「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして

筑波大学附属病院総合診療グループ ブログ

大学総合診療科での研修を振り返って(宮本卓)

2017年9月30日テーマ:地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 筑波総合診療グループ

シニアレジデント1年目の宮本卓です。

私は7月から9月までの3ヶ月間、大学総合診療科にて研修をさせていただきました。

 

無事、大学総診ローテート研修 修了

 

初診・再診外来では様々な愁訴で大学へお越しになる患者様の診察を担当し、これまで半ば自己流で行なっていた外来診療の流儀を一から学ぶことができました。

また、EBMevidence-based medicine)発表の機会や各種勉強会を通して、エビデンスを意識した情報収集の大切さを学び、より質の高い医学的知識を得るための技術が一段も二段も上達したように感じます。
さらには自らの外来診察をビデオ撮影したレビューや総合診療の理念を学ぶことのできるコアレクチャーなど、多くの先生方から丁寧で熱心な指導を受けることができたのも幸運でした。

大学外では皮膚科クリニックでの外来陪席や夏期セミナー、つくセミ(第4回総合診療☆家庭医療全国公開セミナー in つくば)への参加などを通じ、この3ヶ月間で、他では得難い充実した経験を積むことができたと思っています。

大学総合診療科での学びを活かし、10月からの水戸協同病院での研修も気合を入れて頑張って行きたいと思います。

ありがとうございました。

 

文責:S1 宮本 卓

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日本医学教育学会大会 参加報告

2017年8月20日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

シムリンピック会場にて(筆者,中央)

2017年8月17日~20日に札幌で行われた第49回日本医学教育学会大会の以下のイベントにタスクあるいは主発表者として参加してきました。

8月17日
①プレコングレスワークショップ 医学教育専門家制度におけるポートフォリオ作成ワークショップ タスク

8月18日
②ポスター発表 地域包括ケアの場における職種理解を評価するScript Concordance Test(SCT)の開発と分析

8月19日
③シンポジウム 地域包括ケア時代における人材育成:専門職連携教育の現状と課題 座長
④口演発表 医師・看護師は保健医療福祉専門職の役割をどの程度認識しているか? −医師・看護師の役割認識の比較−

8月20日
⑤医学教育学会 シムリンピック 評価者 兼 SP

また、WHOに在籍し現在シドニーで活躍されているJill先生の連携教育の口演や工夫された教育実践(挫折を経験させる教育など)の発表もいくつか拝聴することもでき、とても刺激を受けました。

本学会を通じて地域包括ケアに関わる総合診療医の役割は非常に大きくなっていくこと、その点において③のシンポジウムで浮き彫りになった「地域の未分化で不確実性の高い問題を多くの職種と連携を取りながら取り組んでいくために必要な分析能力を育むためにいかに教育を体系化し、それを卒前~卒後、生涯教育に組み込んでいくか?」という課題は、医学教育専門家と総合診療医が協働して学術的に明らかにしていく必要があることを実感しました。

また、シムリンピックと称されるシミュレーションを使った教育と競技要素を統合したイベントに今回初めて参加し、連携能力を医学生から学ぶきっかけとなるべく多職種連携を学ぶための事例を開発し、9チームの医学生に実践してもらいました。高額なシミュレーションの機械ではなく、Simulated Professionalsという発想をもとに、医学生だけで連携能力を評価する新しい教育方法は多くの大学教員に絶賛され、参加した医学生の感想を聞いても実践的で他職種の役割を意識するよい機会になったとの声が聞かれたことは大きな自信になりました。

今回ポスター発表と講演、シンポジウムの座長、ワークショップのタスク、シミュレーション教育に携わることで、様々な分野の有識者と関係を作ることができたのも大きな収穫でした。

改めて、総合診療医が教育をテーマにリサーチを進めていくうえで、地域包括ケアや多職種連携は非常に重要な領域であり、総合診療医こそがこの領域の研究を発信していく必然性を実感できる良い機会になりました。

