止

研修したレジデントからのメッセージ

水戸協同病院の研修では、全内科横断の総合診療科体制のなかで多数の指導医のバックアップのもと、これでもかというほど多数の症例を経験できます。後期研修医が動かなければ何も診療が進まないシステムとなっているため、常に主体的・積極的に動くことが必要です。それは楽なことではありませんが、臨床の理解を非常に深める機会でもありました。
労働時間は病院としても常にチェックされており、レジデントの負担には十分な配慮を感じます。午前7時出勤で午後6〜7時ごろ退勤するレジデントが多い印象です。
若手中心の病院であり、診療科間の敷居が非常に低いことも手伝い、いつも病棟や医局が活気に満ちていたのが印象的です。
水戸協同病院の研修を通して、内科力が大幅にパワーアップしたと感じています。
(橋本恵太郎)

指導医からのメッセージ

Outstanding standard。「標準的」でありながら「傑出している」ということ。  我々の目標は、世界的に標準的な医療を日常に応用し、専門科の垣根を超えて、患者さんに適切な医療を提供すること。そして、それができるようになる教育・研修環境を提供することです。
 診療の質を高め、診療できる領域を広げ、複数の疾患が複雑に絡み合う患者さんを、ほんとうの意味で総合的に診ることができるよう、共に楽しく学びましょう!
指導責任者:小林裕幸

〒305-8576
茨城県つくば市天久保2‐1‐1
筑波大学附属病院総合診療科

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