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筑波メディカルセンター病院 総合診療科

診療科概要

名称 筑波メディカルセンター病院
総合診療科
所在地 茨城県つくば市天久保1-3-1
連絡先 029-851-3511(代表)
責任者 廣瀬 知人
所属医師数 スタッフ4名、後期研修医4名、
初期研修医2~4名

筑波メディカルセンター病院 総合診療科

診療内容

総合外来

以下のような患者を中心に、特定診療科への紹介状を持たない初診患者のほとんどを担当します。

  • 初めて受診される方(主として内科系)、特に全身倦怠や不明熱など受診する科がはっきりしない主訴の方
  • 健康について複数の問題を抱えている方
  • 心理・社会的な問題を抱えている方
  • 健診後の精密検査
  • 救急外来受診後の経過観察や継続治療を必要とする方
  • 当院にない診療科の病気の方への初期対応(専門医の診察が必要な場合には適切な医療機関を紹介します)
救急外来

救急診療科とともに、多数搬送される救急車や救急受診患者の診療にあたっています(24時間対応ER体制)。

病棟業務

感染症を主とした日常的な疾患の患者、数多くの問題点をかかえており総合的な診療が必要な患者、入院加療を要する在宅ケアの患者、などを中心として病棟診療を行っています。

外来患者数 入院患者 救急搬送
約10,500名
新患約2,500名/再診約8,000名
(2017年)
673名
(2017年度)
4,995件
(2016年度:ヘリ搬送含む)

特徴

  • つくばの地は中心部に研究学園都市、周辺には農村地帯が拡がっており、受診する患者は高校生から90代以上までと、あらゆる年齢層となっています。
  • 救急診療科とともに、「あらゆる年齢・性別・重症度、内科外科の区別なく、すべての救急患者を受け入れる」ER体制の一翼を担っています。このため、通常は内科系診療が中心ですが、ERにおいては小児や外傷の初期対応なども経験し学ぶことが出来ます。
  • 入院患者の80%以上が緊急入院です。
  • 一例一例、プロブレムをきちんと挙げ、アセスメントを行い、丁寧な診療をしています。
  • MSWやリハビリなど多職種と協力し、入院直後より退院後の生活を視野に入れた退院調整を開始しており、在院日数の短縮を図っています。
  • 研修医には必ず担当の指導医が一対一でつき、きめ細やかな指導を行っています。

病院の中での総合診療科の位置づけ

  • 救急診療科とともに当院の柱であるER体制の中核として、加えてER体制を支える専門家集団の一員としても活動しています。
  • 診断のついていない問題を解決するスペシャリストとして、”原因不明の○○”に対しても幅広く対応しています。
  • 外来においては、午前中のほとんどの新患患者を担当しています。
  • 発熱・電解質異常への対応や血糖コントロールなど、院内他科からもさまざまな相談を受けており、総合診療科開設から10年以上経過し院内では完全に認知された部門として活動しています。
  • 研修医教育を重視しており、全ての研修医のローテートが必修となっています。

責任者からメッセージ

総合診療科のスキルの一つとして、「場」にあわせた対応力が求められますが、当院は三次救急施設でもあり、近隣医療機関で対応できない状態の患者さんが日々運ばれてきます。そんな中で入院症例では「原因不明」や「当院にない診療科の疾患」を請け負わざるをえない状況はあり、その中で如何に自身の持てる力を発揮し他科・他施設と共同して診療を進めていけるか、また「原因不明」を怖がらずに必要なステップを経て時間軸を用いて如何に見切れるかが、スキルアップのカギになると考えています。当然の事ながら、内科力の向上が必須となります。
「原因不明」への対応は当科外来診療においても同様に求められ、その他にもcommon diseaseの診療など、外来で経験することは多岐にわたり、そのための上級医のサポートをしっかりと準備し、負担なく研修できる環境を準備してあります。
また三次救急の醍醐味でもあるER診療においては内科外科を問わず初期対応をする必要があり、小外科技術やマイナープロブレムへの対応なども併せて、当科では「総合内科」ではなく「総合診療科」と称しています。
当院での研修を経て、三次救急への「恐怖」を少しでも解消し、今後の診療に役立ててもらえればと思っています。
廣瀬 知人

〒305-8576
茨城県つくば市天久保2‐1‐1
筑波大学附属病院総合診療グループ

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