筑波大学総合診療グループ 春田淳志

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OHSU ベンさんとの意見交換会

2017年6月21日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 筑波総合診療グループ

2017年6月21日に、オレゴン健康科学大学(OHSU)家庭医療科の大西恵理子先生とOHSUにて財務を担当しているBenさんとの意見交換会が開催され、参加させていただきました。

こちらはお昼の歓迎会でのシーン

総勢14名が参加し、大変盛り上がりました。日本からも医師や学生を受け入れたり、またアメリカ国内や他の国からも家庭医研修を受け入れたりと、家庭医のメッカの一つであるOHSUの研修受け入れに関するコツや工夫や苦労話などをお聞きする貴重な機会でした。

医師の専門性による処遇の差や医師雇用体制の違い、都市部以外での医師確保の難しさや医学教育に多職種を巻き込む必要性など、米国ならではの医療事情や日米が共通して抱える家庭医療領域の問題などの意見交換ができ、とても楽しい時間でした。

折に触れ、海外の例を通して日本の今を見つめ直すことも面白いなと再確認した意見交換会でした。

レジデント 大澤さやか

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6月24日(土):後期研修プログラム説明会のお知らせ

2017年5月23日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 筑波総合診療グループ

6月24日(土)に、後期研修のプログラム説明会を行います。

クリックでポスター(PDF版)が表示されます

家庭医療や病院総合医に興味があるという方はもちろん、将来の進路を決めかねているという方もぜひ聞きに来て下さい。当日は各研修施設の担当者や後期研修医が出席して、皆様からの質問にお答えします。今回は、新専門医制度の話も分かっている範囲内でお話します。

懇親会もありますので、こちらもご参加下さい。懇親会のみの参加も歓迎します!

日時:2017年6月24日(土)15時00分~
場所:筑波大学医学系 4A411
対象:初期研修医2年目、1年目、医学生、その他当グループでの後期研修を考えている医師

内容

1 研修プログラムの概要、新専門医制度(予定)についての解説

2 レジデントの声・各研修施設の紹介

・筑波大学病院
・筑波メディカルセンター病院
・水戸協同病院
・診療所 など

3 質問タイム

4 懇親会 18時30分~ 場所 大学周辺(決まり次第お知らせします)

当日は、カジュアルな服装でご参加ください。

参加希望の方は、総合診療科 soshin@md.tsukuba.ac.jp までご連絡ください。
皆様の参加をお待ちしています。

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【日本健康教育学会 主催】2017年6月23日(金)、ナットビーム教授を囲んでの雑談会

2017年5月19日テーマ:ステーション, 地域包括ケア, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 笠間, 筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

一夜だけのスペシャル企画!
「ヘルスプロモーションの第一人者、Don Nutbeam

教授を囲んでの雑談会」

 

【主催】一般社団法人 日本健康教育学会(国際交流委員会企画)、
および 第26回 日本健康教育学会学術大会

 

■ 第Ⅱ部:Dr. Don Nutbeamを囲む交流会

【日時】  2017年6月23日(金)午後3時〜5時
【会場】  早稲田大学1号館4階
【参加費】 無料
【司会】  阪本 直人(筑波大学 総合診療科 講師)
                  /福田 洋(順天堂大学 総合診療科 准教授)

 

皆様、2017年6月24日(土)〜25日(日)に開催されます第26回 日本健康教育学会 学術大会関連の
特別企画のご案内です。

学術大会前日に、国際交流委員会共催企画として、アジアの若手研究者交流会「若手によるアジアの研究交流を目指して!」が開催されます。
ヘルスプロモーションの第一人者、ナットビーム教授とともに、アジアの若手研究者とも交流を深めることができる機会を設けました。

Don Nutbeam教授は、今世紀、世界のヘルスプロモーションに最も貢献した人物の一人であり、世界で初めてヘルスリテラシーの概念の提唱者(1998)でもあります。

ヘルスプロモーション界の巨匠 ナットビーム教授を迎え、2時間たっぷりと言語の壁を気にせず、トークショー形式で質問や雑談に参加できる機会を設けました。(通訳付き)

