筑波大学附属病院総合診療科 ブログ

第5回「つぽたの」参加報告

2018年12月8日テーマ:筑波総合診療グループ

集合写真

この度「第5回つくば式ポートフォリオを100倍楽しむ会」に参加させていただきました。

ポートフォリオについては指導医の先生方からお話を聞いておりましたが、具体的な作成に移せておらず不安に感じていました。そのためポートフォリオの種を経験した症例から探し、先輩方や指導医の先生方の前で発表、評価してもらえる機会をいただけたのは大変僥倖であったと感じており、ポートフォリオの作成に自信を持つことができました。

先輩方のポートフォリオ発表はとても興味深く、参考になるものばかりでしたが、指導医の先生方と先輩方のポートフォリオの良い点や改善点の評価を検討することで、自分自身が経験した症例の振り返りや今後ポートフォリオを作成するにあたりどこに焦点をあてて考えるべきかを学ぶことができました。

また医療と文化人類学のコラボレーション企画として筑波大学歴史・人類学専攻准教授の木村先生、総合診療グループの春田先生、後藤先生によるランチョンセミナーが開催されました。日常診療の一場面を普段は意識していない視点から評価し、人間関係やその人の人生について妥当な解釈を探っていくというワークショップを通じて、半年間シニアレジデントとして行ってきたICや多職種カンファレンスを振り返ることができました。

学ぶことの多いとても有意義な勉強会でしたが、普段はお会いできない先生方とも交流することができ大変楽しい時間を過ごすことができました。今回学んだことをポートフォリオ作成や日常診療に役立てていくとともに、次回のつぽたのにもぜひ参加したいと考えています。

後期研修医1年 植松洋