アットホームな雰囲気で、雑談のように意見交換ができるような場になるよう準備を進めておりますので、
どうぞお誘いあわせのうえ、お気軽にお越し下さい。

 

【おすすめの対象者】 保健活動を行う全ての実践家と若手研究者(自称含む)
【キーワード】    ヘルスプロモーション、ヘルスリテラシー、健康の社会的決定要因

【おすすめの予習資料(余裕のある方はどうぞ)】

  1. ヘルスリテラシー』福田洋・江口泰正編著、大修館書店. 2016.
    日本初のヘルスリテラシーのテキスト。Amazon Japanの該当ページにジャンプします。
  2. Don Nutbeam, Health literacy as a public health goal:
    a challenge for contemporary health education and communication strategies into the 21st century, Health Promot Int (2000) 15 (3): 259-267.
  3. Defining, measuring and improving health literacy」(スライドのPDF)
    Southampton大学でPublic Health教授時代にDon Nutbeam氏によって作られたもの

 

詳しくは、第26回 日本健康教育学会 学術大会ホームページより、
特別企画・前日6/23(金)企画案内ページをご覧ください。

 

 

 

(本文・ポスター:つくば総診 指導医・専門医/大学院 地域医療教育学 講師 阪本直人)

 

 

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つくばのプログラム紹介動画,新作3本が完成! 公開中です.

2017年5月11日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 笠間, 筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

皆様
お待たせいたしました!

遂に,プログラム紹介動画 新作3本が完成し,先日公開いたしましたので,お知らせいたします.

前作では,皆様から多くの反響と応援メッセージをいただきまして,誠にありがとうございました.


本作では,つくば独自開発の組織運営に必要なノンテクニカルスキル・トレーニング・プログラムや
大学院,そして,つくば総診専攻医プログラムをさらに掘り下げてご紹介しております.

つくば総診グループのレジデントやスタッフ,そして大学院メンバーも沢山登場しています.
研修シーンも垣間見ることが出来ますので,ぜひご覧ください.

 

【筑波総合診療グループ:
総合診療医が専門研修につくばを選ぶ理由】

1.「組織を運営するための、ノンテクニカルスキル」
・筑波大学が独自に開発

 

2.「一から育て、自立させる指導体制」
・つくばならではのプログラム.専攻医数も全国トップクラス

 

3.「大学だからこそ選べる、研究(大学院)への道」
・おかげさまで全選定事業の内,唯一最高のS評価を頂きました.これからも邁進してまいります.

 

この動画は,文部科学省「未来医療研究人材養成拠点形成事業」採択プログラム
次世代の地域医療を担うリーダーの養成 ホームページからでもご覧いただけます.
(動画はページ一番下にあります)

 

〜超高齢化社会における地域医療をリードするリサーチマインドを持った総合診療医の養成〜

こちらもご覧ください.
本事業が目指すもの:丸山泉氏×前野哲博氏の対談

 

(総合診療グループ指導医/大学院 地域医療教育学 講師:阪本直人)

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PC連合学会学術大会@高松 総診グループ発表者一覧

2017年5月11日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 笠間, 筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

2017年5月13日から高松市で開催される、第9回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会において、つくば総診グループから多くの方が発表者やワークショップ講師を務められます。

研究員の後藤先生が一覧にまとめてくださったので、本ブログにリンクを張ります。

 

クリックでPDFが開きます(全2ページ)

 

これからも、ぜひアカデミックな活動を継続していきましょう!

編集:指導医 片岡 義裕

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小曽根先生の研究成果が,Essential Evidence Plusに!

2017年4月19日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

赤で囲んだ部分が小曽根先生の研究成果の記事です

小曽根先生が,大学院での研究として行われた血圧測定方法に関する論文が,Essential Evidence Plus(世界的に使用されている,2次資料・エビデンス集)で取り上げられました!

Essential Evidence Plusは閲覧するのに会員登録が必要ですが,執筆された論文は,こちらから見ることができます.

つくばから発信されたエビデンスが,世界中で使われる大きなきっかけになるでしょう.
小曽根先生,おめでとうございます!

ブログ編集:片岡 義裕

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永藤先生のGoポーズ

2017年4月11日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

つくば総診レジデント修了式のシーンが収録された作品を
永藤先生へプレゼントしましたら、すごく喜んでくれました。
プレゼントした私まで、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
とっても幸せですね。クリエイター冥利に尽きます。

 

感想を書いてくれましたので、皆様と共有します。

嬉しさのあまり、GOポーズ!

『皆で良い笑顔の集合写真でGO先生と同じポーズで一枚。
良い写真だけに、東端先生の欠席が悔やまれます・・・・笑
いつかこの写真を懐かしむ時が来るのを楽しみに、羽ばたいていきたいと思います。』
(コメント:今年度より指導医の永藤先生/編集:以前から指導医の阪本直人)

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【祝 発刊!】「患者にきちんと届く!届ける!予防医療プラクティス」羊土社Gノート2017年4月号

2017年4月6日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

 

◎ 待望の特集号 ついに発刊
総合診療のGノート(羊土社)より、
世の中の優れた科学的な知見を確実に患者さんへ届けるための概念である、【エビデンス-診療ギャップ】と【エビデンス・パイプライン】をテーマに徹底的に“How”にこだわり抜いて、実践的な内容を交えて紹介した特集号が、遂に発刊されました。

 

 

 

【目次】 を一部ご紹介(詳細はこちら

★「ヘルスリテラシーと患者さんの行動変容」をつくば総診の指導医 阪本直人氏が、執筆担当 (p.582-595)

 

◎ エビデンス-診療ギャップをいかに最小限に抑えるか

 

市民の皆さん、そして、医療者の皆さん、
患者さんのケアに役立つ優れた研究成果やガイドラインなどの知見*が世の中にあっても、
実際の患者さんのケアに反映されなければ、もったいないと思いませんか?

 

実は、日常の診療現場には、その優れた知見を患者さんに届ける過程に数多くの障壁があり、
実際にはその半分も届いていないと言われております。
患者さんのケアに役立つ優れた知見*が診療内容に反映されて届くまでの過程で、
「“パイプラインの水漏れ” により大幅に減衰し、患者さんにまで行き渡りにくくなること」を
【エビデンス-診療ギャップ】といいます。
      (*質の高いエビデンスに基づく実施されるべき医療。システマティックレビュー、メタ分析、ガイドラインなど)

 

◎エビデンス-診療ギャップ と エビデンス・パイプライン

 

この【エビデンス-診療ギャップ】の存在は、
世界の優れた研究者が汗水たらして世に出した研究成果を
研究のままで終わらせてしまうのか否かを左右するほど重要なことなのです。
この仕組みと解決策を理解するには、「エビデンス・パイプライン」という概念が役に立ちます。

 

◎どうすれば実践できるか?(“How”)にこだわり徹底解説

 

その為、岡田唯男氏率いる執筆陣で、この「エビデンス・パイプライン」からの水漏れをいかに最小限に抑え、パイプラインを強めるか をテーマに、
どうすれば実践できるか?(“How”)にこだわり徹底解説しました。
どの分担執筆者も各分野の第一人者が担当しており、編集長 岡田唯男氏の目が行き届いているため、
クオリティーの高さと現場に即した内容は、現存する書籍としては最高峰のレベルといってよいでしょう。(筆者の調査に基づく) 書籍化を強く望みます。
なお、今回の切り口は予防医療ですが、あらゆる医療分野に共有する概念です。

 

◎阪本おすすめの読者

 

プライマリ・ケア医(開業医、総合診療医など)をはじめ医師全般、薬剤師、看護師、保健師、医療系学生、そして健康記事を扱うメディカルライターも含め、あらゆる医療系関係者におすすめの特集です。

 

◎ご購入は、お早めに

 

早くもAmazonでは、1〜2ヶ月後の入荷待ちになっております。(Amazonでの購入はこちら
月刊誌(臨月刊)ですので、気になる方はお早めにゲットしておいてください。
なお、羊土社のホームページからでも購入可能です。
 
(本記事の写真は、いずれも羊土社ホームページで公開されている写真を用いました。お礼申し上げます)
 
寄稿:Naoto Sakamoto

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石丸直人先生より、レジデント修了生に向けたメッセージ

2017年4月2日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 筑波メディカルセンター病院, 筑波総合診療グループ

特別講演「変化し学習する病院総合診療部門づくり」

2017年2月25日のつくば総診 卒業セミナーで特別講演をしてくれた、元つくば総診スタッフの石丸直人先生(現 明石医療センター 総合内科 医長)より、2016年度レジデント修了生に向けたメッセージを頂きましたので、ご紹介いたします。

研修医の先生方、
それぞれ歩む道は異なりますが、

いまの学びが

あとから

いいだしとして

にじみ出してくると思います。

そのときまで楽しみに。

かつての指導医メンバーで記念写真

(編集:つくば総診グループ指導医 Naoto Sakamoto)

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平成28年度 大学院修了式

2017年3月27日テーマ:地域医療教育学講座, 大学

博士課程を修了した皆さん

修士課程を修了したお二人

3月24日(金)に,筑波大学大学院の修了式および学位授与式が行われました.

地域医療教育学分野で修士課程を修了された佐藤さん,松下さん,そして博士課程を修了された小曽根先生,後藤先生,片岡が参加しました.
臨床講義室で一人一人学位記を手渡されると,改めて大学院修了の実感が湧くとともに,学位論文の作成や発表の苦労も報われるような気がしました.

4月からは,教室にまた新たなメンバーを迎えてスタートする予定です.
私もリサーチの指導スタッフとして気持ちを新たに頑張ります.

片岡 義裕

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2017年2月レジデンシー修了式フォトブックが出来ました

2017年3月21日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 筑波総合診療グループ

つくば総診では、毎年レジデンシープログラムを修了するものたちによる修了プレゼンなどを含めた
卒業セミナーが行われています。(内容紹介はこちら

今回も、修了するレジデントによる個性豊かな修了プレゼンが行われました。

その中で、ひときわ印象的だったのは、東端先生のプレゼンでした。

そこで、会場を感動と笑いの渦に巻き込んだドキュメンタリー作品の主演・製作総指揮を務めた東端氏へ
最初にフォトブックをプレゼントいたしました。

フォトブックを手に阪本、東端で

なお、東端氏よりコメントがありますので、共有いたします。

 

「阪本先生から卒業セミナーの名シーンを収録したフォトブックをもらいました。
出来栄えはもちろんのこと、先生のご厚意にも大変感動しました。

ということで、僭越ですが作品批評記事を書かせてもらいました。」

フォトブック表紙

– 卒業セミナーを題材に巨匠阪本が挑んだ意欲作。
今回限りの写真集では、卒業生達の生の表情を鮮度100%でパッケージ。全米も大絶賛!
「阪本直人が龍一超えを果たし、卒業セミナーは歴史に刻まれた」- (ワシントン・ポテト)
お見逃しなく!

 

 

(文責・編集:Naoto Sakamoto)

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前野教授のお宅でのホームパーティ

2017年3月19日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

パーティーに参加されたみなさん

3月17日に、地域医療教育学の大学院生の卒業と、研修医の先生方のお疲れ様会を兼ねて、前野教授のお宅でのホームパーティが開催されました。

幹事で、お料理の買い出し担当の私は、1週間ほど前から「パーティにどんなお料理を買っていこうかしら」とワクワクしていました。
お寿司、中華、ケーキなどなど、たくさんのごちそうとともに、秘書の谷さんの手作りのおはぎが登場した時には、みんな「お~!」と歓声をあげていましたね!

今回の参加者はお子様も含めなんと30人超え!にぎやかなパーティで、とても楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

帰りに一緒に帰った大学院生と「前野先生はお忙しい中、学生との時間をこのように作って下さって、とっても嬉しいよね」と話しながら帰りました。

地域医療教育学は、本当に素敵な教室だと思います。私は皆様のお蔭でこの3月に無事卒業することが出来ました。なかなかお会いできなくなると寂しいですが、ここで学んだことを存分に活かして仕事をしていきたいと思います。

ありがとうございました!

修士2年 松下綾

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「論文の読み方、書き方」レクチャー

2017年3月10日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

講師の堤先生(前列中央)を囲んで

3月10日に大学院のレクチャーで「論文の読み方、書き方」が開催されました。講師は昨年度まで教員として在籍されていた堤円香先生でした。

まず初めに、日々論文を書く上で困っていることをみんなで共有し、どうしたらいいかを経験のある先生方から意見をもらうことができました。私からは、仕事をしながら研究をすると読んだ論文を忘れるのでどうしたらいいかということを発表したところ、経験のある先生方からいろいろな工夫を聞くことができました。論文管理ソフトのメモに論文の細々した感想を書くということを早速実践しています。

レクチャーでは他に、論文を書く上で決まっている構造を改めて知ることができました。どこから書き始めるか、いつ書き始めるか、というのも人によって違っていることがわかり、どの方法も真似してみたいと思いました。

堤先生の明るい雰囲気もあって、レクチャーは終始明るい雰囲気でした。堤先生ありがとうございました。

博士課程1年 梶川 奈月

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大学院 修了イベント

2017年3月17日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

今回卒業する佐藤さん(左)、後藤さん(右)

修士課程を修了する松下さん

この3月で大学院を修了する佐藤さん・松下さん(修士)、後藤先生・小曽根先生・片岡(博士)が17日に修了プレゼンを行い、担任の先生方からコメントをいただきました。

それぞれ苦労した点や、大学院生活で印象に残った点などをプレゼンテーションし、その後担任の先生方からコメントや記念品をいただきました。

修了した方々は、これからもそれぞれの領域で研究活動に邁進されると思います。
大学院での研究を支援していただいた先生方、そして今回の会を開催していただいたみなさん、どうもありがとうございました。

片岡 義裕

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阪本ら3名の座談会が掲載された【ドクタラーゼ】第19号が、全国の医学生に届いています!

2016年11月16日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 筑波総合診療グループ

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特集「保健の視点~人々の健康な生活を支える~」

医学生がこれからの医療を考えるための情報誌【ドクタラーゼ】第19号が、
全国の医学生向けに発行されています!

阪本ら3名の座談会のテーマは、「誰もが自分の健康を主体的に獲得できる世の中へ」

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誰もが自分の健康を主体的に獲得できる世の中へ

 

座談会では、健康の社会的決定要因に関する概念や、
阪本が、患者さんと治療の目的を共有し、協働体制をつくるために普段心がけていることにも触れられています。

なお、この座談会でも出てきました、「健康の社会的決定要因」に関する概念は、新しい考えであり、この概念を伝えるのは容易ではありません。

その難問を我々の意図を汲み取って、うまく我々の座談会のストーリーに落とし込んでくださいました。

 

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なお、この座談会の編集を担当された中田 菜摘氏が、自身のFacebokで制作秘話を語ってくださいました(ログイン必要)。

下記、抜粋してご紹介させていただきます。(ご本人の承諾を得ております)

 

(ここから)

10月25日、ドクタラーゼ第19号が発行されました〜
***
今回の特集テーマは、「保健の視点」です。
ただ長生きするだけじゃなくて健康に生きたいよね、だけど「健康である」ってそもそもどういうことだったっけ?というところまで踏み込んだ内容になりました(そもそも論が大好き)。

基本的には、超高齢化時代、平均寿命だけではなく健康寿命も伸ばすにはどうしたらいいかという問いが、この特集の出発点です(日本人の平均寿命と健康寿命の差は約10年)。
地域のお医者さん・保健師さんの取り組みを取材させていただいたり、産業保健について専門の先生にお話を伺ったりしてきました。

***
住民の方一人ひとりのお家を訪問して健診結果について丁寧にお話されている保健師さんのエピソードや、多くの人が健康について意識もしていない「職場」という環境で健康づくりを推進する産業医の先生方のお仕事についてのお話など、コンテンツは盛りだくさんなのですが、 Naoto Sakamoto先生、 Hiro Zakoji 先生、 Maho Haseda 先生をお招きした座談会記事は、医療関係者ではない方にもぜひ読んでいただきたい内容です。(阪本注釈:上記URLは、Facebookログインが必要)

タイトルは、「誰もが自分の健康を主体的に獲得できる世の中へ」。

この特集を作りながら、もやもやしていたことがいくつかありました。
「健康寿命を伸ばそう」というコンセプトが間違っていないことはわかっているのですが、「健康」でない人が生きづらい世の中になったら嫌だな、というのがわたしの率直な感覚でした。病気をしたり要介護になった状態の人が生きていることが良いことと見なされなくなってしまうとしたら、それはおかしなことです。「健康寿命の延伸」というスローガンは、ともすると「健康でなければ生きていてはいけない」という圧力にすり替わるのではないか、という違和感がありました。
また、「自業自得の糖尿病患者」に関する過激なブログが炎上していたのも、ちょうどこの記事の制作時期でした。当初は嫌悪感を感じながらも、「自業自得」という表現にどう反論すればいいのか、自分ではいまいち言葉が見つかりませんでした。

***
先生方とお話しさせていただいて、わたしが学んだことは大きく二つあります。
一つは、健康の社会的決定要因という考え方です。例えば食べすぎが祟って糖尿病になってしまった人がいたとして、食べすぎたのはその人が悪いのか。お金がなくてジャンクフードしか食べられなかったのかもしれないし、精神的ストレスにさらされて、たくさん食べることしか逃げ道がなかったのかもしれない。日々稼ぐことで精一杯で、そもそも「食生活に気を遣って長生きしよう」なんて思えない生活環境にいるのかもしれない。
おそらくまだまだ不完全な理解ですが、「健康」を個人の責任に帰結させないという考え方を知って、目の前が開けたような感覚がありました。

もう一つは、「何が健康か」は社会が決めることではなく、個人が決める価値だということ。病気があったり、介護が必要だったり、障害があったりする人が「不健康だ」と糾弾されるのは、言うまでもなくおかしなことです。一人ひとりが主観的に「自分は健康だ」と満足して生きられることにこそ価値があるし、医療も、社会も、第一義的にはそれをサポートすべきだと思います。
健診で悪い結果が出たとき、一方的に「あなたの生活はここが悪いからこうしなさい」と言われて行動に移す人は少ないでしょうし、正直、そんなことを言われるなら健診になんて行きたくなくなると思います。あるいは、言われたとおりにして、誰かに「健康」と認められたとして、その人は嬉しいでしょうか?
「こういうあり方が健康だからこうなりなさい」と押し付けるのではなく、一人ひとりの人がどう生きたいと考えているのかに寄り添い、それを尊重してこそ、保健活動の意味があると思います。

3人の先生方には、座談会当日のみならず、誌面を作り上げる過程でも議論を重ねていただきました。制作を通じて得たものは、ここに書ききれないほどあります。ほんとうにありがとうございました。

***
特集以外にも、・・・わたしの担当企画以外も、手前味噌ながらとっても読み応えのある記事が揃っています!
WEBでも読めるので、お時間あるときに覗いてみてもらえたらうれしいです。

(抜粋ここまで)

 

みなさま、医学生がこれからの医療を考えるための情報誌【ドクタラーゼ】第19号
ぜひお読みください。

 

記事:阪本 直人

 

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【報告】登録医 森先生の論文掲載

2016年10月17日テーマ:地域医療教育学講座, 筑波総合診療グループ

地域医療教育学 登録医の森隆浩先生が執筆された論文が、オンラインジャーナルに掲載されました。
http://link.springer.com/article/10.1007/s00198-016-3772-7

森先生から論文の概要をお送りいただきましたので、下記に掲載いたします。
ぜひお読みください!
———————-
2016年度の診療報酬改定において医薬品などの費用対効果評価が試行導入されており、2018年以降に本格的な導入が検討されていることから、今後日本において費用対効果の研究は更に重要となる。
本研究は著者がアメリカに在住していた時に開始した。著者にとって初めての費用対効果研究であり、解析終了まで2年、その後投稿から掲載まで1年以上と多大な時間と労力を費やした。
本研究で得たテクニックを活かし、現在は日本における骨粗鬆症に関する費用対効果研究を行っている。
———————-

スタッフ 片岡義裕

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出版記念インタビュー、ジェネラリスト教育コンソーシアムHPで紹介されました。

2016年9月24日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 水戸, 筑波総合診療グループ

阪本氏らで執筆した書籍の出版を記念して行われたインタビュー記事を
(株)尾島医学教育研究所のジェネラリスト教育コンソーシアム ホームページで
紹介してくださいました。

amazon.co.jpの本書籍ページへジャンプします。

amazon.co.jpの本書籍ページへジャンプします。

 

日本の高価値医療 High Value Care in Japanより

Special articles High Value Care をもっとやってみよう~
第8章『ヘルスリテラシー向上のための 患者教育』P.117-125

阪本直人氏/ 筑波大学 医学医療系 地域医療教育学/附属病院 総合診療グループ

 

<インタビュー記事 概要>

出版記念インタビューでは、世界のHigh Value Careに関連した動きを紹介しています。
また、担当章「ヘルスリテラシー」の話題では、市民の誰もが持つべきライフスキルの1つである
ヘルスリテラシーが、健康維持やリスク回避だけでなく、医療を受ける際の意思決定にも重要であること。
さらに、健康や病気の「原因の原因」ともいえる、健康を左右する環境といった、
健康の社会的決定要因をコントロールできる能力としてのヘルスリテラシーが、
近年日本でも重要視されていることなどが、分かりやすく紹介されています。

本書と合わせてお読みいただくと、さらにこのテーマを深く理解できる内容となっております。

ジェネラリスト 教育consortiumホームページより

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V.9 日本の高価値医療 High Value Care in Japanは、絶賛発売中です!

次作 V10. 日本の診療ガイドラインは、近日中に発売予定です。

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阪本ら執筆の『ヘルスリテラシー』が「情報管理」ジャーナルで紹介されました。

2016年8月3日テーマ:ステーション, 地域医療教育学講座, 大学, 未来医療GP, 筑波総合診療グループ

 

阪本ら執筆の『ヘルスリテラシー:健康教育の新しいキーワード』が、
『情報管理』ジャーナル Vol. 59 (2016) No. 5 p. 352にて、紹介されました。

 

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J-STAGE該当ページにジャンプします。

 

本雑誌より抜粋してご紹介いたします。

 

『本書はこれまでにありそうでなかった,ヘルスリテラシーについての本格的な専門書であり,
入門書である。
「このような本を待っていた」と喜ぶ(筆者も含めて)読者は多いだろう。
各分野の第一人者による各章のレビュー,引用・参考文献,多彩な図表や写真(モノクロ),コラム,巻末索引など,読みやすく中身が濃いので,どの章から読んでも新たな発見がある。・・・

 

団塊世代が後期高齢者に達する医療の2025年問題まで10年を切り,地域包括ケアシステムが急ピッチで整備されてきた。
「健康格差」という言葉をメディアで見かけることが増えたが,医療情報に携わる立場からは,エビデンスのある医学・健康情報をどう提供するかは喫緊の課題である。・・・』

 

 

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ヘルスリテラシー :健康教育の新しいキーワード 福田 洋 (編集), 江口 泰正 (編集), 中山 和弘 (著)    amazon.co.jpへジャンプします。

 

 

総合診療グループ 家庭医療専門医・指導医/地域医療教育学 講師  阪本直人

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「ひとびとの健康を支えるオールラウンダー」をめざして